「EPS」ページの利用可能列

概要

次の包括的なリストは、「EPS」ページのテーブルに追加できる列またはフィールドのすべてを示しています。

画面要素

「ベースライン」カテゴリ

「ベースライン計算日」フィールド

プロジェクト・ベースラインの記録された進捗の最終日。ステータスは、計算日時点で最新です。

「プロジェクト・ベースライン」フィールド

選択したプロジェクトに対するプロジェクト・ベースライン。 発行済データおよび集計データは、アーンド・バリュー算出に常にプロジェクト・ベースラインを使用します。

「予算」カテゴリ

「年間割引率」フィールド

民間金融機関またはその他の資金ソースからの投資のコストに関連付けられた利率。

有効な値は0から100です。この利率は、総支出計画(現在値)および総利益計画(現在値)の計算に使用されます。

たとえば、投資の年間成長率が4.75%の場合、この率を年間割引率として使用できます。年間割引率は、将来の値を推測して、必要な正味現在価値を調べる場合に使用します。

「現行予算」フィールド

プロジェクトまたはEPSの現行予算。

当初予算に、予算ログの承認予算変更の合計を加算して計算されます。

「現行差異」フィールド

現行予算と総支出計画との差異。この値は集計されません。

現行予算から総支出計画を減算して計算されます。

「配分済現行予算」フィールド

ベースライン計画中のアカウントを管理するために割り当てられたすべての予算の合計。これらの予算は、作業および計画のパッケージに割り当てられます。

1レベル下を積算した現行予算額として計算されます。この値は集計されません。

「独立ETC労務工数」フィールド

ユーザーが入力した残作業見積総労務。

「独立ETC合計コスト」フィールド

ユーザーが入力した残作業見積合計コスト。

「正味現在価値」フィールド

投資による将来のキャッシュ・フローの現在価値(PV)と、その投資コストとの間の差異。

予想キャッシュ・フローの現在価値は、必要な収益率または割引率を考慮して計算されます。正の正味現在価値(NPV)は、達成するプロジェクトのインジケータです。

計算式は、総利益計画(現在値) - 総支出計画(現在値)

「当初予算」フィールド

選択したプロジェクトまたはEPSに必要な総見積額(出資されたすべての資金を含む)。

「回収期間」フィールド

選択されたプロジェクトを実行するために、正味利益が投資の初期コストおよび定期コストを回収する前に発生する期間の見積。

選択したタイムスケール、およびこのプロジェクトに支出金額が入力された最初の期間または「プロジェクト開始日」(いずれか早く発生した方)以降のプロジェクト・カレンダの作業日の日数(標準の週間労働時間内)に応じて、予測を使用して計算されます。「回収期間」は、収入の累積値からコストを差し引いた値(通常プロジェクトが始まった直後では負の値)が初めてゼロを超えるまでに発生する期間として計算されます。

累積値に基づいているため、(総支出計画)+総利益計画を求めるために、現在値(割引率を使用して調整されている値)の差分、または調整されていない値の差分を使用して計算できますが、結果は同じになります。「支出計画」カーブが「利益計画」カーブと交差する時点です。

「予算案」フィールド

プロジェクトまたはEPSの予算案。

当初予算に、予算ログの承認予算および待ち状態予算の合計を加算して計算されます。

「ROI」フィールド

プロジェクトまたはポートフォリオの投資コストを超える予定収益の計算。パーセントで表します。

計算式は、正味現在価値 / 総支出計画(現在値)

たとえば、あるプロジェクトで1,000,000ドルのコストと1,200,000ドルの総利益を予測したとします。その場合の「正味現在価値」は$200,000です。ROIは20%です。

「総資金」フィールド

資金ソースからプロジェクトに提供された総額。

「未配分予算」フィールド

現行予算合計と配分済現行予算との差異。

現行予算合計から配分済現行予算を減算して計算されます。

「コスト」カテゴリ

「実績経費コスト」フィールド

EPS内のプロジェクトに関連付けられているすべてのプロジェクト経費に対する実績コスト。

「実績労務コスト」フィールド

EPS内のプロジェクトに割り当てられているすべての労務リソースの実績コスト。

「実績資材コスト」フィールド

EPS内のプロジェクトに割り当てられているすべての資材リソースの実績工数。

「実績非労務コスト」フィールド

EPS内のプロジェクトに割り当てられているすべての非労務リソースの実績コスト。

「期間実績労務コスト」フィールド

この財務期間中に発生した労務コスト。

期間パフォーマンスが保存されている場合は、実績労務コストから、前の全期間の「期間実績労務コスト」フィールドに保存されている値の合計を減算して計算されます。

期間パフォーマンスが保存されていない場合、期間実績労務コスト実績労務コストと同じです。

「期間実績資材コスト」フィールド

この財務期間中に発生した資材コスト。

期間パフォーマンスが保存されている場合は、実績資材コストから、前の全期間の「期間実績資材コスト」フィールドに保存されている値の合計を減算して計算されます。

期間パフォーマンスが保存されていない場合、期間実績資材コスト実績資材コストと同じです。

「期間実績非労務コスト」フィールド

この財務期間中に発生した非労務コスト。

期間パフォーマンスが保存されている場合は、実績非労務コストから、前の全期間の「期間実績非労務コスト」フィールドに保存されている値の合計を減算して計算されます。

期間パフォーマンスが保存されていない場合、期間実績非労務コスト実績非労務コストと同じです。

「実績合計コスト」フィールド

プロジェクト計算日時点にプロジェクトで発生した実績合計コスト。

実績労務コスト実績非労務コスト実績資材コスト実績経費コストをすべて加算して計算されます。

「完了時経費コスト」フィールド

コスト・アカウントに関連付けられているすべてのプロジェクト経費の実績コストと残コストの合計。

実績経費コスト残経費コストを加算して計算されます。

「完了時労務コスト」フィールド

プロジェクトのアクティビティに割り当てられているすべての労務リソースに対する実績コストと残コストの合計。

アクティビティが開始されていない場合、このフィールドは計画労務コストと同じです。アクティビティが完了すると、実績労務コストと同じになります。

実績労務コスト残労務コストを加算して計算されます。

「完了時資材コスト」フィールド

完了時の資材コスト。プロジェクトのすべてのアクティビティに割り当てられているすべての資材リソースに対する実績コストと残コストの合計です。

アクティビティが開始されていない場合は計画資材コストと同じで、アクティビティが完了すると実績資材コストとなります。

実績資材コスト残資材コストを加算して計算されます。

「完了時非労務コスト」フィールド

完了時の非労務コスト。プロジェクトのアクティビティに割り当てられているすべての非労務リソースに対する実績コストと残コストの合計です。

アクティビティが開始されていない場合は計画非労務コストと同じで、アクティビティが完了すると実績非労務コストになります。

実績非労務コスト残非労務コストを加算して計算されます。

「完了時合計コスト」フィールド

プロジェクトのアクティビティの完了時見積コスト。

実績合計コストETC (残作業見積)コストを加算して計算されます。ETCの計算方法は、アクティビティのWBS用に選択したアーンド・バリュー技法によって決まります。

「BL経費コスト」フィールド

プロジェクト・ベースラインのプロジェクトに関連付けられているすべての経費に対する計画コスト。

「BL労務コスト」フィールド

プロジェクト・ベースラインのプロジェクトに割り当てられているすべての労務リソースのコスト。

「BL資材コスト」フィールド

プロジェクト・ベースラインのプロジェクトに割り当てられているすべての資材リソースの計画コスト。

「BL非労務コスト」フィールド

プロジェクト・ベースラインのプロジェクトに割り当てられているすべての非労務リソースのコスト。

「BL合計コスト」フィールド

プロジェクト・ベースラインのプロジェクトの合計コスト。

BL労務コストBL非労務コストBL資材コストBL経費コストをすべて加算して計算されます。

「計画経費コスト」フィールド

プロジェクトまたはEPSに関連付けられているすべての経費の計画合計コスト。

「計画労務コスト」フィールド

プロジェクトのアクティビティに割り当てられているすべての労務リソースの計画コスト。

「計画資材コスト」フィールド

プロジェクトまたはEPSに関連付けられているすべての経費の計画コスト。

「計画非労務コスト」フィールド

プロジェクトまたはEPSに関連付けられているすべての非労務経費の計画コスト。

「計画合計コスト」フィールド

プロジェクトまたはEPSに関連付けられているすべての経費の計画コスト。

「残経費コスト」フィールド

EPS内のアクティビティに関連付けられているすべてのプロジェクト経費に対する残コスト。

「残労務コスト」フィールド

EPSのアクティビティに割り当てられているすべての労務リソースの残コスト。

残コストには、EPSの残コストが反映されます。

「残資材コスト」フィールド

EPS内のアクティビティに関連付けられているすべてのプロジェクト経費に対する残資材コスト。

「残非労務コスト」フィールド

EPS内のアクティビティに関連付けられているすべてのプロジェクト経費に対する残非労務コスト。

「残合計コスト」フィールド

プロジェクトの残合計コスト(労務リソース、非労務リソース、プロジェクト経費を含む)。

残労務コスト残非労務コスト残経費コストをすべて加算して計算されます。

「差異 - 経費コスト」フィールド

プロジェクト・ベースライン経費コストと完了時経費コストとの差異。

プロジェクト・ベースライン経費コストから完了時経費コストを減算して計算されます。

「差異 - 労務コスト」フィールド

プロジェクト・ベースライン労務コストと完了時労務コストとの差異。

BL労務コストから完了時労務コストを減算して計算されます。

「差異 - 資材コスト」フィールド

プロジェクト・ベースライン計画資材コストと完了時資材コストとの差異。

プロジェクト・ベースライン計画資材コストから完了時資材コストを減算して計算されます。

「差異 - 非労務コスト」フィールド

プロジェクト・ベースライン非労務コストと完了時非労務コストとの差異。

BL非労務コストから完了時非労務コストを減算して計算されます。

「差異 - 合計コスト」フィールド

プロジェクト・ベースライン合計コストと完了時合計コストの差異。

BL合計コストから完了時合計コストを減算して計算されます。

「日付」カテゴリ

「実績終了日」フィールド

プロジェクトが完了する日付。

プロジェクトのすべてのアクティビティに実績終了日が設定されるまで、このフィールドは空です。

「実績開始日」フィールド

作業が開始している場合は、プロジェクトの作業が開始した日付です。EPSの場合は、EPS内のすべてのプロジェクトで最も早い実績開始日です。

「予測終了日」フィールド

計画フェーズで使用される、プロジェクト、EPSノードまたはWBSレベルの終了予定日。この日付は手動で入力し、スケジューリングの影響を受けません。

子要素がない場合、予測終了日はテーブル内の項目にリストされた終了日です。

プロジェクトまたはWBSに割り当てられたアクティビティがない場合、予測終了日は終了日として使用されます。

「予測開始日」フィールド

計画フェーズで使用される、プロジェクト、EPSノードまたはWBSレベルの予測開始日。この日付は手動で入力し、スケジューリングの影響を受けません。

子要素がない場合、予測開始日はテーブル内の項目にリストされた開始日です。

プロジェクトまたはWBSに割り当てられたアクティビティがない場合、予測開始日は開始日として使用されます。

「BL終了日」フィールド

プロジェクト・ベースライン内のすべてのアクティビティで現在最も遅い終了日。

「BL開始日」フィールド

プロジェクト・ベースライン内のすべてのアクティビティで現在最も早い開始日。

「計算日」フィールド

プロジェクトのアクティビティの進捗ポイント(現在の時点)。プロジェクト・ステータスは、計算日時点の最新状態です。計算日は、プロジェクトのスケジュール時または実績の適用時に設定したり、または手動で設定することもできます。リソースが手動でアクティビティ進捗を更新する際に、プロジェクトの再計算または実績の適用を行わない場合は、手動で設定します。

「終了」フィールド

プロジェクトの現在の終了日。未開始または進行中のプロジェクトでは、プロジェクトの全アクティビティからの最新最早終了日です。完了しているプロジェクトでは、全アクティビティからの最新実績終了日です。アクティビティのないプロジェクトでは、終了日は予測終了日と同じです(定義されている場合)。アクティビティも予測終了日もないプロジェクトでは、「終了日」フィールドは空白です。

「予測終了日」フィールド

「計画」ページでリソース期間の同期に使用される終了日。

「予測開始日」フィールド

「計画」ページでリソース期間の同期に使用される開始日。

「最新の実績適用日」フィールド

このプロジェクトに実績が適用された最新の日付。

「最終平準化日」フィールド

プロジェクトが平準化された最新日付。

「最終予定日」フィールド

プロジェクトがスケジュールされた最新日付。

「必須終了日」フィールド

プロジェクト終了日に指定可能なオプションの日付制約。

「計画終了日」フィールド

EPS内のすべてのプロジェクトまたはテンプレートの最新計画終了日。

「計画開始日」フィールド

プロジェクトの開始が予定されている日付。

応答後即時終了日フィールド

量的なリスク分析中にOracle Primavera Cloudで計算される応答後即時終了日。

応答後即時開始日フィールド

量的なリスク分析中にOracle Primavera Cloudで計算される応答後即時開始日。

応答前即時終了日フィールド

量的なリスク分析中にOracle Primavera Cloudで計算される応答前即時終了日。

応答前即時開始日フィールド

量的なリスク分析中にOracle Primavera Cloudで計算される応答前即時開始日。

「プロジェクト予測開始日」フィールド

プロジェクトの計画開始日。この日付は、プロジェクト・パフォーマンスや結果をシミュレートするために設計されたWhat-ifシナリオに基づいています。

「プロジェクト計画開始」フィールド

プロジェクトの開始予定日。

「予定終了日」フィールド

計算済の最新最早終了日。これは、プロジェクトに対して生成された最新のスケジュールに基づいています。

「開始」フィールド

プロジェクトの現在の開始日。未開始プロジェクトの場合、この日付はプロジェクトの計画開始日になります。開始または完了したプロジェクトの場合、この日付はプロジェクトの実績開始日になります。アクティビティのないプロジェクトの場合、開始日は、予測開始日が定義されていればそれと同じになり、定義されていない場合はプロジェクトの計画開始日と同じになります。

「所要期間」カテゴリ

「実績期間」フィールド

プロジェクト、テンプレートまたはEPSの現在の総作業時間。完了したアイテムの場合、このフィールドには実績開始日から実績終了日までの総作業時間が表示されます。進行中のアイテムの場合、このフィールドには実績開始日から計算日までの総作業時間が表示されます。

「完了時期間」フィールド

プロジェクトの現在の開始日から現在の終了日までの総作業時間。

現在の開始日は、プロジェクトの開始前は計画開始日に、プロジェクトの開始後は実績開始日になります。現在の終了日は、プロジェクトの開始前は割当計画終了日に、プロジェクトの進行中は残終了日に、プロジェクトの完了時は実績終了日になります。

「BL期間」フィールド

ベースライン1のアクティビティの計画期間。計画期間は、アクティビティの現在の開始日から終了日までの総作業時間です。

実績期間残余期間を加算して計算されます。

総作業時間は、アクティビティのカレンダを使用して計算されます。

「計画期間」フィールド

プロジェクト計画開始日からプロジェクト計画終了日までの総作業時間。

「残余期間」フィールド

プロジェクト残開始日から残終了日までの総作業時間。

「合計フロート」フィールド

プロジェクト終了日を遅延のリスクにさらさずにアクティビティを遅延できる時間の総計。

ゼロ時間のフロートは、アクティビティをまったく遅延できないことを示し、負フロートは、プロジェクトのスケジュールがすでに遅れていることを示します。複雑なスケジュールでは、一部のアクティビティの負の合計フロートは、プロジェクト終了日の遅延を発生させません。

最遅開始日から最早開始日を減算するか、最遅終了日から最早終了日を減算して計算されます。

「差異 - 期間」フィールド

アクティビティのベースライン期間と完了時期間との間の期間。

ベースライン期間から完了時期間を減算して計算されます。

「差異 - 終了日」フィールド

現行プロジェクトの終了日とベースライン終了日の間の期間。

終了日からベースライン終了日を減算して計算されます。

「差異 - 開始日」フィールド

現行プロジェクトの開始日とベースライン開始日の間の期間。

開始日からベースライン開始日を減算して計算されます。

「EV(アーンド・バリュー)」カテゴリ

注意: このページの一部の値は、発行済データまたは集計データから計算されます。パブリッシャおよびサマライザ・サービスは、各プロジェクトのプリファレンスの「アーンド・バリュー算出に使用するベースライン」設定にかかわらず、アーンド・バリュー算出に常にプロジェクト・ベースラインを使用します。そのため、このページに表示されるアーンド・バリュー・データが、ライブ・データを使用するソフトウェアのエリアに表示される同じデータと異なる場合があります。詳細は、P6の集計、発行済およびライブ・データの使用を参照してください

「AV(アカウント差異)」フィールド

作業予定計画値と作業実績コストの差異。

負の値は、実績コストが予定コストを超えていることを示します。

計画値から実績コストを減算して計算されます。

「AV(アカウント差異)労務工数」フィールド

作業予定の計画値と作業実績との差異。

負の値は、実績コストが予定コストを超えていることを示します。

計画値労務工数から実績工数を減算して計算されます。

「実績コスト」フィールド

プロジェクト計算日時点にプロジェクトで発生した実績合計コスト。

実績労務コスト実績非労務コスト実績資材コスト実績経費コストをすべて加算して計算されます。

「BAC(完了時予算)」フィールド

プロジェクト完了までの計画合計コスト。

計画労務コスト計画非労務コスト計画経費コスト計画資材コストをすべて加算して計算されます。

「BAC(完了時予算)労務工数」フィールド

プロジェクト完成までの労務工数の計画合計コスト。

「CPI(コスト・パフォーマンス指数)」フィールド

プロジェクトの実績コストに対して、完了した作業の値の比率を示す指標。

CPI(コスト・パフォーマンス指数)は、現時点までに使用された費用が予算を超過していないかどうかを示します。

「自分のプリファレンス」ページでCPI計算値にパフォーマンスしきい値を設定すると、修正アクションが必要かどうかを判断できます。

EV(アーンド・バリュー)コスト実績コストで除算して計算します。1未満の値は、実績コストが計画値を超えていることを示します。

「CPI(コスト・パフォーマンス指数)労務工数」フィールド

プロジェクトの作業効率の指標。

アーンド・バリュー労務工数実績労務工数で除算して計算されます。値が1未満の場合、実績工数が計画工数を超えていることを示します。

「CV(コスト差異)」フィールド

プロジェクトのコスト・パフォーマンスの指標。

負の値は、実績コストが計画値を超えていることを示します。

アーンド・バリューから実績コストを減算して計算されます。

「CV(コスト差異)労務工数」フィールド

アーンド・バリュー労務工数と実績値労務工数との差異。

負の値は、実績コストが実行した作業の値を超えていることを示します。

アーンド・バリュー労務工数から実績労務工数を減算して計算されます。

「CVI(コスト差異指数)」フィールド

プロジェクトのコスト差異と実行した作業のアーンド・バリューの比率。

コスト差異アーンド・バリューで除算して計算されます。

「CVI(コスト差異指数)労務工数」フィールド

プロジェクトに対するコスト差異労務工数とアーンド・バリュー労務工数の比率。

コスト差異労務工数アーンド・バリュー労務工数で除算して計算されます。

「EV(アーンド・バリュー)コスト」フィールド

プロジェクトのベースライン合計コストの、プロジェクト計算日までに実際に完成した部分。実行作業予算コスト(BCWP)、予算価値労務工数(BQWP)または単にアーンド・バリュー(EV)としても知られます。

完了時予算は、ベースラインから計算されます。

完了時予算パフォーマンス完了率を乗算して計算されます。パフォーマンス完了率の計算方法は、アクティビティのWBS用に選択したアーンド・バリュー技法によって決まります。

「EV(アーンド・バリュー)労務工数」フィールド

ベースライン労務工数の、プロジェクト計算日までに完成した部分。

BL労務工数パフォーマンス完了率を乗算して計算されます。

「EAC(完了時見積)労務工数」フィールド

完了時見積労務工数。

実績労務工数残作業見積労務工数を加算して計算されます。残作業見積労務工数は、EPSのアーンド・バリュー設定に基づいて計算されます。

「EAC(完了時見積)コスト」フィールド

スケジュール・アクティビティ、ワーク・ブレークダウン・ストラクチャ・コンポーネント、または定義した作業範囲が完了する時点のプロジェクトの予定合計コスト。

実績コスト残作業見積コストを加算して計算されます。残作業見積の計算方法は、アクティビティのWBS用に選択したアーンド・バリュー技法によって決まります。

「ETC(残作業見積)」フィールド

プロジェクトの残作業見積コスト。

アクティビティのWBS用に選択したアーンド・バリュー技法に従って、アクティビティの残合計コストとして計算されるか、(完了時予算-アーンド・バリュー)Xパフォーマンス・ファクタとして計算されます(ベースラインから計算されます)。

「ETC(残作業見積)労務工数」フィールド

プロジェクトの残作業見積数量。

アクティビティのWBS用に選択したアーンド・バリュー技法に従って、アクティビティの残総工数として計算されるか、(ベースライン計画労務工数-実行した作業の計画数量)Xパフォーマンス・ファクタとして計算されます。

「PV(計画値)コスト」フィールド

プロジェクトのベースライン合計コストの、プロジェクト計算日までに完成が予定されている部分。これは、スケジュール作業予算コスト(BCWS)としても知られます。

計画時完了率BAC(完了時予算)を乗算して計算されます。

「PV(計画値)労務工数」フィールド

ベースライン労務工数の、プロジェクト計算日までに完成が予定されている部分。

スケジュール完了率は、アクティビティのこれまでに完了したベースライン期間を示します。ベースライン労務工数は現行ベースラインから取得されます。

ベースライン労務工数スケジュール完了率を乗算して計算されます。

「SPI(スケジュール・パフォーマンス指数)」フィールド

スケジュールされた作業に対して、完了した作業の比率を示す指標。

「SPI(スケジュール・パフォーマンス指数)」は、アーンド・バリューと計画値がスケジュール内にあるかどうかを示します。1未満の数値は、行った作業が計画された作業より少なかったことを示します。

アーンド・バリュー計画値で除算して計算されます。

「SPI(スケジュール・パフォーマンス指数)労務工数」フィールド

計画値労務工数に対するアーンド・バリュー労務工数の比率。

アーンド・バリュー労務工数計画値労務工数で除算して計算されます。

「SV(スケジュール差異)」フィールド

プロジェクトのスケジュール・パフォーマンスの計量。

負の値は、実際に行われた作業がスケジュールされた作業量より小さいことを示します。

アーンド・バリューから計画値を減算して計算されます。

「SV(スケジュール差異)労務工数」フィールド

実行した作業のアーンド・バリューと実行予定作業との差異。

アーンド・バリュー労務工数から計画値労務工数を減算して計算されます。

「SVI(スケジュール差異指数)」フィールド

スケジュール差異労務工数と計画値労務工数の比率。

スケジュール差異労務工数計画値労務工数で除算して計算されます。

「SVI(スケジュール差異指数)労務工数」フィールド

スケジュール差異労務工数と計画値労務工数の比率。

スケジュール差異労務工数計画値労務工数で除算して計算されます。

「TCPI(残作業パフォーマンス指数)」フィールド

残資金に対する残作業の比率。

(完了時予算-アーンド・バリュー) / (完了時見積-実績工数または実績コスト)として計算されます。

「VAC(完了時差異)」フィールド

ベースライン合計コストと現在の見積合計コストとの差異。負の値は、見積コストが超過していることを示します。

完了時予算は、現行ベースラインから計算されます。

完了時予算から完了時見積を減算して計算されます。

「VAC(完了時差異)労務工数」フィールド

ベースライン計画労務総工数と完了時見積労務工数との差異。

プロジェクト・ベースライン計画総務総工数から完了時見積労務工数を減算して計算されます。

「全般」カテゴリ

「追加者」フィールド

プロジェクトをEPSに追加したユーザーの名前。

「チェックアウト者」フィールド

プロジェクトをチェックアウトしたユーザーの名前。

プロジェクトがチェックアウトされていない場合、このフィールドは空白です。

「追加日」フィールド

プロジェクトがEPSに追加された日時。

「チェックアウト日」フィールド

ユーザーがプロジェクトをチェックアウトした日時。プロジェクトがチェックアウトされていない場合、このフィールドは空白です。

「EPS ID」フィールド

EPSノードに固有の識別子。

「EPS名」フィールド

EPSの名前。

「財務期間カレンダ」フィールド

プロジェクトに割り当てられた財務期間カレンダの名前。

「履歴間隔 - プロジェクトまたはWBS」リスト

プロジェクトおよびWBSデータについて、集計表履歴データを月、週、四半期、年または財務期間ごとに保存するように選択します。

「履歴レベル」リスト

Analyticsで使用するプロジェクト履歴データのタイプを決定します。

なし: このプロジェクトにデータが保存されていません。

プロジェクト: プロジェクト・レベルのデータが保存されています。

WBS: プロジェクト・レベルのデータおよびWBSデータが保存されています。

アクティビティ(日次): プロジェクトレベル、WBS、アクティビティおよびリソース割当データが保存されます。「履歴間隔」フィールドで選択したオプションにかかわらず、アクティビティおよびリソース割当のデータは毎日保存されます。

アクティビティ(週次): プロジェクトレベル、WBS、アクティビティおよびリソース割当データが保存されます。「履歴間隔」フィールドで選択したオプションにかかわらず、アクティビティおよびリソース割当のデータは毎週保存されます。

アクティビティ(月次): プロジェクトレベル、WBS、アクティビティおよびリソース割当データが保存されます。「履歴間隔」フィールドで選択したオプションにかかわらず、アクティビティおよびリソース割当のデータは毎月保存されます。

「統合されたプロジェクト」フィールド

組織で実施されているシステム統合(ある場合)のタイプ。このプロジェクト内のデータは統合ソリューションと共有されます。

デフォルト値は「<なし>」です。

「ポートフォリオ」フィールド

プロジェクトに関連付けられているポートフォリオ。

「プロジェクトID」フィールド

プロジェクトの一意の識別コード。

「プロジェクト平準化優先度」フィールド

平準化時の各プロジェクトの優先度。

1から100までの値を入力できます。最高の優先度は1です。

「プロジェクト名」フィールド

プロジェクトの名前。

「プロジェクト所有者」フィールド

プロジェクトの責任者として指定されたリソース。

プロジェクト所有者に指定されたユーザーには、プロジェクトを表示するアクセス権が付与されます。

「プロジェクト・リスク・エクスポージャ」フィールド

提示未解決またはアクティブ状態のプロジェクトにあるすべてのリスクの対応前リスク・エクスポージャ値合計であり、プロジェクトに対する脅威として識別されます。

「プロジェクト・リスク・スコア」フィールド

提示未解決またはアクティブ状態のプロジェクトにあるすべてのリスクの対応前スコア合計であり、プロジェクトに対する脅威として識別されます。

「スコア」フィールド

プロジェクト・スコア。このプロジェクトに割り当てられているすべてのプロジェクト・コード・タイプに基づいています。

「プロジェクト・ステータス」リスト

プロジェクトまたはWBS要素の現在の状態。アクティビティの場合、このフィールドには親のWBSまたはプロジェクトの現在の状態が反映されます。状態のタイプによって、プロジェクト、WBS、アクティビティおよびリソース割当データがP6 EPPM内のアプリケーションでどのように処理されるかが決まります。

プロジェクトに割り当てたステータスは、そのすべてのWBS要素とアクティビティに自動的に適用されます。新規WBSを作成して保存すると、デフォルトではその親のWBSまたはプロジェクトの「プロジェクト・ステータス」値が自動的に継承されますが、論理制約によってはWBSの個々のステータスを変更できます。たとえば、「アクティブ」プロジェクト内で、「アクティブ」「休止/完了」および「計画」のWBS要素を指定できます。このフィールドには次のステータス値が表示されます。

アクティブ: これは新規プロジェクトのデフォルトの設定です。このステータスを使用して、組織内の権限を持つWBSまたはプロジェクトの実績作業に反映します。プロジェクトを「アクティブ」と指定した場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーは、そのアクティブなWBS要素に含まれるすべてのアクティビティを表示できます。ユーザーはまた、自分のタイムシート権限に応じて、アクティブなWBS要素に含まれるアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うこともできます。

休止/完了: このステータスはWBSまたはプロジェクトに、保留中、中断または非アクティブを指定する場合に使用します。P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーに休止/完了のWBS要素またはプロジェクトに含まれるアクティビティの表示を許可(編集は不許可)するには、「プロジェクト・プリファレンス」ダイアログ・ボックスの「Team Member」ページで「リソースは休止/完了プロジェクトのアクティビティを表示可能」オプションを選択します。

計画: このステータスは、計画フェーズにあるプロジェクトまたはWBSに対する指定に使用します。WBS要素のステータスが「計画」の場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーはそのアクティビティのいずれも表示できません。これによって、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが、まだ正式に「アクティブ」と指定されていない、権限のないアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うことができなくなります。

What If: このステータスはプロジェクト・レベルに対してのみ指定できます。このステータスは、単に検討中またはプロジェクト・スケジュールが明確に定義される前の分析段階である場合に指定します。プロジェクトのステータスが「What If」の場合、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーは、そのアクティビティのいずれも表示できません。これによって、P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが、まだ正式に「アクティブ」と指定されていない、権限のないアクティビティに自分自身を割り当てて作業を行うことができなくなります。

P6 Professionalに作成されたミラー・プロジェクトで、P6にWhat Ifプロジェクトとして表示されます。

リクエスト: このステータスは、任意のタイプのプロジェクト立上げおよびプロジェクト要求ワークフローに関連付けられたプロジェクトに自動的に設定されます。

テンプレート: このステータスは、テンプレート・プロジェクトまたはテンプレート・プロジェクトに属するWBS要素に対してのみ、このフィールドに表示されます。このステータスはP6により設定されるもので、直接この値を設定することはできません。

「プロジェクトWebサイトURL」フィールド

プロジェクトのWebサイトのアドレス。

「責任マネージャ」フィールド

プロジェクトまたはEPSに割当済の組織ブレークダウン・ストラクチャ(OBS)。

「リスク・スコアリング・マトリックス」フィールド

プロジェクトに割り当てられているリスク・スコアリング・マトリックスの名前。

「戦略的優先度」フィールド

戦略的計画におけるプロジェクトの優先度。

優先度の値は1から10,000で、デフォルトでは500です。高い優先度をスケールの下端(エンドポイント1に近い)に設定するか、上端(10000に近い)に設定するかなど、優先度の値はユーザーの裁量で使用できます。このフィールドはデータの計算には使用しません。

「タイプ」フィールド

要素のタイプ。「プロジェクト」または「EPS」です。

「Websiteルート・ディレクトリ」フィールド

Webサーバーに公開するまで、プロジェクトのWebサイト・ファイルを保存するためのルート・ディレクトリ。

「アクティビティ数」カテゴリ

「完了アクティビティ数」フィールド

実績終了日があるアクティビティの数。

「進行中アクティビティ数」フィールド

実績開始日があり実績終了日がないアクティビティの数。

「未開始アクティビティ数」フィールド

実績開始日がないアクティビティの数。

「BL完了アクティビティ数」フィールド

プロジェクト・ベースラインの完了アクティビティ数。

「BL進行中アクティビティ数」フィールド

プロジェクト・ベースラインの進行中のアクティビティ数。

「BL未開始アクティビティ数」フィールド

プロジェクト・ベースラインの開始されていないアクティビティ数。

「アクティビティ総数」フィールド

プロジェクトのアクティビティの数。

「完了率」カテゴリ

「コスト完了率」フィールド

プロジェクトのすべての労務リソース、非労務リソース、および経費に対するコストの完了率。

実績合計コスト完了時合計コストで除算した値に100を乗算して計算されます。

「計画時コスト消費率」フィールド

プロジェクトのすべての労務リソース、非労務リソース、および経費に対する計画コストの完了率。

実績合計コスト / ベースライン合計コストX100として計算されます。この値は100を超える場合があります。ベースライン合計コストは、現在のベースラインのアクティビティの完了時コストです。

「期間完了率」フィールド

プロジェクトの期間完了率。

期間進捗率は、計画期間-残余期間 / 計画期間X100として計算されます。値は常に0から100の間となります。

「計画時期間進捗率」フィールド

プロジェクトに対する全アクティビティの計画期間の実際の期間進捗率のサマリー。

ベースライン期間はアクティビティの完了時期間で、現行ベースラインから取得されます。

実績期間ベースライン期間で除算した値に100を乗算して計算されます。この値は100を超える場合があります。

「経費コスト完了率」フィールド

プロジェクトに関連付けられているすべての経費に対するコストの完了率。

実績経費コスト完了時経費コストで除算した値に100を乗算して計算されます。常に0から100の範囲内です。

「労務コスト完了率」フィールド

プロジェクトまたはEPSに割り当てられているすべての労務リソースに対するコストの完了率。

実績労務コスト完了時労務コストで除算した値に100を乗算して計算されます。常に0から100の範囲内です。

「労務工数完了率」フィールド

プロジェクトまたはEPSのすべての労務リソースに対する工数の完了率。

実績労務工数完了時労務工数で除算した値に100を乗算して計算されます。常に0から100の範囲内です。

「資材コスト完了率」フィールド

プロジェクトまたはEPSに割り当てられているすべての資材リソースに対するコストの完了率。

実績資材コスト完了時資材コストで除算した値に100を乗算して計算されます。常に0から100の範囲内です。

「非労務コスト完了率」フィールド

プロジェクトまたはEPSに割り当てられているすべての非労務リソースに対するコストの完了率。

実績非労務コスト完了時非労務コストで除算した値に100を乗算して計算されます。常に0から100の範囲内です。

「非労務工数完了率」フィールド

プロジェクトまたはEPSのすべての非労務リソースに対する工数の完了率。

実績非労務コスト完了時非労務コストで除算した値に100を乗算して計算されます。常に0から100の範囲内です。

「パフォーマンス完了率(EV)」フィールド

プロジェクト計画作業の現在の進捗率。

パフォーマンス完了率(EV)はアーンド・バリューの計算に使用され、プロジェクト内のWBS要素のアーンド・バリュー完了率を計算するために選択した技法に応じて、アクティビティ完了率、0/100ルール、50/50ルール等に基づきます。

EV(アーンド・バリュー)コスト完了時予算で除算した値に100を乗算して計算されます。常に0から100の範囲内です。

「計画時完了率」フィールド

プロジェクト・ベースラインの現在の完了率を示す指標。

PV(計画値)コスト *100 / BAC(完了時予算)コストとして計算されます。

EPSレベルで、PV(計画値)コストおよびBAC(完了時予算)コストは積算値です。

「工数完了率」フィールド

EPS内のリソース割当に対する工数完了率。

完了率の範囲は常に0から100です。

実績工数完了時工数で除算した値に100を乗算して計算されます。

「プリファレンス」カテゴリ

「ステップに基づくアクティビティ完了率」オプション

アクティビティ完了率が、アクティビティ・ステップと手動入力のいずれを元に計算されているかを決定します。

このオプションの選択は、デフォルトでは解除されています。このオプションを選択する場合、「アクティビティ」ページで「完了率タイプ」を「業績」に設定し、「アクティビティ完了率」フィールドに計算結果が表示されるようにする必要もあります。このオプションでは、手動で入力するかわりにアクティビティ・ステップから計算するように「業績完了率」フィールドの計算も設定されます。

たとえば、「3/4」ステップが完了とマークされ、各ステップの加重が等しい場合、「アクティビティ完了率」と「業績完了率」は75%です。

「アクティビティIDプレフィックス」フィールド

P6で、特定のプロジェクトのすべてのアクティビティに自動付番するために使用する一連の頭文字、数字または特殊文字。デフォルトでは、このフィールドには1から20文字まで入力できます。

アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。

たとえば、プレフィックス「PROJ-A#」とサフィックス「2500」の結合で増分「5」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500」、「PROJ-A#2505」などになります。

「アクティビティIDサフィックス」フィールド

P6で、特定のプロジェクトのすべてのアクティビティに自動付番するために使用する数字。この値は1から999999の間の数値である必要があります。

アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。

たとえば、プレフィックス「PROJ-A#」とサフィックス「2500」の結合で増分「5」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500」、「PROJ-A#2505」などになります。

「アクティビティ・タイプ」リスト

アクティビティの期間と計画日の計算方法を決定します。

タスク依存: アクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダではなく、アクティビティのカレンダを使用してスケジュールされます。アクティビティの期間を自分自身で制御する場合(つまり、リソースが割り当てられない場合)、または同じアクティビティに割り当てられている1つ以上のリソースが、同じカレンダに従って作業可能な場合は、タスク依存を選択します。たとえば、コンクリートを固めるアクティビティがあるとします。この場合、タスクに要する時間はわかっており、リソースを追加してもタスクの完了は早くなりません。このアクティビティは、タスク依存として設定します。

リソース依存: アクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダを使用してスケジュールされます。このタイプは、複数のリソースがアクティビティに割り当てられているが、リソースが別々に作業する場合に使用されます。アクティビティ・カレンダではなく、各リソース固有のタイム・スケジュール(リソース・カレンダ)に従ってリソースをスケジュールする場合は、リソース依存を選択します。割当済リソースが利用可能かどうかは、アクティビティの開始日と終了日で決まります。通常、このタイプを使用するのは、同じアクティビティに割り当てられた複数のリソースが個別に作業可能な場合、またはリソースの空き時間がアクティビティの期間に影響を与える可能性がある場合です。たとえば、検査員が必要なアクティビティは、そのリソースが複数のプロジェクトに割り当てられている場合や休暇中の場合は、遅延する可能性があります。

工程依存: アクティビティの期間がその依存アクティビティによって決まる、通常は管理タイプのアクティビティです。アクティビティの期間がその先行/後続アクティビティに依存することを示す場合は、工程依存を選択します。工程依存アクティビティは通常、事務作業、変更管理、プロジェクト管理タスクなど、進行中のアクティビティです。たとえば、サイト・クリーン・アップは、工程依存アクティビティと考えられます。これは、繰返し発生し、あるフェーズの完了に依存するためです。

開始マイルストンまたは終了マイルストン: マイルストン・アクティビティは、期間がゼロでリソースが割り当てられないアクティビティであり、重要なプロジェクト・イベントをマークします。アクティビティがプロジェクト内の主要ステージの開始または終了をマークしていることを示す場合は、開始マイルストンまたは終了マイルストンを選択します。マイルストンの期間はゼロです。プライマリ・リソースまたはアクティビティ所有者、および経費は、マイルストンに割当可能です。オフィスビルの増築プロジェクトの場合、マイルストンの例には、プロジェクト定義完了、構造完了、入札終了プロセスなどがあります。

WBSサマリー: 日付、期間および完了率の値を、共通のWBSコード・レベルを共有するアクティビティのグループごとに集計するために使用されるアクティビティです。アクティビティがサマリーレベルのWBSアクティビティであることを示す場合は、「WBSサマリー」を選択します。WBSサマリー・アクティビティは、共通のWBSレベルを共有するアクティビティのグループを表します。サマリーレベルのWBSアクティビティを使用すると、アクティビティ・グループに対する日付のロールアップが可能になります。WBSサマリー・アクティビティの期間は、グループ内の最早アクティビティの開始から最遅アクティビティの終了までです。WBSコードによって、どのアクティビティがWBSサマリー・アクティビティを構成するかが制御されます。P6では、WBSサマリー・アクティビティのWBSコードのコンポーネントを共有するアクティビティが、WBSサマリー・アクティビティに組み込まれます。たとえば、WBSコードがAで始まる(A.1、A.1.1、A.1.2など)すべてのアクティビティによって、WBSコードがAのWBSサマリー・アクティビティを構成できます。その下位で、WBSコードがA.1で始まる(A.1.1、A.1.2など)すべてのアクティビティによって、WBSコードがA.1のWBSサマリー・アクティビティを構成できます。

「リソース割当の重複を許可」オプション

リソースが同じアクティビティで複数回作業できるかどうかを決定します。

「負の実績工数を許可」オプション

「実績の適用」機能で、タイムシートを介してプロジェクトのアクティビティに対して負の実績工数を記録できるかどうかを決定します。

「ベースライン・オプション」リスト

プロジェクトで使用されるベースライン。

プロジェクトがチェックアウトされている場合、このフィールドは使用できません。

「カレンダ」フィールド

プロジェクトに割り当てられているカレンダ。

「コスト・アカウント」フィールド

プロジェクトに関連付けられているコスト・アカウント。

「デフォルト値でリソースはアクティビティの期間に依存」オプション

割当がアクティビティの期間に依存するかどうかを決定します。

「期間タイプ」フィールド

リソースが割り当てられているアクティビティを更新するときに、残余期間、工数および単位工数を計算する方法を決定します。アクティビティの期間タイプは主要な要因、つまりプロジェクトで最も柔軟性が低い要因(スケジュール、コスト/作業工数またはリソースの可用性)に対応している必要があります。

単位工数固定: アクティビティの期間や工数が変化しても、リソースの単位工数は変化しません。この期間タイプは、期間あたりの生産性が一定の固定されたリソースがアクティビティに割り当てられている場合に使用します。

期間と単位工数固定: 工数やリソースの単位工数が変化しても、アクティビティの期間は変化しません。この期間タイプは、割り当てられるリソースに関係なく、一定の期間内にアクティビティを完了する必要がある場合に使用します。

工数固定: 期間やリソースの単位工数が変化しても、アクティビティの工数は変化しません。この期間タイプは、総作業量が固定されていて、リソースを増加することによってアクティビティ期間を短縮できる場合に使用します。

期間と工数固定: 単位工数が変化しても、期間と工数は変化しません。この期間タイプは、一定の期間内にアクティビティを完了する必要があり、総作業量が固定されている場合に使用します。

「会計年度」リスト

会計年度の開始月を決定します。

「増分」フィールド

P6で、特定のプロジェクトのすべての新規アクティビティに自動付番するために、前のアクティビティIDに追加する番号。このフィールド値は、1から99,999までの値である必要があります。

アクティビティを識別してトラッキングするために、P6では各アクティビティに一意のアクティビティID (アクティビティIDプレフィックスにアクティビティIDサフィックスを結合し、さらに増分値を追加したもの)を割り当てます。

たとえば、プレフィックス「PROJ-A#」とサフィックス「2500」の結合で増分「5」の場合、アクティビティIDは「PROJ-A#2500」、「PROJ-A#2505」などになります。

「実績および期間実績工数/コストのリンク」オプション

実績または期間実績工数/コストについて、いずれか1つの値が更新された場合に再計算するかどうかを決定します。このオプションは、期間パフォーマンスの保存またはプロジェクト過去期間実績の編集を計画している場合にマークする必要があります。

「実績と完了率のリンク」オプション

実績工数とコスト値を期間完了率の更新時に再計算するかどうかを決定します。

「計画および完了時のリンク」オプション

すべての計画工数および計画コストの値について、未開始アクティビティの残コストおよび残工数を使用して再計算するかどうかを決定します。このオプションを選択すると、未開始アクティビティに対して、計画値、残存値および完了時の値が同じに設定されます。

「完了率タイプ」リスト

アクティビティの完了率の計算方法を決定します。

デフォルトのアクティビティ完了率タイプは、プロジェクトに追加された新規アクティビティにのみ適用されます。アクティビティを含む既存のプロジェクトについてこの設定を変更しても、既存のアクティビティの完了率タイプは変更されません。

「単価」フィールド

リソースが割り当てられていない労務/非労務工数があるアクティビティ、および指定した単価がないリソース/ロールが割り当てられているアクティビティのコスト計算に使用するデフォルト単価。

「プライマリはアクティビティを完了可能」オプション

プライマリ・リソースがアクティビティ完了のマークを設定できるかどうかを決定します。

「プライマリ・リソースはアクティビティ期間の更新可能」オプション

P6 Team Member Webの「タイムシート」ページで、プライマリ・リソースに対して「日付の更新」ボタンを表示するかどうかを決定します。

「レート・タイプ」リスト

プロジェクトのコストの計算に使用する単価。

レート・タイプは5つまで設定でき、各レート・タイプは異なる単価を示します。

「リソースは自身を割当可能」オプション

リソースが自己をアクティビティに割り当てることができるかどうかを決定します。

「リソースは自身をOBS外に割当可能」オプション

リソースにアクティビティの関連するOBSへのアクセス権がない場合でも、自分自身をアクティビティに割り当てることができるかどうかを決定します。

「次の設定でリソースによるアクティビティのステータス設定」リスト

P6 Team Member Webタイムシート・ユーザーが割当のステータスを入力する方法を決定します。

「レビュー・タイプ」リスト

ステータス更新をレビューできるユーザーを決定します。利用可能なオプションは、「誰かがレビュー」および「全員がレビュー」です。

「ステータス・レビューア」フィールド

選択されたWBSのアクティビティのチーム・メンバー・ステータス更新をレビューし承認するよう指定された個人。

「WBSコード区切文字」フィールド

コード・フィールドを区切るために使用する文字(ピリオドなど)。1文字または2文字を使用できます。

この区切り文字は、新規プロジェクトのデフォルトのWBSコード区切文字としても使用されます。

「アクティビティ進捗が除去された場合」リスト

アクティビティ進捗が除去された場合の工数と期間の処理方法を決定します。

計画期間と工数を残存値としてリセット: 計画工数の集計表を残存工数と一致するように再計算するかどうかを決定します。

残余期間と工数を計画値としてリセット: 残工数の集計表を計画工数と一致するように再計算するかどうかを決定します。

「工数/コストの更新時」フィールド

アクティビティ進捗が除去された場合に、アプリケーションで残存に実績を加算するか、または完了時から実績を減算するかを決定します。

「発行」カテゴリ

「発行可」オプション

プロジェクトを発行可能にするかどうかを決定します。

「最終発行日」フィールド

プロジェクト・データの最新の発行日。発行されたことがないプロジェクトの場合、このフィールドに値は表示されません。

「発行優先度」フィールド

複数のプロジェクトがサービス・キューに同時に提出された場合、あるプロジェクトがその他のプロジェクトに対して持つ相対的重要度。P6によって優先順位1のプロジェクトがキューに追加され、次いで2、そして3、その後100まで追加されます。デフォルトの優先順位は50です。

「サマリー」カテゴリ

「集計データあり」オプション

プロジェクトを集計するかどうかを決定します。このチェックボックスをマークすると、プロジェクトが集計されます。

「集計可」オプション

プロジェクトを集計するかどうかを決定します。このオプションを選択すると、「集計」ページの各フィールドが使用可能になります。このオプションの選択を解除すると、プロジェクトは集計されません。

「最終集計日」フィールド

プロジェクトが最後に集計された日付。これは、プロジェクトの集計データが最新であるかどうかを評価する際に便利です。

集計されていないプロジェクトの場合、このフィールドは空白です。

「リソース/ロールをWBS単位で集計」オプション

リソースおよびロールのサマリーをプロジェクトのWBSレベルで作成する必要があるかどうかを決定します。このオプションを選択した場合、P6では、「WBSレベルで集計」で決定されたレベルでリソースおよびロールの集計データが作成されます。

「WBSレベルで集計」リスト

データベースに保存されているWBSのサマリー・レベル数を決定します。

「工数」カテゴリ

「実績労務工数」フィールド

EPS内のプロジェクトに費やされた労務工数。

「実績非労務工数」フィールド

EPS内のプロジェクトに費やされた非労務工数。

「期間実績労務工数」フィールド

この財務期間中に使用された労務工数。

期間パフォーマンスが保存されている場合は、実績労務工数から、前の全期間の「期間実績労務工数」フィールドに保存されている値の合計を減算して計算されます。

期間パフォーマンスが保存されていない場合、期間実績労務工数実績労務工数と同じです。

「期間実績非労務工数」フィールド

この財務期間中に使用された非労務工数。

期間パフォーマンスが保存されている場合は、実績非労務工数から、前の全期間の「期間実績非労務工数」フィールドに保存されている値の合計を減算して計算されます。

期間パフォーマンスが保存されていない場合、期間実績非労務工数実績非労務工数と同じです。

「完了時労務工数」フィールド

プロジェクトに割り当てられているすべての労務リソースの実績工数と残存工数の合計。

プロジェクト内のアクティビティが開始されていない場合は計画労務工数と同じで、アクティビティが完了すると実績労務工数となります。

実績労務工数残労務工数を加算して計算されます。

「完了時非労務工数」フィールド

完了時の非労務工数。プロジェクト内のアクティビティに割り当てられているすべての非労務リソースに対する実績工数と残工数の合計です。

アクティビティが開始されていない場合は計画非労務工数と同じで、アクティビティが完了すると実績非労務工数となります。

実績非労務工数残非労務工数を加算して計算されます。

「BL労務工数」フィールド

プロジェクト・ベースラインのアクティビティに割り当てられているすべてのリソースの計画工数。

ベースライン実績労務工数ベースライン残労務工数を加算して計算されます。

「BL非労務工数」フィールド

プロジェクト・ベースラインのプロジェクトに割り当てられているすべての非労務リソースの工数。

「計画労務工数」フィールド

プロジェクトのアクティビティに割り当てられているすべての労務リソースの計画工数。

「計画非労務工数」フィールド

プロジェクトのアクティビティに割り当てられているすべての非労務リソースの計画工数。

「残労務工数」フィールド

プロジェクトのアクティビティに割り当てられているすべての労務リソースの残工数。

残労務工数は、EPSで実行する残作業を反映します。プロジェクトが開始されるまでは、残工数は計画工数と同じになります。プロジェクトが完了すると、残工数はゼロになります。

「残非労務工数」フィールド

アクティビティに割り当てられているすべての非労務リソースの残工数。

残工数には、EPSの残作業が反映されます。

「差異 - 労務工数」フィールド

ベースライン労務工数と完了時労務工数との差異。

ベースライン労務工数から完了時労務工数を減算して計算されます。

「差異 - 非労務工数」フィールド

ベースライン非労務工数と完了時非労務工数との差異。

ベースライン非労務工数から完了時非労務工数を減算して計算されます。

「プロジェクト・コード」カテゴリ

このカテゴリには、アルファベット順にリストされたプロジェクト・コードが含まれています。

「プロジェクト・ユーザー定義」カテゴリ

このカテゴリには、アルファベット順にリストされたプロジェクト・ユーザー定義の列が含まれています。

プロジェクトUDFの計算が、式で使用するデータを取得できないなどの理由によりできない場合、EPSページ上の列にはロックが表示されます。



最終発行 2024年7月2日