「サービス」ページ

概要

このページでは、発行期間および集計期間設定を設定します。

注意: パブリッシャおよびサマライザ・サービスは、各プロジェクトのプリファレンスの「アーンド・バリュー算出に使用するベースライン」設定にかかわらず、アーンド・バリュー算出に常にプロジェクト・ベースラインを使用します。そのため、発行済データまたは集計データを使用するソフトウェアのエリアに表示されるアーンド・バリュー・データが、ライブ・データを使用するソフトウェアのエリアに表示される同じデータと異なる場合があります。詳細は、P6の集計、発行済およびライブ・データの使用を参照してください

画面要素

「発行」セクション:

「開始日」フィールド

時間配布データの発行を開始する日付を決定します。組織で過去のプロジェクト・データに対してレポートを作成する場合、Oracleでは、この値をデータベースの最早プロジェクト開始日に設定して任意の日付範囲で時間配布レポートを作成できるようにすることをお薦めします。この値がデータ発行後に変更された場合、すべてのプロジェクトおよびグローバル・データは自動的に再計算されます。

このフィールドを編集するには、「管理スーパーユーザー」グローバル・セキュリティ・プロファイルが割り当てられている必要があります。

「終了日は現在日に次の値を加算」リスト

時間配布データの発行用に終了日を決定するサービスの実行時は常に、サービスの現在日に追加する未来の期間を決定します。データは、開始日から終了日までの期間をカバーして発行されます。この設定がデータ発行後に変更された場合、すべてのプロジェクトおよびグローバル・データは自動的に再発行されます。ユーザーが今後妥当な時間量で時間配布レポートを出力できるような間隔をこの値に設定してください。一般的に、この値には2から5年の範囲で設定します。

たとえば、値が5年の場合、時間配布データは、サービスが実行されるたびに「開始日」フィールドの値から5年間未来までの期間をカバーして発行されます。

このフィールドを編集するには、「管理スーパーユーザー」グローバル・セキュリティ・プロファイルが割り当てられている必要があります。

「時間配布間隔」リスト

時間配布データを計算して保存する間隔を決定します。この設定がデータ発行後に変更された場合、すべてのプロジェクトおよびグローバル・データは自動的に再発行されます。集計表データにこのレベルの粒度が必要とされる場合、「日」を設定します。サービスのパフォーマンスが最重要である場合、「週」を設定します(これは非常に大きなデータベースでのみ必要となります)。デフォルトの設定は「日」です。

このフィールドを編集するには、「管理スーパーユーザー」グローバル・セキュリティ・プロファイルが割り当てられている必要があります。

「プロジェクト発行」セクション:

「プロジェクトの発行可」オプション

プロジェクトの発行を有効化するかどうかを決定します。プロジェクトを発行して「超過割当の確認」サービスを実行するには、このオプションを選択する必要があります。すべてのプロジェクトの発行準備が整うまで、プロジェクトの発行を有効にしないでください。

このオプションを変更するには、「アプリケーション設定の編集」セキュリティ権限が割り当てられている必要があります。

「プロジェクトの発行間隔」リスト

プロジェクトが発行用にポーリングされる間隔を決定します。できるだけ早くプロジェクトを発行サービスと「超過割当の確認」サービスがタイムリに処理されることを確実にするには、間隔に低い数値(5分未満)を設定してください。しかし、ユーザーがこれらの「できるだけ早く」サービスを使用する予定がない場合は、この値をより高く設定できます。

「開始時間」フィールド

「プロジェクトの発行間隔」フィールドの値が1日より短い場合の予定ジョブの開始時間を決定します。

「変更済プロジェクトの発行タイミング...」

「変更数が次を超過」フィールド

「プロジェクトの発行」サービスが自動的に再開される前に、プロジェクトの最終発行以降に存在する必要がある変更数を決定します。

「最後の発行が超過してからの時間」フィールド

「プロジェクトの発行」サービスが自動的に再開される前に、プロジェクトの最終発行から経過していることが必要な時間間隔を決定します。この設定は、その時間間隔中に変更されたプロジェクトのうち、変更しきい値の数値を超過していないために自動的に発行用キューへ入れられていないプロジェクトにのみ適用されます。拡張スキーマ・テーブルでプロジェクト・データが現在のものである必要があるタイムフレームをこの値に設定します。たとえば、これを24時間に設定した場合、編集しきい値を超えていないとしても、すべての活発に作業がなされているプロジェクトが少なくとも1日に一度発行されることが保証されます。

「アイドル・プロジェクトの発行」オプション

ユーザー組織がP6へアップグレードされている場合に、データベースのアップグレード後に移行済プロジェクトをサービス・キューに追加します。

これにより、キュー内にあるすべてのユーザー・プロジェクトが発行され、利用可能なデータがレポート用にリフレッシュされます。すべてのプロジェクトが1回発行された後にこの設定は適用できず、プロジェクトは「アプリケーションの設定」ページに指定したしきい値に基づいてキューに提出されます。拡張スキーマ・テーブルに活発に作業がなされているプロジェクトを発行したいだけの場合、このチェックボックスを選択しないでください。完了したプロジェクトに対してレポートを作成しない組織の場合、活発に作業がなされていないプロジェクトを発行する必要はない可能性があります。

「最大発行数」フィールド

サービス・キューに追加できるアイドル・プロジェクトの最大数を決定します。この設定は、すべてのプロジェクトがアイドルと判断されたアップグレード直後にのみ適用できます。

すべてのプロジェクトが発行されると、サービス・キューは、この設定に基づいて制約されなくなります。

「リソースおよびロールのデータの発行」オプション

レポート用にチーム稼働表示のリソースおよびロールのデータの発行を許可するかどうかを決定します。

「ベースラインの発行可」オプション

レポート用にベースライン・データの発行を許可するかどうかを決定します。

「通知Eメールを有効にする」オプション

発行サービスが失敗したときにEメールを送信するかどうかを決定します。

「通知Eメール・アドレス」フィールド

通知Eメールが送信されるEメール・アドレスを決定します。

このフィールドを空白にした場合、通知Eメールは「通知Eメールを有効にする」オプションを選択したユーザーに関連付けられたEメール・アドレスに送信されます。

「集計」セクション:

「カレンダごとに集計」オプション

集計期間をカレンダごとに表示するかどうかを決定します。

「WBSレベル」リスト

リストの矢印を使用して、「週」または「月」を選択します。

「リソース/ロール割当」リスト

リストの矢印を使用して、「週」または「月」を選択します。

「財務期間ごとに集計」オプション

集計期間を財務期間ごとに表示するかどうかを決定します。

操作方法

  1. 「管理」をクリックします。
  2. 「管理」ナビゲーション・バーで、「アプリケーションの設定」をクリックします。
  3. 「アプリケーションの設定」ページで、「サービス」をクリックします。


最終発行 2024年7月2日