アプリケーション設定の構成

  1. 「アプリケーションの設定」を選択します。
  2. 「全般」セクションで、次のようにします。
    1. アクティビティへのリソースの割当ダイアログ・ボックスに返される結果の数を制限するには、「最大検索結果数」を選択します。
    2. 監督者による部下のタイムシートの変更を許可するには、「部下のタイムシートの編集を許可」オプションを選択します。
    3. タイムシートの提出、承認、却下、レビューアおよび関連の日付に関する履歴を保存するには、「タイムシート監査を有効にする」オプションを選択します。この設定は、P6からでも管理できます。
    4. 「未開始のアクティビティまたは割当がマイ・アクティビティで完了とマークされている場合に実績工数を更新」オプションを選択し、「マイ・アクティビティ」ページで開始されたことのないアクティビティまたは割当に対して「アクティビティに完了マーク」または「割当に完了マーク」チェック・マークを設定した場合に、P6で実績工数が更新されることを許可します。このオプションはハイ・レベルで作業を追跡する場合に便利です。
  3. 「タイムシートに時間を入力する権限」セクションで、次のようにします。
    1. ユーザーが現行タイムシート期間より後の日付でタイムシートに時間を報告できることを示すには(事前に休暇を入力するなど)、「未来のタイムシートに実績時間を記録」オプションを選択します。
    2. 開始していないアクティビティの時間をユーザーが報告できることを示すには、「未開始アクティビティに実績時間を記録」オプションを選択します。
    3. 完了とマークされた「アクティビティと割当」または「割当のみ」のどちらの時間をユーザーに報告してもらうかを選択します。
    4. ユーザーが割当開始日前のアクティビティに時間を記録したり、開始日前のアクティビティに時間を記録できるようにするかを選択します。
    5. ユーザーが割当終了日以降のアクティビティに時間を記録したり、終了日以降のアクティビティに時間を記録できるようにするかを選択します。
    6. ユーザーがタイムシートのセルで負の時間を入力できるようにするには、「アクティビティおよび割当に対してリソースが負の時間を入力することを許可」オプションを選択します。
    7. ユーザーがタイムシートでアクティビティの総時間数が負になるような入力をできるようにするには、「総時間数が負の値になることを許可」オプションを選択します。

      注意: 「総時間数が負の値になることを許可」オプションを選択しない場合でも、前の入力を修正する必要がある場合などにユーザーがタイムシートに負の時間値を入力することは可能です。ただし、このオプションを選択しても、計算結果のアクティビティ時間がゼロ未満になってしまう時間数を入力することは許可されません。

      EPSテーブルの「負の実績工数を許可」プリファレンスがプロジェクトに選択されている場合、「実績の適用」機能によって負の実績工数をアクティビティに適用することも可能です。

  4. 「Eメール・サービス」セクションで、次のようにします。
    1. 個別のEメール・クライアントを使用するかP6 Team MemberのEメール・クライアントを使用するかを選択します。個別のEメール・クライアントを使用するよう選択した場合は、Eメールを送信するためにEメール・クライアントをインストールしておく必要があります。
  5. 「ステータス更新の設定」セクションで、次のようにします。
    1. アクティビティの予定開始日後に、P6 Team Member Web、P6 for AndroidまたはP6 for iOSでユーザーが「開始」を選択またはタップしたときに、アクティビティの開始時間として使用する時間を選択します。

      「現在の時間」を選択した場合、チーム・メンバーが「開始」を選択またはタップすると、アクティビティの開始時間は、チーム・メンバーが「開始」を選択またはタップした日時に設定されます。

      「1日の開始」を選択した場合、チーム・メンバーが「開始」を選択またはタップすると、アクティビティの開始時間は、チーム・メンバーが「開始」を選択またはタップした日付の00:00 (午前0時)に設定されます。

      「カレンダ作業期間開始」を選択した場合、チーム・メンバーが「開始」を選択またはタップすると、アクティビティの開始時間は、アクティビティの日付を制御するカレンダに従って、チーム・メンバーが「開始」を選択またはタップした日付の作業期間の開始に設定されます。チーム・メンバーが、アクティビティの日付を制御するカレンダに従って非作業期間中に「開始」を選択またはタップした場合、アクティビティの開始日は、チーム・メンバーが「開始」を選択またはタップした日時に設定されます。

    2. 次のステータスのアクティビティ/割当の考慮:リストから、チーム・メンバーに対して期日または期限超過として表示するステータス(単一または複数)を選択します。

      「期限超過:」セクションのフィールドを構成し、P6 EPPMでアクティビティおよび割当を期限超過として識別する方法を決定します。

      「期日:」セクションのフィールドを構成し、P6 EPPMでアクティビティおよび割当を期日として識別する方法を決定します。

  6. 「タイムシート入力」セクションで、次のようにします。
    1. ユーザーによるタイムシートでの時間入力方法を選択します。

      「日次」を選択した場合、「リソースが入力可能な1日あたりの最大時間数を制限」するよう選択し、割り当てられたすべてのアクティビティについてリソースが入力可能な最大時間数(最小0.5、最大24)を指定することもできます。たとえば、この値を「12」に設定した場合、リソースは1日の個々のアクティビティについてそれぞれ12時間未満を報告したとしても、1日あたり12時間超の報告はできません。

      「報告期間ごと」を選択した場合、すべてのリソースは、タイムシート期間に含まれる日数にかかわらず、タイムシート報告期間内の各割当済アクティビティの時間を1つの時間値として報告します。

    2. タイムシートに時間を入力するユーザーの「タイムシート時間入力」を選択します。

      「時間(小数)」を選択した場合、すべてのリソースは時間を小数値として報告します。たとえば、2時間20分は2.33として報告されます。

      「時間 : 分」を選択した場合、すべてのリソースは時間を時間数と分数として報告します。たとえば、2時間20分は2:20として報告されます。

      「15分」を選択した場合、すべてのリソースは時間を時間数と00、15、30または45のいずれかの分数として報告します。00、15、30または45以外の分の値は、自動的に15分単位の値に四捨五入されます。たとえば、2時間20分は2:20として報告できますが、2:15として格納されます。

    3. 「記録時間の小数桁数」を選択します。
    4. 現行タイムシート期間を超えて「ユーザーがアクセスできる未来のタイムシート数」を選択します。
    5. 現行タイムシート期間より前に「ユーザーがアクセスできる過去のタイムシート数」を選択します。
  7. 「保存」を選択します。

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アプリケーション設定について



最終発行 2024年7月10日