HypExecuteCalcScriptEx2
Oracle Smart View for OfficeのVBA関数、HypExecuteCalcScriptEx2について説明します。
クラウド・データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Essbase Cloud
オンプレミス・データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Essbaseオンプレミス
説明
HypExecuteCalcScriptEx2()では、計算スクリプト(ビジネス・ルール・スクリプト)を使用してサーバー上で計算が開始されます。それによって、アクティブなシート上の選択したPOVが選択されます。これは、スクリプトを実行するための入力として必要になります。
ノート:
このVBAは、実行時POV入力を必要とする計算スクリプトの場合のみ使用する必要があります。実行時POV入力を必要としないスクリプトの場合は、かわりにHypExecuteCalcScriptを使用してください。
構文
HypExecuteCalcScriptEx2 (vtSheetName, vtCalcScript)
ByVal vtSheetName As Variant
ByVal vtCalcScript As Variant
パラメータ
vtSheetName: 関数を実行するワークシートの名前。vtSheetNameがNullまたはEmptyの場合、アクティブなワークシートが使用されます。
vtCalcScript: サーバー上のデータベース・ディレクトリ内にある、実行する計算スクリプトの名前。このスクリプトでは、入力として実行時POV変数が必要になり、これは、アクティブなグリッドから選択できます。
戻り値
正常に終了した場合は0を戻し、それ以外の場合は該当するエラー・コードを戻します。
例
Declare Function HypExecuteCalcScriptEx2 Lib "HsAddin" (ByVal vtSheetName As Variant, ByVal vtCalcScriptName As Variant) As Long
Sub RunCalcScriptWith_POV_RTSV()
sts = HypExecuteCalcScriptEx2(Empty, "POV_CalcScr")
End Sub