TimesTenメトリック・サービスについて

TimesTenオペレータは、TimesTenエクスポータのKubernetesサービスを自動的に作成します。このサービスは、TimesTenエクスポータがリスニングするポートを、Kubernetesクラスタ内のポッドに公開します。このサービスは、ポートをsample.mynamespace.svc.cluster.local:port/metricsで公開します。この場合:
  • sampleは、TimesTenClassicまたはTimesTenScaleoutオブジェクトの名前です。

  • mynamespaceは、ネームスペースの名前です。

  • portは、TimesTenエクスポータがリスニングするポート番号です。

デフォルト・ポートは8888です。

TimesTenエクスポータがリスニングするポートを変更するには、TimesTenClassicまたはTimesTenScaleoutオブジェクトのYAMLマニフェスト・ファイルで.spec.ttspec.prometheus.portデータ項目を指定します。

.spec.ttspec.prometheus.portデータ項目を示すTimesTenClassicオブジェクトのYAMLマニフェスト・ファイルのコード・スニペットを次に示します。
apiVersion: timesten.oracle.com/v1
kind: TimesTenClassic
metadata:
  name: sample
spec:
  ttspec:
…
    prometheus:
      port: 7777

このスニペットでは、TimesTenエクスポータはポート7777でリスニングします。