TimesTenClassicSpecSpec
TimesTenClassicSpecSpecはTimesTenClassicSpecに表示されます。
次の表では、TimesTenClassicSpecSpecの構文について説明します。型が数量のフィールドがいくつかあります。指定する値の形式は、Kubernetesのリソース制限と同じです。たとえば、200Gi、200G、1000Mi、1000Mなどです。
ノート:
内部使用のために予約されており、この表には記載されていないデータ項目があります。これらのデータ項目の名前は通常、zz
で始まります。たとえば、zzTestInfo
は内部使用のために予約されています。
表17-3 TimesTenClassicSpecSpecの構文
フィールド | タイプ | 説明 |
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数量 |
TimesTenデータベースに必要な量以外の、リクエストする このメモリーは、TimesTenデーモン、サブデーモン、エージェントおよびクライアント/サーバー用に使用されます。 この値は、ユーザーが指定したか算出された デフォルトは |
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整数 |
TimesTenオペレータは時々、TimesTenインスタンスまたはデータベースに対して操作を実行する必要があります。TimesTenオペレータは、このような操作を実行する必要がある場合、適切なポッドの エージェントは、操作を同期的に(TimesTenオペレータが待機している間)または非同期的に(TimesTenオペレータが待機しておらず、その他のTimesTenオブジェクトに対して他の操作を実行できる間)実行します。 非同期で実行される操作は複製のみです。この場合、TimesTen Classicデータベースはアクティブ・ポッドからスタンバイ・ポッドにコピーされます。これは、アクティブ・スタンバイ・ペアの初期ロールアウトの一部として、およびそのライフサイクルの様々なタイミングで実行されます。 これらの複製操作には時間がかかる場合があり、データベースのサイズが増えるにつれて長時間になります。非同期操作が データベースが大きい場合は、 デフォルトは |
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整数 |
TimesTenオペレータがTimesTenエージェントによるhttps デフォルトは |
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整数 |
TimesTenオペレータがTimesTenエージェントによるhttps デフォルトは |
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整数 |
TimesTenオペレータがTimesTenエージェントとの通信時にTCPハンドシェイクを待機する時間(秒)。 デフォルトは |
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整数 |
TimesTenオペレータがTimesTenエージェントとの通信時にTLS (https)資格証明交換を待機する時間(秒)。 デフォルトは |
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ブール |
TimesTenオペレータによってTimesTenポッドに対する適切なメモリー制限およびリスエストの設定を試みるかどうかを指定します。 有効な値は次のとおりです。
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文字列 |
TimesTenClassicオブジェクトが |
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ブール |
このTimesTenClassicオブジェクトの削除時にOracle Databaseのメタデータをクリーン・アップするかどうかを指定します。TimesTen Cacheにのみ使用します。 有効な値は次のとおりです。
『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』の自動リフレッシュが有効になっているキャッシュ・グループで使用されるOracle Databaseオブジェクトの削除を参照してください。 |
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数量 |
デフォルトは |
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数量 |
デフォルトは |
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ブール |
各TimesTenポッドにデーモン・ログ・コンテナを作成するかどうかを指定します。このコンテナは、( 有効な値は次のとおりです。
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数量 |
この値を指定して、 デフォルト値はありません。 |
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数量 |
この値を指定すると、データベースの要素に必要な共有メモリーの量をTimesTenオペレータに示すことができます。 値を指定した場合は、その値が使用されます。値を指定しなかった場合、TimesTenオペレータでは、提供した TimesTenオペレータでデータベース・サイズを特定できない場合は、値 TimesTenでは、ConfigMapまたはシークレットを使用することでTimesTenオペレータに
db.ini ファイルを提供することと、databaseMemorySize を指定しないようにすることをお薦めします。
ノート: 初期化コンテナを使用することでdb.ini ファイルを提供する場合は、databaseMemorySize を指定する必要があります。
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文字列の配列 |
予測ボリュームに含める1つ以上のConfigMapの名前。この予測ボリュームは、TimesTenコンテナに |
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文字列の配列 |
予測ボリュームに含める1つ以上のシークレットの名前。この予測ボリュームは、TimesTenコンテナに |
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数量 |
デフォルトは |
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数量 |
デフォルトは |
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文字列 |
作成されたコンテナで実行されるTimesTenイメージの名前。 デフォルト値はありません。 |
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文字列 |
Kubernetesがイメージ・リポジトリからTimesTenイメージをプルするかどうか、およびいつプルするかを指定します。 有効な値は次のとおりです。
ノート: 値の大/小文字は区別されます。 |
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文字列 |
指定されたTimesTenイメージをそのイメージ・リポジトリからフェッチするための権限を認証してKubernetesに付与するために使用されるイメージ・プル・シークレット。 デフォルト値はありません。image pull secretの名前を指定する必要があります。 |
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文字列 |
TimesTenオペレータが自動アップグレードを実行するかどうかを指定します。 有効な値は次のとおりです。
値の大/小文字は区別されます。「アップグレードの実行」を参照してください。 |
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文字列 |
TimesTenデータベース・トランザクション・ログ・ファイルの永続ボリュームをリクエストするために使用される記憶域クラスの名前。このフィールドはオプションです。 |
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永続ボリュームを使用してTimesTenトランザクション・ログを格納する場合、使用するボリュームの主要な決定要因は、指定した
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文字列 |
TimesTenトランザクション・ログにプロビジョニングされる記憶域の量。トランザクション・ログ・ファイルに必要な記憶域の量の決定の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のTimesTenの記憶域のプロビジョニングを参照してください デフォルトは |
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整数 |
実行時に、コンテナのメモリー使用量がその制限のパーセンテージ(両方ともcgroupによって報告される)を超える場合は、TimesTenオペレータによって、この発生を通知するイベントが生成されます。 このメモリー使用量とは、コンテナの デフォルトは |
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整数 |
TimesTenオペレータがTimesTenClassicアクティブ・スタンバイ・ペア・オブジェクトのステータスをチェックする頻度(秒単位)を指定します。たとえば、この値を この値は、 この値は正の整数にする必要があります( |
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TimesTenエクスポータをデプロイするかどうかを指定します。指定した場合、エクスポータはデプロイされます。 |
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文字列 |
TimesTenClassicオブジェクトが |
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文字列 |
apiVersion: timesten.oracle.com/v1 kind: TimesTenClassic metadata: name: sample spec: ttspec: repCreateStatement: | create active standby pair "{{tt-name}}" on "{{tt-node-0}}", "{{tt-name}}" on "{{tt-node-1}}" RETURN TWOSAFE store "{{tt-name}}" on "{{tt-node-0}}" PORT {{tt-rep-port}} FAILTHRESHOLD 10 TIMEOUT 5 DISABLE RETURN ALL 10 store "{{tt-name}}" on "{{tt-node-1}}" PORT {{tt-rep-port}} FAILTHRESHOLD 10 TIMEOUT 5 DISABLE RETURN ALL 10 TimesTenオペレータによって置換が実行されます。
構成には、次の制限があります。
『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』のCREATE ACTIVE STANDBY PAIRおよび『Oracle TimesTen In-Memory Databaseレプリケーション・ガイド』のアクティブ・スタンバイ・ペアのレプリケーション・スキームの定義を参照してください。 |
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文字列 |
TimesTenレプリケーションで使用される暗号化アルゴリズムを指定します。指定した場合、レプリケーション・トラフィックは暗号化されます。 1つ以上の値を指定できます。指定できる値は、次のとおりです。
詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』のClient/Serverでの証明書の使用についてを参照してください。 |
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整数 |
レプリケーションにSSL暗号化が必須かどうかを指定します。 有効な値は次のとおりです。
この値は、 詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』のClient/Serverでの証明書の使用についてを参照してください。 |
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整数 |
レプリケーションに使用されるTCPポート。デフォルトは |
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文字列 |
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整数 |
TimesTen デフォルトは |
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文字列 |
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文字列 |
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文字列 |
TimesTenClassicオブジェクトの |
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文字列 |
TimesTenデータベースの永続ボリュームをリクエストするために使用される記憶域クラスの名前。 デフォルト値はありません。記憶域クラスの名前を指定する必要があります。 |
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永続ボリュームを使用してTimesTenデータベースを格納する場合、使用するボリュームの主要な決定要素は、指定する
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文字列 |
TimesTenおよびデータベースにプロビジョニングされる記憶域の量。TimesTenに必要な記憶域の量の決定の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のTimesTenの記憶域のプロビジョニングを参照してください。 デフォルトは |
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整数 |
TimesTenオペレータがフェイルオーバーの処理を実行するか問題からのリカバリを実行するまでに、TimesTenインスタンスまたはTimesTenデータベースが使用できなくなる秒数。 この値は、 この値は正の整数にする必要があります( |
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整数 |
TimesTenClassicオブジェクトが デフォルトは
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