Oracle Analytics Desktopの新機能

Oracle Analytics Desktopのエクスペリエンス向上のために最近追加された新機能および拡張機能の概要を次に示します。特定の機能が使用可能になった更新ごとに編成されています。

2022年9月の更新(6.8)

検索、ダッシュボード操作、ストーリーテリング

機能 説明

独自のカスタム表ヘッダーの追加

表およびピボット・テーブルに独自のカスタム・ヘッダーを追加します。ビジュアライゼーション・プロパティについてを参照してください。

コンポジット・カード・スタイル・タイル・ビジュアライゼーションの作成

コンポジット・カード・スタイル・タイル・ビジュアライゼーションを作成して最大3つのメジャーを含め、各メジャーのレイアウトおよびサイズ設定プロパティを定義します。フィルタおよびその他のビジュアライゼーション・タイプを参照してください。

パーソナライズされたデータなしメッセージの作成

ビジュアライゼーションにデータが見つからない場合に表示する独自のメッセージを作成します。データなしのビジュアライゼーションのカスタム・エラー・メッセージの作成を参照してください。

データをより簡単にフィルタ

新しいコンパクト・フィルタ・バーを使用してデータをより簡単にフィルタし、上位下位N件や除外、包含などの一般的なフィルタにすばやくアクセスできます。ワークブック内のデータのフィルタ処理を参照してください。

計算用にパーソナライズされたツールチップを提供

計算の説明を入力して、「マイ計算」の追加情報を提供します。計算のツールチップに摘要が表示されます。ワークブックの計算済データ要素の作成を参照してください。

データ接続、モデリングおよび準備

機能 説明

データをより簡単にAMおよびPM形式に変換

データセット・エディタで、データをより簡単にAMおよびPM形式に変換できます。テキスト列の日付または時間列への変換を参照してください。

データをより迅速に準備

Oracle Analytics Cloudがバックグラウンドでデータ品質をプロファイルしている間に、データをすぐに準備します。Oracle Analyticsでのデータのエンリッチおよび変換についてを参照してください。

複数のデータ列をより簡単に準備

データセット・エディタで複数のデータ列を同時に準備します。データセットの列プロパティの構成を参照してください。

2022年7月の更新(6.7)

検索、ダッシュボード操作、ストーリーテリング
機能 説明

オーバーレイ・チャート

オーバーレイを使用して、線、面、カテゴリを含む積上げ棒グラフなど、より多くのチャート・タイプで複数レイヤー・ビジュアルを構築します。各レイヤーの透明度を制御することもできます。棒グラフを参照してください。

ワークブックを表示モードで開く

ワークブックはデフォルトで表示モードで開きます。「ビューアとして開く」プロパティを使用して、ワークブックのデフォルト設定を変更できます。ワークブックを編集モードで開くように構成を参照してください。

2022年5月の更新(6.6)

データ接続、モデリングおよび準備

機能 説明

複数の表があるデータセットにファイルを追加する

複数の表があるデータセットにファイルを追加できます。データセットを作成するときに、リレーショナル・ソース、ローカル・サブジェクト領域およびファイルから表を追加できます。データセット内に新規作成される各エンティティを、これらのデータ・ソースのいずれかに基づくようにすることができます。これにより、1つのデータセットに複数のファイルを追加して各ファイルが表になるようにすることや、データセット内の表間の結合を定義することができます。コンピュータからアップロードされたファイルからのデータセットの作成を参照してください。

DropboxとGoogle Driveからのファイルを複数の表があるデータセットに追加する DropboxまたはGoogle Driveからのファイルを複数の表があるデータセットに追加できます。DropboxまたはGoogle Driveからアップロードされたファイルからのデータセットの作成を参照してください。

2022年3月の更新(6.5)

データ接続、モデリング、準備
機能 説明

品質インサイトで有効なデータと無効なデータに基づいてフィルタします。

品質インサイトでは、列の値の有効性に関する明確な統計が提供されます。インサイトとの相互作用によって、有効性または無効性に基づいて列の値をフィルタします。品質インサイトを使用したデータの探索を参照してください。

検索、ダッシュボード操作、ストーリーテリング
機能 説明

パフォーマンス・タイルに条件付き書式を適用します。

パフォーマンス・タイルとその他のビジュアライゼーション・タイプについて条件付き書式を定義します。ビジュアライゼーションへの条件付き書式の適用を参照してください。

作成者がコンシューマ・オプションをきめ細かく制御できます。

作成者は、「表示」で、きめ細かく制御して、ダッシュボードでのコンシューマの相互作用についてビジュアライゼーション・アクション(エクスポート、データのコピー、ドリル、ソート、ズームなど)を設定できます。ストーリの作成および表示モードでのストーリの表示を参照してください。

ダッシュボード・フィルタ・バーを制御します。

ダッシュボード・フィルタ・リスト・ボックスで、同じコントロールに複数のフィルタ・オプションを使用します。画面に6つのリスト・ボックスを配置するかわりに、ドロップダウン選択によって1つのフィルタ・バーを管理します。ダッシュボード・フィルタの作成を参照してください。

2022年1月の更新(6.4)

検索、ダッシュボード操作、ストーリーテリング

機能 説明

Redwood Design

Oracle Analyticsは、新しいOracle設計コンセプト(コード名Redwood)を完全採用しています。製品のルック・アンド・フィールやデフォルトの色とフォントは、長年の研究により開発されたRedwoodのガイドラインに従い、使いやすさとアクセシビリティに細心の注意を払っています。

マイ計算のプロパティ

ワークブックのカスタム計算で、他のメジャーと同様のプロパティが表示されます。

コンシューマ・モード・ナビゲーション: 下部タブ

作成者には、コンシューマ・ナビゲーション・エクスペリエンスをキュレーションするための、新しい「下部タブ」プレゼンテーション・スタイルが用意されています。作成者はこのスタイルを、「プレゼンテーション」プロパティ・パネルから選択できます。「インサイトの取得」を参照してください。

複数列の設定の変更

複数列の設定を変更するときに、時間を節約できます。「メタデータ」ビューで列を複数選択して、複数の列の「データ型」、「処理形式」の設定、集計タイプおよび非表示設定を一度に変更します。「データセットでの列プロパティの構成」を参照してください。

ドーナツ・グラフの内側半径

ドーナツ・グラフで、ドーナツ穴の半径を制御します。「円グラフおよびツリーマップ・グラフ」を参照してください。

拡張分析と機械学習

機能 説明

一部のソースに対する高度な分析機能の効率化

Oracle EPMやEssbaseなどの一部のデータセットでは、予期しない結果の生成を防ぐために、高度な分析用のユーザー・インタフェースが効率化されています。

機械学習のためのXGBoostおよびニューラル・ネットワーク・アルゴリズム

XGBoostとニューラル・ネットワーク・アルゴリズムを機械学習に登録し、適用します。

2021年10月(リリース6.3)

機能 説明

複数の表を含むデータセット用のOracle Transactional Business IntelligenceおよびリモートのOracle Analytics ServerおよびOracle Business Intelligence Enterprise Editionのソース

Oracle Applications接続を使用して、Oracle Transactional Business Intelligence、およびリモートのOracle Analytics ServerおよびOracle Business Intelligence Enterprise Editionのサブジェクト領域とレポートから、複数の表を含むデータセットに表を追加します。Oracleアプリケーションのサブジェクト領域からのデータセットの作成およびOracleアプリケーションの分析からのデータセットの作成を参照してください。

表とピボット表の配置

表およびピボット表の配置の機能が拡張されて、ビジュアライゼーションをより簡単にフォーマットできるようになりました。

機械学習モデルのリフトとゲインの値の計算 ビジュアル化できる、リフトとゲインの統計を使用して、予測機械学習モデルをより効率的に評価します。「リフトとゲインのチャートを使用した機械学習モデルの評価」を参照してください。

プロジェクトという名称のワークブックへの変更

Oracle Analyticsのユーザー・インタフェースとユーザー支援機能で、プロジェクトという名称がワークブックに変更されました。プロジェクトの場合と同様に、ワークブックを使用してビジュアライゼーションを編成します。

2021年8月(リリース6.2)

機能 説明
Microsoft Azure Synapseへの接続 Microsoft Azure Synapseデータ・ソースからデータをビジュアル化します。サポートされるデータ・ソースを参照してください。
複数の表があるデータセットのエンティティに対する式フィルタ 複数の表を含むデータセットで式フィルタを使用します。データセット表へのフィルタの適用を参照してください。
プロファイル結果および推奨のリフレッシュ カスタム・ナレッジを追加または更新した後、プロファイル結果およびエンリッチメント推奨をリフレッシュします。エンリッチメント推奨の受入れを参照してください。
キャンバス上の注釈 「ビジュアル化」で、ノートをキャンバスに追加し、ノートを特定のデータ・ポイントに関連付けます。ビジュアライゼーションへのノートの追加を参照してください。
Mapboxライブラリによるマップ・ビジュアライゼーションの拡張 Mapbox GLおよびWebGLからのクライアント側ライブラリを介して、マップ・ビジュアライゼーションによる円滑で強力な相互作用にアクセスします。
キャンバス上での複数のビジュアライゼーションの選択 キャンバス上でビジュアライゼーションを複数選択し、コンテンツのグループの共有プロパティを簡単に変更します。キャンバス上の複数のビジュアライゼーションの操作を参照してください。

2021年7月(リリース6.1)

機能 説明

OracleのRedwoodエクスペリエンスの有効化

デフォルトのルック・アンド・フィールになる前に、プレビュー・ダイアログを使用して、Oracle AnalyticsでのOracleのRedwoodテーマを有効化します。

条件付き書式

条件付き書式を使用して、ビジュアライゼーションの重要なデータ・イベントを強調表示して、アクションを実行できるようにします。ビジュアライゼーションへの条件付き書式の適用を参照してください。

リスト・フィルタのNull値

多数の値を持つリスト・フィルタが表示されると、ユーザーがページ付けをした場合および現在のページで指定可能なすべての値が選択された場合に、リストがリフレッシュされます。「リスト・フィルタの適用」を参照してください。

リスト・フィルタの自動リフレッシュ

多数の値を持つリスト・フィルタが表示されると、ユーザーがページ付けをした場合および現在のページで指定可能なすべての値が選択された場合に、リストがリフレッシュされます。「リスト・フィルタの適用」を参照してください。

ストーリのプレゼンテーション・モード双方向性の制御

「解説」でストーリを定義する場合、コンテキスト・メニューを使用して、プレゼンテーション・モードのストーリに対するユーザー双方向性オプションをオンまたはオフにできます。ストーリの作成を参照してください。

ビジュアライゼーション内のデータをビジュアライゼーションにない列でソート

ビジュアライゼーションに含まれていない列で、ビジュアライゼーション内のデータをソートします。ビジュアライゼーション・キャンバスでのデータのソート、ドリル、選択、および統計の適用を参照してください。

拡張オプションでキャンバス上のビジュアライゼーションを印刷

様々なソースの印刷ターゲットおよび拡張オプションに基づいた論理デフォルト印刷サイズで、キャンバス上のビジュアライゼーションを印刷します。ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリの印刷に関する項を参照してください。

複数の表があるデータセットの自動結合オプション

「自動結合表」オプションを使用して、データセットでの自動結合の作成をオフまたはオンにします。デフォルトでは、表を結合ダイアグラムにドラッグ・アンド・ドロップすると自動的に結合が作成されます。自動結合のオフおよび手動での結合作成が便利な場合もあります。データセットの自動結合の無効化を参照してください。

2021年5月(リリース6.0)

機能 説明

EssbaseおよびEPMデータ・ソースの階層ナビゲーション

サブジェクト領域またはデータセットへの接続時に、Essbaseまたは Enterprise Performance Management (EPM)階層をナビゲートします。ピボットおよび表のビジュアライゼーションで階層ツリーをドリルアップおよびドリルダウンできます。階層をフィルタで使用することはできませんが、階層レベルをフィルタで使用することはできます。ビジュアライゼーション・キャンバス内のデータのソートと選択を参照してください。

ビジュアライゼーションの自動リフレッシュのカスタマイズ

キャンバス上のビジュアライゼーションでデータが自動的にリフレッシュされる頻度を設定します。キャンバス・レイアウトとプロパティのビジュアル化を参照してください。

キャンバス上フィルタ・タイプ

「上位下位N件」や「相対時間」など、キャンバス上の様々なフィルタ・タイプを選択します。キャンバス上のフィルタの作成および異なるフィルタ・タイプの適用を参照してください。

キャンバス上日付フィルタ

キャンバス上の日付セレクタおよび日付フィルタの相対時間フィルタを使用します。キャンバス上のフィルタの作成および異なるフィルタ・タイプの適用を参照してください。

キャンバス上メジャー・フィルタ

キャンバス上のメジャー・セレクタおよびメジャーの上位と下位の時間フィルタを使用します。キャンバス上のフィルタの作成および異なるフィルタ・タイプの適用を参照してください。

ビジュアライゼーション・タイトルのツールチップ

ビジュアライゼーション・タイトルの上にカーソルを置いたときに表示される独自のツールチップ・テキストを入力します。プロパティのビジュアル化を参照してください。

ソート・オプションの改善

「ソート」ダイアログを使用して、ソートを構成し、ソート順序およびソートの競合を明確に確認します。ビジュアライゼーション・キャンバス内のデータのソートと選択を参照してください。

時系列予測

時系列分析予測をデータ・フローから直接実行します。データ・フローへの時系列予測の追加を参照してください。

グラフ分析

強力な空間分析関数を使用して、地理空間のビジュアル化を強化します。たとえば、2つの頂点間の最短パスを計算したり、グラフ内の接続された頂点を識別したりできます。グラフ分析のデータ・フローへの追加を参照してください。

ホームページの検索の改善

検索バーに拡張検索コマンドを入力して、完全一致、複数条件一致およびフィールドレベル一致の検索結果を調整します。コンテンツを検索するための拡張検索コマンドを参照してください。

非結合データセットのマップ・レイヤー

レイヤー間のデータが結合されていないビジュアライゼーションにマップ・レイヤーを作成します。単一のマップ・ビジュアライゼーションへの複数のデータ・レイヤーの適用を参照してください。

ウォーターフォール・ビジュアライゼーションの平均集計

ウォーターフォール・ビジュアライゼーションに詳細を追加すると、加重平均が計算され、ブリッジ・レポートに表示されます。

Google BigQueryへの接続

Google BigQueryデータ・ソースのデータを分析します。Google BigQueryへの接続を参照してください。

複数の表を含むデータセット

1つ以上のリレーショナル・データ・ソース接続からデータセットに複数の表を追加して、データセットを使用したセルフサービス・データ・モデリングを実行します。接続からのデータセットの作成を参照してください。

データ品質インサイト

データを探索し、コンテンツの視覚的な概要を使用してデータ品質を評価および改善します。品質インサイトを使用したデータの探索を参照してください。

高頻度項目セット機能では、関連ルールがサポートされます

拡張アルゴリズムを使用して、より強力な高頻度項目セット分析を作成します。データベース分析関数を参照してください。

Oracle機械学習では、特徴抽出がサポートされています

登録済のOracle機械学習の特徴抽出モデルのビューをデータ・フローに適用します。データセットへの予測モデルまたはOracle機械学習モデルの適用を参照してください。

2021年1月(リリース5.9)

機能 説明

データ・アクション: 重複するフィルタの受渡しの回避

複数のデータ・ポイントを使用して別のキャンバスをフィルタ処理するデータ・アクションを作成し、元のキャンバスに戻って別のデータ・ポイントを使用してデータ・アクションを起動すると、ターゲット・キャンバスの前のフィルタが新しい式フィルタに置き換えられます。「ビジュアライゼーション・キャンバスに接続するためのデータ・アクションの作成」を参照してください。

データ・アクション: 単一/複数選択のサポート

「複数の選択をサポート」を「オフ」に設定することで、データ・アクションの起動を単一の値に対してのみ機能するように制限できます。これは、複数のデータ・ポイントを選択するとエラーが発生する場合(たとえば、一部のサード・パーティのREST APIを使用する場合)に設定します。データ・アクションを使用したキャンバス、外部URL、Oracle Analytics Publisherレポートおよび埋込みコンテンツへの接続に関する項を参照してください。

Oracle Analytics Cloudインスペクタでデータベース・モデルの完全な詳細を表示 - モデルの説明可能性

Oracle Analyticsでは、登録済のOracle機械学習モデルについての説明可能性を提供します。出力は、Oracle機械学習モデルがデータセット内の各レコードの予測結果を計算する方法を示し、これらの結果を集計できるようにします。登録済Oracle機械学習モデルの検査に関する項を参照してください。

Oracle Analytics Cloudインスペクタでデータベース・モデルの完全な詳細を表示 - データベース・ビューのビジュアル化

登録済のOracle機械学習モデルのビューをビジュアル化して、モデルをより理解し、モデルの全体的な精度を繰り返し向上させます。登録済Oracle機械学習モデルのビューのビジュアル化に関する項を参照してください。

新しいマップ背景の追加機能

Web Map Service (WMS)プロトコルとXYZタイル・レイヤーを使用して、Webサーバーでホストされるマップをマップの背景として追加できます。マップ背景の追加に関する項を参照してください。

データへのソートの不適用

ビジュアライゼーションでは、データは常にデフォルトでソートされます。「ソート基準」「なし」オプションを使用すると、ソート解除したり、データを元の順序に戻すことができます。ビジュアライゼーションでのデータのソートに関する項を参照してください。

面チャートのビジュアライゼーション

積上げ面や100%積上げ面の他に、面チャートでデータをビジュアル化することもできます。ビジュアライゼーション・タイプの変更に関する項を参照してください。

データ・パネルでのクロム密度の向上

すべてのビジュアライゼーション・エディタのデータ・パネルで、垂直タブではなく水平タブが使用され、ツリー・コンテンツの密度が高くなっています。データ・パネルからのデータの追加によるビジュアライゼーションの構築に関する項を参照してください。

進捗バーの動作の向上

データがリフレッシュされたときに画面に表示されていた青いバーが削除されました。データ・リフレッシュのエクスペリエンスは、より繊細です。ビジュアライゼーション上にマウス・ポインタを合わせて、リフレッシュの詳細を表示したり、取り消すことができます。プロジェクト内のデータのリフレッシュに関する項を参照してください。

フィルタ・バーとビジュアライゼーションでのフィルタの受渡し

キャンバスやプロジェクトのフィルタは上部のバーで定義されます。ビジュアライゼーションのフィルタは文法で定義されます。フィルタはスコープから別のスコープに移動できます。メイン・フィルタ・バーとビジュアライゼーション間でのフィルタのスコープの変更に関する項を参照してください。

エクスポート時におけるキャンバスのアスペクト率の重視

キャンバスのアスペクト比を維持するように選択して、目的に最も近い結果を得るようにすることができます。ビジュアライゼーション、キャンバスまたはストーリの印刷に関する項を参照してください。

複数の列でのソート

ビジュアライゼーションに複数のソート列を選択できます。ビジュアライゼーションの属性とメジャーの組合せに基づいて、ネストされたソートを作成できます。ビジュアライゼーションでのデータのソートに関する項を参照してください。

テキスト列の空白のトリミング

変換オプション・メニューを使用して、テキスト列の先頭および末尾のスペースを簡単にトリミングまたは削除できます。列のメニュー・オプションを使用したデータの変換を参照してください。

データ・フローでのデータベース・テキストのトークン化のサポート

高度なテキスト分析手法をユーザー・データに適用し、テキスト・データ列内で最も出現頻繁が高い単語を識別してリストします。データ・フローでのデータベース・テキストのトークン化のサポートに関する項を参照してください。

データ・フローにおけるデータベース高頻度項目セット(マーケット・バスケット)のサポート

一緒に表示されることが多いアイテムのセットを特定して、データ内の関係を見つけます。このデータ・マイニング手法は、アソシエーション・ルール学習、アフィニティ分析およびマーケット・バスケット分析として知られています。データ・フローでのデータベース・テキストのトークン化のサポートに関する項を参照してください。

2020年9月(リリース5.8)

機能 説明
ビジュアライゼーション間で一貫した凡例プロパティ

Sankey、Network、Tree DiagramおよびChordの各ビジュアライゼーションには、プロパティ(場所やフォントなど)が追加されています。可視化プロパティの調整を参照してください。

ヒート・マップのイメージ背景

カスタム・イメージ・マップのヒート・マップ・レイヤーを使用してデータを視覚化します。ビジュアライゼーションを強化するためのマップ背景およびマップ・レイヤーの適用を参照してください。

すべてのページに1つのヘッダー

Oracle Analyticsのユーザー・インタフェースは、ワークスペースの最大化に役立つ単一のヘッダーで拡張されています。提供されるコンテンツ密度を使用することで、最新のユーザー・インタフェースと改善されたナビゲーションにより、表示機能の利点を実現できます。

ライブ・データセットのエンリッチメント

キャッシュされたデータセットまたはファイルベースのデータセットとともに、ライブ・データセットのエンリッチメントを活用できます。データ準備についてを参照してください。

2020年7月(リリース5.7)

機能 説明
パフォーマンス・タイル内のスパーク・チャート スパーク・チャートをタイルに追加することで、ビジュアライゼーションを活気づけることができます。スパーク・チャートを使用した傾向の調査を参照してください。
レスポンシブなキャンバス・レイアウト コントロールを使用して、キャンバス・レポートの垂直スクロールと水平スクロール、および画面解像度全体にわたる自動レスポンシブ・デザインを設定できます。ビジュアライゼーション・キャンバス・レイアウトの調整についてを参照してください。
キャンバス上フィルタ キャンバスの一部またはすべてのビジュアライゼーション内の属性列に対して、ユーザーがフィルタを選択、変更および適用できるキャンバス上フィルタを追加できます。キャンバス上フィルタの追加を参照してください。
Oracle機械学習モデルおよびOracle Analytics Desktop Oracle Analytics Desktopでは、Oracle機械学習モデルを登録および使用して、データベースで大規模なデータセットをモデル化、スコアリングおよび出力できます。Oracle機械学習モデルは、Oracle DatabaseおよびOracle Autonomous Data Warehouseの接続から登録して使用できます。Oracle AnalyticsでOracle機械学習モデルを使用するにはどのようにすればよいですかを参照してください。
属性の上位/下位フィルタ 属性の上位/下位フィルタを追加し、メジャーを選択します。以前は、メジャーの上位/下位フィルタのみを追加して、属性を選択できました。「上位下位Nフィルタの適用」を参照してください。
ブリッジ・レポート ウォーターフォール・ビジュアライゼーションを使用して、ブリッジ・レポートを作成できます。ブリッジ・レポートは、カテゴリの値間の全体的な変動に対する各メンバーの貢献度別にデータをグループ化します。たとえば、年ごとの総売上高の変動に対する様々な製品の貢献度を示します。プロジェクトの作成とデータセットの追加を参照してください。
データ・フローでのデータベース詳細分析関数

Oracle Autonomous Data WarehouseおよびOracle Databaseから詳細分析関数を使用できます。これには、動的クラスタリングと動的異常、列および行のアンピボット、スマート・サンプリングが含まれます。データ・フローへの分析関数の追加を参照してください。

2020年5月(リリース5.6)

機能 説明
Microsoft Azure SQL Databaseへの接続 Microsoft Azure SQLデータベースからデータをビジュアル化します。サポートされるデータ・ソースを参照してください。
デジタル化されたカスタム・マップ・レイヤーの作成 任意のイメージからカスタムの対話型ビジュアライゼーションを簡単に作成できます。イメージをアップロードし、マップ・レイヤーを作成します。このマップ・レイヤーでは、コード不要のポリゴン定義をデータにバインドしてイメージ上の領域を対話式で定義できます。マップ背景としてのイメージの使用およびイメージ上でのマップ・レイヤー形状の描画を参照してください。
Publisherレポートへのデータ・アクションの作成 Publisherレポートに簡単にナビゲートするためのデータ・アクションを作成できます。Publisherレポートに接続するためのデータ・アクションの作成を参照してください。
ウォーターフォール・ビジュアライゼーションでの色の拡張 ウォーターフォール・ビジュアライゼーションで、値の増減を示すためにカスタム色を割り当てることができます。
クリップボードへの計算式のコピー 式エディタを開くことなく、シンプルなメニュー・オプションにアクセスして式全体をクリップボードにコピーできます。
より迅速な計算作成 カスタムの計算をコピーして複製することで派生的な計算をすばやく作成することや、バックアップ・コピーを作成することや、構文シナリオを迅速にテストすることができます。
キャンバスの操作性の向上 プロジェクトを作成すると、分析の様々なタブが作成されます。キャンバス名を読みやすくするためのコンテンツ密度の改善についてと、繰り返し実行するレポート作成およびテストのための迅速なキャンバス複製について説明します。キャンバスのタブを複製またはコピーすると、アクセスしやすいように、新しいキャンバスがリストの末尾ではなく元のキャンバスの横に追加されます。
マップ・レンダリングの拡張およびジェスチャを無効化する機能 マップ・レンダリングはパフォーマンスが向上し、大きいデータセットを使用する場合のデータ切捨て警告が含まれるようになりました。操作性の向上のためにマップ表示のロックや対話型ジェスチャの無効化が可能です。
表およびピボット表での柔軟かつ永続的なセル・サイズ設定 表およびピボット表をより明瞭にすることができます。注目を集める必要や余白を多くして見やすくする必要がある特定のデータ・ポイントの列および行のサイズを制御できます。

2020年1月(リリース5.5)

機能 説明
バタフライ・ビジュアライゼーション バタフライのビジュアライゼーションを選択すると、2セットのデータ系列を並べ、特定のメトリックごとに編成して表示できます。
スペーサ・ビジュアライゼーション キャンバスにスペーサを追加して、ビジュアライゼーションの間にフィラーのスペースを確保できます。
列へのマップ・レイヤーの割当て 「ロケーション詳細」オプションを使用して、マップ・レイヤーを列に割り当てることができます。データ列へのマップ・レイヤーの割当てを参照してください。
マップ・レイヤーでの自動フォーカス マップ・ビジュアライゼーションにフィルタを追加した後、「データに自動フォーカス」オプションを使用して特定のマップ領域に自動的にフォーカスを置くことができます。マップ・ビジュアライゼーションのデータへの自動フォーカスを参照してください。
ピボット表および表での総計の強化 ピボット表および表の場合、「プロパティ」タブを使用して総計および小計の形式と位置を制御します。
キャンバスとプロジェクトの背景構成 キャンバスおよびプロジェクトに背景色および画像を追加できます。
階層的色設定 「階層色設定」オプションを選択して、各メトリックの属性値に対して一貫した色設定を確保できます。
Explainの参照線 属性列のExplainのキー・ドライバ結果では、100%積上げグラフで定数の参照線が表示されます。Explainを使用したデータの分析を参照してください。
Oracle NetSuite接続タイプ Oracle NetSuiteデータ・ソースからデータをビジュアル化します。
Oracle Database拡張接続オプション 単一クライアント・アクセス名(SCAN) IDを使用して、複数のクラスタに構成されているOracle Databaseに接続します。「接続の作成」ダイアログで、「詳細」を選択して単一クライアント・アクセス名(SCAN) IDを構成します。データベースへの接続の指定についてを参照してください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。