テスト

テストREST APIコールを実行する前に、マイクロサービス対応トランザクション・マネージャがインストールされており、REST APIとやり取りするアプリケーションが実行されていることを確認してください。

インストール・バンドルに含まれるサンプル・アプリケーションを実行するか、独自のアプリケーションを作成して実行できます。また、cURLコマンドまたはRESTクライアントを使用してREST APIをテストしてから、アプリケーションに実装することもできます。

cURLを使用したテスト

cURLを起動し、次の表に示したコマンドライン・オプションを必要に応じて1つ以上指定し、REST APIコールをテストします。

オプション 説明
-uまたは--user username:password マイクロサービス対応トランザクション・マネージャ・アカウントのユーザー名およびパスワードを指定します。認証cookieを渡す場合は、すべてのリクエストでユーザー名とパスワードを送信する必要はありません。詳細は、認証を参照してください。
-X リクエストの種類を指定します(GET、PUTなど)。
-H --header リクエスト・ヘッダーに認証cookieを指定します。
-d, --data @file.json ローカル・マシン上でJSON形式のリクエスト・ドキュメントを識別します。

インストールしたcURLのバージョンで使用可能なオプションの詳細は、公式のcURLドキュメントを参照してください。

cURLを使用したリクエストの送信

RESTクライアントを設定した後、接続が機能していることを確認するリクエストを送信できます。GET HTTP動詞を使用して、特定のトランザクション・プロトコルのすべてのトランザクション詳細を取得します。たとえば、すべてのXAトランザクションの詳細を表示するには、次のリクエストを使用できます:

サンプルcURLコマンド

curl -X GET
     -H "Authorization:Bearer $OTMM_COOKIE" 
      https://192.0.2.1:8080/admin/v1/xa-transaction

OTMM_COOKIEは、前に認証トークンを格納した変数の名前です。認証トークンの取得および変数への格納の詳細は、認証を参照してください。

リクエストが成功した場合、次のような本文の200レスポンスを受信します:

{
    "more": false,
    "transactions": [
        {
            "begin": 1656909341649,
            "encryptedEntry": "Rw/egNz7....",
            "end": 0,
            "gtrid": "e6808684-5d8c-4ad0-90d2-345a225d0f02",
            "hostname": "otmm-tcs-6499...",
            "keyVersion": "1",
            "nonce": "HUnUlVyEhiFjJSU/",
            "status": "Created",
            "thumbprint": "Bearer eyJhb....",
            "timeout": 600000,
            "userId": "43225c1..."
        }
    ]
}

値の例は、読みやすくするために...を使用して一部を省いています。ご使用の環境でレスポンスを確認すると、値全体が表示されます。