4.3 TLSバージョン構成
次の表に、各TuxedoコンポーネントのデフォルトのTLSバージョンの概要と、それを変更するための構成オプションを示します。
表4-2 TLSバージョン構成
TLSクライアント | TLSサーバー | ||||
---|---|---|---|---|---|
コンポーネント | デフォルト・バージョン | 構成オプション | コンポーネント | デフォルト・バージョン | 構成オプション |
ワークステーション・クライアント | TLSv1.3_1.2 | 環境変数WSNADDR 。例: WSNADDR="//host1:8810;TLSv1.3 "
|
ワークステーション・リスナー/ハンドラ | TLSv1.3_1.2 | 環境変数TM_TLS_FORCE_VER |
JOLTクライアント | TLSv1.3_1.2 |
Javaプロパティ System.setProperty("bea.jolt.tls.version" "TLSv1.3"); |
JOLTリスナー/ハンドラ | TLSv1.3_1.2 | 環境変数TM_TLS_FORCE_VER |
CORBAクライアント | TLSv1.3_1.2 | Tobj_Bootstrap コンストラクタnaddress パラメータまたは環境変数TOBJADDR |
CORBAリスナー/ハンドラ | TLSv1.3_1.2 | 環境変数TM_TLS_FORCE_VER |
BRIDGE | TLSv1.3_1.2 | サポートされていません | BRIDGE | TLSv1.3_1.2 | 環境変数TM_TLS_FORCE_VER |
tmboot/tmshutdown | TLSv1.3_1.2 | サポートされていません | tlisten | TLSv1.3_1.2 | 環境変数TM_TLS_FORCE_VER |
GWTDOMAIN | TLSv1.3_1.2 | DMCONFIG ファイルの構成オプションDM_TDOMAIN /TLSversion 。例: TLSversion=TLSv1.3 |
GWTDOMAIN | TLSv1.3_1.2 | 環境変数TM_TLS_FORCE_VER |
外部Webサービス・クライアント | N/A | N/A | GWWS | TLSv1.3_1.2 | 環境変数TM_TLS_FORCE_VER |
GWWS | TLSv1.3_1.2 | SALTDEPLOY ファイルの要素Endpoint の属性tlsversion 。例: <Endpoint address="..." tlsversion="TLSv1.3"/> |
外部Webサービス・サーバー | N/A | N/A |
LMS | TLSv1.3_1.2 | サポートされていません | TSAM Plusマネージャ | WebLogic Serverのドキュメントを参照してください | WebLogic Serverのドキュメントを参照してください |
ノート:
環境変数TM_TLS_FORCE_VER
などの構成オプションでは、次の値がサポートされます。その他の値は無視され、デフォルトのTLSバージョンが使用されます。
- TLSv1.2
- TLSv1.3
- TLSv1.3_1.2
親トピック: TLSサポートのクイック・リファレンス