14.22.1 例外定義
標準例外を次に定義します。クライアントは、この一覧にはないシステム例外の処理を準備しておく必要があります。これは、将来のバージョンの仕様で標準例外の定義が追加される可能性があるため、およびORB実装で非標準のシステム例外が発生する可能性があるためです。例外の詳細については、『システム・メッセージ』を参照してください。
次の表では、例外を定義します。
表14-4 例外の定義
| 例外 | 説明 |
|---|---|
CORBA::UNKNOWN
|
不明な例外です。 |
CORBA::BAD_PARAM
|
無効なパラメータが渡されました。 |
CORBA::NO_MEMORY
|
動的メモリー割当てが失敗しました。 |
CORBA::IMP_LIMIT
|
実装制限に違反しています。 |
CORBA::COMM_FAILURE
|
通信が失敗しました。 |
CORBA::INV_OBJREF
|
無効なオブジェクト参照です。 |
CORBA::NO_PERMISSION
|
試行された操作の権限がありません。 |
CORBA::INTERNAL
|
ORB内部エラーです。 |
CORBA::MARSHAL
|
パラメータまたは結果のマーシャル時にエラーが発生しました。 |
CORBA::INITIALIZE
|
ORB初期化に失敗しました。 |
CORBA::NO_IMPLEMENT
|
操作の実装が使用できません。 |
CORBA::BAD_TYPECODE
|
タイプ・コードが間違っています。 |
CORBA::BAD_OPERATION
|
操作が無効です。 |
CORBA::NO_RESOURCES
|
リクエストのためのリソースが不足しています。 |
CORBA::NO_RESPONSE
|
リクエストに対するレスポンスがまだ利用できません。 |
CORBA::PERSIST_STORE
|
永続ストレージの障害。 |
CORBA::BAD_INV_ORDER
|
ルーチン呼出しが順不同です。 |
CORBA::TRANSIENT
|
一時障害のため、リクエストが再度呼び出されます。 |
CORBA::FREE_MEM
|
メモリーを解放できません。 |
CORBA::INV_IDENT
|
識別子の構文が無効です。 |
CORBA::INV_FLAG
|
無効なフラグが指定されました。 |
CORBA::INTF_REPOS
|
インタフェース・リポジトリへのアクセス時にエラーが発生しました。 |
CORBA::BAD_CONTEXT
|
コンテキスト・オブジェクトの処理中にエラーが発生しました。 |
CORBA::OBJ_ADAPTER
|
オブジェクト・アダプタによって失敗が検出されました。 |
CORBA::DATA_CONVERSION
|
データ変換エラー。 |
CORBA::OBJECT_NOT_EXIST
|
オブジェクトが存在しません。リファレンスを削除してください。 |
CORBA::TRANSACTION_REQUIRED
|
トランザクションが必要です。 |
CORBA::TRANSACTION_ROLLEDBACK
|
トランザクションはロールバックされました。 |
CORBA::INVALID_TRANSACTION
|
無効なトランザクションです。 |
親トピック: 標準例外