1 CORBAプログラミング・モデル
CORBAは、オブジェクト・ベースの分散アプリケーションを作成するための仕様です。CORBAのアーキテクチャと仕様は、Object Management Group (OMG)によって開発されました。OMGは、数百社の情報システム・ベンダーで構成されるコンソーシアムです。CORBAの目的は、分散ソフトウェア・アプリケーションをビルドおよび統合するオブジェクト指向の手法を促進することです。
CORBA仕様では、分散アプリケーションをビルドするためのオープンで一貫性のあるモデルが提供されます。
- 分散アプリケーションをビルドするためのオブジェクト・モデル。
- クライアント・アプリケーションおよびサーバー・アプリケーションで使用される共通のアプリケーション・プログラミング・オブジェクトのセット。
- 分散アプリケーションの開発で使用されるオブジェクトのインタフェースを記述する構文。
- 複数のプログラミング言語で記述されたアプリケーションによる使用のサポート。
CORBA仕様では、CORBAの実装を開発する方法が説明されています。また、アプリケーションの開発で使用するプログラミング言語のバインディングも記述されています。
CORBAアーキテクチャを使用する利点を説明するために、この項では初期のクライアント/サーバー・アプリケーション開発手法とCORBAの開発手法を比較します。