9.6 XA準拠のサーバー・グループに対するグローバル・トランザクションの定義
アプリケーション・プログラマがXA準拠のサーバー・グループのサービスをコーディングする場合、グループのリソース・マネージャを介して操作を行うようにするのが一般的です。通常、サービスは1つのトランザクション内ですべての操作を行います。それに対して、flags
にTPNOTRAN
を設定してサービスを呼び出すと、データベース操作の実行時に予期しない結果を受け取る場合があります。
予測不能な動作を防ぐには、XA準拠のリソース・マネージャに関連付けられているグループのサービスが、常にトランザクション・モードで呼び出されるようにアプリケーションを設計します。または、構成ファイルのAUTOTRAN
にY
を設定します。また、サービス・コードの早い段階で、トランザクション・レベルを確認する必要があります。
親トピック: グローバル・トランザクションのコーディング