11.25.1 tpcommit()関数への影響
tpcommit()
を呼び出した後でタイムアウトが発生した場合、トランザクションはどのような状態になるでしょうか。トランザクションがタイムアウトになり、そのトランザクションが中断されたことがシステムで認識されると、システムはtperrno(5)
にTPEABORT
を設定して、そのような状況の発生を通知します。トランザクションのステータスが不明な場合は、エラー・コードにTPETIME
を設定します。
トランザクションの状態が明確ではない場合、リソース・マネージャに問い合せる必要があります。まず、トランザクションによって行われた変更が適用されたかどうかを確認します。これにより、トランザクションがコミットされたか、または中断されたかを判断できます。
親トピック: トランザクション・タイムアウト