2.4.4 ステップ4: CORBAクライアント・アプリケーションによる、ビジネス・ロジックの実行に必要なCORBAオブジェクトのリファレンスの取得

CORBAクライアント・アプリケーションでは、次のステップを実行する必要があります:

  1. 必要なオブジェクトのファクトリのリファレンスを取得します。

    たとえば、クライアント・アプリケーションではSimpleFactoryオブジェクトのリファレンスが必要です。次の図で示されているように、このファクトリのリファレンスはFactoryFinderオブジェクトから取得します。

  2. SimpleFactoryオブジェクトを呼び出して、Simpleオブジェクトのリファレンスを取得します。

    SimpleFactoryオブジェクトがアクティブでない場合は、次の図で示されているように、TPフレームワークがServerオブジェクトのServer::create_servantメソッドを呼び出してSimpleFactoryオブジェクトをインスタンス化します。

    図2-7 CORBAサーバー・アプリケーション

    CORBAサーバー・アプリケーションの図について説明します。
  3. TPフレームワークでは、次の図で示されているように、SimpleFactoryオブジェクトのactivate_object()操作とfind_simple()操作を呼び出してSimpleオブジェクトのリファレンスを取得します。

    図2-8 SimpleFactoryオブジェクトの操作

    SimpleFactoryオブジェクトの操作の図について説明します。

SimpleFactoryオブジェクトからクライアント・アプリケーションにSimpleオブジェクトのオブジェクト参照が返されます。

ノート:

TPフレームワークはデフォルトでオブジェクトをアクティブにするので、Simpappサンプル・アプリケーションではSimpleFactoryオブジェクトでactivate_object()操作を明示的には使用しません。