10.4 Oracle Tuxedoファイル・システムの構成
Oracle Tuxedoファイル・システムには、ボリューム一覧(VTOC: Volume Table of Contents)があります。これは、汎用デバイス・リスト(UDL: Universal Device List)で指定されたデバイス上のファイルの一覧です。UDLにはOracle Tuxedoシステム表の物理ストレージ・スペースの位置についての情報が記載されています。Oracle Tuxedoアプリケーションでは、すべてのシステム・ファイルを同じrawディスク・スライスやOSファイル・システム上に格納できます。構成表通常のOSファイル・システムに配置することもできますが、トランザクション・ログTLOGはrawディスク・デバイス上に配置することをお薦めします。TLOGが100ブロック(512バイト/ブロックと仮定して51,200バイト)を超えることはほとんどありません。また、ディスク・パーティションは100ブロックよりはるかに大きいので、同じデバイス上に構成ファイルとTLOGの両方を格納できます。
リストC-1は、単一マシン上のbankapp(サンプル・アプリケーション)構成のVTOCとUDLの例です。
Output based on setting FSCONFIG=$TUXCONFIG, and invoking tmadmin:
No bulletin board exists. Entering boot mode.
> livtoc Volume Table of Contents on /usr2/bank/tuxconfig:
0: VTOC: Device 0 Offset 0 Pages 7
1: UDL: Device 0 Offset 7 Pages 28
2: _RESOURCE_SECT: Device 0 Offset 35 Pages 6
3: _MACHINES_SECT: Device 0 Offset 41 Pages 40
4: _GROUPS_SECT: Device 0 Offset 141 Pages 100
5: _SERVERS_SECT: Device 0 Offset 241 Pages 150
6: _SERVICES_SECT: Device 0 Offset 391 Pages 60
7: _ROUTING_SECT: Device 0 Offset 451 Pages 100
8: _NETWORK_SECT: Device 0 Offset 551 Pages 20
9: _MIBPERMS_SECT: Device 0 Offset 571 Pages 2
10: _NETGROUPS_SECT: Device 0 Offset 573 Pages 2
11: _INTERFACES_SECT: Device 0 Offset 575 Pages 10
# If the TLOG is stored on the same device, there will be an
# entry something like:
12: TLOG: Device 0 Offset 585 Pages 100 Oracle Tuxedoアプリケーション管理者は、アプリケーションに参加する各ノードに必要なrawディスク・スライスを確保しておく必要があります。次の表は、Oracle Tuxedoファイル・システムの各構成要素のサイズを示したものです。
表10-1 Oracle Tuxedoシステム表のサイズ
| 要素 | ページ(ブロック)数(512バイト/ページ) |
|---|---|
VTOC
|
7 |
TUXCONFIG
|
550 |
TLOG
|
100 (デフォルト) |
UDL
|
28 |
TOTAL
|
685 |
構成ファイルUBBCONFIG内のエントリがbankappサンプル・アプリケーション内のエントリより多い場合、TUXCONFIGファイルにはこれよりも大きな領域が必要になります。システム管理者は、動的な再構成とアプリケーションの拡張を考慮して、十分な領域を確保してください。のサブコマンドtmadmincrdlでは、デフォルトのブロック・サイズが1000ブロックと想定されています(512バイト/ブロックと仮定して512000バイト)。これは最初のインストールには十分なサイズです。
親トピック: ファイルおよびデータベースの管理とディスク領域の割当て