6.22.1.1 UNIXシステム上でsimpappを実行してOracle Tuxedo ATMIソフトウェアのインストールを確認する
UNIXシステム上でATMIバージョンのsimpappを構成して実行するには、次のステップに従います。
- Oracle Tuxedoアプリケーション管理者としてターゲット・マシンにログインし、コマンド行シェルを開きます。
- サンプル・アプリケーション用の作業ディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動します。
cd /home/me mkdir atmi cd atmi - Oracle Tuxedoシステムが使用する環境変数を設定してエクスポートします。「UNIXシステムでの環境変数の設定」を参照してください。
APPDIRとTUXCONFIGを次のように設定します。APPDIR=/home/me/atmi TUXCONFIG=$APPDIR/tuxconfig export APPDIR TUXCONFIGノート:
WEBJAVADIR環境変数を設定する必要はありません。 simpapp用のファイルを作業ディレクトリにコピーします。構成ファイルとubbsimpleのいずれかを編集する必要があります。クライアントおよびサーバー用のファイル(simpclとsimpserv)が実行可能であることと、構成ファイル(ubbsimple)が書込み可能であることを確認します。たとえば:cp $TUXDIR/samples/atmi/simpapp/* . chmod 755 simpserv simpcl chmod 644 ubbsimple- 次のコマンドを入力して、
simpappクライアントおよびサーバー・プログラムをコンパイルします:buildclient -o simpcl -f simpcl.c buildserver -o simpserv -f simpserv.c -s TOUPPER - サンプルの構成ファイル
ubbsimpleで、山かっこで囲まれた文字列をOracle Tuxedoシステムのインストールに合せた値に置き換えます。ubbsimple内のコメントには、ファイルのカスタマイズ方法が記載されています。ubbsimpleファイルの以下のパラメータを設定します。IPCKEYを有効なIPCキーに設定します。この値は、32,768より大きく、262,143未満でなければなりません。APPDIRを/home/me/atmiに設定します。TUXCONFIGを$APPDIR/tuxconfigに対応するリテラル・パス名(この例では、/home/me/atmi/tuxconfig)に設定します。TUXDIRを、このマシンのOracle Tuxedoソフトウェアの製品ディレクトリの絶対パス名(/home/oracle/tuxedo12cR1など)に設定します。MACHINE-NAMEをシステムの名前に設定します。UNIXマシン上でシステム名を調べるには、次のコマンドを入力します。uname -nノート:
ubbsimpleファイル内のAPPDIR、TUXCONFIG、およびTUXDIRパラメータの設定は、APPDIR、TUXCONFIG、およびTUXDIR環境変数の設定に一致していなければなりません。
invokingtmloadcf(1)を使用して、編集した構成ファイルのバイナリ・バージョンを作成します。tuxconfigという名前のファイルが生成されます。このファイルは、TUXCONFIG環境変数によって参照され、実行時にアプリケーション構成の説明をOracle Tuxedoシステムに提供します。tmloadcf -y ubbsimple- 次のコマンドを入力して
simpappを起動します。tmboot -y起動が成功すると、次のような画面が表示されます。ステップ10に進みます。次に示すのは、
tmboot -yによって生成される出力です:Booting all admin and server processes in /home/me/atmi/tuxconfig INFO: Oracle Tuxedo , Version 22.1.0.0.0 Booting admin processes ... exec BBL -A: process id=24180 ... Started. Booting server processes ... exec simpserv -A : process id=24181 ... Started. 2 processes started. - 起動が失敗した場合は、アプリケーション・ディレクトリ(
$APPDIR、/home/me/atmi)にあるULOG.mmddyyというログを調べます。文字列mmddyyは、ファイル名の末尾となる日付(現在の月、日、および年を表す数字)のプレースホルダです。ログの最後に、:can’t create enough semaphores for BBなどのメッセージがある場合は、オペレーティング・システムで構成されているプロセス間通信(IPC)リソースが
simpappの実行に適していないと考えられます。これが正しいかどうかを確認するには、Oracle Tuxedoシステム・コマンドのtmloadcf(1)を呼び出し、構成ファイルの名前を指定します。次の例を参照してください。tmloadcf -c $APPDIR/ubbsimpleオペレーティング・システムで構成されている現在のIPCパラメータ値が、
tmloadcfの出力結果で示された最低限の値(VariableまたはFixed)よりも小さい場合は、そのパラメータの値を大きくする必要があります。プラットフォームの現在のIPC値の確認方法と変更方法については、「Oracle Tuxedo 22cリリース(22.1.0.0.0)のプラットフォーム・データ・シート」で該当プラットフォームのデータ・シートを参照してください。 - 起動が成功した場合は、クライアントを呼び出すことができます。たとえば、次のコマンドを入力します。
simpcl “hello world”次が表示されます。Returned string is: HELLO WORLD - 操作が終了したら、次のコマンドで
simpappを停止します。tmshutdown -y