1.3.3.3 VIEW/VIEW32型バッファの使用

Tuxedo .NETワークステーション・クライアントでは、クラスTypedVIEWを使用して、VIEW/VIEW32データを作成し、アクセスします。VIEW/VIEW32型バッファを使用してTuxedo .NETワークステーション・クライアント・アプリケーションを開発するには、以下のステップに従います。

  1. VIEW定義ファイル(.v)を定義します。
  2. Tuxedo .NETワークステーション・クライアントのviewcsユーティリティを使用して、VIEW定義ファイルをVIEWバイナリ・ファイル(.VV)にコンパイルします。詳細は、viewc(1)viewcs(1)を参照してください。
  3. Tuxedo .NETワークステーション・クライアントのviewcsユーティリティを使用して、クラスTypedVIEWから導出されるC#定義コード、および対応する.dllライブラリ(必要に応じて)をVIEWバイナリ・ファイルから生成します。
  4. クラスTypedVIEWを使用して、.NETアプリケーションを記述します。

    クラスTypedVIEWには、次の2つのオプションがあります:

    • オプション1: 環境変数なし

      これは、TypedVIEWの最も一般的な使用方法です。

      viewcsユーティリティを使用して、派生クラスTypedVIEWのC#定義コードをxxx.VVファイルから生成します。その後、C#コードを.exeファイルにコンパイルします。環境変数を追加する必要はありません。

      次の例を参照してください。

      viewcs(32) view1.VV view2.VV
      buildnetclient -o simpapp.exe simpapp.cs view1.cs view2.cs
    • オプション2: .NETアセンブリ環境変数の使用

      viewcsユーティリティと.NETアセンブリ環境変数を併用すると、.dllライブラリを生成できます。viewcsによって生成される.dllライブラリを表示するには、.NETアセンブリ環境変数ASSFILESおよびASSDIR (view32の場合は、ASSFILES32およびASSDIR32)を適宜設定する必要があります。

      ノート:

      TypedViewは、.NET環境では、C#コードではなく、.dllライブラリにリンクする必要があります。それによって、クラス型が.dllライブラリまたは.exeファイルにコンパイルされるためです。定義が.dllライブラリと.exeファイルの両方にコンパイルされる場合、この2種類のファイルに出力されるバイナリは同じではありません。

      これらの環境変数を使用すると、.dllライブラリを自動的に、または手動で生成できます:

      viewcsによって自動生成される.dllライブラリ

      この方法は、多数のxxx.VVファイルが存在する場合に使用できます。TypedVIEWのC#コードを管理しやすくするには、複数のxxx.VVファイルを1つの.dllライブラリにコンパイルします。

      viewcsユーティリティを使用して、派生クラスTypedVIEWのC#定義コード、および対応する.dllライブラリをxxx.VVファイルから生成します。libwscdnet.dllアセンブリを手動で登録してから、.dllライブラリを使用してクライアント・アプリケーションをコンパイルします。

      次の例を参照してください。

      viewcs(32) view.dll view1.VV view2.VV
      gacutil.exe /i view.dll
      buildnetclient -o simpapp.exe simpapp.cs view.dll
      set ASSFILES(32)=view.dll
      set ASSDIR(32)=%APDIR%

      手動生成.dllライブラリ

      特定の統合プログラミング環境(たとえば、VB.NETおよびASP.NET)には、実行環境が備わっています。クライアント・アプリケーションは、.dllファイルとして統合されています。この場合は、.dllライブラリを手動で生成することをお薦めします。

      viewcsユーティリティを使用して、派生クラスTypedVIEWのC#定義コードをxxx.VVファイルから生成します。その後、C#コードをアプリケーションの.dllファイルにコンパイルします。

      .NETアセンブリ環境変数ASSFILESおよびASSDIR (VIEW32の場合は、ASSFILES32およびASSDIR32)をTypedVIEWが定義されたアプリケーションの.dllライブラリおよびディレクトリに設定する必要があります。

      次の例を参照してください。

      viewcs(32) view1.VV view2.VV
      csc /t:library /out:simpapp.dll /r:%TUXDIR%\bin\libwscdnet.dll simpapp.cs
      view1.cs view2.cs
      set ASSFILES(32)=simpapp.dll
      set ASSDIR(32)=%APDIR%

Typed Buffer Samplesファイル(Tuxedo .NETワークステーション・クライアント・パッケージに含まれる)は、FMLおよびVIEW型付きバッファの使い方を示します。