3.5 Javaのデータ型をTuxedoのデータ型に変換する

次の表に、Javaのデータ型と、Tuxedoサービスで要求されるパラメータの型の対応を示します。DataSetまたはServletDataSetの値には、適切なJavaのデータ型を使用してください。JavaのString型としてパラメータを指定すると、メタデータ・リポジトリのサービス定義に応じて適切なデータ型に自動的に変換されます。

リクエストに関連付けられているすべてのパラメータは文字列形式で表されるので、この機能を使用して、HttpServletRequestオブジェクト内のすべてのデータを変換することもできます。それ以外の場合は、下の表に示すデータ型を使用します。適切なデータ型を使用すると、文字列を変換するためのルックアップが不要になるので、効率が向上します。

Oracle Tuxedoのデータ型 Java型
char Byte
short Short
long Integer
float Float
double Double
char* String
CARRAY byte[]
XML byte[]

TuxedoのCARRAY型は、Java文字列では各バイトが2桁の16進数で表されます。これらの16進数を連結して、複数のバイトを指定します。たとえば、文字列FF0A20は、Tuxedoのデータ型ではCARRAY {255,10,32}で表されます。