2.6.4 Tellerオブジェクトが適切なサーバー・グループでインスタンス化されるようにする方法

RegistrarオブジェクトはTellerオブジェクトが必要になると、Universityサーバー・オブジェクトにキャッシュされているTellerFactoryオブジェクト参照を使用して、TellerFactoryオブジェクトを呼び出します。

ただし、TellerFactoryオブジェクトではファクトリ・ベース・ルーティングが使用されているため、RegistrarオブジェクトがTellerオブジェクトへの参照をリクエストするとき、Registrarオブジェクトは学生の口座番号を渡します。このようにしてTellerFactoryオブジェクトは、正しいデータベースを備えたグループ内のTellerオブジェクトへの参照を作成します。

ノート:

Productionサンプル・アプリケーションが適正に動作するためには、システム管理者がサーバー・グループとデータベースの構成を正しく行うことが不可欠です。具体的には、システム管理者はルーティング表で指定されたルーティング基準と、これらの基準を使用したリクエストのルーティング先となるデータベースを、確実に一致させる必要があります。Productionサンプルを例にすると、指定されたグループにあるデータベースは、そのグループにルーティングされたリクエストに正しく対応する学生情報および口座情報を含んでいる必要があります。