ステップ1 - 最新のパッチによるOracle Database Applianceリポジトリの更新
最新のOracle Databaseアプライアンス・パッチについては、「Oracle Database Applianceリリース・ノート」を参照してください。
Oracle Databaseアプライアンス・リリース19.17のサーバー・パッチ・ファイルをダウンロードする必要があります。 サーバー・パッチはファームウェアおよびオペレーティング・システムを更新します。 データベースにパッチを適用する前に、サーバーにパッチを適用する必要があります。 データベースにパッチを適用する場合、必要に応じてサブセットにパッチを適用することを選択できます。 ただし、すべてのデータベースにパッチを適用して最新の状態に保つことをお薦めします。
この演習では、サーバー、Oracle Grid Infrastructureおよびデータベースのクローン・ファイルのシミュレートされた19.17.0.0.0パッチをシミュレータにダウンロードしました。
リポジトリは、最新のサーバー・パッチ、Oracle Grid Infrastructureおよびデータベースのクローン・ファイルと、適用可能な追加のデータベース・クローン・ファイルで更新する必要があります。 たとえば、リリース19.16から19.17にOracle Databaseにパッチを適用する場合は、最初に19.16 Oracle Grid Infrastructureおよびデータベース・クローン・ファイルでリポジトリを更新する必要があります。
サーバーへのパッチ適用を開始する前に、webコンソールから現在設置されているコンポーネントを確認できます。 「アプライアンス」タブに移動し、左側の「パッチ・マネージャ」をクリックし、「サーバー/ストレージの更新」タブをクリックします。 設置されたすべての19.16.0.0.0コンポーネントを確認します。 リポジトリを19.17.0.0.0に更新していないため、すべてのコンポーネントが最新として表示されます。
次に、サーバー・リポジトリを更新します。 サーバー・パッチ・ファイルはoda-sm-19.17.0.0.0-date-server.zipです。
$ odacli update-repository -f /opt/oracle/dcs/patchfiles/oda-sm-19.17.0.0.0-date-server.zip
{
"jobId" : "b3794603-4fbb-42a4-89ee-791d420e68a6",
"status" : "Running",
"message" : "/opt/oracle/dcs/patchfiles/oda-sm-19.16.0.0.0-date-server.zip",
"reports" : [ ],
"createTimestamp" : "September 26, 2022 06:29:42 AM UTC",
"resourceList" : [ ],
"description" : "Repository Update",
"updatedTime" : "September 26, 2022 06:29:42 AM UTC"
}実際のOracle Database Applianceの場合、19.16データベースを作成するか、データベースを19.16にパッチを適用する場合は、まず、19.16 Oracle Grid Infrastructureおよびデータベース・クローン・ファイルでリポジトリを更新する前に、DCSエージェントを更新する必要があります。 ハードウェア・モデルのOracle Database Applianceデプロイメントおよびユーザーズ・ガイドを参照してください。
次のコマンドを実行して、これらのパッチでOracle Database Applianceリポジトリを更新します。 ファイル名にはフルパスを使用する必要があります。
$ odacli update-repository -f /opt/oracle/dcs/patchfiles/odacli-dcs-19.17.0.0.0-date-GI-19.17.0.0.zip
{
"jobId" : "529141f1-c5fb-42a6-ad1e-0b5540781a71",
"status" : "Waiting",
"message" : "/opt/oracle/dcs/patchfiles/odacli-dcs-19.17.0.0.0-date-GI-19.17.0.0.zip",
"reports" : [ ],
"createTimestamp" : "September 26, 2022 06:32:43 AM UTC",
"resourceList" : [ ],
"description" : "Repository Update",
"updatedTime" : "September 26, 2022 06:32:43 AM UTC"
}
$ odacli update-repository -f /opt/oracle/dcs/patchfiles/odacli-dcs-19.17.0.0.0-date-GI-19.17.0.0.zip
{
"jobId" : "6478c708-bef8-4d5a-83a6-b411fe9b3e7d",
"status" : "Running",
"message" : "/opt/oracle/dcs/patchfiles/odacli-dcs-19.17.0.0.0-date-DB-19.17.0.0.zip",
"reports" : [ ],
"createTimestamp" : "September 26, 2022 06:33:13 AM UTC",
"resourceList" : [ ],
"description" : "Repository Update",
"updatedTime" : "September 26, 2022 06:33:13 AM UTC"
}
$ odacli update-repository -f /opt/oracle/dcs/patchfiles/odacli-dcs-19.15.0.0.0-date-DB-12.2.0.1.zip
{
"jobId" : "76e5156b-160f-41fc-b9aa-580992902d9f",
"status" : "Running",
"message" : "/opt/oracle/dcs/patchfiles/odacli-dcs-19.15.0.0.0-date-DB-12.2.0.1.zip",
"reports" : [ ],
"createTimestamp" : "September 26, 2022 07:06:26 AM UTC",
"resourceList" : [ ],
"description" : "Repository Update",
"updatedTime" : "September 26, 2022 07:06:27 AM UTC"
}リポジトリの更新後、webコンソールを使用して、使用可能な19.17.0.0.0コンポーネント・バージョンを確認できます。
