48.83 IR_FILTERプロシージャ [非推奨]

ノート:

このプロシージャは推奨されていません。このプロシージャのかわりにAPEX_IRのプロシージャを使用してください。

このプロシージャは、対話モード・レポートにフィルタを作成します。このプロシージャは、ページ送信プロセスでのみ使用します。

構文

APEX_UTIL.IR_FILTER (
    p_page_id       IN NUMBER,
    p_report_column IN VARCHAR2,
    p_operator_abbr IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_filter_value  IN VARCHAR2,
    p_report_alias  IN VARCHAR2 DEFAULT NULL );

パラメータ

表48-71 IR_FILTERのパラメータ

パラメータ 説明
p_page_id 対話モード・レポートが含まれている現在のOracle APEXアプリケーションのページ。
p_report_column フィルタ処理されるレポートSQL列名または列の別名。
p_operator_abbr

フィルタ・タイプ。有効な値は次のとおりです。

  • EQ = 等しい
  • NEQ = 等しくない
  • LT = より小さい
  • LTE = 以下
  • GT = より大きい
  • GTE = 以上
  • LIKE = SQLのLike演算子
  • N = NULL
  • NN = NULLではない
  • C = 含む
  • NC = 含まない
  • IN = SQLのIn演算子
  • NIN = SQLのNot In演算子
p_filter_value フィルタ値。この値はNおよびNNには使用されません。
p_report_alias カレント・アプリケーション・ページで保存したレポート別名を指定します。プライマリ・レポートにフィルタを作成するには、p_report_aliasPRIMARYにするか、NULLのままにする必要があります。保存したレポートにフィルタを作成するには、p_report_aliasを保存したレポートの名前にする必要があります。たとえば、レポート1234にフィルタを作成するには、p_report_alias1234にする必要があります。

次の例では、IR_FILTERプロシージャを使用して、カレント・アプリケーションのページ1で別名が8101021の対話モード・レポートを、DEPTNO30でフィルタ処理する方法を示します。

BEGIN
    APEX_UTIL.IR_FILTER (   
        p_page_id        => 1,
        p_report_column  => 'DEPTNO',
        p_operator_abbr  => 'EQ',
        p_filter_value   => '30'
        p_report_alias   => '8101021'
        );
END;