26.13 RESET_REPORTプロシージャのシグネチャ1

このプロシージャは、レポートIDを使用して、レポート設定を開発者が定義したデフォルト設定にリセットします。

ノート:

ページ・レンダリング・プロセスでこのプロシージャを使用すると、レポートのダウンロード問題(CSV、HTML、電子メールなど)が発生します。ユーザーがレポートをダウンロードすると、対話モード・レポートでは、REQUEST値のダウンロード形式でページがリロードされます。対話モード・レポートの設定を変更すると(フィルタの追加やレポートのリセットなど)、部分的にページがリフレッシュされます。したがって、ダウンロード・データがユーザーが参照しているレポート・データと一致しないことがあります。このため、ページ送信プロセスでのみこのプロシージャを使用することをお薦めします。

構文

APEX_IR.RESET_REPORT (
    p_page_id   IN NUMBER,
    p_region_id IN NUMBER,
    p_report_id IN NUMBER DEFAULT NULL );

パラメータ

表26-13 RESET_REPORTのパラメータ

パラメータ 説明
p_page_id 対話モード・レポートが含まれている現在のOracle APEXアプリケーションのページ。
p_region_id 対話モード・レポート・リージョンのID。
p_report_id カレント・アプリケーション・ページで保存したレポートID。p_report_idがNULLの場合、最後に表示されたレポート設定がリセットされます。

次の例では、RESET_REPORTプロシージャのシグネチャ1を使用して、カレント・アプリケーションのページ1、リージョン2505704029884282でレポートIDが880629800374638220の対話モード・レポートの設定をリセットする方法を示します。

BEGIN     
    APEX_IR.RESET_REPORT(
        p_page_id      => 1,
        p_region_id    => 2505704029884282,
        p_report_id    => 880629800374638220);
END;