48.131 SET_SESSION_LIFETIME_SECONDSプロシージャ
このプロシージャは、現在のセッションの「最大セッションの長さ(秒)」の値を設定して、対応するアプリケーション属性をオーバーライドします。これにより、開発者は、ユーザーの認証後に決定された基準に基づいてセッション存続期間を動的に短縮また延長できるようになります。
構文
APEX_UTIL.SET_SESSION_LIFETIME_SECONDS (
p_seconds IN NUMBER,
p_scope IN VARCHAR2 DEFAULT 'session' );
パラメータ
表48-111 SET_SESSION_LIFETIME_SECONDSのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
p_seconds |
アプリケーションで使用されるセッションが存在可能な秒数を示す正の整数。 |
p_scope |
このパラメータは廃止されています。このプロシージャは常に、セッション全体の存続期間を設定します。 |
例1
次の例では、カレント・アプリケーションの「最大セッションの長さ(秒)」属性を7200秒(2時間)に設定します。
SESSION
のデフォルト値を使用するようにp_scope
入力パラメータを設定することで、次の例はカレント・セッションを使用するすべてのアプリケーションに実際に適用されます。複数のAPEXアプリケーションで共通の認証スキームが使用され、それらのアプリケーションが共通のセッションでスイートとして動作するように設計されている場合は、このユースケースが最も一般的なユースケースとなります。
BEGIN
APEX_UTIL.SET_SESSION_LIFETIME_SECONDS(p_seconds => 7200);
END;
例2
次の例では、カレント・アプリケーションの「最大セッションの長さ(秒)」属性を3600秒(1時間)に設定します。
BEGIN
APEX_UTIL.SET_SESSION_LIFETIME_SECONDS(p_seconds => 3600);
END;
親トピック: APEX_UTIL