10.2.1 サポートされているカレンダについて
アプリケーション・ビルダーでは、2つのカレンダ・タイプ(カレンダおよびレガシー・カレンダ)がサポートされています。
カレンダは、FullCalendar jQueryライブラリをベースにしており、CSSを介してのみカスタマイズできます。レガシー・カレンダはテンプレートベースで、今後のリリースでは非推奨になる可能性があります。レガシー・コンポーネントは引き続きOracleでサポートされますが、新しいカレンダの作成はFullCalendar jQueryライブラリをベースにしています。
ヒント:
以前のリリースでは、レガシー・カレンダはカレンダ(テンプレート)、クラシック・カレンダ、簡易カレンダおよびSQLカレンダと呼ばれていました。
指定した表またはSQL問合せに基づいたカレンダを作成できます。作成プロセス中、日付列と表示列を選択するプロンプトが表示されます。適切なユーザー・インタフェースと様々な追加機能が提供されるため、すべてのレガシー・カレンダを最新カレンダに変換することをお薦めします。
Calendar
カレンダ・オプションでは、次のことがサポートされます。
- 複数ビューでのカレンダ・イベントのレンダリング(「月」、「週」、「日」または「リスト」)。
- 期間ベース・イベントおよび期間ベースでないイベントのレンダリング。
- イベントを異なる日付にドラッグ・アンド・ドロップすることによって開始日および終了日を変更する機能。ドラッグ・アンド・ドロップは、ローカル・データ・ソース(つまり、参照されるデータベース・スキーマのデータベース・オブジェクト)でのみサポートされ、Googleカレンダなどの外部データ・ソースではサポートされません。
- イベントの長さをサイズ変更したり、終了日を変更することによって期間を変更する機能。
- フォームを使用し、イベントまたは空のカレンダ・セルのいずれかをクリックすることによって、カレンダの新規イベントを編集または追加する機能。
- Webサービス・コールまたはGoogleカレンダ・フィードを使用した外部ソースからのイベントのレンダリング。
- 単一または複数の行でイベント・タイトルをレンダリングする機能。
- 様々なCSSクラスを使用して、開発者は様々なイベント・タイプに様々なスタイルを選択できます。
- PDFの印刷可能な書式でイベントをダウンロードする機能
- イベントを共有する複数の形式(iCal、CSV、XML)のサポート。
- 各イベントの詳細を簡単に確認できるように、月次/週次/日次ビューにツールチップを追加する機能。
レガシー・カレンダ
レガシー・カレンダ・オプションでは、次のことがサポートされます。
- 開始日のみのレンダリング。
- テンプレートによって定義されるルック・アンド・フィール。
- イベントのドラッグ・アンド・ドロップによる開始日の変更。
- 日次、週次、月次ビューを含むカレンダ。
- 日付列は、エントリが含まれるカレンダ上の日付を決定します。
- 表示列は、カレンダを表示する特定の行を定義します。
関連項目:
親トピック: カレンダの作成