17.3.2 開始する前に: REST対応SQLサービスの要件
REST対応SQL参照を作成する前に、開発者は、次の要件を満たす必要があります。
REST対応SQL参照を作成する前に、次の要件を満たします。
- リモートOracleデータベースを設定します。
- リモートOracleデータベースに、Oracle REST Data Services (ORDS) 20.x以降をインストールします。
                        ヒント: このORDSインストール環境は、Oracle APEX Webサーバーとして使用されるOracle REST Data Servicesから完全に独立しています 
- REST対応SQLサービス機能を構成して有効にします。Oracle REST Data Servicesインストレーションおよび構成ガイドの「Oracle REST Data Servicesのインストールおよび構成」を参照してください。
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                        ORDS.ENABLE_SCHEMAを実行して、アクセスするリモート・データベースでターゲット・スキーマのREST対応SQLをアクティブ化します。REST対応SQLに対して有効にするデータベース・スキーマにログインし、次のコマンドを実行します。 begin ords.enable_schema; end; / commit /
これで、REST対応SQLサービスは、次の形式のURLを使用して使用可能になります。
http://host:port/ords/schema
内容は次のとおりです。
                     
                        
                  
                  - hostは、Oracle REST Data Servicesがインストールされているシステムの名前です。
- portは、Oracle REST Data Servicesの構成時に割り当てられるポート番号です。デフォルトのインストールでは、この番号は- 8080です。
- ordsは、Oracle REST Data Servicesの構成時に定義されるサービス名です。
- schemaはターゲット・スキーマです。
ヒント:
APEXでターゲット・スキーマのURLを指定する場合は、/_/sql;を付加しないでください。
                        
APEXでREST対応SQLサービス参照を作成する場合は、前述の形式のURLを使用します。
 たとえば、次は、スタンドアロン・モードで実行されているORDSを持つscott_obeスキーマのREST対応SQLサービスです。
                  
http://server.example.com:8080/ords/scott_obe
親トピック: REST対応SQL参照の管理