5 Streamsパブリッシャの使用方法

ストア内の各シャードから、シャード内の表データに対して行われた変更がパブリッシュされます。これらのパブリッシュ・ストリームはそれぞれ、oracle.kv.pubsub.NoSQLPublisherクラスがアクセスできる、表書込み操作の1つのストリームに結合されます。このクラスは、1つ以上のNoSQLSubscriptionクラス・オブジェクトを構築します。それぞれのオブジェクトを使用して、1つのサブスクリプション・ストリームを管理できます(それぞれのサブスクリプション・ストリームには、ストア内の1つ以上の表に対して行われた変更を含めることができます)。

NoSQLPublisherを構成するには、この章で次に説明するoracle.kv.pubsub.NoSQLPublisherConfigを使用します。この構成がStreamsアプリケーション内でどのように使用されるかを確認するには、Streamsの例を参照してください。

どのJVMについても、NoSQLPublisherConfigオブジェクトが同一であれば、作成できるNoSQLPublisherインスタンスは1つのみです。NoSQLPublisherのインスタンスを作成した後、ファクトリ・コンストラクタは、後続のすべての構築リクエストについて、リクエストのNoSQLPublisherConfigが同一である場合はNoSQLPublisherの同じインスタンスを返します。

次のすべての情報が両方のオブジェクトについて同じ場合、2つのNoSQLPublisherConfigオブジェクトは同一です。

  • ストア名

  • シャード・タイムアウト

  • 許可される最大同時サブスクリプション

  • セキュリティ・プロパティで同一のユーザー名と資格証明が使用されている