他の場所で取得した資格証明ファイルの使用による接続

Oracle Databaseがオンプレミスである場合は、Oracle Databaseへの接続を参照してください。接続ダイアログの使用に関するその他のヘルプは、接続ダイアログのヘルプを参照してください。

Autonomous Databaseに接続する最も簡単な方法は、Oracle Cloud Infrastructure Explorerの使用です。Oracle Cloud Infrastructure Explorerを使用した資格証明ファイル(ウォレット)の自動ダウンロードによる接続で説明されている手順に従ってください。ただし、別のソース(管理コンソールなど)から、または管理者から資格証明ファイルを入手した場合は、次の手順に従います。

  1. 「Oracle Developer Tools for VS Code Extension Settings」で「Config Files Folder」として設定されているディレクトリに、資格証明ファイルを解凍します。デフォルトでは、この場所は、LinuxおよびMacでは~/Oracle/network/admin、Windowsでは%USERPROFILE%\Oracle\network\adminです。

  2. Oracle Database Explorerから接続するには、プラス記号ボタンをクリックします

  3. .SQLファイルまたは.PL/SQLファイルからOracle Databaseに接続するには、[F1]を押して「Command Palette」を開き、ドロップダウンから「Oracle:Connect」を選択します。次に、「New Connection」を選択します。

  4. 接続ダイアログが開きます。「Connection Type」ドロップダウンで、「TNS Alias」を選択します

  5. 「TNS Admin Location」フィールドが、資格証明ファイルを含むディレクトリに設定されていることを確認します。そうでない場合は、それを変更します。

  6. 「Use Wallet File」チェック・ボックスを選択します

  7. 「Wallet File Location」フィールドが、資格証明ファイルを含むディレクトリに設定されていることを確認します。そうでない場合は、それを変更します。

  8. 「TNS Alias」ドロップダウン・リストから、接続先の別名(mydb_highなど)を選択します。

  9. 「Role」ドロップダウン・リストから「Default」を選択します。

  10. ユーザー名とパスワードを入力します。(Oracle Autonomous Databaseを初めて使用する場合は、ユーザー名ADMINを使用します)

  11. プロキシ認証を使用している場合は、「Show more options」チェック・ボックスを選択し、プロキシのユーザー名とパスワードを指定します。それらのフィールドに入力する際の参考として、他のツールでは次の書式を使用して接続している場合があることを覚えておいてください。

    proxyusername[username]/[proxypassword]

    注意:

    プロキシを使用した接続の詳細は、プロキシ・ユーザーを使用した接続を参照してください。

  12. ユーザー名に関連付けられているデフォルト・スキーマとは異なるスキーマを使用する必要がある場合は、「Show more options」チェック・ボックスを選択し、「Current Schema」ドロップダウンからスキーマを選択します。

  13. Database Explorerや他の場所でこの接続を参照するために使用する、接続名を指定します

  14. 「Create Connection」ボタンをクリックします

  15. macOSを使用していて、接続試行中に「Connection request timed out」というエラーが表示された場合は、.NET Runtimeをバージョン6.0に更新してください。

注意:

接続情報および設定は、ユーザー、ワークスペースまたはフォルダ範囲とともに格納できます。詳細は、ユーザー、ワークスペースまたはフォルダ・スコープによる接続の編成を参照してください。