1.10.1.1 Autonomous Databaseグラフ・クライアントを使用するための前提条件

AdbGraphClient APIの使用を開始するための前提条件として、次を実行する必要があります。

  • Oracle Autonomous DatabaseでAutonomous Databaseインスタンスをプロビジョニングする。
  • 接続するために、次のテナンシ詳細を取得する。
    キー 説明 詳細情報
    tenant テナンシのOracle Cloud ID (OCID) テナンシのOCIDを確認するには、Oracle Cloud InfrastructureドキュメントのテナンシのOCIDを確認する場所に関する項を参照してください。
    database Autonomous Databaseインスタンスのデータベース名
    1. OCIコンソールを開き、左側のナビゲーション・メニューで「Oracle Database」をクリックします。
    2. 「Autonomous Database」をクリックし、「Autonomous Database」ページにナビゲートします。
    3. 「表示名」列で必要なAutonomous Databaseを選択し、「Autonomous Databaseの詳細」ページにナビゲートします。
    4. 「Autonomous Database情報」タブの「一般情報」下の「データベース名」を書き留めます。
    username Graph Studioへのログインに使用される、グラフ対応のAutonomous Databaseユーザー名 詳細は、グラフ・ユーザーの作成を参照してください。
    password グラフ・ユーザーのデータベース・パスワード グラフ・ユーザーのパスワードを忘れた場合は、ADMINユーザーとして「データベース・アクション」にログインすることで、グラフ・ユーザーのパスワードをいつでもリセットできます。詳細は、ユーザーの編集を参照してください。
    endpoint Graph StudioのエンドポイントURL
    1. Autonomous Databaseインスタンスを選択し、「Autonomous Databaseの詳細」ページにナビゲートします。
    2. 「ツール」タブをクリックします。
    3. 「Graph Studio」をクリックします。
    4. 「Graph Studio」ログイン画面を開く新しいタブのURLをコピーします。
    5. URLを編集して、oraclecloudapps.comの後の部分を削除し、エンドポイントURLを取得します。

      たとえば、エンドポイントURLのサンプル形式を次に示します。

      https://<hostname_prefix>.adb.<region_identifier>.oraclecloudapps.com
  • Graph Studioにアクセスし、PGビュー・グラフを作成する。
  • Oracle Graph JavaまたはPythonクライアントをダウンロードしてインストールし、起動する。