A.2.2 Oracle R Distributionのインストール

Oracle R Distributionのインストールの例。

Oracle R DistributionをOracle Public Yumからサーバーにインストールするには、次のステップを実行します。

  1. rootでログインして、/etc/yum.repos.dディレクトリに変更します。
    cd /etc/yum.repos.d
    
  2. ディレクトリの内容をリストして、Yumの構成ファイルが存在しているかどうかを確認します。Oracle Linux 6用のYumの構成ファイルはpublic-yum-el6.repoと呼ばれます。

    public-yum-el6.repoが存在しない場合は、次のコマンドを実行してOracle Public Yumからそれをダウンロードします:

    wget https://public-yum.oracle.com/public-yum-el6.repo
    
  3. テキスト・エディタでpublic-yum-el6.repoを開いて、latestおよびaddonsenabled=1を指定します。
    [el6_latest]
    enabled=1
    
    [el6_addons]
    enabled=1
    
  4. 次のコマンドを実行してOracle R Distribution 3.3をインストールします。
    yum install R-3.3.0
    yum install R-core-extra
  5. LD_LIBRARY_PATHを、R-core-extra RPMでインストールされるファイルの場所に設定します。
  6. rootユーザーを終了します。
    exit