1.2.4 オンプレミス・データベースの場合のOracle Machine Learning for Rのシステム要件

OML4Rは、64ビットのプラットフォームでのみ動作します。

クライアントおよびサーバー・コンポーネントの両方が、このトピックに示されている各プラットフォームでサポートされています。

表1-2 Oracle Machine Learning for Rのプラットフォーム要件

オペレーティング・システム ハードウェア・プラットフォーム 説明

Linux x86-64

IntelおよびAMD

  • 64ビットOracle Linuxリリース7および8

  • 64ビットRed Hat Enterprise Linuxリリース7および8

ノート:

Oracle R Distribution 4.0.5は、Linux 7および8でサポートされています。Oracle Linux 7にlibpng16.so.16をインストールする必要がある場合があります。

Oracle LinuxはOracle Exadata Database Machine上で稼働している場合があります。

次の表では、OML4R Serverコンポーネントの、サポートされている構成を示します。OML4Rは、オラクル社のRの無償版ディストリビューションであるOracle R Distributionと組み合せて使用することをお薦めします。OML4Rをインストールする前に、Oracle R Distributionをインストールする必要があります。

表1-3 Oracle Machine Learning for Rの構成要件およびサーバー・サポート・マトリクス

OML4Rのバージョン オープン・ソースRまたはOracle R Distribution Oracle Databaseのリリース
2.0 4.0.5 19c、21c
1.5.1 3.6.1 12.2.0.1、18c、19c、21c
1.5.1 3.3.0 11.2.0.4, 12.1.0.1, 12.1.0.2, 12.2.0.1
1.5 3.2.0 11.2.0.4, 12.1.0.1, 12.1.0.2
1.4.1 3.0.1, 3.1.1 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1, 12.1.0.2
1.4 2.15.2, 2.15.3, 3.0.1 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1
1.3.1 2.15.1, 2.15.2, 2.15.3 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1
1.3 2.15.1 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1
1.2 2.15.1 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1
1.1 2.13.2 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1
1.0 2.13.2 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1

ノート:

Rのバージョンは、サーバーと各クライアント・コンピュータで同じである必要があります。また、OML4Rのバージョンは、サーバーと各クライアント・コンピュータで同じである必要があります。

ノート:

Oracle R Distribution (ORD)の各バージョンは、その特定のRバージョンで構築されたOML4Rバイナリと互換性があります。たとえば、ORD 4.0.5には、別のRバージョンで構築されたOML4Rバイナリと互換性がないOML4R 2.0バイナリがあります。