3.2.3.4.2 順序付けに関連するグローバル・オプション

OML4Rには、ore.frameオブジェクトの順序付けに関連するオプションがあります。

ore.warn.orderグローバル・オプションは、順序付けが必要な関数で順序付けられていないore.frameオブジェクトを使用した場合にOML4Rが警告メッセージを表示するかどうかを指定します。操作で期待される内容がわかっている場合は、出力に表示されないように警告を無効化する必要がある場合があります。警告メッセージの例は、例3-15および例3-16を参照してください。

次の例に示すとおり、現在の設定を確認したり、このオプションを有効化または無効化できます。

R> options("ore.warn.order")
$ore.warn.order
[1] TRUE
R> options("ore.warn.order" = FALSE)
R> options("ore.warn.order" = TRUE)

ore.sepオプションを使用すると、次の例に示すとおり、複数列キーに使用する行名の値の間にセパレータを指定できます。

R> options("ore.sep")
$ore.sep
[1] "|"

R> options("ore.sep" = "/")
R> options("ore.sep" = "|")