7.1.1 OML4Rでサポートされるデータベース内アルゴリズム
OREdm
パッケージの関数は、Oracle Databaseのインデータベース機械学習機能へのアクセスを提供します。これらの関数を使用して、データベースにデータベース内モデルを構築します。
次の表に、データベース内モデルを構築するOML4R関数と、対応するデータベース内アルゴリズムおよび関数を示します。
表7-1 Oracle Machine Learning for Rモデルの関数
OML4R関数名 | アルゴリズム | 機械学習手法(マイニング機能) |
---|---|---|
最小記述長 |
分類または回帰の属性評価 |
|
Apriori |
相関ルール |
|
デシジョン・ツリー |
分類 |
|
期待値最大化 |
クラスタリング |
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明示的セマンティック分析 |
特徴抽出 |
|
一般化線形モデル |
分類および回帰 |
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k-Means |
クラスタリング |
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Naive Bayes |
分類 |
|
Non-Negative Matrix Factorization |
特徴抽出 |
|
直交パーティショニング・クラスタ(O-Cluster) |
クラスタリング |
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拡張可能Rアルゴリズム |
相関ルール、属性評価、分類、クラスタリング、特徴抽出および回帰 |
|
特異値分解 |
特徴抽出 |
|
サポート・ベクター・マシン |
分類、回帰、異常検出。 |
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ニューラル・ネットワーク |
分類および回帰 |
|
ore.odmRF |
ランダム・フォレスト |
分類 |
ore.odmXGB |
XGBoost |
分類および回帰 ノート: Oracle Database 21c以降でのみ使用できます |
ore.odmESM
|
指数平滑法 | 回帰 |
親トピック: OML4Rを使用したデータベース内モデルの構築について