7.1.3 モデル設定の指定
OREdmパッケージの関数にはデータベース内モデルの設定を指定する引数が含まれ、一部にはテキスト処理パラメータを設定する引数が含まれます。
               
一般的なパラメータ設定
OREdm関数のodm.settings引数を使用すると、OML4SQLパラメータ設定のリストを指定できます。各リストの要素の名前および値は、それぞれパラメータ設定名および値を示します。設定値は数値または文字列である必要があります。各アルゴリズムの有効な設定については、『Oracle Machine Learning for SQLユーザーズ・ガイド』のモデル設定の指定に関する項を参照してください。
                  
settings関数は、モデルを構築するために使用される各OML4SQLパラメータ設定名と値のペアをリストするdata.frameを返します。
                  
テキスト処理属性設定
一部のOREdm関数には、Oracle Text属性固有の設定を指定できるテキスト処理属性設定を指定するctx.settings引数が含まれます。odm.settings引数を使用する場合、Oracleテキスト・ポリシー、各トークンが発生するドキュメントの最小数およびテキスト処理用の個別の特徴の最大数を指定できます。ctx.settings引数を使用する場合、テキストとして処理する列および適用するテキスト変換のタイプを指定します。
                  
ctx.settings引数は、次の関数に適用されます。
                  
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                        ore.odmESA, 明示的セマンティック分析
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                        ore.odmGLM, 一般化線形モデル
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                        ore.odmKMeans, k-Means
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                        ore.odmNMF, Non-Negative Matrix Factorization
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                        ore.odmSVD, 特異値分解
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                        ore.odmSVM, サポート・ベクター・マシン
ノート:
Oracle Textポリシーを作成するには、ユーザーにはCTXSYS.CTX_DDL権限が必要です。 
                  関連項目:
有効なテキスト属性値については、『Oracle Machine Learning for SQLユーザーズ・ガイド』のテキストに対する機械学習操作を含むモデルの作成に関する項を参照してください。親トピック: OML4Rを使用したデータベース内モデルの構築について