2.5.1 属性のセマンティクス

TA_BINDINGID
バインドID。T_SALTBINDINGクラス・インスタンスにリンクします。T_SALTBINDINGクラス定義を参照してください。
TA_SERVICENAME
サービス名を指定します。
ネイティブWSDF :サービス名の値は生成されたWSDLドキュメントでwsdl:operation名として使用します。
非ネイティブのWSDF :サービス名は外部WSDLドキュメント内で定義されたwsdl:operation名と同じです。
TA_WSDFNAME
WSDF名。T_SALTWSDFクラス・インスタンスとリンクします。T_SALTWSDFクラス定義を参照してください。
TA_TUXEDOREF
Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリのサービス定義を参照するために使用する省略可能な属性です。
指定しない場合、属性TA_SERVICENAMEの値はリファレンス値として使用します。
TA_NAMESPACE
サービス・ネームスペース属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書で定義された各wsdl:operationのネームスペース設定を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_SOAPACTION
サービスsoapAction属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書で定義された各wsdl:operationのsoapAction設定を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_POLICIES
参照されるWS-Policyファイルのローカル・ファイル・パスのカンマ区切りリストを指定します。
具体的に、Oracle SALTでは、一般的なWS-*シナリオ用のWS-Policyテンプレート・ファイルをあらかじめ定義します。これらのファイルは、$TUXDIR/udataobj/salt/policyディレクトリにあります。これらのテンプレート・ファイルは、salt:;template_file_name;の文字列形式を使用して参照できます
たとえば、SALT WS-SecurityPolicy 1.0テンプレート・ファイル"wssp1.0-signbody.xml"は、TA_POLICIES属性に次の文字列値を使用して表されます:
salt:wssp1.0-signbody.xml
TA_ASYNCTIMEOUT
発信サービス: SOAPレスポンスを待機する時間(秒)を指定します。
着信サービス: 動作の影響はありません。
TA_DISABLEWSA
発信サービス: このプロパティを使用すると、明示的なWebサービス・アドレス指定リクエストを無効化します。
着信サービス: 動作の影響はありません。
TA_INPUTMSGNAME
サービス入力メッセージ名の属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書内で定義された入力wsdl:messageの名前を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_INPUTWSAACTION
サービス入力メッセージwsaActionの属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書内で定義された入力wsdl:messageのwsaAction属性を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_INPUTMSGHANDLER
カスタマイズしたメッセージ変換ハンドラを指定します。

任意のサービスの要素< Input>、<Output>および/または<Fault>に対して省略可能です。この要素の値はハンドラ名です。

GWWSサーバーは、ハンドラ名を使用して、すべての既知のメッセージ変換プラグイン共有ライブラリからメッセージ変換ハンドラを検索します。メッセージ変換ハンドラを使用すると、カスタマイズされたTuxedoバッファおよびSOAPメッセージ・ペイロード変換関数を開発して、デフォルトのGWWSメッセージ変換を置き換えることができます。
TA_OUTPUTMSGNAME
サービス出力メッセージ名の属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書内で定義された出力wsdl::messageの名前を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_OUTPUTWSAACTION
サービス出力メッセージ名の属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書内で定義された出力wsdl::messageのwsaAction属性を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_OUTPUTMSGHANDLER
カスタマイズしたメッセージ変換ハンドラを指定します。任意のサービスの要素< Input>,、<Output>;および/または<Fault >;に対して省略可能です。この要素の値はハンドラ名です。
GWWSサーバーは、ハンドラ名を使用して、すべての既知のメッセージ変換プラグイン共有ライブラリからメッセージ変換ハンドラを検索します。メッセージ変換ハンドラを使用すると、カスタマイズされたTuxedoバッファおよびSOAPメッセージ・ペイロード変換関数を開発して、デフォルトのGWWSメッセージ変換を置き換えることができます。
TA_FAULTMSGNAME
サービス・フォルト・メッセージ名の属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書内で定義されたエラーwsdl:messageの名前を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_FAULTWSAACTION
サービス・フォルト・メッセージのwsaAction属性を指定します。これは非ネイティブのWSDF属性です。外部WSDL文書内で定義されたエラーwsdl:messageのwsaAction属性を保存するために使用する。

ノート:

ネイティブWSDFに対してこの属性を指定しないこと。
TA_FAULTMSGHANDLER
カスタマイズしたメッセージ変換ハンドラを指定します。任意のサービスの要素<Input>、<Output>;および/または<Fault>に対して省略可能です。この要素の値はハンドラ名です。
GWWSサーバーは、ハンドラ名を使用して、すべての既知のメッセージ変換プラグイン共有ライブラリからメッセージ変換ハンドラを検索します。メッセージ変換ハンドラを使用すると、カスタマイズされたTuxedoバッファおよびSOAPメッセージ・ペイロード変換関数を開発して、デフォルトのGWWSメッセージ変換を置き換えることができます。

ノート:

次の統計フィールドは、対応する操作が実行されていない場合は表示されません。たとえば、一方向呼出しが実行されていない場合、T_WS_ONEWAYDONEは返されません。
TA_WS_REQREPDONE
着信リクエスト-応答呼出しの実行数。
TA_WS_REQREPFAIL
着信リクエスト-応答呼出しの失敗数。
TA_WS_ONEWAYDONE
着信一方向呼出しの実行数。
TA_WS_ONEWAYFAIL
着信一方向呼出しの失敗数。
TA_WS_INBOUNTIME
着信呼出しの平均処理時間。
TA_WS_OUTBOUNDDONE
発信リクエスト-応答呼出しの実行数。
TA_WS_OUTBOUNDFAIL
発信リクエスト-応答呼出しの失敗数。
TA_WS_OUTBOUND_ONEWAYDONE
発信一方向呼出しの実行数。
TA_WS_OUTBOUND_ONEWAYFAIL
発信一方向呼出しの失敗数。
TA_WS_OUTBOUNTIME
発信呼出しの平均処理時間。
制限事項
なし