1.1.5.4.2 プラグイン・ライブラリの構成
プラグインは、GWWSサーバーの起動中に呼び出される関数のセットです。SALTには、プラグインを定義して実装するための共通インタフェースとして、プラグイン・フレームワークが用意されています。プラグインを実装するには、実際の関数が含まれているダイナミック・ライブラリを使用します。実装ライブラリはGWWSサーバーの起動中に動的にロードされます。関数は、プラグイン・インタフェースの実装として登録されます。
GWWSサーバーがライブラリをロードできるように、ライブラリは<Plugin>/<Interface>要素を使用してSALTDEPLOYファイルに指定する必要があります。
次の例には、GWWSサーバーがロードする複数のカスタマイズされたプラグイン・ライブラリを構成するSALTDEPLOYファイルのセグメントを示します。
例1-15 SALTDEPLOYファイルでのプラグイン・ライブラリの構成
<Deployment ..>
...
<System>
<Certificates>
<PrivateKey>/home/user/gwws_cert.pem</PrivateKey>
<VerifyClient>true</VerifyClient>
<CertPath>/home/user/trusted_cert</CertPath>
</Certificates>
</System>
</Deploymentノート:
プラグイン・ライブラリをSALT 2.0のプラグイン・インタフェースを使用して開発する場合、インタフェースの「id」および「name」属性を指定する必要はありません。これらの値はプラグイン・インタフェースから取得できます。詳細は、『WebサービスのOracle SALTのプログラミング』のSALTプラグインの使用に関する項を参照してください。
親トピック: システム・レベル・リソースの構成