1.1.3.1 WebコンソールによるSALTの構成

Webコンソールは、GUIベースのSALT構成ツールです。機能の1つに、WSDLファイルの指定による外部Webサーボスのインポートがあります。

WSDLファイルは、SALT WebコンソールのメインWebページの「外部Webサービスのインポート」への入力として指定します。入力ファイルは、Webコンソールを起動するローカルの場所に置くことも、GWWSサーバーがアクティブとして実行されるサーバー(リモート)上に置くこともできます。

WSDLファイルを受信すると、GWWSサーバーはwsdlcvtツールを使用して、APPDIRディレクトリに次の各拡張子に対応したファイルを生成します。

wsdlcvt -y -f -i <input_WSDL_file> -o <base_name>

XSD - XMLスキーマ・ファイル。

MIF - メタデータ・リポジトリ・ファイル。

FML32 - FML32フィールド表ファイル。

WSDF - 非ネイティブWSDFファイル。

ノート:

前述のファイルは、WSDLファイルを入力するだけでGWWSサーバーによって内部的に生成されるため、ユーザーの介入は必要ありません。

ファイルが正常に生成されたら、APPDIRディレクトリに次の環境変数を設定する必要があります

FLDTBLDIR32

FIELDTBLS32

XSDDIR

XSDFILES

GWWSサーバーは、WSDLファイルからインポートした新しいサービス/操作およびバインドで、サービス・メタデータ・リポジトリとSALT構成ファイル(SALTCONFIG)をリロードします。

インポートされたWebサービスは、SALT Webコンソールのメイン・ページの「インポートされたWebサービス」セクションの下に表示されます。詳細は次の項目を参照してください。