5.2.1.1 着信呼出しシナリオでのメッセージ変換プラグインの動作

着信呼出しシナリオは、外部Webサービス・プログラムを示し、SALTゲートウェイを介してOracle Tuxedoサービスを呼び出します。次の図は、Webサービス・クライアントとOracle Tuxedoドメイン間におけるメッセージの流れを示したものです。

次の図は、着信呼出しシナリオでのメッセージ変換プラグインの動作を示します

図5-1 着信呼出しシナリオでのメッセージ変換プラグインの動作

SOAPリクエスト・メッセージをGWWSサーバーに配信する場合、GWWSはターゲット・サービスの入力メッセージの変換に関連付けられたメッセージ変換プラグイン・インスタンスが存在しているかどうかを確認します。関連付けられたインスタンスが存在する場合、GWWSはプラグイン・インスタンスで実装したカスタマイズされた(*soap_in_tuxedo__CUSTBUF)関数を呼び出します。

Oracle Tuxedoレスポンス・バッファがOracle Tuxedoサービスから返された場合、GWWSはターゲット・サービスの出力メッセージの変換に関連付けられたメッセージ変換プラグイン・インスタンスが存在しているかどうかを確認します。関連付けられたインスタンスが存在する場合、GWWSはプラグイン・インスタンスで実装したカスタマイズされた関数(*soap_out_tuxedo__CUSTBUF)を呼び出します。