2.5.1.2 JSONデータ・マッピング
次の表に、様々なOracle Tuxedoバッファ・タイプとJSONとの変換を示します:
表2-13 JSONデータ・マッピング
Oracle Tuxedoバッファ・タイプ | JSON同等/例 | ノート |
---|---|---|
STRING
|
<buffer content> | - |
CARRAY
|
<binary buffer content> | - |
MBSTRING
|
<Multi-byte string> | UTF-8 以外のエンコーディングを転送するには、SALTDEPLOY構成のenableMultiEncoding プロパティをtrueに設定する必要があります。
|
XML
|
<XML fragment as-is> | UTF-8 以外のエンコーディングを転送するには、SALTDEPLOY構成のenableMultiEncodingプロパティをtrue に設定する必要があります。
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X_C_TYPE
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VIEW/VIEW32 と同じ
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- |
X_COMMON
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VIEW/VIEW32 と同じ
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- |
X_OCTET
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CARRAY と同じ
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- |
VIEW/VIEW32
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{'<fieldname>':'<fieldcontent>', '<fieldname>':'<fieldcontent>'} ネスト可能
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フィールド名マッピングの詳細は、VIEW/VIEW32 の考慮事項と例を参照してください。
一部のタイプは、プリミティブ型( |
- |
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- |
FML/FML32
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{'<fieldname>':'<fieldcontent>', '<fieldname>':'<fieldcontent>'} ネスト可能、 {'
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ネスト 例:
JSONコンテンツ(
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RECORD
|
{'<fieldname>':'<fieldcontent>', '<fieldname>':'<fieldcontent>'} ネスト可能
生成されるCOBOLフィールド型は次のようにマップされます(Tuxedo型: JSON型): 生成されるCOBOL型:
|
- |
ノート:
非構造化バッファ・タイプ(STRING
、CARRAY
、X_OCTET
、MBSTRING
)はデータをJSONオブジェクトとしてラップしません。データはそのまま転送されます。
JSONでは、すべての浮動小数点型はXMLとは異なり内部的に処理されます。XMLでの浮動小数点の変換では、JSONの類似の変換に比べて精度が多少失われます。これは現時点での制約です。