2.2.2 発信メッセージ変換
発信メッセージ変換プロセスは、Tuxedo-to-XMLデータ型マッピング・ルールに準拠するSOAP XMLペイロードとOracle Tuxedo型付きバッファの変換プロセスです。発信メッセージ変換は次の2つの場合に行われます。
- GWWSがOracle Tuxedoアプリケーションから送られてくるリクエストの型付きバッファを受け付ける場合
- GWWSが外部WebサービスからのSOAPレスポンス・メッセージを受け付ける場合。
次の表では、着信メッセージ変換と発信メッセージ変換を比較します:
表2-1 着信メッセージ変換と発信メッセージ変換
着信メッセージ変換 | 発信メッセージ変換 |
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SOAPメッセージ・ペイロードは、<inbuf> 、<outbuf> または<errbuf> でカプセル化されます。
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SOAPメッセージ・ペイロードは、<soap:body> 全体です |
変換はTuxedo-to-XMLデータ型マッピング・ルールに従って行います。 | 変換はXML-to-Tuxedoデータ型マッピング・ルールに従って行います。 |
すべてのOracle Tuxedoバッファ・タイプが呼び出されます。 | Oracle Tuxedo FML32 バッファ・タイプのみが呼び出されます。
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親トピック: SALTのメッセージ変換の理解