2.1 データ型のマッピングとメッセージ変換の概要

SALTでは、WSDLメッセージとOracle Tuxedo型付きバッファとの間における双方向のデータ型のマッピングをサポートしています。サービス呼出しのたびに、GWWSサーバーは、Oracle Tuxedo型付きバッファとSOAPメッセージ・ペイロード間の各メッセージを変換します。SOAPメッセージ・ペイロードは<soap:body>要素にカプセル化されたXMLデータです。詳細については、「SALTのメッセージ変換の理解」を参照してください

ネイティブOracle Tuxedoサービスについては、Oracle Tuxedoの各バッファ・タイプは、SALTで生成されるWSDLドキュメント内ではXMLスキーマを使用して記述されます。Oracle Tuxedoサービスのリクエスト/レスポンス・バッファが通常のXML形式で表現されます。詳細は、「Oracle Tuxedoサービス用Tuxedo-to-XMLデータ型のマッピング」を参照してください

外部Webサービスについては、各WSDLメッセージがOracle Tuxedo FML32バッファ構造としてマップされます。Oracle Tuxedoアプリケーションは、FML32バッファを入力/出力として使用してSALTプロキシ・サービスを呼び出します。詳細は、「XMLスキーマの組込み単純なデータ型のマッピング」を参照してください

SALTは、非SOAPデータ型マッピング(XMLおよびJSONの両方でのHTTPを介したREST)もサポートします。これは、サービスがHTTP/RESTサービスとして公開されている場合に開始されます。詳細は、「RESTデータ・マッピング」を参照してください