4.1 概要

SALTでは、外部WebサービスをOracle Tuxedoドメインにインポートできます。外部WebサービスをOracle Tuxedoドメインにインポートするには、最初にWSDLファイルをロードして変換する必要があります。SALT WSDL変換ユーティリティ(wsdlcvt)は、各wsdl:operationをSALTのプロキシ・サービスに変換します。変換されたSALTのプロキシ・サービスを標準的なOracle Tuxedo ATMI関数を使用して直接に呼び出すことができます。

SALTのプロキシ・サービスの呼出しはGWWSサーバーに送信されます。リクエストはOracle Tuxedoタイプ・バッファからSOAPメッセージに変換して、対応する外部Webサービスに送信します。外部Webサービスからのレスポンスは、Oracle Tuxedo型付きバッファに変換して、Oracle Tuxedoアプリケーションに返します。GWWSはプロキシ仲介として機能します。

サービスを呼び出すときにエラーが発生すると、GWWSサーバーでは、tperrnoでエラー状態が設定されます(これは、Oracle Tuxedoアプリケーションで取得できます)。これにより、SALTのプロキシ・サービスのエラー状態を検出し、処理することができます。