8.1.1 ERP設定の構成

ERP設定を構成して、AFCSとその他のアプリケーションとの接続、およびその他の配置後の変更を設定します。

ノート:

22Cから22Dにアップグレードしたサービス・インスタンスの場合: BI Cloud Connector抽出ジョブの自動作成が利用可能になるように、UIでERP設定を再度保存する必要があります。
ERP設定を構成するには、次のステップを実行します:
  1. ホーム・ページで、右上隅にある「My Profile」アイコンをクリックして、「Administration」を選択します。
  2. LHSメニューから「ERP Settings」を選択します。
  3. 次の詳細を入力します:
    • URL for Accounting Hub Cloud Service: ここに、Oracle ERP Cloud AHCSサブスクリプションの一部として自分に割り当てられたURLを入力します。この情報は、Oracle CloudのユーザーのテナンシおよびERP Cloud AHCSインスタンスのサブスクリプションに固有です。

      例:

      https://abc.de.fg.oraclecloud.com

    • Version: AHCSインスタンスのバージョンを入力します。
    • User ID: ここに、AHCSインスタンスについての自分に割り当てられたユーザーIDを入力します。
    • Password: ここに、AHCSインスタンスのパスワードを入力します。
    • Event Type Column Name: これには、トランザクション・タイプの値(トランザクション・ソース・システムの登録のステップで「Transaction Type Column Name」に自動生成される値)が事前に移入されます。

      トランザクション・ソース・システムの登録のステップで「Transaction Type Column Name」に自動生成される値を変更する場合は、ここで、事前に移入されたテキストを編集して、割り当てられた列名を取得します。

    • Line Number Column Name: これには、LINE NUMBERの値(トランザクション・ソース・システムの登録のステップで「Line Number Column Name」に自動生成される値)が事前に移入されます。

      トランザクション・ソース・システムの登録のステップで「Line Number Column Name」に自動生成される値を変更する場合は、ここで、事前に移入されたテキストを編集して、割り当てられた列名を取得します。

    • Date Format: AHCSのインスタンスが許容する、日付列の日付形式を入力します。ここに値を入力しない場合、日付フィールドでデフォルトの形式が使用されます。
    • Supporting Reference Mapping:

      AFCSでSLAごとに生成される明細番号は、ERPでサポート参照属性として構成される必要があります。サポート参照属性は、すべての会計処理基準に追加される必要があります。完了したら、「Supporting reference mapping」フィールドを更新して、AFCSでそれぞれのサポート参照属性番号が指定される必要があります。デフォルトでは、「Supporting Reference 31」に設定されます。

      ERPインスタンスでサポート参照として明細番号を追加する方法の詳細は、ERPのドキュメントを参照してください。

  4. 「Save」または「Test Connection」をクリックします。
    詳細は、「ERP設定の検証」の項を参照してください。

    保存すると、トランザクション・テンプレートの生成時に、入力した設定が使用されます。これは1回かぎりの設定アクティビティです。AHCSインスタンスに対する変更で必要になる場合を除き、これらの設定を変更しないでください。

    保存したら、GLとジャーナルの抽出用に、次のジョブがBI Cloudコンソールに作成されます:
    • GL_SR_EXTRACT_JOB
    • JOURNAL_INGESTION_EXTRACT_JOB

      ノート:

      前述のジョブにより、PRIMARYの元帳タイプのレコードが抽出されます。