12.6 階層

ビジネス階層とは、メジャーを表示できる様々なレベルのグループおよび関係を表すために、データを論理的なツリー構造に編成したものです。メジャーは、ディメンション・カテゴリの階層構造に応じて異なるレベルで表示できます。

ノート:

階層データのロードの詳細は、OFS AFCSデータ・カタログ・ユーザー・ガイドの階層データのロード、およびディメンション値設定プロセスの使用と実行の項を参照してください。
ユーザーはマッピングされているロールに応じて、作成階層の読込み、変更、承認を行えます。すべてのロールと摘要は、付録A「ユーザー権限の管理」を参照してください。ビジネス階層にマッピングされているロールは、次のとおりです:
  • BMM Hierarchy Access
  • BMM Hierarchy Advanced
  • BMM Hierarchy Authorize
  • BMM Hierarchy Phantom
  • BMM Hierarchy Read Only
  • BMM Hierarchy Write

たとえば、次の構造を考えます。

図 12-1 ビジネス階層


この図はビジネス階層を示しています。

ユーザーは、「Income Group」(ディメンション)全体の「Number of Customers」(メジャー)を表示できます。ディメンションはさらに、様々な年齢グループ(階層)に分類されます。顧客数が指標ですが、顧客の所得プロファイル(年間所得が100,000米ドルを超えている顧客)などの分類に基づいて指標を確認すると、より質の高い情報を得ることができます。