4.3.1.2 結果エンティティ
これは統合レポートまたは消費レイヤーです。分析結果は単純なものから複雑なものまであり、銀行のリスク、コンプライアンス、顧客および財務パフォーマンスの定量的および定性的メジャーが含まれます。レポート・レイヤーは、これらの主な分析機能にわたるディメンション・データ・モデルです。それは、OFSAAビジネス・インテリジェンス・アプリケーションの基盤となりますが、他のベンダーまたはカスタム構築ソリューションによって提供される同等のエンジンおよびプロセスの結果データ・ストアとして明確に使用できます。レポートのニーズのために単の一データ・リポジトリを提供することで、このレイヤーは部門のレポートのみでなく、部門間および機能間のレポートの基盤も提供します。さらに、レポート領域のスキーマは、特に金融サービス分析用に構築されています。実例として、レポート領域には、すべてのBI/レポート・ユース・ケースで共有される'実行ディメンション'があります。同様に、出力構造の共通セットへの共有メジャー/レポートの集計(口座要約)により、機能間レポートが可能になり、これは金融機関で標準になりつつあります。
また、これは、ユーザーがステージング・エンティティを通じてソーシングしたすべての入力データが保持され、レポートおよび消費に使用できるレイヤーでもあります。
これらのエンティティの定義または構造とともに、カタログはマッピング・メタデータも提供し、これらのエンティティをソーシングからPMFデータ・パイプラインに移入します。
現在、このレイヤーには、AFCSソリューションのニーズに応じて、ジャーナル、一般会計勘定科目、取引および契約データを保持するためのエンティティがあります。
ノート:
ジャーナル、ジャーナル・ヘッダーおよび一般会計勘定科目データで定義されている既存の抽出については、グレイン、エンティティおよび属性を再選択して保存してください。これによって永続性レイヤーからの抽出が有効になります。ユーザーは、PMFパイプライン結果領域エンティティ・データ移入を手動で実行して、結果領域表のデータを取得する必要があります。次のターゲット表の勘定処理エントリ、勘定処理エントリ・ヘッダー、通貨為替レートおよびGLデータは、結果領域のデータ移入に使用されます。
ノート:
共通口座要約および取引サマリーの結果領域表は、データ移入のために将来のリリースで拡張されます。