システムモニタープロセス(SMON)は、次のような多くのデータベース保守タスクを実行します。
- 一時表領域メタデータを作成および管理し、孤立した一時セグメントから領域を再利用します。
- UNDO領域使用統計に基づいてUNDOセグメントをオンライン化、オフライン化または縮小して、UNDO表領域を保持する
- データ・ディクショナリが一時的で一貫性のない状態である場合にそれをクリーンアップする
- Oracle Flashback機能のサポートに使用される時間マッピング表へのシステム変更番号(SCN)を保守します。
SMONには、バックグラウンド・アクティビティ中に発生する内部および外部のエラーに対するリジリエンスがあります。SMONは、スレッドまたはオペレーティング・システム・プロセスとして実行できます。Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースでは、1つのインスタンスのSMONプロセスが、障害を起こした他のインスタンスのインスタンス・リカバリを実行できます。