共有プールは、データベース・インスタンス内のシステム・グローバル領域(SGA)のコンポーネントです。様々なタイプのプログラム・データをキャッシュする必要があります。たとえば、共有プールには、解析済のSQLやPL/SQLのコード、システム・パラメータ、データ・ディクショナリ情報などが格納されます。データベースで発生するほぼすべての操作には、共有プールが含まれます。たとえば、ユーザーがSQL文を実行する場合にも、Oracle Databaseは共有プールにアクセスします。

共有プールは、次のサブコンポーネントで構成されます。