このリリースでの変更点

ここでは、Oracle Database Provider for DRDAユーザーズ・ガイドにおける重要な変更点の概要を示します。

非推奨となった機能

Oracle Databaseリリース23cのOracle Database Provider for DRDAユーザーズ・ガイドで非推奨となった機能は次のとおりです。

FIPSパラメータの非推奨

Oracle Database 23c以降、FIPS_140に関連付けられた複数のパラメータが非推奨になりました。

FIPS.ORAFIPS_140を使用すると、Oracle Database 23c以降のすべての機能でFIPSを有効にできます。次のFIPSパラメータは非推奨です。

  • SQLNET.ORA: ネイティブ・ネットワーク暗号化のためのFIPSを有効にするFIPS_140
  • FIPS.ORA: TLS用のFIPSを有効にするSSLFIPS_140
  • 初期化パラメータ: TDEおよびDBMS_CRYPTO用のFIPSを有効にするDBFIPS_140