98 ORA-00900からORA-01499

ORA-00900: SQL文が無効です

原因: 文が有効なSQL文として認識されませんでした。このエラーは、プロシージャ・オプションがインストールされておらず、このオプションを必要とするSQL文(CREATE PROCEDURE文など)が発行された場合に発生することがあります。プロシージャ・オプションがインストールされているかどうかを確認するには、SQL*Plusを起動します。PL/SQLバナーが表示されなかった場合、このオプションはインストールされていません。

処置: 構文を修正するか、プロシージャ・オプションをインストールしてください。

ORA-00901: CREATEコマンドが無効です。

原因: CREATEコマンドの後に有効なCREATEオプションが指定されていませんでした。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00902: データ型が無効です

原因: CREATEまたはALTER TABLE文に入力されたデータ型が有効ではありません。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00903: 表名が無効です

原因: 表名またはクラスタ名が無効であったか、存在しません。このメッセージは、ALTER CLUSTER文またはDROP CLUSTER文で無効なクラスタ名が指定されたか、クラスタ名が指定されなかった場合にも発行されます。

処置: スペルを確認してください。有効な表名またはクラスタ名は文字で始まる必要があり、英数字と特殊文字$、_および#のみを使用できます。名前は30文字以下にする必要があり、予約語は使用できません。

ORA-00904: string: 無効な識別子です。

原因: 入力した識別子または列名が無効です。

処置: 次の事項を確認します。 - 有効な識別子または列名を入力し、識別子または列名に誤字がないことを確認します。有効な識別子列名は、文字で始まる128文字以下の名前で、英数字および特殊文字$、_および#で構成されます。その他の文字が含まれている場合は、二重引用符で囲む必要があります。- 二重引用符で囲まないかぎり、予約語にしないでください。- 表の作成時に列名に対して二重引用符および大/小文字の混合を使用した場合、その列への参照では一致する大/小文字および引用符を使用する必要があります。*パラメータ: 1) identifier: 無効なIDまたは列名。

ORA-00905: キーワードがありません

原因: 必要なキーワードがありませんでした。

処置: 必要なキーワードを追加して、構文を修正してください。

ORA-00906: 左カッコがありません。

原因: 必要な左カッコが省略されていました。CREATE TABLE、CREATE CLUSTER、INSERTなどの特定のコマンドでは、項目のリストをカッコで囲む必要があります。また、WHERE句およびUPDATE table SET column = (SELECT...)文の副問合せもカッコで囲む必要があります。

処置: 必要な場所に左カッコを挿入して構文を修正し、文を再試行してください。

ORA-00907: 右カッコがありません。

原因: 左カッコが右カッコで閉じられずに入力されたか、カッコ内に認識できない情報がありました。カッコはすべて、ペアで入力する必要があります。

処置: 構文を修正して、文を再試行してください。

ORA-00908: ISまたはIS NOTの後に予期しないトークンstringがあります。NULLやTRUEなどの述語が必要です。

原因: ISまたはIS NOT論理演算子について、キーワードNULL、TRUEまたはFALSEが見つからず、JSON、NAN、EMPTYなどの他の述語も見つかりませんでした。たとえば、次の文は、このメッセージを生成します: SELECT * FROM EMP WHERE DEPTNO IS NOT;

処置: ISまたはIS NOT論理演算子の後に述語を使用してください。

ORA-00909: 引数の個数が無効です。

原因: 関数が不正な数の引数を使用してコールされました。

処置: 必要な数の引数を使用して、関数コールの構文を修正してください。

ORA-00910: 指定した長さがデータ型に対して長すぎます

原因: データ型CHARまたはRAWに対して指定した長さは、2000を超える値または4000を超える値であるため無効です。

処置: 指定した長さの値を減らしてください。あるいは、指定した長さを有効にするためにデータ型をVARCHAR2、LONG CHARまたはLONG RAWに変更してください。

ORA-00911: string: stringの後の文字が無効です

原因: SQL文で無効な文字が検出されました。

処置: 無効な文字を削除してください。IDの一部の場合は、二重引用符でIDを囲みます。*パラメータ: 1) character_value: エラーの原因になっている無効な文字。2) token_value: エラーの原因になっている無効な文字の後のトークン。

ORA-00912: 入力パラメータが長すぎます

原因: いずれかの入力文字列が長すぎます。

処置: 入力パラメータの長さを短くしてください。

ORA-00913: 値の個数が多すぎます。

原因: このSQL文には、数が等しい2つの値セットが必要です。このエラーは、2つ目のセットに1つ目のセットよりも多くの項目が含まれている場合に発生します。たとえば、WHERE句またはHAVING句の副問合せによって返される列が多すぎる場合や、VALUES句またはSELECT句によって、INSERTにリストされているよりも多くの列が返される場合があります。

処置: 各セットの項目の数を確認し、それらが等しくなるようにSQL文を変更してください。

ORA-00914: ADDキーワードがありません。

原因: キーワードADDが次のいずれかの前にありません。- ALTER DATABASE文のキーワード・ログ・ファイル - ALTER TABLE文の列要素または表制約 - ALTER TABLESPACE文のキーワードDATAFILE

処置: ALTER文でキーワードADDを指定してください。

ORA-00915: ディクショナリ表のネットワーク・アクセスは現在使用できません。

原因: 通常、これは出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-00917: カンマがありません

原因: INSERT文の列または値のリスト、あるいは((C,D),(E,F), ...)という形式のリストから、必要なカンマが省略されています。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00918: string: 列があいまいに指定されています - stringstringに出現します

原因: 結合で使用されている列名が複数の表で定義されているため、あいまいに参照されました。結合では、複数の表に出現する列名を参照するときには、その表名または表の別名を前に付ける必要があります。

処置: あいまいさを回避するには、複数の表に存在する列名への参照の前に表名または表別名とピリオドを付けてください。たとえば、表EMPとDEPTが結合され、両方に列DEPTNOが含まれている場合、DEPTNOへのすべての参照には、EMP.DEPTNOまたはDEPT.DEPTNOのように表名を前に付ける必要があります。*パラメータ: 1) column_name: あいまいに指定された列の名前。2) table_name_1: あいまいに定義された列名への参照が含まれている、結合対象の最初の表。3) table_name_2: あいまいに定義された列名への参照が含まれている、結合対象の2番目の表。

ORA-00919: 関数が無効です

原因: エントリは関数コールのような書式でしたが、Oracle関数として認識されませんでした。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00920: 関係演算子が無効です。

原因: 検索条件が無効な関係演算子を使用して入力されたか、関係演算子なしで入力されました。

処置: =、!=、^=、、>、<、>=、<=、ALL、ANY、[NOT] BETWEEN、EXISTS、[NOT] IN、IS [NOT] NULL、[NOT] LIKEなどの有効な関係演算子を条件に含めてください。

ORA-00921: SQLコマンドが不完全です。

原因: SQLコマンドが不完全でした。有効なコマンドの一部が入力されましたが、少なくとも1つの主要コンポーネントが省略されていました。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00922: オプション指定されていないか、または無効です。

原因: 列または記憶域句を定義する際に無効なオプションが指定されました。列を指定する際の有効なオプションは、列にNULL値を含めることができないことを指定するNOT NULLでした。データ型の後には制約のみを指定できます。DATEまたはLONGデータ型の最大長を指定した場合も、このエラーが発生します。

処置: 構文を修正してください。誤ったオプションや長さの指定を列または記憶域の指定から削除します。

ORA-00923 FROMキーワードが指定の位置にありません

原因: SELECT文またはREVOKE文で、キーワードFROMが欠落していたか、位置が正しくなかったか、綴りが間違っていました。キーワードFROMは、SELECT文では最後に選択された項目の後に指定し、REVOKE文では権限の後に指定する必要があります。

処置: 構文を修正してください。適切な場所にキーワードFROMを挿入してください。SELECTリスト自体にも誤りがあることがあります。別名で引用符が使用されていた場合は、二重引用符で別名を囲んでいることを確認してください。また、予約語が別名として使用されていたかどうかも確認してください。

ORA-00924: BYキーワードがありません。

原因: GROUP BY、ORDER BYまたはCONNECT BY句でキーワードBYが省略されていました。GRANT文では、キーワードIDENTIFIEDの後にもキーワードBYが必要です。

処置: 構文を修正してください。必要な場所にキーワードBYを挿入し、文を再試行してください。

ORA-00925: INTOキーワードがありません。

原因: キーワードINTOを指定せずにINSERT文が入力されました。

処置: 構文を修正してください。必要な場所にキーワードINTOを挿入し、文を再試行してください。

ORA-00926: VALUESキーワードがありません。

原因: キーワードVALUESまたはSELECTを指定せずにINSERT文が入力されました。INSERT INTO句の後には、VALUES句またはSELECT副問合せが必要です。

処置: 構文を修正してください。INSERT INTO句の後にVALUES句または副問合せを入力してください。

ORA-00927: 等号がありません。

原因: 次のいずれかの場所で等号が省略されました。- UPDATE文のSET句 - 検索条件の「!」の後(等しくないことを示す)

処置: 構文を修正してください。必要な場所に等号を挿入し、文を再試行してください。

ORA-00928: SELECTキーワードがありません

原因: CREATE VIEW文に必要なSELECT句がありませんでした。

処置: CREATE VIEW文にSELECT句を含めて再試行してください。

ORA-00929: ピリオドがありません

原因: 通常、これは出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-00930: アスタリスクがありません

原因: 通常、これは出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-00931: 識別子がありません

原因: 識別子または列名が必要ですが、指定されませんでした。

処置: 有効な識別子または列名を入力してください。有効な識別子列名は、文字で始まる128文字以下の名前で、英数字および特殊文字$、_および#で構成されます。他の文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。二重引用符で囲まれている場合を除き、予約語を指定することはできません。

ORA-00932: 式stringのデータ型はstringであり、予期されるデータ型stringとの互換性がありません

原因: このSQL操作の入力データ型は、予期されるデータ型との互換性がありませんでした。

処置: SQLの操作に対して互換性のあるデータ型になるように式を変更します。*パラメータ: 1) failed_expression: 互換性のないデータ型になる式。2) expression_data_type: 列または式のデータ型。3) expected_data_type: SQL操作で予期されるデータ型。

ORA-00933: 予期しないキーワードがstringに(またはその付近に)あります

原因: エラー・メッセージに出力された位置またはその付近のSQL文で予期しないキーワードが検出されました。次のいずれかの状況が発生しました。 1SQL文に誤入力があった。2.文内の句ではサポートされていない構文が検出された。3.文内でサポートされていない句が検出された。4.文字列が中断されていて、残りの文字列がキーワードとして解釈された。たとえば、文字列内のアポストロフィが異常終了の原因である場合があります。

処置: 原因に対応する処置を実行してください。1.SQL文に誤入力がないことを確認してください。2.Oracle Databaseのドキュメントを確認し、句の正しい構文を調べて、問題のある句を適切に更新してください。3.Oracle Databaseのドキュメントを確認し、文の正しい構文を調べて、サポートされていない句を削除します。4.文字列内のアポストロフィを表す一重引用符を1つではなく2つ入力します。*パラメータ: 1) keyword_value: エラーの原因となるキーワード、またはエラーの原因となるキーワード付近にあるキーワードのいずれか。長すぎるキーワード値は、読みやすくするために切り捨てられることがあります。

ORA-00934: ここではグループ関数は使用できません。

原因: WHERE句またはGROUP BY句の中で、AVG、COUNT、MAX、MIN、SUM、STDDEV、VARIANCEなどのグループ関数のいずれかが使用されました。

処置: WHERE句またはGROUP BY句からグループ関数を削除してください。副問合せまたはHAVING句の中に関数を指定することによって、必要な結果が得られます。

ORA-00935: グループ関数のネスト・レベルが深すぎます。

原因: 通常、これは出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-00936: 式がありません

原因: 句または式の必須部分が省略されていました。たとえば、SELECT文が、列や式のリストを指定せずに入力されていたか、不完全な式を指定して入力されていた可能性があります。このメッセージは、SELECT TABLEのように、予約語が誤って使用された場合にも発行されます。

処置: 文の構文を確認し、欠落しているコンポーネントを指定してください。

ORA-00937: 単一グループのグループ関数ではありません。

原因: 個別の列式がGROUP BY句に含まれていないかぎり、AVG、COUNT、MAX、MIN、SUM、STDDEV、VARIANCEなどのグループ関数と個別の列式の両方をSELECTリストに含めることはできません。

処置: SELECTリストからグループ関数または個別の列式を削除するか、リストされている個別の列式をすべて含むGROUP BY句を追加してください。

ORA-00938: 関数の引数が不足しています。

原因: 関数の参照で指定された引数が少なすぎました。

処置: 関数の構文を確認し、必要な数の引数を指定してください。

ORA-00939: 関数の引数が多すぎます。

原因: 関数の参照で指定された引数が多すぎました。

処置: 関数の構文を確認し、必要な数の引数のみを指定してください。

ORA-00940: ALTERコマンドが無効です。

原因: 無効なALTERオプションが指定されました。

処置: 有効なオプションを含めるようにALTERコマンドを変更し、操作を再試行してください。

ORA-00941: クラスタ名がありません。

原因: クラスタ名が見つからなかったか、無効でした。

処置: 有効なクラスタ名を指定してください。有効なクラスタ名は文字で始まり、30文字以下で、英数字または特殊文字$、_および#のみを使用する必要があります。予約語は使用できません。名前は、キーワードCREATE CLUSTERの直後に指定する必要があります。

ORA-00942: 表またはビューstringが存在しません

原因: 指定した表またはビューが存在しなかったか、存在しない表またはビューを指しているシノニムです。既存のユーザー表およびビューを検索するには、ALL_TABLESおよびALL_VIEWSデータ・ディクショナリ・ビューを問い合せます。表にアクセスするには、一定の権限が必要です。このメッセージをアプリケーションが返した場合は、アプリケーションがアクセスしようとした表がデータベースに存在しなかったか、アプリケーションに表へのアクセス権がありませんでした。

処置: 次の各項目を確認してください: - 表名またはビュー名のスペルが正しいこと。- 参照表名またはビュー名が存在していること。- シノニムが既存の表またはビューをさしていること。表またはビューが存在している場合は、表へのアクセスが必要なデータベース・ユーザーに、正しいアクセス権限が付与されていることを確認してください。それ以外の場合は、表を作成します。また、他のスキーマの表またはビューにアクセスを試行する場合は、正しいスキーマを参照していることと、そのオブジェクトへのアクセスが許可されていることを確認してください。*パラメータ: 1) object_name: SCHEMA.OBJECT_NAMEとして指定された表またはビュー名(指定されている場合)。それ以外の場合は、空白になります。

ORA-00943: クラスタが存在しません。

原因: 現在のユーザーは、指定した名前のクラスタを所有していません。

処置: キーワードCLUSTERの後に有効なクラスタ名を指定し、文を再試行してください。

ORA-00944: クラスタ列の個数が不足しています。

原因: CREATE CLUSTER文で指定されたよりも少ないクラスタ列で表を作成しようとしました。CREATE TABLE文のCLUSTER句では、クラスタの作成時に定義されたすべてのクラスタ列を指定する必要があります。

処置: CREATE TABLE文ですべてのクラスタ列を指定し、それを再試行してください。

ORA-00945: 指定したクラスタ列は存在しません。

原因: CREATE TABLE文のcluster句で指定された列がこの表の列ではありませんでした。

処置: 表に対して定義された列の名前を使用して、文を再実行してください。

ORA-00946: TOキーワードがありません。

原因: キーワードTOなしでGRANT文が指定されたか、無効な形式のGRANTコマンドが入力されました。

処置: GRANTコマンドの構文を確認し、必要な場所にキーワードTOを挿入して、文を再試行してください。

ORA-00947: 値の個数が不足しています。

原因: このエラーは、SQL文に数が等しい2つの値セットが必要であるが、2つ目のセットに含まれている項目が1つ目のセットより少ない場合に発生します。これは、WHERE (A,B) IN (SELECT C FROM ...)のように、ネストされたSELECTによって返される列が少なすぎるWHERE句またはHAVING句で発生することがあります。このエラーのもう1つの一般的な原因は、INSERT INTO EMP(EMPNO,ENAME) VALUES('JONES')のように、INSERTに必要な十分な値がVALUES句またはSELECT句に含まれていないINSERT文です。

処置: 各セットの項目の数を確認し、それらが等しくなるようにSQL文を変更してください。

ORA-00948: ALTER CLUSTER文はサポートされていません。

原因: ALTER CLUSTER文は廃止されました。

処置: 既存の表からクラスタにデータを追加するには、次の一連のSQL文を使用します: CREATE TABLE newtable SELECT * FROM oldtable CLUSTER clustername; DROP oldtable; RENAME TABLE newtable oldtable;

ORA-00949: リモート・データベースへの参照は無効です。

原因: これは、通常は出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-00950: DROPオプションは無効です。

原因: DROPコマンドの後に、CLUSTER、DATABASE LINK、INDEX、ROLLBACK SEGMENT、SEQUENCE、SYNONYM、TABLE、TABLESPACE、VIEWなどの有効なDROPオプションが指定されていませんでした。

処置: コマンド構文を確認し、有効なDROPオプションを指定してから、文を再試行してください。

ORA-00951: クラスタが空ではありません。

原因: 空でないクラスタがDROP CLUSTER文で指定されました。オプションのINCLUDING TABLES句が指定されていないかぎり、表が含まれている場合はクラスタを削除できません。DROP TABLEコマンドを使用して、表をクラスタから削除することもできます。

処置: DROP CLUSTER文でINCLUDING TABLES句を指定するか、DROP TABLEコマンドを使用してクラスタからすべての表を削除してからDROP CLUSTERコマンドを発行してください。

ORA-00952: GROUPキーワードがありません。

原因: グループは実装されませんでした。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-00953: 索引名が指定されていないか、または無効です。

原因: [ identifier . ] identifierという形式の索引名が必要でしたが、存在しませんでした。OIDINDEX句の場合、索引名はidentifierという書式で指定する必要があります。

処置: 正しい索引名を指定してください。

ORA-00954: IDENTIFIEDキーワードがありません。

原因: キーワードIDENTIFIEDを指定せずにGRANT CONNECT文が発行されました。

処置: 構文を確認し、最後のユーザー名の後にキーワードIDENTIFIEDを挿入してください。書式はGRANT CONNECT TO user-list IDENTIFIED BY password-list;です

ORA-00955: すでに使用されているオブジェクト名です。

原因: すでに存在しているデータベース・オブジェクト(表、ビュー、クラスタ、索引、シノニムなど)を作成しようとしました。ユーザーのデータベース・オブジェクトには固有の名前が必要です。

処置: データベース・オブジェクトの一意の名前を入力するか、既存のオブジェクトを変更または削除して再利用できるようにしてください。

ORA-00956: 監査オプションがないか、または無効です

原因: AUDIT文またはNOAUDIT文に、無効な監査オプションが含まれていました。

処置: 有効なオプションを指定してください。

ORA-00957: 列名が重複しています。

原因: CREATE文またはINSERT文で列名が2回指定されました。列名は、表、ビューまたはクラスタ内で一意である必要があります。

処置: CREATE文で、一方の列名を新しい一意の列名に変更してください。INSERT文では、重複する名前のいずれかを削除してください。

ORA-00958: CHECKキーワードがありません。

原因: CREATE VIEW文のWITH OPTION句では、キーワードWITHの後にキーワードCHECKを指定する必要があります。

処置: 文の構文を確認し、必要な場所にキーワードCHECKを挿入してください。その後、文を再試行してください。

ORA-00959: 表領域'string'は存在しません

原因: 存在しない表領域の名前が文で指定されました。

処置: 既存の表領域の名前を入力してください。表領域名のリストについては、データ・ディクショナリを問い合せてください。

ORA-00960: 選択リストに未確定の列名があります。

原因: ORDER BY句で指定した列名が、選択リストの複数の列と一致しました。

処置: 重複する列名を選択リストから削除してください。

ORA-00961: 日時または間隔の値が正しくありません

ORA-00962: GROUP BYまたはORDER BYの式が多すぎます

原因: GROUP BY句またはORDER BY句に1001個以上の式があります。

処置: GROUP BY句またはORDER BY句で使用する式は1000個以下にしてください。

ORA-00963: 間隔の型がサポートされていません。

原因: サポートされていない間隔の型が見つかりました。

処置: 有効な間隔の型を使用してください。

ORA-00964: FROMリストに表名がありません。

原因: SELECTリストで参照されている表名がFROMリストに指定されていません。

処置: 参照名には、FROMリスト内のいずれかの名前と一致した名前を正しく指定してください。

ORA-00965: *(アスタリスク)に対して列の別名は使用できません。

原因: 文の中で、SELECTリストの*に対して別名が使用されています。これは文法違反です。

処置: 該当する別名を削除してください。

ORA-00966: TABLEキーワードがありません。

原因: LOCK文が指定され、キーワードTABLEが欠落していたか、綴りが間違っていたか、位置が正しくありませんでした。LOCK文は、LOCK TABLE tablenameで始まる必要があります。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00967: WHEREキーワードがありません。

原因: SELECT文のキーワードWHEREが欠落していたか、綴りが間違っていたか、位置が正しくありませんでした。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00968: INDEXキーワードがありません。

原因: CREATE UNIQUE INDEX文またはVALIDATE INDEX文のキーワードINDEXが欠落していたか、綴りが間違っていたか、位置が正しくありませんでした。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00969: ONキーワードがありません。

原因: GRANT、REVOKEまたはCREATE INDEX文のキーワードONが欠落していたか、綴りが間違っていたか、位置が正しくありませんでした。

処置: 構文および綴りを確認し、必要な場所でキーワードONを使用してください。

ORA-00970: WITHキーワードがありません。

原因: キーワードWITHなしでキーワードSTARTが指定されました。ツリー構造の問合せでSTART WITH句が望ましい場合は、両方のキーワードが必要です。

処置: キーワードSTARTをキーワードSTART WITHに変更してください。その後、文を再試行してください。

ORA-00971: SETキーワードがありません。

原因: UPDATE文のキーワードSETが欠落しているか、綴りが間違っているか、位置が正しくありません。

処置: 構文および綴りを確認し、更新する表の名前の後にキーワードSETを使用してください。

ORA-00972: 識別子string...string...が最大長のstringバイトを超えています。

原因: 最大バイト数を超える識別子が指定されたか、一重引用符文字または二重引用符文字の誤用がありました。一部のキャラクタ・セットは1文字に複数バイトを必要とするため、文字数が制限内に収まっていてもバイト数の制限を超過する可能性があります。

処置: 最大バイト数以内の識別子を指定してください。引用符の構文を再確認してください。*パラメータ: 1) first_10_chars: 長すぎる識別子の先頭10文字。2) expected_last_10_chars: 予期される識別子の末尾10文字(最大許容長)。これ以上の長さにはできません。3) maximum_bytes: 許容される最大バイト長。

ORA-00973: 行件数の見積りが無効です。

ORA-00974: PCTFREE値(%)が無効です。

原因: CREATE INDEX文で指定された空き領域の割合が0から100の間ではありませんでした。PCTFREE値0は、ブロック全体が使用可能であることを意味します。値100は、データを挿入できないことを意味するため、有用ではありません。デフォルトは10です。

処置: PCTFREE値を0から100の間で指定してください。その後、文を再試行してください。

ORA-00975: 日付と日付の加算はできません。

原因: 2つの日付フィールドを一緒に追加しようとしました。日付は数値フィールドにのみ追加でき、他の日付に追加することはできません。

処置: Oracle関数TO_NUMBERを使用して一方の日付フィールドを数値フィールドに変換してから、それを他方の日付フィールドに追加してください。

ORA-00976: 指定した疑似列または演算子はここでは使用できません。

原因: LEVEL、PRIOR、ROWNUM、CONNECT_BY_ROOT、CONNECT_BY_ISLEAFまたはCONNECT_BY_ISCYCLEが、無効な位置に指定されています。

処置: LEVEL、PRIOR、ROWNUM、CONNECT_BY_ROOT、CONNECT_BY_ISLEAFまたはCONNECT_BY_ISCYCLEを削除してください。

ORA-00978: GROUP BY句が指定されずにグループ関数がネストしています。

原因: AVG、COUNT、MAX、MIN、SUM、STDDEV、VARIANCEなどのグループ関数が、対応するGROUP BY句を指定せずに、MAX(COUNT(*))のように、他のグループ関数内で使用されました。

処置: GROUP BY句を追加するか、余分なレベルのネストを削除してください。

ORA-00979: string: GROUP BY句で使用するか、集計関数で使用する必要があります

原因: 指定された式は、GROUP BY句、集計関数または定数のいずれにも含まれていませんが、SELECT句、ORDER BY句、HAVING句など、GROUP BY句の後に処理される問合せの一部で使用されています。

処置: GROUP BY句に式を追加するか、または集計関数を追加して各グループに使用する式の値を指定してください。集計関数に含まれていないSELECTリスト内の列が、GROUP BY句に存在していることを確認してください。*パラメータ: 1) expression: GROUP BY句にない式。

ORA-00980: シノニム変換が無効です。

原因: シノニムが有効なターゲット・オブジェクトに変換されませんでした。次のいずれかの理由が考えられます。1 ターゲット・スキーマが存在しない。2 ターゲット・オブジェクトが存在しない。3 シノニムが不正なデータベース・リンクを指定している。4 シノニムがバージョニングされていないにもかかわらず、バージョニングされたターゲット・オブジェクトを指定している。

処置: シノニム定義を変更し、シノニムが有効なターゲット・オブジェクトを指し示すようにします。

ORA-00981: 表およびシステム監査オプションは混在できません。

原因: 1つのAUDIT文またはNOAUDIT文中に、表およびシステム全体を対象とする監査オプションが両方指定されています。

処置: 表監査オプションとシステム監査オプションを別々の文に指定してください。

ORA-00982: 正符号がありません。

原因: 結合条件に左カッコが出現しましたが、正符号(+)が後に続いていませんでした。結合条件の左カッコは通常、外部結合の指定を示すため、正符号が後に続くことが予期されていました。結合操作で列の外部結合を指定するには、結合条件の列参照の後に、カッコで囲んだ正符号(+)を使用します。

処置: SQL構文を修正して、文を再試行してください。

ORA-00983: SYSユーザー・アクションでのAUDITまたはNOAUDITは許可されていません。

原因: SYSユーザーには許可されていない、AUDITまたはNOAUDIT SYSユーザー・アクションが試行されました。

処置: SYS以外のユーザーで文を再試行してください。

ORA-00984: ここでは列は使用できません。

原因: INSERT文のVALUES句など、許可されていない式で列名が使用されました。

処置: 文の構文を確認し、適切な場所でのみ列名を使用してください。

ORA-00985: プログラム名が無効です。

原因: 構文エラーの可能性があります。

処置: 構文を修正してください。

ORA-00986: 結合グループ名がないか、無効です。

原因: 結合グループ名の指定時に構文エラーがありました。

処置: 構文を修正して再試行してください。

ORA-00987: ユーザー名が指定されていないか、または無効です。

原因: ユーザー名が指定されなかったか、指定されたユーザー名のいずれかが無効でした。ユーザーを定義するには、有効なユーザー名を指定する必要があります。ユーザー名は文字で始まり、英数字と特殊文字$、_および#のみで構成され、30文字以下である必要があります。他の文字が含まれている場合は、二重引用符で囲む必要があります。予約語は使用できません。

処置: 有効なユーザー名またはユーザー名のリストを指定してください。

ORA-00988: パスワードがないか、または無効です

原因: 文で、1人以上のユーザーのパスワードが無効または欠落しています。

処置: 文内のすべてのユーザーに、NULLでない有効なパスワードがあることを確認してください。パスワードは一重引用符で囲まないでください。二重引用符を使用してパスワードを囲みます。その後で、操作を再試行してください。

ORA-00989: ユーザー名に対するパスワードが多すぎます。

原因: ユーザー名よりも多いパスワードがGRANT文で指定されました。GRANT文にリストされているそれぞれのユーザーについてパスワードを1つのみ入力できます。

処置: 同じ数のユーザー名とパスワードを入力してください。

ORA-00990: 権限が指定されていないか、または無効です。

原因: GRANT privilege文で権限が指定されなかったか、指定された権限のいずれかが無効です。

処置: SELECT、INSERT、DELETE、UPDATE、ALTER、INDEX、REFERENCES、ALLなどの有効な権限を1つ以上入力してください。複数の権限を付与するには、カンマ(,)で区切ったリストとして権限を入力するか、キーワードALLを指定してすべての権限を付与します。

ORA-00991: MACの権限のみプロシージャに付与されます。

原因: オブジェクト権限またはMAC以外のシステム権限がプロシージャに付与されました。

処置: PROCEDURE句を使用して、MAC権限のみを付与してください。

ORA-00992: REVOKEコマンドの書式が無効です。

原因: 無効な形式のREVOKEコマンドが入力されました。REVOKEコマンドには2つの形式があります。1つ目の形式は、ユーザーのデータベース・アクセス権限を取り消すために使用されます。2つ目の形式は、ユーザーのオブジェクト権限を取り消すために使用されます。

処置: コマンド構文を確認し、文を再試行してください。

ORA-00993: GRANTキーワードがありません。

原因: キーワードGRANTなしでGRANT文の末尾にキーワードWITHが指定されました。ユーザーに権限を付与し、それらの権限を別のユーザーに付与することを許可するには、GRANT文の末尾にキーワードWITH GRANT OPTIONを指定する必要があります。

処置: キーワードWITHをキーワードWITH GRANT OPTIONに変更してから、文を再試行してください。

ORA-00994: OPTIONキーワードがありません。

原因: キーワードOPTIONなしでGRANT文の末尾にキーワードWITH GRANTが指定されました。

処置: キーワードWITH GRANTをキーワードWITH GRANT OPTIONに変更してください。その後、文を再試行してください。

ORA-00995: シノニムの識別子が無効です。

原因: CREATEまたはDROP SYNONYM文で、シノニム名が欠落していたか、無効でした。

処置: 構文および綴りを確認してください。どちらの文でも、キーワードSYNONYMの直後に有効なシノニム名を指定する必要があります。有効なシノニム名は文字で始まり、英数字と特殊文字$、_および#で構成され、30文字以下である必要があります。予約語を使用することはできません。

ORA-00996: 連結演算子は|ではなく||です。

原因: 一重縦線(|)が連結を指定しようとしていると解釈されましたが、連結演算子は二重縦線(||)です。

処置: 連結のために二重縦線(||)を入力するか、連結を意図していなかった場合は一重縦線(|)を削除してください。

ORA-00997: LONGデータ型は使用できません。

原因: 関数、あるいはDISTINCT、WHERE、CONNECT BY、GROUP BYまたはORDER BY句でデータ型LONGの値が使用されました。LONG値はSELECT句でのみ使用できます。

処置: 関数または句からLONG値を削除してください。

ORA-00998: 式に列の別名を指定する必要があります。

原因: CREATE VIEW文で式または関数が使用されましたが、対応する列名が指定されていませんでした。ビューで式または関数を使用する場合、ビューのすべての列名をCREATE VIEW文で明示的に指定する必要があります。

処置: ビュー名の後に、ビューの各列の列名をカッコで囲んで入力してください。

ORA-00999: ビュー名が無効です。

原因: CREATE VIEW文で、ビュー名が欠落していたか、無効でした。

処置: CREATE VIEWの後に有効なビュー名を入力してください。有効なビュー名は文字で始まり、英数字と特殊文字$、_および#のみで構成され、30文字以下である必要があり、予約語を使用することはできません。ビュー名に他の文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。

ORA-01000: セッションの最大オープン・カーソル数がstringを超えました

原因: アプリケーションが現在のセッション内で多すぎるカーソルを開こうとしています。これは、アプリケーションがカーソルを正しく閉じていないことや、必要以上に長い時間カーソルをオープンしたままにしていることが原因である可能性があります。また、OPEN_CURSORSパラメータ値で現在許容されている数よりも多くのカーソルがアプリケーションで必要になったことが原因である可能性もあります。これは、カーソルが正しくクローズしていないことが原因である可能性もあります。

処置: アプリケーション・コードを確認して、新しいカーソルをオープンする前に現在オープンのカーソルをクローズできるかどうかを調べてください。セッション内でアプリケーションが同時にオープンするカーソルを増やす必要がある場合は、OPEN_CURSORSパラメータの値を大きくします。エラー・テキスト内でリークした可能性のあるSQL_IDが特定された場合は、アプリケーション開発者が確認する必要があります。

ORA-01001: カーソル番号が無効か、存在しません

原因: ホスト言語プログラム・コールで無効なカーソル番号が指定されたか、プリコンパイラ・コマンドのMAXOPENCURSORSオプションの値が小さすぎました。

処置: エラーのあるコール文を確認してください。V8 Oracle Call Interface (OCI) APIの使用時にカーソルをオープンするか、V7 OCI APIの使用時に有効なログオン・データ領域(LDA)を指定します。V8 OCIコールの使用時には、OCIStmtPrepare2 (またはOCIStmtPrepare)とOCIStmtExecuteがコールされていることを確認してください。プリコンパイラを使用する場合、SQL、DESCRIBE、NAME、DEFINE、BIND、EXEC、FETCHまたはCLOSEのいずれかのコールで参照する前に、OOPENコールを使用してすべてのカーソルをオープンする必要があります。カーソルに問題がない場合は、プリコンパイルの前にMAXOPENCURSORSオプションの値を増やす必要がある可能性があります。

ORA-01002: フェッチ順序が無効です。

原因: 無効になったカーソルからフェッチしようとしました。PL/SQLカーソル・ループが暗黙的にフェッチを行い、それがエラーの原因になる場合があります。このエラーの原因には、次のものが考えられます。1) 最後の行が取得され、ORA-1403エラーが戻された後にカーソルからフェッチしました。2) FOR UPDATE句を使用してカーソルがオープンされている場合、COMMIT発行後にフェッチするとエラーが返されます。3) SQL文のプレースホルダを再バインドしてから、文を再実行する前にフェッチを発行しました。4)データベース・サーバーが、要求境界でカーソルをクローズしました(RESET_STATEがアクティブな場合)。要求の終了後にカーソルを使用しようとすると、このエラーが発生する可能性があります。

処置: 1) 最後の行の取得後にフェッチ文を発行しないでください。フェッチする行がありません。2) FOR UPDATEでオープンされたカーソルのフェッチ・ループ内でCOMMITを発行しないでください。3) 再バインド後に文を再実行してから、フェッチを再試行してください。4) 要求の最後にカーソルをクローズしてください。文を再実行せずに、複数の要求にわたってカーソルからフェッチしないでください。

ORA-01003: 解析された文がありません。

原因: ホスト言語プログラム・コールが、解析されたSQL文が関連付けられていないカーソルを参照しました。SQLコール(OSQL3など)を使用してSQL文をOracleに渡し、オープン・カーソルに文を関連付ける必要があります。DESCRIBE、NAME、DEFINE、BIND、EXECUTEおよびFETCHのいずれかのコールで参照される場合、カーソルにはSQL文がすでに関連付けられている必要があります。

処置: カーソルを参照する前に、SQLコール(OSQLなど)を実行して必要なSQL文を渡してください。

ORA-01004: パラメータ'string'の値が無効です: string

原因: エラー・メッセージに示す理由により、パラメータに指定された値が無効です。

処置: パラメータの値を修正して、再試行してください。受け入れられる値については、パラメータのドキュメントを参照してください。

ORA-01005: パスワードが無効なため、ログインが拒否されました。

原因: nullパスワードが入力されました。

処置: NULLパスワードは許可されていません。有効なパスワードでログインを再試行してください。

ORA-01006: バインド変数がありません。

原因: プログラムで、バインドされていない変数のコールが発行されました。

処置: バインドされた変数を参照するようにコールを変更するか、バインドされた変数をSQL文に追加してください。BINDコール、OBINDまたはOBINDNで参照するには、SQL文内の変数の先頭にコロン(:)またはアンパサンド(&)を付ける必要があります。エラーは、プリコンパイラ・プログラムとSQLLIBライブラリの不一致によって発生する場合があります。

ORA-01007: 変数への参照がSELECT句にありません。

原因: 文のSELECT句にリストされていない変数への参照が行われました。

処置: SELECT句を変更して参照を含めるか、コールから参照を削除してください。

ORA-01008: バインド変数プレースホルダstringの値が指定されていませんでした

原因: バインド変数プレースホルダが含まれているSQL文またはPL/SQL文が、そのプレースホルダの値を指定せずに実行されました。

処置: 問題を解決するために、次のいずれかのタスクを実行してください: - 名前付きバインディングの使用時には、バインド変数プレースホルダごとに値を指定します。文内でプレースホルダが繰り返されている場合、その名前の値は1つのみ必要です。- 位置バインディングの使用時には、文内でバインド変数プレースホルダ名が繰り返されていたとしても、バインド変数位置ごとに値を指定します。- PL/SQLのネイティブ動的SQLの使用時には、EXECUTE IMMEDIATE文内の適切な句で各プレースホルダの値を指定します。*パラメータ: 1) variable_name: 値またはその位置のないバインド変数の名前。

ORA-01009: 必須パラメータがありません。

原因: ホスト言語プログラム・コールで渡されなかった必須パラメータがありました。

処置: コールの構文を確認し、必須パラメータをすべて入力してください。

ORA-01011: V6サーバーと交信するときは、V7互換モードは使用できません

原因: Oracleバージョン6にアクセスするときに、Oracle7互換モードを使用しようとしました。

処置: v6 sql言語タイプを使用してください。'SET COMPATIBILITY V6'コマンドを使用する必要がある場合があります

ORA-01012: ログオンされていません。

原因: Oracleにログオンせずに、ホスト言語プログラムによってOLONまたはOLOGON以外のOracleコールが発行されました。これは、ユーザー・プロセスが接続先のインスタンスの終了後にデータベースにアクセスしようとして、プロセスが強制的に切断されたときに発生しました。

処置: Oracleコールを発行する前に、OLONまたはOLOGONをコールしてOracleにログオンしてください。インスタンスが再起動されたら、処置を再試行してください。

ORA-01013: ユーザーによって現行の操作の取消しがリクエストされました。

原因: ユーザーが[Ctrl]+[C]、[Control]+[C]または別の取消し操作を入力してOracle操作を中断しました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-01014: Oracleのシャットダウン処理中です。

原因: インスタンスの停止が進行中であるか、既存のプロセスに必要なサービスを使用できないときに、ユーザーがOracleにログオンしようとしました。Oracleログインが無効になっており、Oracleの停止中に使用できないサービスもあります。

処置: Oracleが再び起動されるまで待機してからログオンを試行してください。Oracleインスタンスの停止中にプロセスによって報告されたORA-1014エラーは無視します。

ORA-01015: ログオンが再帰的にコールされました。

原因: 通常、これは出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-01016: フェッチ後のみこのファンクションをコールできます。

原因: カーソルが無効な状態です。

処置: このOCI/UPI関数は、必ずフェッチの実行後にコールしてください。

ORA-01017: 資格証明が無効か権限がありません。ログオンは拒否されました

原因: Oracle Databaseへのアクセス時に無効な資格証明が指定されたか、このデータベースへのアクセスする権限がありません。

処置: 認証方法に応じて、Oracle Databaseへのログイン時に正しい資格証明が指定されていることを確認します。資格証明の確認後に再試行してください。資格証明が正しい場合は、データベースにアクセスする権限がない可能性があります。データベースにアクセスする権限があることを確認するには、データベース管理またはID管理の担当者に問い合せる必要があります。

ORA-01018: LONGデータ型の列ではありません。

原因: LONGフェッチ・オプションを使用してデータをフェッチしようとしましたが、指定された列がLONGではありませんでした。

処置: LONGフェッチ・オプションを使用せずにフェッチを再実行するか、LONG列を含む表を作成してください。

ORA-01019: Oracle Database stringプロセスのメモリー割当てに失敗しました。

原因: 次のいずれかが発生しました。1.オペレーティング・システムには、プロセスに使用できる十分なメモリーがありません。2.Oracleサーバー・プロセスが、PGA_AGGREGATE_TARGETパラメータで設定された制限を超えました。

処置: 原因に対応する処置を実行してください: サーバーで発生した場合は、次のうち1つ以上を試してください: - クライアント側の接続プーリングを使用するなどして、オープンしているデータベース接続の数を減らします。一部のシナリオでは、データベース常駐接続プーリング(DRCP)が役立つ場合があります。- データベース・パラメータPGA_AGGREGATE_LIMITを大きくします。- PGA_AGGREGATE_LIMITをさらに大きくできない場合は、サーバー上のメモリーを解放します。たとえば、データベース・パラメータSGA_TARGETを小さくします。- データベース・ホストで使用可能なシステム・メモリーを増やします。クライアントで検出された場合は、次を試してみてください: - メモリーを解放する。- システムにメモリーを追加する。*パラメータ: 1) process_type: メモリー・エラーが発生した場所を示す'client'または'server'のいずれか。

ORA-01020: コンテキスト状態エラー

原因: 予期しないコンテキスト状態エラーが発生しました。

処置: コマンドを再試行するか、Oracleサポートに連絡してください。

ORA-01021: 無効なコンテキスト・サイズが指定されました

原因: 通常、これは出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-01022: この構成では、データベース操作はサポートされていません。

原因: 通信している2つのOracleサーバーに対して、データベース操作がUPIに一致しませんでした。

処置: Oracleサーバーをアップグレードするか、ユーザー側のアプリケーションを新しいライブラリに再リンクしてください。このエラーをOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01023: カーソル・コンテキストが見つかりません(カーソル番号が無効です)。

原因: カーソル番号が有効なオープン・カーソルではありません。

処置: カーソルがオープンしていることを確認してください。

ORA-01024: OCIコールのデータ型が無効です。

原因: OCIプログラム・コールで無効なデータ型が指定されました。OCIコールでは、Oracleデータ型は1から7の間の数値として指定されます。

処置: データ型の説明を確認し、データ型の正しい数値を入力してください。

ORA-01025: UPIパラメータの値が有効範囲外です。

原因: UPI関数に対する整数パラメータが有効範囲外です。

処置: 通常、これはOracle DBMS上に組み込まれたツールのエラーです。このエラーをOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01026: バインド・リストにサイズが4000を超える複数バッファが存在しています。

原因: バインド・リストに複数の長いバッファが存在します。

処置: 通常の列にバインドされているバインド変数のバッファ・サイズを、3999以下に変更してください。

ORA-01027: データ定義操作ではバインド変数は使用できません。

原因: SQLデータ定義操作でバインド変数を使用しようとしました。

処置: バインド変数は許可されていません。

ORA-01028: 2タスクで内部エラーが発生しました。

原因: LONGメッセージの送信を受け取りましたが、カーソル・コンテキストがありません。

処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01029: 2タスクで内部エラーが発生しました。

原因: LONGがないときに、LONGの再送信の要求を受け取りました。

処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01030: SELECT ... INTO変数がありません。

原因: バインド・コールに指定されたSELECT... INTOが、SQL文の変数に対応していません。

処置: 文を修正できない場合は、カスタマ・サポートに連絡してください。

ORA-01031: 権限が不足しています

原因: 必要な権限なしでデータベース操作が試行されました。

処置: データベース管理者またはセキュリティ管理者に必要な権限を付与するように依頼してください。

ORA-01032: ユーザーIDが存在しません。

原因: エクスポート/インポートに関連する内部エラー・メッセージです。

処置: カスタマ・サポートに連絡してください。

ORA-01033: Oracleの初期化またはシャットダウン中です。

原因: Oracleの起動中、停止中または初期化中にログオンしようとしました。

処置: 数分間待機します。その後で、操作を再試行してください。

ORA-01034: Oracleインスタンスは使用できません。インスタンスを起動します。

原因: Oracleデータベース、ASMまたはASMIOSERVERインスタンスに接続しようとしましたが、インスタンスが使用できませんでした。インスタンスが正しく指定されなかった、停止されていた、起動に失敗した、中断されていたのいずれかです。

処置: 正しいOracleインスタンスに接続していることを確認し、接続している場合はインスタンスを再起動します。

ORA-01035: ログインは拒否されました。データベースはRESTRICTEDモードです。

原因: データベースをRESTRICTEDモードで実行しています。RESTRICTED SESSIONシステム権限を持つユーザーのみが、ログインを許可されます。

処置: ユーザーに対するRESTRICTED SESSIONシステム権限を取得して操作を再試行するか、RESTRICTED SESSIONオプションなしでデータベースを起動するように要求します。

ORA-01036: 認識されないバインド変数stringがバインド・コールに渡されました

原因: バインド・コールに渡されたバインド変数に一致するプレースホルダが文にありませんでした。

処置: バインドされる変数のプレースホルダが文に含まれていることを確認してください。

ORA-01037: カーソル・メモリーの最大値を超えました。

原因: カーソルの使用可能なメモリーをすべて消費する複雑なSQL文を処理しようとしました。

処置: 複雑なSQL文を単純にしてください。

ORA-01038: データベース・ファイルのバージョンstringはOracleバージョンstringでは書き込めません

原因: データベース・ファイル・ヘッダーは、コマンドの実行に使用されたOracleのバージョンと比較して古い形式でした。

処置: データベースをオープンして新しいファイル形式にしてから、再試行してください。データベースをオープンする前に操作が必要な場合は、前のバージョンのOracleを使用して操作を完了してください。*パラメータ: 1) database_file_version_number: データベース・ファイル・ヘッダーでのバージョン。2) Oracle_version_number: 使用中のOracleバージョン。

ORA-01039: ビューの基礎オブジェクトに対する権限が不十分です。

原因: 他のユーザーのビューの基礎オブジェクトに必要な権限を持たずに、そのビューの実行計画を表示しようとしました。

処置: 必要な権限を取得するか、無効な操作を実行しないようにしてください。

ORA-01040: パスワードに無効な文字が使用されました。ログオンが拒否されました。

原因: パスワードにマルチバイト文字があるか、US7ASCII範囲にない文字があります。

処置: 有効な文字でパスワードを再送信してください。

ORA-01041: 内部エラーが発生しました。hostdefエクステンションが存在しません。

原因: HSTDEFにあるHSTDEFエクステンションへのポインタがNULLです。

処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01042: オープン・カーソルを持つセッションは連結解除できません

原因: オープン・カーソルを持つセッションを切断しようとしました。

処置: セッションを切断する前に、すべてのカーソルをクローズしてください。

ORA-01043: ユーザー・サイドのメモリー異常 [string], [string], [string], [string]

原因: アプリケーション・コードが、Oracleで使用されるユーザー・メモリーの一部を破損させました。

処置: アプリケーション・コードがメモリーを上書きしていないことを確認してください。

ORA-01044: 変数にバインドされたバッファのサイズstringが最大値stringを超えています

原因: 合計サイズが許可されている最大サイズを超えたバッファをバインドしようとしました。配列の合計サイズの計算式は、(element_size)*(number of elements)です。

処置: バッファ・サイズを小さくしてください。

ORA-01045: ログインは拒否されました。ユーザーstringにはCREATE SESSION権限がありません。

原因: CREATE SESSION権限を持たないユーザーに接続しようとしました。

処置: ユーザーにCREATE SESSION権限を付与するか、CREATE SESSION権限を持つユーザーでログインしてください。

ORA-01046: コンテキスト領域を拡張するための領域を獲得できません。

原因: オペレーティング・システムがこれ以上領域を提供しないため、Oracleは現在の領域をさらに拡張できませんでした。このメッセージに続いてシステム固有のメッセージが表示されます。

処置: いくつかのカーソルをクローズして再試行するか、オペレーティング・システムの割当て制限を確認して、使用する仮想メモリーを増やしてください。オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。

ORA-01047: 上のエラーは、スキーマ=string、パッケージ=string、 プロシージャ=stringで発生しました

原因: このメッセージは、より具体的な情報を提供するために前のメッセージの後に表示されました。

処置: これは情報メッセージです

ORA-01048: 指定されたプロシージャがコンテキストで見つかりません。

原因: 遅延リモート・プロシージャ・コール(RPC)で指定されているプロシージャ・ユーザーが存在しません。

処置: プロシージャが存在し、レプリケーション・プロセスを参照できることを確認してください。

ORA-01049: 名前によるバインドはストリームRPCではサポートされていません。

原因: 新しいバージョンのサーバーが、このバージョンのサーバーとの通信時に、このバージョンでサポートされていない操作を要求しました。

処置: 1つ以上のOracleサーバーをアップグレードするか、ユーザー・アプリケーションを新しいライブラリに再リンクする必要がある場合があります。

ORA-01050: コンテキスト領域をオープンするための領域を取得できません

原因: オペレーティング・システムがこれ以上領域を提供しないため、Oracleは新しいコンテキスト領域をオープンできませんでした。このメッセージに続いてシステム固有のメッセージが表示されます。

処置: いくつかのカーソルをクローズして再試行するか、オペレーティング・システムの割当て制限を確認して、使用する仮想メモリーを増やしてください。オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。

ORA-01051: 遅延RPCバッファの書式が無効です

原因: SYS.DEF$_CALLにある遅延RPCが破損しました。

処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01052: LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTが設定されていません。

原因: パラメータLOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTが2に設定されたとき、パラメータLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTに有効な宛先が設定されませんでした。

処置: パラメータLOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTの値を設定するか、LOG_ARCHIVE_MIN_SUCCEED_DESTを1に設定します。

ORA-01053: ユーザー記憶域のアドレスが読み込めません

原因: バインド変数または他のユーザー領域をOracleが読み取ることができませんでした。

処置: 有効なユーザー・バッファでバインドが正しく行われていることを確認してから、操作を再試行してください。

ORA-01054: ユーザー記憶域のアドレスに書き込めません

原因: 定義(FETCH... INTOまたはSELECT... INTO)変数または他のユーザー領域にOracleが書き込むことができませんでした。

処置: INTO変数およびインジケータが正しく指定されていることを確認してください。その後で、操作を再試行してください。

ORA-01055: オブジェクト・データ型はこのモードでのバインドまたは定義用にサポートされていません

原因: バインドまたは定義が無効なモードでオブジェクトに対して使用されました。

処置: モードを変更してください。

ORA-01057: ユーザー・イグジット中のblock.fieldへの参照が無効またはあいまいです

原因: ユーザー・イグジット中のblock.field識別子への参照が正しくないか、あいまいでした。綴りが間違っていたか、不完全であった可能性があります。

処置: 構文および識別子の綴りを確認してください。その後、参照を修正してください。

ORA-01058: 新規Upiインタフェースの内部エラーです

原因: 存在しないHSTDEF拡張を削除しようとしました。

処置: この問題はバグとしてOracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01059: バインドまたは実行の前に解析する必要があります。

原因: クライアント・アプリケーションが、文の解析前に変数をバインドしようとしたか、またはPL/SQLブロックでオープンされたカーソルを実行しようとしました。

処置: バインドまたは実行前に、文が解析されるようにしてください。

ORA-01060: 配列のバインドまたは実行はできません。

原因: クライアント・アプリケーションがカーソルの配列をバインドしようとしたか、またはタイプ・カーソルのバインド変数を使用してPL/SQLブロックに対して繰り返し実行しようとしました。

処置: 単一カーソルをバインドするか、PL/SQLブロックを1回のみ実行してください。

ORA-01061: V7のクライアント・アプリケーションを使用してV8のサーバーは起動できません

原因: バージョン7以下のライブラリにリンクしたOracleクライアント・アプリケーションを使用して、バージョン8以上のサーバーを起動しようとしました。

処置: バージョン8以上のライブラリにリンクしたOracleクライアント・アプリケーションを使用してください。

ORA-01062: 定義されたバッファにメモリーを割当てできません

原因: 現在のプラットフォームに対する最大バッファ・サイズを超えています。

処置: より小さいバッファ・サイズでピース単位のフェッチを使用してください。

ORA-01063: フェッチ行数がMINSWORDMAXVALを超えています

原因: サーバーから要求された行の総数が、MINSWORDMAXVALで指定されている最大数を超えています。

処置: フェッチ・インタフェース・コールのためにフェッチまたはプリフェッチする行の数を修正してください。

ORA-01064: FreeバージョンのパラメータINSTANCE_TYPEの値'string'が無効です

原因: Oracle Database Freeバージョン(FREE)のINSTANCE_TYPEパラメータに、RDBMS以外の値が指定されました。

処置: Oracle Database Standard Edition (SE)またはOracle Database Enterprise Edition (EE)にアップグレードして、他のインスタンス・タイプを起動します。

ORA-01065: 値がプレースホルダーstringに指定されませんでした。

原因: SQL文にプレースホルダが含まれていましたが、そのプレースホルダに値が指定されていませんでした。SQL文では、データ値をハードコードする必要がないように、プレースホルダが使用されます。

処置: OCIStmtPlaceholderSubstitute()関数を使用して、文の実行時にプレースホルダの代替となる文字列値を設定してください。

ORA-01066: プレースホルダーの置換に失敗しました。

原因: OCIStmtExecute()の後にOCIStmtPlaceholderSubstitute()がコールされたか、OCI_PREP2_OCI_PLACEHOLDERモードをOCIStmtPrepare2()に指定せずに文が準備されました。

処置: 1.OCIStmtPlaceholderSubstitute()をコールする前に、OCI_PREP2_OCI_PLACEHOLDERモードでOCIStmtPrepare2()を使用して文を準備してください。2.OCIStmtExecute()をコールする前に、OCIStmtPlaceholderSubstitute()をコールしてください。

ORA-01067: プレースホルダ名が無効です

原因: 考えられる原因は次のとおりです。1.関数OCIStmtPlaceholderSubstitute()に渡されたプレースホルダ名が文で使用されませんでした。2.NULLの名前または長さゼロが関数OCIStmtPlaceholderSubstitute()に渡されました。

処置: 関数OCIStmtPlaceholderSubstitute()で使用されているプレースホルダ名が、関数OCIStmtPrepare2()に渡される文にある名前と一致することを確認してください。

ORA-01068: プレースホルダーstringに対する代替文字列が無効です

原因: 指定されたプレースホルダの代替文字列が無効であるか、OCIStmtPlaceholderSubstituteに指定されたモードが無効でした。

処置: Oracleドキュメントで、OCIStmtPlaceholderSubstituteで使用する有効な書式のリストを確認し、代替文字列がモード・パラメータで指定された書式と一致していることを確認してください。

ORA-01069: プレースホルダがサポートされていない文でプレースホルダを使用しようとしました

原因: すでにバインドをサポートしているSELECT、DMLおよびPLSQL文では、プレースホルダはサポートされていません。

処置: このような文では、プレースホルダではなくバインド変数を使用してください。

ORA-01070: サーバーとして、旧バージョンのOracleを使用しようとしています

原因: サーバーとして、7.0.10.1より前のバージョンのOracleを使用しようとしました。

処置: Oracleサーバーを7.0.10.以上のバージョンにアップグレードしてください。

ORA-01071: Oracleを起動しないで操作を実行することはできません。

原因: Oracleが起動される前に操作を実行しようとしました。

処置: Oracleを起動してください。その後で、操作を再試行してください。

ORA-01072: Oracleを停止できません。Oracleは稼働していません

原因: Oracleを停止しようとしましたが、Oracleは稼働していませんでした。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-01073: 致命的な接続エラーが発生しました: コール型が認識できません

原因: 無効な内部操作を試行しました。

処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01074: Oracleをシャットダウンできません。ログイン・セッション内です - ログオフしてください

原因: ログオン・セッション内でOracleをシャットダウンしようとしました。

処置: Oracleをシャットダウンする前にログオフしてください。

ORA-01075: すでにログオンしています。

原因: セッションがすでにログオンしているときにログインしようとしました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-01076: 1つのプロセスに対する複数ログオンはサポートされていません。

原因: Oracleは1つのプロセスに対する複数ログオンをサポートしていません。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-01077: バックグラウンド・プロセス初期化に失敗しました

原因: Oracleバックグラウンド・プロセスの初期化中に障害が発生しました。

処置: 診断情報の詳細は、エラー・スタックまたはトレース・ファイルを参照してください。

ORA-01078: システム・パラメータの処理に失敗しました

原因: システム起動時にINIT.ORAファイルのパラメータの処理に失敗しました。

処置: 診断情報の詳細は、エラー・スタックを参照してください。

ORA-01079: Oracleデータベースが正しく作成されていません。操作は中断されました

原因: データベースまたは制御ファイル作成時のエラーです。

処置: データベースが最初に作成されたときか制御ファイルが再作成されたときにどのエラーが通知されたかを確認してください。適切な処置を行い、データベースまたは新しい制御ファイルを再作成してください。

ORA-01080: Oracleのシャットダウン中にエラーが発生しました

原因: システムの停止時に障害が発生しました。

処置: 診断情報の詳細は、エラー・スタックを参照してください。

ORA-01081: すでに稼働中のOracleは起動できません - まずシャットダウンしてください

原因: Oracleがすでに稼働しているときに起動しようとしました。

処置: Oracleを再起動する場合は、まずシャットダウンしてください。

ORA-01082: 'row_locking = always'はトランザクション処理オプションです

原因: "row_locking = alwaysがINIT.ORAファイルに指定されています。この機能は、トランザクション処理オプションのないOracleではサポートされません。

処置: INIT.ORAファイルから指定を削除するか、defaultまたはintentに設定してください。

ORA-01083: パラメータ"string"の値は他のインスタンスの値と矛盾しています

原因: 指定されたパラメータ値は、クラスタ・データベース構成のすべてのインスタンスと同じである必要があります。たとえば、ROW_LOCKINGおよびSERIALIZABLEの値が該当します。

処置: 他のクラスタ・データベース・インスタンスの値と一致するように、INIT.ORAファイルのパラメータ値を変更してください。

ORA-01084: OCIコールの引数が無効です。

原因: エラーの原因となったOracle Call Interface (OCI)コールには、無効な値の引数がありました。

処置: 有効な引数値を使用してください。詳細は、Oracle Call Interfaceおよび適切なプログラミング言語の補足に関するOracleドキュメントを参照してください。

ORA-01085: 遅延RPCのエラーを"string.string.string"に送ります。

原因: 指定したプロシージャが遅延リモート・プロシージャ・コールとして実行されたときに、エラーが検出されました。

処置: 前に発生したエラーの原因を修正してください。

ORA-01086: セーブポイント'string'はこのセッションで設定されていないか、無効です

原因: このセッションで1回も確立されていないセーブポイント、または無効なセーブポイントにロールバックしようとしました。

処置: セーブポイントが確立されたセッションから、セーブポイントにロールバックしてください。

ORA-01087: Oracleを起動できません。 - 現在ログオンしています。

原因: 現在ログオンしているユーザーがOracleを起動しようとしました。

処置: ログオフしてからSTARTUPコマンドを発行してください。

ORA-01088: シャットダウン処理中 - 再起動するまで操作はできません

原因: SHUTDOWNコマンドを使用して、実行中のOracleインスタンスをシャットダウンしようとしましたが、シャットダウン操作が完了しませんでした。

処置: インスタンスの再起動まで待機するか、データベース管理者に連絡してください。

ORA-01089: 即時シャットダウンまたはクローズ処理中 - 操作はできません

原因: 稼働中のOracleインスタンスを停止するために、SHUTDOWN IMMEDIATEコマンドが使用されました。またはプラガブル・データベースを停止するためにCLOSE IMMEDIATEが使用されました。その結果、実行中の操作は終了しました。

処置: インスタンスの再起動まで待機するか、データベース管理者(DBA)に連絡してください。

ORA-01090: シャットダウン処理中 - 接続はできません

原因: 稼働中のOracleインスタンスを停止するために、SHUTDOWNコマンドが使用されました。Oracleへの接続はできません。

処置: インスタンスの再起動まで待機するか、データベース管理者(DBA)に連絡してください。

ORA-01091: 強制起動時にエラーが発生しました。

原因: 旧SGAは破棄できません。

処置: 旧SGAを手動で削除し、STARTUPコマンドを再発行してください。

ORA-01092: Oracleインスタンスが終了しました。強制的に切断されます

原因: このプロセスが接続されたインスタンスは強制停止により異常終了しました。このプロセスは、強制的にインスタンスから切断されました。

処置: 詳細は、アラート・ログを調べてください。インスタンスの再起動後、処理を再試行してください。

ORA-01093: ALTER DATABASE CLOSEは接続中のセッションがない場合にのみ実行できます

原因: インスタンスにログインしているセッションが、現行のセッション以外に、1つ以上あります。ALTER DATABASE CLOSE文は実行できません。

処置: 他のセッションを検出してログアウトさせてから、このコマンドを再実行してください。

ORA-01094: ALTER DATABASEまたはALTER PLUGGABLE DATABASE CLOSEが進行中です。接続は許可されていません

原因: ALTER DATABASE CLOSE文でデータベースがクローズされている間に接続しようとしました。

処置: データベースがオープンしているときに、接続を再度試行してください。データベース管理者に連絡して、データベースがいつオープンするかを確認してください。

ORA-01095: DML文は0行処理しました。

原因: OTEXへのコール時に、実行中のUPDATE文、DELETE文またはINSERT文によって0行が処理されました。OTEXによるこれらの文の実行は、この時点で停止されました。

処置: コール元は、ロールバックを実行するか、メッセージを無視してカーソル配列内の残りのカーソルを実行できます。

ORA-01096: プログラムのバージョン(string)はインスタンス(string)と互換性がありません

原因: プログラムが、データベースを起動したバイナリとは異なるバージョンのバイナリを使用して、インスタンスに接続しようとしました。これは許可されていません。

処置: プログラムをデータベースと同じバージョンに再リンクするか、古いバージョンのバイナリを使用してデータベースを再起動してください。環境をチェックして、正しいパスとバイナリが使用されていることを確認してください。

ORA-01097: トランザクションの処理中にシャットダウンできません - まずコミットまたはロールバックを実行してください

原因: トランザクションの進行中にデータベースをシャットダウンしようとしました。

処置: 現在のトランザクションをコミットまたはロールバックしてから、データベースのシャットダウンを試行してください。

ORA-01098: LONG挿入の際にプログラム・インタフェース・エラーが発生しました。

原因: TTCGETVコールが失敗したときに内部エラーが発生したため、アプリケーション・プログラム・インタフェースでLONG列を挿入または更新できませんでした。たとえば、ネットワーク読取りエラーが発生したか、コールに渡されたパラメータのいずれかが無効です。

処置: 挿入または更新を再試行してください。

ORA-01099: 単一プロセス・モードで起動したデータベースは共有モードではマウントできません

原因: 初期化パラメータSINGLE_PROCESSをTRUEに設定して、パラレル・モードでデータベースをマウントしようとしました。

処置: インスタンスをパラレル(共有)モードで起動する前に、データベースをEXCLUSIVEモードでマウントするか、初期化パラメータSINGLE_PROCESSをFALSEに設定してください。

ORA-01100: データベースはすでにマウントされています。

原因: マウントしようとしたデータベースは、すでにこのインスタンスにマウントされています。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-01101: 作成中のデータベースは別のインスタンスによってマウントされています。

原因: 他のインスタンスに現在マウントされているデータベースと同じ名前のデータベースを作成しようとしています。

処置: データベース名を変更するか、他のインスタンスを停止してください。

ORA-01102: データベースを排他モードでマウントすることができません。

原因: いくつかの別のインスタンスが、排他または共有モードでマウントされたデータベースを使用しています。

処置: 他のインスタンスを停止するか、互換性のあるモードでデータベースをマウントしてください。

ORA-01103: 制御ファイルのデータベース名'string'がパラメータ・ファイルのDB_NAME 'string'と一致しません

原因: 制御ファイルのデータベース名が、パラメータ・ファイルのDB_NAMEパラメータで指定されたデータベース名と一致しませんでした。

処置: 調査できるように単に制御ファイルをマウントしようとしている場合は、パラメータ・ファイルのDB_NAMEの値を制御ファイルのデータベース名と一致するように変更します。SPFILEを使用している場合は、STARTUP NOMOUNTを使用してSPFILEへのアクセスを許可し、DB_NAMEパラメータを変更してから、SHUTDOWN IMMEDIATEおよびSTARTUP MOUNTを使用してください。最初のデータベースの制御ファイルを使用して2番目のデータベースをオープンしようとしている場合は、かわりにRMAN DUPLICATEコマンドを使用することを検討してください。2番目のデータベースが最初のデータベースと同じデータファイルにアクセスする危険がない場合は、NID (新規ID)ユーティリティを使用して2番目のデータベースに新しい名前とデータベースIDを指定するか、パラメータ・ファイルのDB_NAMEを変更します。それ以外の場合は、データベースに使用する正しい制御ファイルを探してください。*パラメータ: 1) database_name: 制御ファイルでのデータベースの名前。2) db_name: パラメータ・ファイルでのDB_NAMEパラメータの値。

ORA-01104: 制御ファイル数(string)がstringと等しくありません

原因: このインスタンスに使用される制御ファイルの数が、既存のインスタンスの制御ファイルの数と一致しません。

処置: すべての制御ファイルがリストされていることを確認してください。

ORA-01105: マウントは別のインスタンスによるマウントと矛盾します。

原因: データベースをマウントしようとして、同じ名前で別のインスタンスがデータベースをマウントしていることを検出しましたが、そのマウントは矛盾します。追加エラーにその理由が示されます。

処置: 付随するエラーを参照してください。

ORA-01106: ディスマウントする前にデータベースをクローズする必要があります

原因: データベースをクローズする前にディスマウントしようとしました。

処置: データベースをクローズしてから操作を再試行してください。

ORA-01107: メディア・リカバリを行うにはまずデータベースをマウントする必要があります

原因: データベースがマウントされていない状態で、メディア・リカバリを実行しようとしました。

処置: データベースをマウントしてください。

ORA-01108: ファイルstringは、バックアップ中またはメディア・リカバリ中です。

原因: メディア・リカバリがファイルに適用中であるか、またはデータベースがNOARCHIVELOGモードでバックアップ中です。ファイルを通常のデータベース・アクセスまたはクラッシュ・リカバリに使用できません。

処置: メディア・リカバリ・セッションまたはバックアップを完了させるか取り消してください。

ORA-01109: データベースがオープンされていません。

原因: このコマンドを実行するには、データベースをオープンする必要があります。

処置: データベースをオープンして、コマンドを再試行してください。

ORA-01110: データファイルstring: 'string'

原因: 別のエラーの詳細に関するファイル名を示すメッセージです。データファイルの移動操作が進行中の場合、レポートされた名前は古いファイルの名前の可能性があります。

処置: 関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-01111: データファイル名stringが不明です。- 正しいファイルに名前を変更する必要があります。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されたデータファイルがありません。または、そのデータファイルが作成される以前に保存された制御ファイルを使用して、BACKUP CONTROLFILE RECOVERYが実行されました。

処置: 不明なファイルの名前を実際のファイルの名前に変更してください。

ORA-01112: メディア・リカバリが開始されていません

原因: メディア・リカバリを続行しようとしていますが、メディア・リカバリは開始されていませんでした。

処置: 処置は必要ありません

ORA-01113: ファイルstringはメディア・リカバリが必要です

原因: メディア・リカバリが必要なファイルを含むデータベースをオンラインにしようとしたか、オープンしようとしました。

処置: 最初にこのファイルに対してメディア・リカバリを実行してください。

ORA-01114: ファイルstring(ブロック番号string)への書込みI/Oエラーが発生しました。

原因: ファイルが保存されているデバイスが、オフラインになっている可能性があります。そのファイルが一時ファイルの場合、そのデバイスは領域不足である可能性があります。これは、一時ファイルのディスク領域が、ファイル作成時に割り当てられるとはかぎらないために発生する場合があります。

処置: デバイスへのアクセス権限を正しく設定するか、または不要なファイルを削除して、領域を解放してください。

ORA-01115: ファイルstring(ブロック番号string)からの読取りI/Oエラーが発生しました。

原因: ファイルが保存されているデバイスが、オフラインになっている可能性があります。

処置: デバイスへのアクセス権限を正しく設定してください。

ORA-01116: データベース・ファイルstringのオープンでエラーが発生しました。

原因: 通常、そのファイルにアクセスできないために発生します。

処置: データベース・ファイルをリストアしてください。

ORA-01117: ファイル'string'を不正なブロック・サイズ: stringで追加しています。上限はstringで、下限はstringです

原因: 許容される最大ブロック・サイズより大きい、または許可される最小ブロック・サイズよりも小さいブロック・サイズ、または許容範囲内の無効な値(つまり2の累乗ではない)を持つデータベース・ファイルを追加しようとしました。

処置: 有効なブロック・サイズでDDLコマンドを再試行してください。

ORA-01118: データベース・ファイルをこれ以上追加できません: 制限数stringを超えました。

原因: この制御ファイルには、これ以上データベース・ファイルを追加する空きがありません。

処置: 制御ファイルのサイズを変更するか、他の表領域を削除してください。

ORA-01119: データベース・ファイル'string'の作成中にエラーが発生しました。

原因: このエラーは通常、デバイスの空き領域が不十分なために発生します。

処置: リクエストするファイルのサイズを小さくするか、使用可能な領域がより大きい別のデバイスにファイルを割り当ててください。文でファイル・サイズを指定していなかった場合は、デバイス上の使用可能な領域よりも小さいファイル・サイズを指定してください。

ORA-01120: オンライン・データベース・ファイルstringは削除できません。

原因: オンライン状態のデータベース・ファイルを削除しようとしました。

処置: 削除する前に、ファイルをオフラインにしてください。

ORA-01121: データベース・ファイルstringの名前を変更できません。- ファイルは使用中またはリカバリ中です。

原因: オープン・インスタンスでオンラインのデータファイルまたはリカバリ中のデータファイルの名前を、ALTER DATABASE RENAMEを使用して変更しようとしました。

処置: すべてのインスタンスでデータベースをクローズして、すべてのリカバリ・セッションを終了してください。

ORA-01122: データベース・ファイルstringの照合検査でエラーが発生しました。

原因: このファイル内の情報が制御ファイルの情報と一致していません。理由については、付随するエラーを確認してください。

処置: データベース・ファイルと制御ファイルがこのデータベースに対応する正しいファイルであることを確認してください。

ORA-01123: オンライン・バックアップを開始できません。メディア・リカバリが使用不可です。

原因: オンラインの表領域のバックアップを開始しようとして失敗しました。メディア・リカバリが使用できないためです。

処置: メディア・リカバリを使用可能にして、この操作を再試行してください。

ORA-01124: データファイルstringはリカバリできません - ファイルは使用中またはリカバリ中です

原因: メディア・リカバリを試行しましたが、ファイルをリカバリできませんでした。オンラインで他のインスタンスがデータベースをオープンしているか、または他のプロセスがファイルのメディア・リカバリを行っています。

処置: メディア・リカバリを行わないでください。

ORA-01125: メディア・リカバリを使用不可にできません。ファイルstringにオンライン・バックアップが設定されています。

原因: メディア・リカバリを使用不可にしようとしましたが、オンライン・バックアップを実行中です。

処置: 問題のバックアップを終了して、このコマンドを再試行してください。

ORA-01126: データベースはこのインスタンスでマウントし、どのインスタンスでもオープンしないでください

原因: データベースが排他モードでマウントされなかったため、操作が失敗しました。

処置: Oracleをシャットダウンし、データベースを排他モードでマウントしてください。

ORA-01127: データベース名'string'が文字制限数stringを超えています。

原因: 指定されたデータベース名が長すぎました。

処置: データベース名を8文字以下に短縮し、操作を再試行してください。

ORA-01128: オンライン・バックアップを開始できません - ファイルstringはオフラインになっています

原因: オンライン・バックアップを開始しようとしましたが、ファイルの1つがオフラインです。

処置: 問題のあるファイルをオンラインにして、このコマンドを再試行するか、またはコールド・バックアップを実行してください。

ORA-01129: ユーザーのデフォルト表領域または一時表領域が存在しません。

原因: ユーザーのデフォルト表領域または一時表領域が削除されています。

処置: デフォルト表領域または一時表領域を再度割り当ててください。

ORA-01130: データベース・ファイルのバージョンstringにはOracleのバージョンstringと互換性がありません。

原因: 指定されたデータファイルは互換性のないバージョンのOracleで作成されているか、ファイルが無効であったか、存在しませんでした。

処置: シャットダウンして正しいバージョンのOracleを再起動するか、データファイルへの参照をチェックし、それが存在することを確認してください。

ORA-01131: DB_FILESシステム・パラメータ値stringが制限stringを超えています。

原因: 初期化パラメータDB_FILESに指定された値が大きすぎました。

処置: DB_FILESパラメータの値を小さくし、操作を再試行してください。

ORA-01132: データベース・ファイル名'string'の長さが文字数の制限stringを超えています。

原因: 指定されたデータファイル名が長すぎました。

処置: ファイル名を短くして、操作を再試行してください。

ORA-01133: ログ・ファイル名'string'の長さが文字数の制限stringを超えています。

原因: 指定されたREDOログ・ファイル名が長すぎました。

処置: ファイル名を短くして、操作を再試行してください。

ORA-01134: データベースは別のインスタンスにより排他モードでマウントされています。

原因: データベースにアクセスしようとしましたが、別のインスタンスによって排他モードでマウントされていたため、失敗しました。

処置: 他のインスタンスをシャットダウンするか、または他のインスタンスがデータベースをクローズするかパラレル・モードでマウントするまで待機してから、操作を再試行してください。

ORA-01135: DML/問合せでアクセスしているファイルstringはオフラインです。

原因: オフラインのデータファイルにアクセスしようとしました。

処置: データファイルをオンラインに戻してください。

ORA-01136: ファイルstringに指定したサイズ(stringブロック)は元のサイズのstringブロック未満です。

原因: ALTER DATABASE CREATE DATAFILE文のAS句にファイル・サイズが指定されましたが、そのサイズは必要な大きさを下回っています。

処置: サイズを大きくして、ファイルを作成してください。

ORA-01137: データファイルstringはオフラインにされています。

原因: オンラインにしようとしているオフラインのファイルに対して、ロックを取得できませんでした。ファイルをオフラインにしているインスタンスが、ロックを保持している可能性があります。

処置: 少し時間をおいてから、もう一度ファイルをオンラインにしてみてください。

ORA-01138: このインスタンスでデータベースをオープンするか、何もオープンしない必要があります

原因: データベースは、このインスタンスにマウントされていますがまだオープンされておらず、別のインスタンスがデータベースをオープンしているため、要求された操作を実行できません。

処置: オープン・インスタンスで操作を実行するか、このインスタンスでデータベースをオープンするか、または他のインスタンスでデータベースをクローズしてください。

ORA-01139: RESETLOGSオプションは不完全なデータベース・リカバリの後のみ有効です

原因: ALTER DATABASE OPENでRESETLOGSオプションが指定されましたが、不完全リカバリ・セッションがありません。

処置: RESETLOGSオプションを指定せずに、ALTER DATABASE OPENを再試行してください。

ORA-01140: オンライン・バックアップを終了できません - 全ファイルがオフラインまたは読取り専用です

原因: オンライン・バックアップを終了しようとしたときに、すべてのファイルがオフライン状態または読込み専用でした。

処置: 処置は必要ありません。この表領域では、オンライン・バックアップを終了する必要はありません。

ORA-01141: データファイルstringの名前の変更でエラーが発生しました。- 新規ファイル'string'は見つかりません。

原因: 新しい名前のファイルが見つからなかったため、制御ファイル内のデータファイル名を変更しようとして失敗しました。

処置: データファイルの名前がオペレーティング・システムによって正しく変更されていることを確認して、再試行してください。

ORA-01142: オンライン・バックアップを終了できません - バックアップ中のファイルがありません

原因: オンライン・バックアップを終了しようとしたときに、ファイルが見つかりませんでした。

処置: 処置は必要ありません。この表領域では、オンライン・バックアップを終了する必要はありません。

ORA-01143: メディア・リカバリを使用不可にできません - ファイルstringはメディア・リカバリが必要です

原因: メディア・リカバリを使用不可にしようとしましたが、ファイルにメディア・リカバリが必要です。このため、メディア・リカバリを使用不可にできません。

処置: 問題のあるファイルをリカバリするか、またはそのファイルが属する表領域を削除して、このコマンドを再試行してください。

ORA-01144: ファイル・サイズ(stringブロック)が最大値stringブロックを超えています。

原因: 指定されたファイル・サイズが、最大許容サイズの値より大きくなっています。

処置: 小さいサイズを指定してください。

ORA-01145: メディアのリカバリが使用可能でないと即時にオフラインにできません。

原因: ALTER TABLESPACE ... OFFLINE IMMEDIATEまたはALTER DATABASE DATAFILE ... OFFLINEは、データベースがARCHIVELOGモードの場合にのみ使用できます。

処置: 表領域を通常にオフラインにするか、データベースを強制終了してください。データベースのバックアップ計画を見なおしてください。ログがアーカイブされていればこの操作を実行できます。

ORA-01146: オンライン・バックアップを開始できません - ファイルstringはすでにバックアップ中です

原因: オンライン・バックアップの開始時に、いずれかのデータファイルに対するオンライン・バックアップがすでに開始されていました。

処置: 最初のバックアップが終了してから次のバックアップを開始してください。

ORA-01147: SYSTEM表領域ファイルstringがオフラインです。

原因: SYSTEM表領域に属するファイルを、データベース管理者(DBA)がオフラインにしました。SYSTEM表領域に属するすべてのファイルがオンラインとなりオープン可能になるまで、データベースは起動できません。

処置: ファイルをオンラインにしてください。

ORA-01148: データファイルstringのファイル・サイズをリフレッシュできません

原因: ファイルのサイズを取得するときにオペレーティング・システム・エラーまたはデバイス・エラーが発生しました。ファイルが保存されているデバイスがオフラインになっている可能性があります。

処置: デバイスへのアクセス権限を正しく設定してください。

ORA-01149: シャットダウンできません - ファイルstringにオンライン・バックアップが設定されています

原因: 正常に停止しようとしましたが、オンライン・バックアップが実行中です。

処置: 問題のある表領域のバックアップを終了して、このコマンドを再試行してください。

ORA-01150: 書込みを防止できません - ファイルstringにオンライン・バックアップが設定されています。

原因: 表領域を読込み専用または通常オフラインにしようとしましたが、オンライン・バックアップが実行中です。バックアップを終了するには、ファイル・ヘッダーを書き込む必要がありますが、このコマンドが成功した場合、書込みは許可されません。

処置: 問題のある表領域のバックアップを終了して、このコマンドを再試行してください。

ORA-01151: メディア・リカバリを使用してブロックのリカバリを行い、必要であればバックアップのリストアを行ってください

原因: エラー1172が発生しました。

処置: このメッセージはエラー1172の追加情報です。

ORA-01152: ファイルstringは十分に古いバックアップからリストアされていません。

原因: 不完全リカバリ・セッションを開始しましたが、データベースの一貫性を保つために適用するログ・ファイルの数が足りません。このファイルには、最後に適用されたログよりも新しい情報が含まれています。不完全リカバリを実行する前に、バックアップからファイルをリストアしなかったためにエラーが発生した可能性があります。

処置: データベースが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、より古いバックアップからデータベース・ファイルをリストアして、リカバリを繰り返してください。

ORA-01153: 非互換のメディア・リカバリがアクティブです

原因: 互換性のないメディア・リカバリを開始しようとしたか、メディア・リカバリまたはRMANバックアップ中にリセット・ログをオープンしようとしました。同一のデータファイルをリカバリしようとする場合、メディア・リカバリ・セッションには互換性がありません。不完全メディア・リカバリまたはRESETLOGSでのオープンは、どのメディア・リカバリとも互換性がありません。RMANによるバックアップまたはリストアは、RESETLOGSでのオープンと互換性がありません。

処置: 他のメディア・リカバリ・セッションまたはRMANバックアップを完了させるか取り消してください。

ORA-01154: データベースがビジーです。オープン、クローズ、マウント、ディスマウントは現在実行できません。

原因: インスタンスがオープンまたはマウント状態で維持される必要がある操作が進行中です。

処置: 操作が終了するまで待ってから再試行してください。データベースを停止させるにはSHUTDOWN ABORTを実行してください。NO DATA LOSSモードで稼働中のスタンバイ・データベースを停止させるには、先にプライマリ・データベースを停止させる必要があります。

ORA-01155: データベースは現在オープン、クローズ、マウント、ディスマウントのいずれかを実行中です。

原因: 要求した操作の実行には、インスタンスが特定の状態になっている必要がありますが、インスタンス状態は現在変更中です。

処置: オープン、クローズ、マウントまたはディスマウントが終了してから、操作を再試行してください。必要に応じてSHUTDOWN ABORTをいつでも実行できます。

ORA-01156: 現在処理中のリカバリまたはフラッシュバックで、ファイルのアクセスを必要とする可能性があります

原因: メディア・リカバリ、インスタンス・リカバリまたはフラッシュバックが進行中です。進行中のリカバリまたはフラッシュバックで、この操作の対象となっているファイルが必要な場合があります。

処置: リカバリまたはフラッシュバックが完了するまで待機してください。

ORA-01157: データファイルstringを識別/ロックできません - DBWRトレース・ファイルを参照してください

原因: ファイルがすでに使用されていたため、バックグラウンド・プロセスはデータファイルを識別できないか、またはロックできませんでした。データベースはこのファイルへのアクセスを禁止しますが、他のファイルには影響しません。ただし、データベースをオープンする最初のインスタンスは、すべてのオンライン・データファイルにアクセスする必要があります。オペレーティング・システムから生成される関連のエラー・メッセージには、ファイルが認識されない原因が説明されています。

処置: オペレーティング・システム・レベルで、データベースに対して該当のファイルを使用可能にします。次に、データベースをオープンするか、ALTER SYSTEM CHECK DATAFILESを実行してください。

ORA-01158: データベースstringはすでにマウントされています。

原因: 別のインスタンスによって、データベースがこの名前でマウントされています。

処置: どのインスタンスが実行中であるかを検出してください。制御ファイルが存在している可能性があります。

ORA-01159: ファイルは前のファイルと同じデータベースに存在しません - データベースIDが無効です

原因: CREATE CONTROLFILEに指定したファイルで、同一データベースに存在しないファイルがあります。このファイルのデータベースIDが、指定された最初のファイルからのデータベースIDと一致しません。

処置: CREATEに指定されたファイルのリストをよく確認してください。

ORA-01160: ファイルはstringではありません。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドのDATAFILEまたはLOGFILEセクションで指定されたファイルが、指定された状態ではありません。

処置: 指定されたファイルをよく確認してください。

ORA-01161: ファイル・ヘッダー内のデータベース名stringはDATABASE句のstringと一致しません。

原因: DATABASE句に指定されたデータベース名と、ファイル・ヘッダーに指定されたデータベース名が一致しません。

処置: データベース名が一致していることを確認してください。データベース名を変更する場合は、SET DATABASE句を使用してください。

ORA-01162: ファイルのヘッダーのブロック・サイズstringが構成されたブロック・サイズと一致しません。

原因: CREATE CONTROLFILEによって、このファイルのブロック・サイズは、INIT.ORAファイルに設定されているすべてのキャッシュのブロック・サイズと互換性がないことが判明しました。

処置: 各種パラメータ(db_2k_cache_size、db_4k_cache_size、db_8k_cache_size、db_16k_cache_size、db_32K_cache_size)のいずれか1つを使用して、このブロック・サイズに適したキャッシュを設定してください。

ORA-01163: SIZE句で示すstring(ブロック)はヘッダーstringと一致している必要があります。

原因: CREATE CONTROLFILE文のSIZE句にバイト単位で指定されたサイズが、ヘッダーに記録されているブロック数と一致しません。

処置: 正しいファイル名およびサイズをバイト単位で指定してください。

ORA-01164: MAXLOGFILESはstringを超えることはできません

原因: コマンドラインで、値の大きすぎるMAXLOGFILESが指定されました。

処置: MAXLOGFILESの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

ORA-01165: MAXDATAFILESはstringを超えることはできません

原因: コマンドラインで、値の大きすぎるMAXDATAFILESが指定されました。

処置: MAXDATAFILESの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

ORA-01166: ファイル番号stringstring(string)より大きくなっています。

原因: CREATE CONTROLFILEに指定されたファイル番号が、MAXDATAFILESまたはMAXLOGFILESに指定された番号より大きくなっています。

処置: MAXDATAFILES、MAXLOGFILESまたはパラメータDB_FILESの値を大きくしてください。

ORA-01167: 2つのファイルは同一ファイル番号/グループ番号または同一ファイルです。

原因: コマンドラインで指定したファイルにファイル番号の重複があるか、同一ファイルが2回指定されています。完全に同じファイルでない場合は、どちらかのファイルは一方のファイルのバックアップである可能性があります。同じログの2つのメンバーである場合は、グループ・ファイル仕様部に一緒に指定する必要があります。init.oraファイルのCONTROL_FILESパラメータに同じ制御ファイルが2回以上指定されている場合にも、このエラー・メッセージが表示されます。この場合は、追加のエラー・メッセージも確認してください。

処置: 指定したファイルが、コマンドですでに指定したファイルではないことを確認してください。別のファイルである場合は、以前のバックアップを削除してください。同じログのメンバーである場合は、同じグループのファイル指定であることを確認してください。制御ファイルの重複が原因でこのメッセージが表示された場合は、init.oraファイル内のCONTROL_FILESパラメータを確認し、ファイルが2回以上指定されていないかどうかを確認してください。すべてのファイル名が一意の場合は、実際の制御ファイル自体が一意であることを確認してください。たとえば、UNIXでは、リスト内の別の制御ファイルにシンボリック・リンクまたはハード・リンクしていることを確認してください。

ORA-01168: 物理ブロック・サイズstringは他メンバーのサイズstringと一致しません。

原因: ファイルが、グループ内の他のメンバーとは異なる物理ブロック・サイズのデバイス上にあります。

処置: 一致するブロック・サイズの物理デバイスを使用してください。

ORA-01169: DATAFILE番号1がありません。この番号は存在している必要があります

原因: DATAFILE番号1が、CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されていません。

処置: DATAFILE番号1を指定して、CREATE CONTROLFILEコマンドを再実行してください。

ORA-01170: ファイル'string'がありません

原因: CREATE CONTROLFILEを実行するプロセスは、すべてのデータファイルに(NORESETLOGSが使用されている場合はログ・ファイルにも)アクセスできる必要があります。

処置: 指定したファイル名の綴りに誤りがある可能性があります。コマンドが正しいこと、およびすべてのファイルが存在していることを確認してから、コマンドを再実行してください。

ORA-01171: エラーでチェックポイントを通過できないためデータファイルstringはオフラインになりました。

原因: ファイル・ヘッダー内のチェックポイントを進められません。理由については、付随するエラーを確認してください。データ・ブロックの書込みエラーの場合と同様に、データファイルはオフラインになります。

処置: 詳細は、付随するメッセージを参照してください。ファイルへのアクセス権限を正しく設定し、メディア・リカバリを行い、オンラインに戻してください。

ORA-01172: スレッドstringのリカバリは停止しました(ブロックstring、ファイルstring)。

原因: クラッシュ・リカバリまたはインスタンス・リカバリでブロックに変更を適用できませんでした。この変更が次の変更ではないためです。これは、リカバリ中にブロックが破損し、修正された場合に発生することがあります。

処置: ブロックを含むファイルに対して、RECOVER DATAFILEを実行してください。これで問題が解決されない場合は、バックアップからファイルをリストアし、再度リカバリしてください。

ORA-01173: データ・ディクショナリがSYSTEM表領域にデータ・ファイルがないことを示しています

原因: 1.より新しい制御ファイルからデータベースをリカバリします。2.制御ファイルを再作成し、SYSTEM表領域内のすべてのデータ・ファイルが含まれていることを確認します。

処置: 対応する次のアクションのいずれかを選択します

ORA-01174: DB_FILESはstringですが、互換性のためにstringにする必要があります

原因: このインスタンスでのデータベース・ファイルの最大数は、他のインスタンスの数値と異なっています。オープンできるすべてのファイルを、すべてのインスタンスがオープンできる必要があります。

処置: 互換性を持たせるために、DB_FILESパラメータの値を変更してください。

ORA-01175: インスタンスがサポートできる数stringを超えるファイルがデータ・ディクショナリにあります。

原因: データ・ディクショナリに、このインスタンスがサポートできるファイル数より多くのファイルがあります。

処置: インスタンスを停止し、DB_FILESに大きい値を指定してから再起動してください。

ORA-01176: 制御ファイルがサポートできる数stringを超えるファイルがデータ・ディクショナリにあります。

原因: CREATE CONTROLFILEの実行後、データ・ディクショナリ内のデータファイルの数が、制御ファイルによってサポートされるファイル数を超えていることが判明しました。

処置: MAXDATAFILESの値を大きくして、制御ファイルを作成しなおしてください。

ORA-01177: データファイルはデータ・ディクショナリと一致しません - 古いインカネーションの可能性があります

原因: CREATE CONTROLFILEまたはOPEN RESETLOGSの後に制御ファイルとデータ・ディクショナリを比較した際、このデータファイルがディクショナリと一致しませんでした。おそらく、このファイルがデータベースから削除されたファイルのバックアップであり、同じファイル番号が新しいファイルに再利用されました。また、このファイル番号が別のデータファイルに使用された時点で、不完全なリカバリが停止した可能性があります。

処置: 正しいファイルを指定してCREATE CONTROLFILEを実行するか、またはファイルを指定せずにCREATE CONTROLFILEを実行してください。

ORA-01178: 最後のCREATE CONTROLFILE文より前に作成されたファイルstringは再作成できません。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドを最後に使用したときに存在していたデータファイルを、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEコマンドを使用して再作成しようとしました。このファイルを再作成するために必要な情報は、このファイルをデータベースに追加したときに存在した制御ファイルとともに失われました。

処置: ファイルのバックアップを検出し、リカバリしてください。そのファイルが最初に作成されたときより前の時点まで、不完全リカバリを実行してください。

ORA-01179: ファイルstringは存在しません。

原因: データベース・ファイルのリカバリ時に、データベースに含まれていないファイルが指定されました。

処置: データファイル名を再確認してください。SQLDBAのコマンドラインでは二重引用符を使用すること、およびSQLDBAの動作環境ではファイル名が変換されることに注意してください。

ORA-01180: データファイル1は作成できません。

原因: ALTER DATABASE CREATE DATAFILEを使用して、データファイル1を作成しようとしました。

処置: バックアップからファイルをリカバリするか、データベースを再作成してください。

ORA-01181: 最後の既知のRESETLOGSより前に作成されたファイルstringは再作成できません

原因: 最後のRESETLOGSの前に存在していたデータファイルを、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEを使用して再作成しようとしました。

処置: ファイルのバックアップを検出し、リカバリしてください。そのファイルが最初に作成されたときより前の時点まで、不完全リカバリを実行してください。

ORA-01182: データベース・ファイルstringは作成できません - ファイルは使用中またはリカバリ中です

原因: オープン・インスタンスでオンラインのデータファイルまたはリカバリ中のデータファイルを、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEを使用して再作成しようとしました。

処置: すべてのインスタンスでデータベースをクローズして、すべてのリカバリ・セッションを終了してください。

ORA-01183: データベースを共有モードでマウントすることはできません

原因: 他のインスタンスが、排他モードでマウントされたデータベースを使用しています。

処置: 他のインスタンスを停止し、共有モードでマウントしてください。

ORA-01184: ログ・ファイル・グループstringはすでに存在しています

原因: ALTER DATABASE ADD LOGFILEコマンドで指定した、新しいログのログ番号は、すでに使用されています。

処置: 別のログ・ファイル番号を指定するか、未使用の番号をデータベースに選択させてください。

ORA-01185: ログ・ファイル・グループ番号stringが無効です

原因: ALTER DATABASE ADD LOGFILEコマンドで指定した、新しいログのログ番号が大きすぎます。

処置: 正しいログ・ファイル番号を指定してください。

ORA-01186: ファイルstringは検査を通過しませんでした。

原因: このデータファイルは、データベースの一部であることを保証するための検査を通過しませんでした。検査を通過しなかった理由は、付随するエラー・メッセージを調べてください。

処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

ORA-01187: ファイルstringが検査を通過しなかったため、このファイルから読み込むことができません。

原因: このデータファイルは、データベースの一部であることを保証するための検査を通過しませんでした。検査を通過するまで読込みできません。

処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

ORA-01188: 指定されたブロック・サイズstringがヘッダー・ブロック・サイズstringと一致しません

原因: CREATE CONTROLFILE文のBLOCKSIZE句に指定されたブロック・サイズが、ログ・ファイルのヘッダーに記録されているブロック・サイズと一致しません。

処置: 正しいブロック・サイズを指定してください。

ORA-01189: 以前のファイルと異なるRESETLOGSからのファイルです。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンド中のこのファイルまたはそれ以前のすべてのファイルは、最新のRESETLOGSより前にバックアップされたものです。これは、そのファイルがオフラインであるか、または最新のRESETLOGSからオフラインであった場合にも発生する可能性があります。

処置: ファイルが、最新のRESETLOGSより前にオフラインになり、依然としてオフラインである場合は、CREATE CONTROLFILEコマンドからこのファイルを削除してください。データベースをオープンした後で、このファイルの名前を変更し、オンラインにしてください。それ以外の場合は、残りのデータファイルと一貫性のある該当ファイルのバージョンを確認し、コマンドを再実行してください。

ORA-01190: 制御ファイルまたはデータファイルstringは最後のRESETLOGSより前のものです

原因: ファイルのログ・リセット情報が制御ファイルと一致しないときに、データファイルを使用しようとしました。データファイルまたは制御ファイルは、ALTER DATABASE OPEN RESETLOGSを最後に実行する前に作成されたバックアップです。

処置: さらに新しいバックアップからファイルをリストアしてください。

ORA-01191: ファイルstringはすでにオフラインです - 通常のオフライン操作はできません

原因: 正常な表領域をオフラインにしようとしたとき、表領域のファイルの1つがすでにオフラインになっていました。

処置: データファイルをオンラインにするか、または別の表領域にオフライン・オプションを使用してください。

ORA-01192: 少なくとも1つの使用可能なスレッドが必要です。

原因: CREATE CONTROLFILEコマンドラインに、1つ以上のスレッドから2つ以上のログ・ファイルを指定する必要があります。

処置: 欠落しているログ・ファイルを検出してください。検出されたログ・ファイルを新しくコマンドラインに指定して、コマンドを再試行してください。

ORA-01193: ファイルstringはリカバリの開始時に存在したファイルと異なります。

原因: メディア・リカバリがファイル・ヘッダーを最後に検査したときにアクセスされたファイルは、異なるコピーでした。ファイルのバックアップがリストアされたか、またはリカバリ中にファイル名の意味が変更されました。

処置: 正しいファイルが使用可能であることを確認し、リカバリを再試行してください。

ORA-01194: ファイルstringは一貫した状態にするためにさらにリカバリが必要です。

原因: 不完全リカバリ・セッションを開始しましたが、ファイルを一貫したものにするために適用するログ・ファイルの数が足りません。報告されたファイルは、データベースで最後に開かれたときに正常に閉じられませんでした。更新されなかった時点にリカバリされています。不完全リカバリを実行する前に、バックアップからファイルをリストアしなかったためにエラーが発生した可能性があります。

処置: ファイルが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、またはより古いバックアップからファイルをリストアしてリカバリを繰り返してください。

ORA-01195: ファイルstringのオンライン・バックアップは一貫した状態にするためにさらにリカバリが必要です

原因: 不完全リカバリ・セッションを開始しましたが、ファイルを一貫したものにするために適用するログ・ファイルの数が足りません。指摘されたファイルは、バックアップが終了した時点までリカバリする必要があるオンライン・バックアップ・ファイルです。

処置: ファイルが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、またはより古いバックアップからデータベース・ファイルをリストアして、リカバリを繰り返してください。

ORA-01196: メディア・リカバリ・セッションでエラーが発生したためファイルstringは矛盾した状態にあります

原因: ファイルのリカバリ中に、リカバリが異常終了しました。このため、ファイルは一貫性のない状態です。このファイルのリカバリは、正常に実行できませんでした。

処置: ファイルが一貫した状態になるまでログを適用し続けるか、またはバックアップからファイルを再度リストアして、リカバリを繰り返してください。

ORA-01197: スレッドstringはログ1つのみを含んでいます

原因: CREATE CONTROLFILE時に、ログに示されたすべてのスレッドを2つ以上のログで表す必要があります。最後のログともう1つのログです。指定のスレッドにはこのような2つのログは含まれません。

処置: 指定したスレッドからさらにログを見つけます。または、RESETLOGSオプションを使用してCREATE CONTROLFILEを実行してください。

ORA-01198: RESETLOGSではログ・ファイルにサイズを指定する必要があります。

原因: OPEN RESETLOGSオプション付きでCREATE CONTROLFILEを実行している場合は、すべてのログ・ファイルにファイル・サイズを指定する必要があります。

処置: 適切なログ・ファイル・サイズを指定して、コマンドを再実行してください。

ORA-01199: ファイルstringはオンライン・バックアップ・モードではありません

原因: オンライン・バックアップ中でないファイルに対してオンライン・バックアップを終了しようとしました。

処置: コマンドは必要ないため、入力しないでください。

ORA-01200: 実ファイル・サイズstringが正しいサイズstringブロックより小さくなっています。

原因: オペレーティング・システムが戻すファイル・サイズが、ファイル・ヘッダーと制御ファイルに示されているファイル・サイズより小さくなっています。ファイルは切り捨てられた可能性があります。不完全なコピーが原因である可能性があります。

処置: データファイルの正しいコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

ORA-01201: ファイルstringのヘッダーで書込みに失敗しました。

原因: ファイル・ヘッダーのI/Oエラーがレポートされました。エラーが検出されたため、再実行されます。

処置: ファイルのリカバリが必要である可能性があります。別のエラー・メッセージで、必要な処置が示されます。

ORA-01202: このファイルのインカネーションが無効です - 作成日時が一致しません

原因: ファイル・ヘッダー内の作成日付と制御ファイル内の作成日付が一致しません。削除されたファイルのコピーである可能性があります。

処置: データファイルの現行のコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

ORA-01203: このファイルのインカネーションが無効です - 作成システム変更番号(SCN)が一致しません

原因: ファイル・ヘッダー内の作成SCNと制御ファイル内の作成SCNが一致しません。削除されたファイルのコピーである可能性があります。

処置: データファイルの現行のコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

ORA-01204: ファイル番号はstringです(stringではない) - ファイルが無効です

原因: ファイル・ヘッダー内のファイル番号が正しくありません。同じデータベース内の無効なファイルのバックアップをリストアした可能性があります。

処置: 正しいデータファイルのコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

ORA-01205: データファイルではありません - ヘッダー内のファイル型はstringです

原因: ヘッダー内のファイル型がデータファイルとして正しくありません。このファイルは、ログ・ファイルまたは制御ファイルです。型が0(ゼロ)以外の小さい正数でない場合、ヘッダーは破損しています。

処置: 正しいデータファイルのコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

ORA-01206: ファイルはこのデータベースの一部ではありません - データベースIDが無効です

原因: ファイル・ヘッダー内のデータベースIDが制御ファイル内のデータベースIDと一致しません。データベースが異なるか、またはデータベース・ファイルではない可能性があります。データベースを再構築した場合、再構築前のファイルである可能性もあります。トランスポータブル表領域の機能を介して、別のデータベースからファイルがプラグインするときにこのエラーが表示される場合は、ファイル・ヘッダーのデータベースIDが予期したものと一致していないことに注意してください。

処置: 正しいデータファイルのコピーをリストアし、必要な場合はリカバリを行ってください。

ORA-01207: ファイルは制御ファイルよりも新しいものです

原因: データファイル内の制御ファイル変更順序番号が、制御ファイル内の番号より大きくなっています。これは、付随するエラーで示されているファイルに誤った制御ファイルが使用されたことを意味します。ノート: データベースをオープンしようとするたびに、制御ファイル変更順序番号が十分な大きさになるまで更新されるため、このエラーが繰り返されると、実際の問題を修正しなくてもエラーが発生しなくなります。

処置: 制御ファイルがリストアされたばかりである場合は、付随するエラーで示されたファイルが、制御ファイルのバックアップ時点より前に取得されたバックアップからのファイルであることを確認します。それ以外の場合は、現行の制御ファイルを使用するか、制御ファイルを現行にするためにバックアップ制御ファイル・リカバリを実行してください。BACKUP CONTROLFILE RECOVERYの実行に関するすべての制限事項に従ってください。

ORA-01208: データファイルは古いバージョンです - 現在のバージョンにアクセスできません

原因: ファイル・ヘッダー内のチェックポイントが、制御ファイル内のチェックポイントより前のものです。別のインスタンスですでにオープンされているデータベースをオープンする場合、または別のインスタンスがこのファイルをオンラインにした場合、このインスタンスにアクセスされるファイルは、おそらく別のバージョンです。それ以外の場合は、ファイルの使用中にそのファイルのバックアップがリストアされた可能性があります。

処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

ORA-01209: データファイルは最後のRESETLOGSより前のものです。

原因: ファイル・ヘッダー内のリセットログ・データと制御ファイルが一致しません。データベースがクローズされているか、ファイルがオフラインの場合、バックアップは、ALTER DATABASE OPEN RESETLOGSコマンドを最後に実行した時点よりも前に取得されたために、古いファイルです。別のインスタンスですでにオープンされているデータベースをオープンする場合、または別のインスタンスがこのファイルをオンラインにした場合、このインスタンスにアクセスされるファイルは、おそらく別のバージョンです。それ以外の場合は、ファイルの使用中にそのファイルのバックアップがリストアされた可能性があります。

処置: データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。その後、データベースをオープンするか、またはALTER SYSTEM CHECK DATAFILESコマンドを実行してください。

ORA-01210: データファイル・ヘッダーにメディア欠陥があります。

原因: ファイル・ヘッダー・ブロックが内部で一致していません。ブロックの先頭には、ブロックの一貫性を保証するチェックサムやその他のデータを含むヘッダーがあります。ディスクの最終書込みが正しく機能しなかった可能性があります。最も可能性が高い問題として、これがデータベースのデータファイルではないことが考えられます。

処置: オペレーティング・システムで、データベースが正しいファイルを使用できるようにしてください。チェックサムのみが不当であることをトレース・ファイル・ダンプが示している場合、バックアップからファイルをリストアしてメディア・リカバリを行ってください。

ORA-01211: Oracle7データファイルはOracle8に移行していません

原因: このファイルは、Oracle7で最後に使用されたファイルではありません。移行しようとするデータファイルが、移行前に取られたバックアップまたは移行ユーティリティ実行後にOracle7によってオープンされたデータベース・ファイルのいずれかです。データベースをOracle7からOracle8に移行するときは、移行プログラムがOracle7でそのデータベースにアクセスした最後のファイルである必要があります。移行が完了したときにOracle8がアクセスできるのは、現行のデータファイルのみです。

処置: オペレーティング・システム・レベルで、データベースに対して正しいデータファイルを使用可能にするか、Oracle7からOracle8への移行を繰り返してください。移行ユーティリティ実行後に、データベースがオープンしていないことを確認してください。

ORA-01212: MAXLOGMEMBERSはstringを超えることはできません

原因: MAXLOGMEMBERSが大きすぎるコマンドラインを指定しました。

処置: MAXLOGMEMBERSの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

ORA-01213: MAXINSTANCESはstringを超えることはできません

原因: MAXINSTANCESが大きすぎるコマンドラインを指定しました。

処置: MAXINSTANCESの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

ORA-01214: MAXLOGHISTORYはstringを超えることはできません

原因: MAXLOGHISTORYが大きすぎるコマンドラインを指定しました。

処置: MAXLOGHISTORYの値を小さくしてからコマンドを再実行してください。

ORA-01215: CREATE CONTROLFILE文に有効なスレッドstringがありません。

原因: CREATE CONTROLFILE文が指定されましたが、それはデータベースで使用可能なすべてのスレッドをリストしていません。

処置: 使用可能なすべてのスレッドを含めて、CREATE CONTROLFILE文を再発行してください。

ORA-01216: CREATE CONTROLFILE文のスレッドstringを使用不可にする必要があります。

原因: CREATE CONTROLFILEに指定されたスレッドは使用可能ですが、データファイルは、そのスレッドが使用不可であることを示しています。これは、CREATE CONTROLFILEに指定されたログが(スレッドを使用不可にする前から)古い可能性があります。

処置: データベースの実行にこのスレッドは必要ありません。CREATE CONTROLFILE文は問題のスレッドがなくても再発行できます。データベースを開いた後、必要に応じてスレッドを再作成できます。

ORA-01217: ログ・ファイル・メンバーは異なるログ・ファイル・グループに属しています

原因: CREATE CONTROLFILEに指定した複数メンバーのログ・ファイル・グループのメンバーが、以前のメンバーと同じグループの一部ではありません。

処置: CREATE CONTROLFILEコマンドに指定したメンバーを、正しいメンバーに修正してください。

ORA-01218: ログ・ファイル・メンバーが同じ時点のものではありません

原因: 複数メンバーのログ・ファイル・グループのメンバーが、異なる時点のものです。指定されたメンバーの1つが、ログの(バックアップ)コピーより古い可能性があります。

処置: 正しいバージョンのログを見つけるか、またはCREATE CONTROLFILEコマンドから削除してください。

ORA-01219: データベースまたはプラガブル・データベースがオープンしていません。問合せは、固定表またはビューに対してのみ許可されます。

原因: データベースまたはプラガブル・データベースがオープンされる前に、固定表またはビューとして認識されていないオブジェクトに対して問合せが発行されました。

処置: 固定のオブジェクトのみが含まれるように問合せをリライトするか、データベースまたはプラガブル・データベースをオープンしてください。

ORA-01220: データベースがオープンされる前の一時表領域の使用は許可されません

原因: データベースがオープンされる前に、ソート用の一時セグメントが必要な表またはビューに対し問合せが発行されました。データベースがオープンされる前は、インメモリーのソートのみが可能です。

処置: 大規模なソートをしないように問合せをリライトし、SORT_AREA_SIZEまたはSORT_AREA_RETAINED_SIZE初期化パラメータの値を増やして、ソートをインメモリーで実行できるようにしてください。

ORA-01221: データファイルstringはバックグラウンド・プロセスに対して同一ファイルではありません。

原因: データベース・ライターがデータファイルを開く際、リカバリを行うフォアグラウンドとは異なる物理ファイルにアクセスしています。フォアグラウンドでファイル・ヘッダーに設定されたタイムスタンプがバックグラウンドで検出されませんでした。バックグラウンド・プロセスでファイルをまったく読み取れていない可能性があります。

処置: DBWRトレース・ファイルの中を見て、ファイル・ヘッダーの読込みの際に受け取ったエラーを調べてください。バックグラウンド・プロセスによって同一のファイルが正常にそのファイル名でオープンする必要があれば、オペレーティング・システムの再構成を行ってください。

ORA-01222: stringのMAXINSTANCESは少なくともstringのMAXLOGFILESが必要です(stringではない)。

原因: REDOのスレッドごとに2つ以上のログを確保する余裕がないデータベースまたは制御ファイルを作成しようとしました。REDOのスレッドを有効にするには、2つのオンライン・ログが必要です。ログでサポート可能な数よりも多くのREDOスレッドを許可しても意味がありません。

処置: MAXINSTANCES引数を減らすか、MAXLOGFILESの値を増やしてください。

ORA-01223: 新規データベース名を設定するにはRESETLOGSを指定する必要があります

原因: CREATE CONTROLFILEでSET DATABASE NAMEオプションが指定されましたが、RESETLOGSは指定されませんでした。データベース名は、RESETLOGSを使用してデータベースをオープンするときのみ変更できます。

処置: CREATE CONTROLFILEに対し、RESETLOGSオプションを追加するか、SETオプションを削除してください。

ORA-01224: ヘッダー内のグループ番号stringはGROUPstringと一致しません。

原因: CREATE CONTROLFILEで指定されたグループ番号が、ヘッダー中のグループ番号と一致していません。指定が誤っている可能性があります。

処置: GROUPオプションを指定しないか、正しいGROUPオプションを指定してください。

ORA-01225: スレッド番号stringがMAXINSTANCESstringより大きいです。

原因: スレッド番号にMAXINSTANCESより大きい値を指定しました。

処置: MAXINSTANCESに、より大きい値を指定してから再試行してください。

ORA-01226: ログ・メンバーのファイル・ヘッダーが他メンバーと矛盾しています。

原因: 付随するエラー・メッセージのログ・ファイル・メンバーは、以前のメンバーと同じグループですが、ヘッダー中の他のフィールドとは異なっています。ファイル・ヘッダーが破損しているか、いくつかのファイルが削除されたログのメンバーとなっている可能性があります。

処置: 正しいログ・メンバーを見つけるか、またはこのメンバーをコマンドから削除してください。

ORA-01227: ログstring他メンバーと矛盾しています。

原因: 付随するエラー・メッセージに示されたログ・ファイルは、CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されているログの内容と一貫性がありません。ファイル・ヘッダーが破損しているか、またはいくつかのファイルが現行バージョンより古いコピーである可能性があります。ログ・ファイルの一貫性になんらかの問題があることが根本原因であるため、直接の原因は表示されたログ・ファイルではない場合もあります。コマンド中にリストされるすべてのログ・ファイルは、現行バージョンのオンライン・ログである必要があります。

処置: 正しいオンライン・ログを見つけるか、またはRESETLOGSオプションを使用してください。

ORA-01228: SET DATABASEオプションは初期データベースをインストールする必要があります

原因: シード・データベースをインストールする際、SET DATABASEオプションがCREATE CONTROLFILEコマンドに含まれませんでした。データベースを複数のサイトにインストールするため、データベースにはデータベースIDがありません。各サイトを、それぞれ独自のデータベースIDを持つ別々のデータベースにする必要があります。SET DATABASEオプションとRESETLOGSオプションはどちらも、このデータベースの制御ファイルを作成する場合に指定する必要があります。

処置: SET DATABASEとRESETLOGSオプションを指定して、コマンドを再実行してください。

ORA-01229: データファイルstringがログと矛盾しています。

原因: 付随するエラー・メッセージに示されたデータファイルは、CREATE CONTROLFILEコマンドに指定されているログの内容と一貫性がありません。最も可能性が高い原因として、1つ以上のオンライン・ログがコマンドから失われていることが考えられます。また、1つ以上のログが現行バージョン以外の古いコピーである可能性もあります。コマンド中にリストされるすべてのオンライン・ログ・ファイルは、現行バージョンのオンライン・ログである必要があります。

処置: 正しいオンライン・ログを見つけるか、またはRESETLOGSオプションを使用してください。

ORA-01230: 読取り専用にできません - ファイルstringがオフラインです。

原因: 表領域を読込み専用にしようとした際に、そのファイルの1つがオフラインでした。

処置: ファイルをオンラインにして、このコマンドを再試行してください。

ORA-01231: 読取り/書込みにできません - ファイルstringがオフラインです

原因: 表領域を読込み/書込み両用にしようとした際に、そのファイルの1つがオフラインでした。

処置: ファイルをオンラインにして、このコマンドを再試行してください。

ORA-01232: オンライン・バックアップを開始できません - ファイルstringは読取り専用になっています

原因: オンライン・バックアップを開始しようとしましたが、ファイルの1つが読込み専用モードへ推移中です。

処置: ALTER DATABASE BEGIN BACKUPコマンドを実行する場合は、この推移が終了してからコマンドを再試行してください。ALTER TABLESPACE BEGIN BACKUPコマンドを実行する場合は、BEGINまたはENDコマンドを使用せずにバックアップを実行してください。

ORA-01233: ファイルstringは読取り専用です - バックアップ制御ファイルを使用してリカバリできません

原因: バックアップ制御ファイルを使用してメディア・リカバリを実行しようとしましたが、ファイルの1つが読込み専用とマークされています。通常、読込み専用ファイルをリカバリする必要はありませんが、バックアップ制御ファイルでのリカバリは、すべてのオンライン・ファイルをリカバリする必要があります。

処置: ファイルが読込み専用の場合、リカバリ前にそのファイルをオフラインにし、データベースがオープンしてから読込み専用の表領域をオンラインにしてください。ファイルをリカバリする必要がある場合は、ファイルが読込み/書込み両用になったときからの制御ファイルを使用してください。正しい制御ファイルが使用可能でない場合、CREATE CONTROLFILEを使用して制御ファイルを作成してください。

ORA-01234: ファイルstringのバックアップが終了できません - ファイルが使用中またはリカバリ中です

原因: ファイルがビジーなときに、ファイルのオンライン・バックアップを終了させようとしました。リカバリや名前の変更などの操作がアクティブになっているか、このファイルがオンラインの状態でデータベースをオープンさせたインスタンスが存在する可能性があります。

処置: データベースをオープンさせたインスタンスがある場合、ALTER TABLESPACEコマンドを使用して、そこでバックアップを終了できます。それ以外の場合は、その他の操作の完了を待ってください。

ORA-01235: END BACKUPはstringファイルで失敗しましたが、stringでは正常に終了しました

原因: END BACKUPコマンドの1つまたは複数のファイルが失敗しました。同じコマンド中のその他のいくつかのファイルは成功しました。

処置: バックアップが終了しなかった理由については、付随するエラー・メッセージを参照してください。エラー・メッセージにリストされていないファイルは、成功しています。

ORA-01236: ファイル・ヘッダー・アクセスの初期化処理中にエラーstringが発生しました

原因: 示されたエラーが、ファイル・ヘッダーの初期化処理中に発生しました。

処置: 示されたエラーを修正してください。さらに遅いアクセス・アルゴリズムを使用して、このエラーからのリカバリを試行してください。

ORA-01237: データファイルstringは拡張できません

原因: サイズ変更中に、オペレーティング・システム・エラーが発生しました。

処置: オペレーティング・システム・エラーを修正してから、コマンドを再試行してください。

ORA-01238: データファイルstringは縮小できません

原因: サイズ変更中に、オペレーティング・システム・エラーが発生しました。

処置: このエラーは無視され、操作は正常に続行します。

ORA-01239: 外部キャッシュを使用するには、データベースをARCHIVELOGモードに設定する必要があります。

原因: オンライン・ファイルで外部キャッシュを使用しましたが、データベースがNOARCHIVELOGモードでした。外部キャッシュにはメディア・リカバリが必要な場合もあるため、これは許可されません。

処置: データベースをARCHIVELOGモードに変更するか、または外部キャッシュを使用しないでください。

ORA-01240: 1つのコマンドで追加するデータファイルが多すぎます。

原因: 1つのコマンドで実行可能な数よりも多くのデータファイルの追加が指定されています。すべてのファイル名を1つのログ・エントリに一致させる必要がありますが、これを行うとエントリが大きくなりすぎます。

処置: CREATE TABLESPACEコマンドの場合、ファイルの数を減らして作成し、後で他のファイルを追加してください。ADD DATAFILEコマンドの場合は、複数のコマンドに分割してください。

ORA-01241: 外部キャッシュが再起動された可能性があります。

原因: 外部キャッシュが再起動された可能性があります。

処置: エラー・スタック内の該当ファイルをオフラインにして、メディア・リカバリを行い、そのファイルをオンラインに戻してから操作を再試行してください。また、すべてのインスタンスを再起動して、一貫した外部キャッシュを介してインスタンスがすべてのデータファイルに確実にアクセスすることも確認できます。

ORA-01242: データファイルのメディア障害が発生しました: データベースはNOARCHIVELOGモードです

原因: データベースがNOARCHIVELOGモードで、メディア障害のためデータベース・ファイルがアクセス不能であることが判明しました。

処置: エラー・スタック内の該当ファイルのアクセス権限を正しく設定し、インスタンスを再起動してください。

ORA-01243: システム表領域ファイルにメディア障害が起こりました。

原因: システム表領域ファイルが、メディア障害によってアクセス不能であることが判明しました。

処置: エラー・スタック内の該当ファイルのアクセス権限を正しく設定し、インスタンスを再起動してください。

ORA-01244: メディア・リカバリによって名前なしデータファイルが制御ファイルに追加されました

原因: 再構築されたバックアップ制御ファイルまたは制御ファイルによるメディア・リカバリで、制御ファイルにはないデータファイルの作成が検出されました。新しいデータファイルの制御ファイル(ただし、ファイル名はUNNAMEDnnnn)にエントリが追加されました。nnnnはファイル番号です。付属のエラーには、ファイルの作成に本来使用されたファイル名が示されています。

処置: 有効なファイル名に変更し、リカバリを再開してください。必要に応じて、ALTER DATABASE CREATE DATAFILEコマンドを使用し、リカバリに適したファイルを作成して名前を変更してください。ファイルをリカバリしない場合は、FOR DROPオプションを指定してそのファイルをオフラインにしてください。

ORA-01245: RESETLOGSが行われるとオフライン・ファイルstringが失われます。

原因: オフラインであるため失われる可能性があるファイルを使用して、OPEN RESETLOGSを実行しようとしました。このファイルは、FOR DROPオプションを指定してオフラインにされていません。

処置: ファイルをオンラインにしてリカバリするか、FOR DROPオプションを指定してファイルをオフラインにしてください。

ORA-01246: 表領域stringのTSPITRを使用してファイルをリカバリします。

原因: 付随するエラーに示されるファイルは、この表領域に対して表領域のPoint-in-Timeリカバリが行われる前に作成されたバックアップです。これらのファイルは、Point-in-Timeリカバリ後の状態にリカバリすることはできません。

処置: さらに新しいバックアップをリストアして、それらをリカバリしてください。

ORA-01247: 表領域stringのTSPITRを使用してデータベースをリカバリします。

原因: データベース全体をリカバリしようとしましたが、表領域のPoint-in-Timeリカバリが行われたことをREDOが示しています。表領域内のファイルの新規バージョンがリカバリに組み込まれている必要がありますが、組み込まれていませんでした。

処置: 表領域をリカバリしない場合は、表領域内のファイルをオフラインにして削除してください。リカバリする必要がある場合は、その後に、必要に応じてリストアまたは名前の変更を行い、リカバリを再始動してください。

ORA-01248: ファイルstringが不完全リカバリの未来の時間で作成されました。

原因: 不完全リカバリのUNTIL時より後に最初に作成された制御ファイルのファイル・エントリで、RESETLOGSオープンを試行しました。このようなエントリを許可すると、この時点で必要なファイルのバージョンを隠してしまう可能性があります。ファイル番号は、RESETLOGSが使用されていれば失われているはずの別のファイルに使用されている可能性があります。

処置: さらにリカバリを行う必要があれば、ファイルの作成時になるまでREDOを適用してください。ファイルを必要とせず、リカバリの停止時に同じファイル番号が使用されていない場合は、FOR DROPオプションでファイルをオフラインにできます。それ以外の場合は、RESETLOGSを使用するには別の制御ファイルが必要です。他のバックアップのリストアおよびリカバリ、またはCREATE CONTROLFILEを使用した制御ファイルの作成ができます。

ORA-01249: クローン・データベースでのアーカイブはできません

原因: オンラインREDOログをアーカイブしようとしたか、またはクローン・データベースのアーカイブを使用可能にしようとしました。クローンのアーカイブ・ログの宛先がプライマリ・データベースのアーカイブ・ログの宛先と同じである可能性があり、その結果アーカイブ・ログが破棄されるため、これは許可されませんでした。

処置: クローンからアーカイブしないでください。アーカイブが必要な場合は、クローンを通常のデータベースに変換します。これを行うには、クローン・データベースの作成方法に基づいて、文書化されたステップに従います。

ORA-01250: ファイル・ヘッダー・アクセスの終了時にエラーstringが発生しました。

原因: ファイル・ヘッダー処理の終了中に、示されたエラーが発生しました。エラーは、書込みエラーではありませんでした。

処置: 示されたエラーを修正してください。

ORA-01251: ファイル番号stringに対して読み取られたファイル・ヘッダーのバージョンは不明です。

原因: ファイル・ヘッダーの読込みがレコードを戻しましたが、そのバージョンが不明です。ヘッダーが破損しているか、またはファイルが有効なデータベース・ファイルではありません。

処置: オペレーティング・システムで正しいファイルをデータベースで使用可能にするか、ファイルをリカバリしてください。

ORA-01252: 書込みを防止できません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: 表領域を読込み専用または通常オフラインにしようとしましたが、Recovery Managerプロキシ・バックアップが実行中です。ファイルがオフラインまたは読込み専用の場合、バックアップの完了時に、ファイル・ヘッダーを更新できません。

処置: Recovery Managerバックアップの完了を待って、このコマンドを再試行してください。

ORA-01253: オンライン・バックアップを開始できません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: Recovery Managerが、指定されたファイルをバックアップしています。

処置: Recovery Managerプロキシ・バックアップの完了を待ってから、別のバックアップを開始してください。

ORA-01254: オンライン・バックアップを終了できません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: Recovery Managerが、指定されたファイルをバックアップしています。

処置: Recovery Managerプロキシ・バックアップの完了を待ってください。手動でRecovery Managerのバックアップ・モードを開始または終了しないでください。

ORA-01255: シャットダウンできません - Recovery Managerがファイルstringのバックアップ中です

原因: 正常に停止しようとしましたが、Recovery Managerバックアップが実行中です。

処置: Recovery Managerプロキシ・バックアップの完了を待って、このコマンドを再試行してください。

ORA-01256: データベース・ファイルstringのロックでエラーが発生しました。

原因: ファイルは、他のデータベース・インスタンスによって使用中です。

処置: どのデータベース・インスタンスがこのファイルを所有しているかを確認してください。

ORA-01257: ファイル・サイズが不明のため、データベース・ファイルstringを再利用できません。

原因: RAWパーティションのサイズを判断できません。

処置: SIZEパラメータを指定して、データファイル/ログ・ファイルを追加してください。

ORA-01258: 一時ファイルstringを削除できません。

原因: DROP TABLESPACE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILESまたはALTER DATABASE TEMPFILE DROP INCLUDING DATAFILESの操作で、データベース内の一時ファイルを削除できませんでした。

処置: ファイルの削除を妨げているオペレーティング・システム・エラーが、後続のエラーに表示されます。可能であれば、問題を修正し、手動でそのファイルを削除してください。

ORA-01259: データファイルstringを削除できません。

原因: DROP TABLESPACE INCLUDING CONTENTS AND DATAFILESの操作で、表領域内のデータファイルを削除できませんでした。

処置: ファイルの削除を妨げているオペレーティング・システム・エラーが、後続のエラーに表示されます。可能であれば、問題を修正し、手動でそのファイルを削除してください。

ORA-01260: 警告: END BACKUPは成功しましたが、一部のファイルがバックアップ・モード外です

原因: オンライン・バックアップ・モードのすべてのファイルでEND BACKUPが正常に完了しました。ただし、オンライン・バックアップ・モードにならない1つ以上の変更可能なファイルが検出されました。これらのファイルのバックアップ(バックアップが行われた場合)は無効になります。リストアした場合、データベースの一貫性がなくなります。

処置: アラート・ログを調べ、バックアップ・モードでないことが判明したファイルのリストを確認してください。オンライン・バックアップの実行中にそれらのファイルが変更された可能性がある場合は、該当ファイルのバックアップを新しいバックアップに置き換えてください。

ORA-01261: パラメータstringの接続先文字列を変換できません。

原因: 指定されたパラメータ値に、変換できない接続先文字列が含まれています。

処置: 指定されたパラメータで有効な接続先文字列を使用してください。

ORA-01262: 統計がファイルの接続先ディレクトリで失敗しました。

原因: Oracle Managed Filesの接続先ディレクトリについての情報を取得できません。

処置: ディレクトリに対する権限を確認するか、または別のディレクトリ名を使用してください。

ORA-01263: ファイルの接続先ディレクトリに指定された名前が無効です。

原因: Oracle Managed Filesの接続先に指定された名前が、ディレクトリに対応していません。

処置: 別の名前を使用してください。

ORA-01264: stringファイル名を作成できません。

原因: Oracle管理ファイル名を作成できません。

処置: 以前のエラー・メッセージで、Oracleがファイル名を作成できなかった理由を確認してください。可能であれば、是正処置を行い、コマンドを再試行してください。

ORA-01265: string stringを削除できません。

原因: エラーのため、ファイルを削除できませんでした。

処置: 後続のエラー・メッセージで、ファイルの削除を妨げているオペレーティング・システム・エラーの説明を参照してください。可能であれば、問題を修正し手動でファイルを削除してください。

ORA-01266: 一意のファイル名を作成できません。

原因: Oracle Managed Files用の一意のファイル名を作成できません。Oracleは、いくつかの名前で作成を試みましたが、各ファイル名は、そのファイル・タイプのデフォルトの接続先ディレクトリで、すでに使用中でした。

処置: 操作を再試行してください。失敗した場合は、そのファイル・タイプに対するデフォルトの接続先ディレクトリを変更した後、再試行してください。

ORA-01267: 日付/時間の取得に失敗しました。

原因: 一意のファイル名を作成しようとしたときに、日付/時間を取得できませんでした。

処置: 内部エラーです。Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

ORA-01268: 永続TABLESPACEの変更のためのTEMPFILE句が無効です。

原因: ALTER TABLESPACEで、永続表領域に対してTEMPFILE句が指定されました。

処置: DATAFILE句を使用して、再試行してください。

ORA-01269: 接続先パラメータ文字列が長すぎます。

原因: DB_CREATE_FILE_DEST、DB_CREATE_ONLINE_LOG_DEST_nまたはDB_RECOVERY_FILE_DESTパラメータの値が長すぎます。

処置: 接続先の値を、より短い文字列で指定したパラメータに変更してください。

ORA-01270: STANDBY_PRESERVES_NAMESがTRUEの場合、string操作はできません。

原因: スタンバイ・データベースでSTANDBY_PRESERVES_NAMESにTRUEが設定されているときに、ファイルの名前の変更、ファイルの追加または削除を試行しました。

処置: この操作が必要な場合は、STANDBY_PRESERVES_NAMESにFALSEを設定してください。

ORA-01271: ファイルstringの新規ファイル名を作成できません。

原因: スタンバイ・データベースのリカバリ中に、示されているファイルに対する新しいファイル名を作成しようとしてエラーが発生しました。

処置: ALTER DATABASE CREATE DATAFILEコマンドに新しく一意の名前を使用し、その後、スタンバイ・データベースのリカバリを再開してください。

ORA-01272: ファイル名が与えられている場合のみ、REUSEが使用可能です。

原因: コマンドで、ファイル名を指定せずにREUSEパラメータを指定しました。

処置: ファイル名を指定するか、またはREUSEパラメータを削除してください。

ORA-01273: STANDBY_FILE_MANAGEMENT = AUTOは、COMPATIBLE = string以上に設定する必要があります。

原因: COMPATIBLE初期化パラメータには、STANDBY_FILE_MANAGEMENTにAUTOを設定するための適切な値が設定されていません。

処置: COMPATIBLEに適切なリリースを設定して、インスタンスを再起動してください。

ORA-01274: 最初に作成されたデータファイルを'string'として追加できません

原因: 指定されたデータファイルをリカバリにより作成しようとしたが、自動スタンバイ・ファイル管理が無効になっていたか、指定されたデータファイルをリカバリにより検索しようとしたが、データファイルが存在しなかったため、指定されたデータファイルの追加に失敗しました。前者の場合、制御ファイル・エントリがUNNAMEDnnnnnとして追加されました。

処置: ALTER DATABASE CREATE DATAFILE文を使用してファイルを作成するか、STANDBY_FILE_MANAGEMENTをAUTOに設定するか、または対応する制御ファイル・エントリによって指定された場所にデータファイルをリストアしてから、スタンバイ・リカバリを起動してください。

ORA-01275: 操作stringは、スタンバイ・ファイル管理が自動の場合は使用できません。

原因: スタンバイ・データベースでSTANDBY_FILE_MANAGEMENTにAUTOが設定されているときに、ファイルの名前の変更、ファイルの追加または削除を試行しました。

処置: この操作が必要な場合は、STANDBY_FILE_MANAGEMENTをMANUALに設定してください。

ORA-01276: ファイルstringは追加できません。ファイルにOracle Managed Filesのファイル名があります。

原因: Oracle管理ファイル名を使用して、データベースにデータファイル、ログ・ファイル、制御ファイル、スナップショット制御ファイル、バックアップ制御ファイル、データファイル・コピー、制御ファイル・コピーまたはバックアップ・ピースを追加しようとしました。

処置: 新しいファイル名で操作を再試行してください。

ORA-01277: ファイル'string'はすでに存在します

原因: ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO TRACE AS 'filename'コマンドに、すでに使用されているファイル名が指定されています。

処置: 別のファイル名を指定するか、REUSEパラメータをコマンドに追加して、既存のファイルを上書きしてください。

ORA-01278: ファイル'string'の作成中のエラーです

原因: ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO TRACE AS 'filename'コマンドに指定されたトレース・ファイルの作成中に、オペレーティング・システム・エラーが発生しました。

処置: 詳細情報については、エラー・スタックを確認してください。

ORA-01279: db_filesが大きすぎます。

原因: db_filesの値が大きすぎるため、システムでサポートできません。

処置: db_filesの値を小さくしてください。

ORA-01280: リカバリ不能なLogMinerエラー

原因: LogMinerに内部エラーが発生しました。

処置: 詳細は、アラート・ログおよびトレース・ファイルを確認してください。

ORA-01281: SCNの範囲が無効です

原因: 指定したSCN範囲が無効であるか、StartSCNがEndSCNより大きくなっていました。

処置: 有効なSCN範囲を指定してください。

ORA-01282: 日付範囲が無効です

原因: 指定された日付範囲が無効でした。- startTimeをendTimeより後にすることはできません。- startTimeとendTimeの両方を2110年より後にすることはできません。- startTimeを1988年より前にすることはできません。

処置: 有効な日付範囲を指定してください。

ORA-01283: 指定したオプションは無効です。

原因: 指定されたオプション・パラメータが、プロシージャに対して無効です。

処置: 有効なオプション・パラメータを指定してください。

ORA-01284: ファイルstringをオープンできません。

原因: ファイルまたはディレクトリが存在しないか、アクセス不能です。パス名の長さが256文字を超えています。

処置: ファイルおよびディレクトリが存在し、アクセス可能なことを確認してください。

ORA-01285: ファイルstringの読取りエラーです。

原因: ファイルまたはディレクトリが存在しないか、アクセス不能です。

処置: 有効なファイルまたはディレクトリを指定してください。また、ファイルおよびディレクトリがアクセス可能であることを確認してください。

ORA-01286: 起動間隔が必要です

原因: 設定された一連のオプションが機能するためには、開始時間または開始SCNが指定されている必要があります。

処置: 時間またはSCNの開始範囲を指定してください。

ORA-01287: stringは別のデータベース・インカネーションからのファイルです

原因: このログ・ファイルは、データベースの異なるインカネーションによって作成されたものです。

処置: 同じインカネーションによって作成されたログ・ファイルを追加してください。

ORA-01288: このDDLはLogMinerディクショナリに適用できません

原因: LogMinerでサポートされていないコマンドがログ・ファイルにあります。データベースの文字セットを変更するコマンドは、LogMinerではサポートされていません。ALTER DATABASE SET TIME_ZONEはLogMinerではサポートされていません。

処置: Streams、ロジカル・スタンバイまたはLogMinerを使用する場合は、サポートされていないコマンドを実行しないでください。DDLトラッキングをオフにし、LogMinerでサポートされていないコマンドをスキップします。

ORA-01289: 重複するログ・ファイルstringを追加できません。

原因: 指定されたログ・ファイルは、すでにログ・ファイルのリストに追加されています。

処置: 別のログ・ファイルを指定してください。

ORA-01290: リストにないログ・ファイルstringを削除できません。

原因: リストにないログ・ファイルを削除しようとしました。

処置: 有効なログ・ファイルを指定してください。

ORA-01291: ログ・ファイルstringがありません

原因: 指定された時間またはSCN範囲に対応するすべてのログファイルがLogMinerセッションに追加されているわけではありません。

処置: ロジカル・スタンバイまたはダウンストリーム・キャプチャの場合はsystem.logmnr_log $表をチェックし、孤立問合せの場合はv$logmnr_logsビューをチェックして、不足しているSCN範囲を特定し、関連するログファイルを追加します。

ORA-01292: アップストリーム・キャプチャのLogMinerがログ・ファイルstringを見つけられません

原因: LogMinerに必要なログファイルがv$archived_logに見つかりませんでした。

処置: アラート・ログおよびトレース・ファイルを調べて、欠落しているログのスレッドおよびSCNを識別します。v$archived_logからファイルが削除または期限切れになった場合は、そのファイルをリストアします。

ORA-01293: 指定したLogMinerオプションには、マウントされたデータベースが必要です

原因: 指定したオプションの場合、データベースがマウントされている必要があります。

処置: 別のオプションを使用するか、データベースをマウントしてください。

ORA-01294: ディクショナリ・ファイルstringで情報を処理中、エラーが発生しました。破損の可能性があります。

原因: ディクショナリ・ファイルが破損しています。

処置: 新しいディクショナリ・ファイルを取得してください。

ORA-01295: ディクショナリstringとログ・ファイルでDB_IDが一致しません。

原因: ディクショナリ・ファイルは、ログ・ファイルを作成したデータベースとは異なるデータベースが作成したものです。

処置: 適合するディクショナリ・ファイルを指定してください。

ORA-01296: ディクショナリstringとログ・ファイルで文字セットが一致しません。

原因: ディクショナリ・ファイルを生成したデータベースの文字セットは、ログ・ファイルを生成したデータベースの文字セットと異なります。

処置: 文字セットが一致するディクショナリ・ファイルを指定してください。

ORA-01297: ディクショナリstringとログ・ファイルでREDOバージョンが一致しません

原因: ディクショナリを生成しているデータベースのREDOバージョンが、ログ・ファイルを生成しているものと異なります。

処置: 該当なし

ORA-01298: ディクショナリ・オプションが競合しています

原因: 複数のディクショナリ・ソースが指定されたか、DDL_DICT_TRACKINGがDICT_FROM_ONLINE_CATALOGとともに指定されました。

処置: 該当なし

ORA-01299: ディクショナリstringは別のデータベース・インカネーションに対応します

原因: ディクショナリ・ファイルは、データベースの異なるインカネーションから抽出されました。

処置: 適切なデータベースのインカネーションから抽出したディクショナリ・ファイルを指定してください。

ORA-01300: 指定したLogMinerオプションには、書込み可能なデータベースが必要です

原因: 指定したオプションの場合、データベースが書込み可能である必要があります。

処置: 別のオプションを設定するか、データベースを書込み用アクセスでオープンしてください。

ORA-01301: フラット・ファイルの作成時に、ファイルの書込みエラーが発生しました

原因: フラット・ファイルの作成中にファイルへの書込みエラーが発生しました。

処置: 該当なし

ORA-01302: ディクショナリ作成オプションが欠落しているか、または正しくありません

原因: ディクショナリの作成に必要なオプションが欠落しているか、オプションの設定が無効です。

処置: BUILD TO REDO LOGまたはBUILD TO FLAT FILEを指定してください。BUILD TO FLAT FILEを指定する場合は、ファイル名とディレクトリも指定する必要があります。

ORA-01303: 下位プロセス・エラー: number。アラート・ログとトレース・ログを確認してください

原因: このLogminerプロセスの下位プロセスが、このエラー状態で終了しました。

処置: 追加情報は、アラート・ログおよびトレース・ファイル内でこのエラーを検索してください。

ORA-01304: 下位プロセス・エラー。アラート・ログとトレース・ログを確認してください

原因: このLogMinerプロセスの下位プロセスが、エラー状態で終了しました。

処置: 詳細は、アラート・ログおよびトレース・ファイルを調べてください。

ORA-01305: 互換性のないデータベース文字セットです

原因: マイニング・データベースのデータベース文字セットは、ソース・データベース文字セットのスーパーセットではありませんでした。

処置: 互換性のあるデータベース文字セットを持つデータベースでマイニング操作を実行してください。

ORA-01306: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()は、V$LOGMNR_CONTENTSから選択する前に起動する必要があります

原因: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動せずに、V$LOGMNR_CONTENTSからSELECT文が発行されました。

処置: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動した後で、V$LOGMNR_CONTENTSビューからのSELECT文を発行してください。

ORA-01307: LogMinerセッションは現在アクティブではありません。

原因: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動する前に、V$LOGMNR_CONTENTSビューからのSELECTが発行されました。あるいは、DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()またはDBMS_LOGMNR.ADD_LOGFILE()をコールする前に、DBMS_LOGMNR.END_LOGMNR()をコールしました。

処置: DBMS_LOGMNR.START_LOGMNR()プロシージャを起動した後で、V$LOGMNR_CONTENTSビューからのSELECTを発行してください。

ORA-01308: ディクショナリ・ディレクトリが設定されていません

原因: ディクショナリ・ディレクトリが無効です。

処置: ディクショナリ・ディレクトリを適切な値に設定してください。

ORA-01309: 無効なセッションです

原因: 指定されたLogMinerセッションIDまたはセッション・ハンドルが無効です。

処置: 有効なLogMinerセッションIDまたはセッション・ハンドルを使用して、再試行してください。

ORA-01310: リクエストされた戻り型はlcr_mine関数でサポートされていません。

原因: リクエストされた戻り型は、lcr_mine関数でサポートされていません。

処置: lcr_mine関数でサポートされている戻り型を指定してください。

ORA-01311: mine_value関数の実行は無効です。

原因: SYS.X$LOGMNR_CONTENTSまたはSYS.V$LOGMNR_CONTENTS固定表/固定ビューのredo_valueまたはundo_value以外の列で、mine_value関数を使用しようとしました。

処置: mine_valueを正しく実行できるように、SQL文を修正してください。

ORA-01312: 指定された表/列が存在しません。

原因: lcr_mineコールで指定された表または列が、所定のSCNに存在しません。表や列を正しく識別するには、lcr_mineに対して指定されたSCNの先頭に、表や列が定義されている必要があります。

処置: SCNの先頭で表定義を使用できるようにLogMinerセッションを作成してください。

ORA-01314: 調べられる列の名前は、文字列リテラルに設定する必要があります。

原因: Oracle LogMiner関数によって調べられる列の完全修飾名は、文字列リテラルに設定する必要があります。

処置: たとえば、調べられる列がa.b.c.dの場合は、'a.c.d'のように列名を引用符で囲んで完全修飾名を作成します。

ORA-01315: SELECT中にログ・ファイルが追加または削除されました。

原因: v$logmnr_logs固定ビューからの選択中に、REDOログ・ファイルが追加または削除されました。

処置: SELECT文を再試行してください。

ORA-01316: すでにLogMinerセッションに連結されました。

原因: すでにLogMinerセッションにアタッチしているときに、LogMinerアタッチ・セッションが発行されました。

処置: 現行のLogMinerセッションから切断し、要求されたセッションにアタッチしてください。

ORA-01317: LogMinerセッションにアタッチされていないコマンドまたはプロシージャ。

原因: アタッチされたLogMinerセッションが必要なコマンドまたはプロシージャが実行されました。

処置: コマンドまたはプロシージャを実行する前に、LogMinerセッションにアタッチしてください。

ORA-01318: 互換性のない各国語文字セットです

原因: マイニング・データベースの各国語文字セットは、ソース・データベースの各国語文字セットのスーパーセットではありませんでした。

処置: 互換性のあるデータベース各国語文字セットを持つデータベースでマイニング操作を実行してください。

ORA-01319: LogMinerセッションの属性が無効です。

原因: 無効なセッション属性が指定されました。

処置: 有効なセッション属性で再発行してください。

ORA-01320: LogMinerディクショナリの属性が無効です。

原因: 無効なLogMinerディクショナリ属性が指定されました。

処置: 有効なディクショナリ属性で再発行してください。

ORA-01321: リクエストされた開始SCNにLogMinerディクショナリがありません

原因: リクエストされたセッション開始SCNが、使用可能なLogMinerディクショナリ・ビルドのSCN未満です。リクエストされた開始SCNにLogminerディクショナリを解放することができません。

処置: LogMinerディクショナリが使用可能な開始SCNでstart_logminerリクエストを再発行してください。

ORA-01322: そのような表はありません。

原因: LogMinerのinclude_src_tbl()またはexclude_src_table()に対して、存在しない表が指定されました。

処置: 有効な表名で再発行してください。

ORA-01324: DB_IDが一致しないため、ファイルstringを追加できません。

原因: これまでにリストに追加されたログ・ファイルとは異なるデータベースによって作成されたログ・ファイルです。

処置: 同じデータベースによって作成されたログ・ファイルを指定してください。

ORA-01325: logstreamに組み込むためにはアーカイブ・ログ・モードを使用可能にする必要があります。

原因: データベースで、アーカイブ・ログ・モードが使用可能ではありません。

処置: データベースをマウントし、次のようにコマンドを実行してアーカイブ・ログ・モードを使用可能にしてください。startup pfile=init.ora mount alter database archivelog alter database open

ORA-01326: logstreamに組み込むには9.0以上の互換性が必要です

原因: 互換性モードに9.0より小さい値が設定されています。

処置: init.oraパラメータに9.0以上の互換性モードが設定されていることを確認してください。たとえば: compatible=9.0.0.0.0

ORA-01327: ビルドに必須のシステム・ディクショナリの排他ロックに失敗しました。

原因: 他のユーザーがDDL処理を実行中です。

処置: 該当なし

ORA-01328: 一度に発生するビルド操作は1つのみです。

原因: 他のプロセスが同時にbuild()を実行しようとしています。

処置: 他のプロセスが完了するまで待機してください。

ORA-01329: 必須のビルド表を切捨てできません。

原因: 表が欠落しているか、別のユーザーによってロックされています。

処置: このエラーは発生しないはずです。これが発生し、必要な表が欠落していると考える理由がある場合は、最後の手段としてパッケージdbmslmd.sqlを再インストールできます。これを行うと、既存のLogminerディクショナリ・データがすべて削除されます。

ORA-01330: 必須のビルド表のロードで問題が発生しました。

ORA-01331: ビルドの実行中に一般エラーが発生しました。

ORA-01332: 内部LogMinerディクショナリ・エラーです。

原因: 予期しないエラー状態です。

処置: トレース・ログまたはアラート・ログ(あるいはその両方)を確認してください。

ORA-01333: LogMinerディクショナリの確立に失敗しました。

原因: 以前に確立されたLogminerディクショナリが使用不可能で、収集されたソース・システム・データ・ディクショナリ一式がlogstreamで見つかりませんでした。ソース・システム・データ・ディクショナリの収集を強制的に行うためにbuild()が実行されていない可能性があります。あるいは、収集されたシステム・データ・ディクショナリ一式を含むすべてのログ・ファイルを追加するためにadd_log_file()が呼び出されていない可能性があります。

処置: このマイニング・セッションの前にbuild()が使用されなかった場合、Logminer専用ユーザーは、現行のシステム・カタログや以前に構築されたフラット・ファイル・ディクショナリなどの代替ディクショナリを使用できます。その他のLogminerクライアントは、マイニングの前にbuild()を実行する必要があります。build()が実行された場合、収集されたシステム・ディクショナリを構成するすべてのログファイルが追加されたことを確認します。問合せselect DICTIONARY_BEGIN, DICTIONARY_END, name from v$archived_log;(build()が実行されたシステムで実行される)は、必要なファイルの識別に役立ちます。最低でも、DICTIONARY_BEGIN = 'YES'を含むファイルで始まる一連のファイルとDICTIONARY_END = 'YES'がマークされたファイルまでのすべてのログ・ファイルを追加する必要があります。

ORA-01334: LogMinerディクショナリ処理コンテキストが無効または欠落しています。

原因: 予期しない内部エラー状態です。

処置: 該当なし

ORA-01335: 実装されていない機能です

原因: 実装されていない機能を使用しようとしました。

処置: 実装されていない機能の試行された使用を削除します。この機能の追加をリクエストするには、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-01336: 指定されたディクショナリ・ファイルがオープンできません。

原因: ディクショナリ・ファイルまたはディレクトリが、存在しないかアクセス不能です。

処置: ディレクトリ・ファイルおよびディレクトリが存在し、アクセス可能であることを確認してください。

ORA-01337: ログ・ファイルの互換バージョンが異なります

原因: このログ・ファイルの互換バージョンは、セッションの他のログ・ファイルとは異なっています。

処置: セッションのすべてのログ・ファイルが同じ互換バージョンであることを確認してください。

ORA-01338: 他のプロセスがLogMinerセッションに連結しています

原因: LogMinerセッションに他のプロセスがアタッチしているときには、この操作はできません。

処置: 該当なし

ORA-01339: LogMiner BUILD: システム・カタログ・メタデータをLogMinerディクショナリにコピー中にエラーが発生しました

原因: システム・カタログ・メタデータへのアクセス中に予期しない結果が生じました。

処置: アラート・ログを調べてください。

ORA-01340: NLSエラー

原因: NLSパッケージをロードできませんでした。

処置: 該当なし

ORA-01341: Oracle LogMinerのメモリーが不足しています。

原因: Oracle LogMinerセッションには現在使用可能なリソースより多くのシステム・リソースが必要です。

処置: Oracle LogMinerに追加のシステム・グローバル領域(SGA)を割り当ててください。

ORA-01342: チェックポイント実行済データをステージできないため、LogMinerはセッションを再開できません。

原因: チェックポイント実行済データの読込みに使用可能なSGAメモリーが不足しているため、LogMinerによるセッションを再開できません。LogMinerでは、クラッシュ・リカバリの迅速化を図るため、定期的にチェックポイント取得が実行されます。

処置: LogMinerセッション用に指定されているmax_sgaの値を増やし、再試行してください。

ORA-01343: Oracle LogMinerで、logstreamに破損が発生しました。

原因: ログ・ファイルにシステム変更番号(SCN)の値の範囲がありません。

処置: Oracle LogMinerに追加されたログ・ファイルによって表されるSCN範囲の連続性を確認してください。

ORA-01344: LogMinerコーディネータはすでに連結されています

原因: コーディネータ・プロセスは、指定されたLogMinerコンテキストにすでにアタッチされています。

処置: アクティブなコーディネータ・セッションから切断し、アタッチを再試行してください。

ORA-01345: LogMinerコーディネータ・プロセスである必要があります

原因: LogMinerクライアントが権限の必要な操作を実行しようとしました。

処置: コーディネータ・プロセスから操作を発行してください。

ORA-01346: プライマリ・リセット・ログSCN stringを超えてOracle LogMinerがREDOを処理しました

原因: すでに調べられたREDOより前のリセット・ログSCN情報を持つ新しいブランチをOracle LogMinerが検出しました。

処置: SQL Applyを内部で実行している場合は、,DBMS_LOGSTDBY.MAP_PRIMARY_SCN(プライマリ・リセット・ログSCN)を実行することによりスタンバイ・リセットSCNを取得してください。次に、FLASHBACK STANDBY DATABASE [<database_name>] TO BEFORE SCNスタンバイ・リセットSCNを実行してください。ノート: プライマリ・リセット・ログSCNが0の場合は、中間ログ・ファイルが欠落しています。欠落したログ・ファイルについてプライマリ・データベースを調べてください。それ以外の場合には、オラクル社カスタマ・サポート・センターにお問い合せください。

ORA-01347: サプリメンタル・ログ・データは見つかりません

原因: このLogMinerセッションのログ・ファイルを生成するソース・データベース・インスタンスが変更されたため、補足データをロギングできません。

処置: このLogMinerセッションを破棄します。ソース・システム上の補足ログ・データを再度使用可能にしてから、新しいLogMinerセッションを作成してください。

ORA-01349: LogMinerトレース・イベント

ORA-01350: 表領域名を指定する必要があります。

原因: 有効な表領域を指定する呼出しに失敗しました。

処置: 有効な表領域名を含むようにDBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEを再フォーマットしてください。

ORA-01351: LogMinerディクショナリに指定された表領域が存在しません。

原因: DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEパラメータとして指定された表領域名が存在しません。

処置: 表領域名の綴りを確認してください。綴りが正しい場合は、指定した名前の表領域がすでに作成されているかどうかを確認してください。DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEでは表領域を作成できません。

ORA-01352: LogMinerスピルに指定された表領域が存在しません。

原因: DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEパラメータとして指定された表領域名が存在しません。

処置: 表領域名の綴りを確認してください。綴りが正しい場合は、指定した名前の表領域がすでに作成されているかどうかを確認してください。DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEでは表領域を作成できません。

ORA-01353: 既存のLogMinerセッション

原因: LogMinerセッションがアクティブなときに、DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEを実行しようとしました。

処置: まず、すべてのLogMinerセッションをクローズしてください。LogMinerセッションは、DBMS_LOGMNR.START_LOGMNRを実行するか、またはLogMinerを使用するData Guard SQL ApplyやStreamsなどのOracle機能を使用することで生成されます。次に、DBMS_LOGMNR_D.SET_TABLESPACEを実行してください。

ORA-01354: このコマンドを実行するには、サプルメンタル・ログ・データを追加する必要があります

原因: コマンドの実行にサプリメンタル・ログ・データが必要な操作を実行しようとしました。

処置: ALTER DATABASE ADD SUPPLEMENTAL LOG DATAなどのコマンドを実行してから、失敗したコマンドを再試行してください。

ORA-01355: LogMiner表領域の変更が進行中です。

原因: LogMinerによって使用された表が、別の表領域に移動中です。

処置: 移動が完了してから再試行してください。

ORA-01357: LogMinerトランザクション・キューがいっぱいです

原因: LogMinerはトランザクション・キュー内の領域を使い果たしました。

処置: LogMinerトランザクション・キュー・サイズおよびLogMinerシステム・グローバル領域(SGA)パラメータを増やします。

ORA-01358: LogMinerのバージョンは、マイニングされるディクショナリより低いバージョンです

原因: REDOログからLogMinerディクショナリをマイニングしようとしました。ログを作成したOracleデータベースのバージョンが、ログをマイニングしようとしたOracleデータベースより高いバージョンです。

処置: ディクショナリ・バージョン以上の新しいバージョン番号のOracleデータベースを使用して、ログをマイニングしてください。

ORA-01360: 無効なトークンstringです

ORA-01361: グローバル名が一致しません

原因: ログ・ファイルの生成元であるデータベース・グローバル名がストリーム取得プロセスのユーザー指定のグローバル名と一致しません。

処置: 新しい取得プロセスを起動し、ユーザー指定のグローバル名がログ・ファイルを生成したデータベースのグローバル名と一致することを確認してください。

ORA-01362: 指定されたSQL_REDO_UNDOパラメータは無効です

原因: パラメータに指定された入力値が有効な数値ではありません。

処置: 有効な数値を指定して再試行してください。

ORA-01363: 指定されたCOLUMN_NAMEパラメータはNULLです

原因: パラメータの入力値にNULLが指定されました。

処置: NULL以外の値を指定して再試行してください。

ORA-01364: SCN stringでブランチを待機中

原因: LogMinerのリーダー・プロセスが、フィジカル・スタンバイ・ターミナル・ログのマイニングを停止SCNまで完了しました。LogMinerのリーダーは、新しいブランチからのログを待機しています。

処置: 処置は必要ありません。この情報文は診断の目的でイベントを記録するために提供されます。ログの転送に問題がある場合、ALTER DATABASE REGISTER LOGICAL LOGFILE文を使用してファイルを手動で登録できます。

ORA-01365: 新規ブランチ登録を待機中

原因: LogMinerのリーダー・プロセスが、フィジカル・スタンバイ・ターミナル・ログのマイニングを停止SCNまで完了しました。ビルダー・プロセスが、続行する前に、新しいブランチからのログが登録されるのを待機しています。

処置: 処置は必要ありません。この情報文は診断の目的でイベントを記録するために提供されます。ログの転送に問題がある場合、ALTER DATABASE REGISTER LOGICAL LOGFILE文を使用してファイルを手動で登録できます。

ORA-01366: ターミナル適用に必要なREDOログの検出に失敗しました

原因: LogMinerは、FINISH APPLY句を使用してリクエストされた、ターミナル適用の完了に必要と思われるすべてのログ・ファイルを検出できませんでした。ターミナル適用時、LogMinerはログの登録を待機しません。マイニングする(できる) REDOブランチの開始点から最終ログまでのすべてのログがマイニング・サイトに存在すると予測します。

処置: system.logmnr_log$を調べてどのログがLogMinerに既知であるかを確認してください。次に、欠落したログを見つけるかリストアして、ALTER DATABASE REGISTER LOGICAL LOGFILE文でこれらを登録します。あるいは、FINISH APPLY句を使用しないでください。ただし、ロジカル・スタンバイを起動している場合、欠落したログ・ファイルを見つけられず、登録できないためデータ・ロスになることが確実な場合にかぎりFINISH APPLY句を実行してください。

ORA-01367: REDOログ・ファイルstringは無効です。

原因: 指定したREDOログ・ファイルに無効なNEXT_CHANGE#列がありました。

処置: 完了またはアーカイブREDOログ名のみを指定します。*パラメータ: 1) name: REDOログ・ファイル名。

ORA-01368: スレッドstring順序stringのREDOログ・ファイル・ヘッダーが一致しません。

原因: Oracle LogMiner表で指定されたスレッド番号列または順序番号列が、ログ・ファイル・ヘッダーのスレッド番号および順序番号と一致しませんでした。

処置: Oracle LogMiner表に正しいログ・ファイルを再登録してください。*パラメータ: 1) thread#: スレッド番号。2) sequence#: 順序番号。

ORA-01369: リカバリ用の永続メモリー・ダイレクト・コミット・ファイルが見つかりません

原因: リカバリに必要な永続メモリー(PMEM)ダイレクト・コミット・ファイルが、アクセス可能なPMEMグリッド・ディスク上に見つからなかったか、失効していることがわかりました。

処置: 必要なファイルを含むPMEMグリッド・ディスクにアクセスできるようにします。

ORA-01370: 指定した再起動SCN stringは古すぎます

原因: 指定した再起動SCNは古すぎるため、LogMinerに適切なチェックポイントを検出できませんでした。

処置: より大きい再起動SCNを指定して、再試行してください。

ORA-01371: 完全なLogMinerディクショナリは見つかりません

原因: LogMinerディクショナリを含む1つ以上のログ・ファイルを検出できませんでした。

処置: ディクショナリを含むすべてのログ・ファイルをLogMinerに追加してください。

ORA-01372: 指定されたLogMiner操作に対する処理が不十分です。

原因: コール元によって要求されたプロセス数を割当てできません。

処置: インスタンスに割り当てるパラレル・サーバー数を増やしてください。

ORA-01373: 永続的なLogMinerセッションをステージするためのメモリーが不足しています

原因: 許可される永続LogMiner同時セッションの最大数は、LOGMNR_MAX_PERSISTENT_SESSIONSパラメータによって制限されます。インスタンス起動時に新規LogMinerセッションに割り当てるメモリーが不足しています。

処置: LOGMNR_MAX_PERSISTENT_SESSIONSの値を増やし、インスタンスを再起動します。

ORA-01374: このリリースでは、1を超える_log_parallelism_maxをサポートしていません

原因: _log_parallelism_maxを1より大きい値に設定して生成されたREDOレコードは、LogMinerでマイニングできません。

処置: 該当なし

ORA-01375: 破損したログ・ファイルstringがリカバリされました

原因: 破損したログ・ファイルがRFSによってリカバリされました。

処置: 処置は必要ありません。ロジカル・スタンバイは自動的に再起動されます。ログ・ファイルがまだ破損している場合は、手動でログ・ファイルをコピーしてスタンバイに登録する必要があります。

ORA-01377: ログ・ファイルのブロック・サイズが無効です

原因: BLOCKSIZE句に無効な値が指定されました。

処置: 正しい構文を使用してください。

ORA-01378: 論理ブロック・サイズ(string)(ファイルstring)がディスク・セクター・サイズと互換性がありません(メディア・セクター・サイズはstring、ホスト・セクター・サイズはstringです)

原因: 次のいずれかが実行されました。(1)ファイルを作成しようとしました。(2)セクター・サイズが異なるディスクにファイルが移動されました。

処置: ファイルを作成するか、またはファイルを適切なディスクに移動してください。

ORA-01379: LogMinerテスト・イベント

ORA-01380: インスタンスstring(スレッドstring)には1つ以下のstringブロック・サイズ・ログ・ファイルがあります

原因: 次のいずれかが実行されました。(1)すべてのスレッドに対して、指定されたブロック・サイズ・ログに切り替えようとしました。(2)スレッドを開こうとしました。

処置: エラーを示しているスレッドにログ・ファイルを追加して、再試行してください。

ORA-01381: ログstringを削除すると、ブロック・サイズstringのログ・ファイルがインスタンスstring(スレッドstring)内で1つ以下になります

原因: 指定されたログ・ブロック・サイズを使用するために、データベースが移行されました。指定したすべてのログを削除すると、残りの使用可能なスレッドごとの、指定されたブロック・サイズのログ・ファイル数が1つ以下になります。

処置: より少ないログを削除するか、またはログを削除する前にスレッドを無効にします。ログを削除するのではなくクリアできる場合があります。

ORA-01382: スレッドstringはログ・ファイルstringのオープンに失敗しました。ログ・ファイルのブロック・サイズ(string)がディスク・セクター・サイズ(string)より大きくなっています

原因: ログ・ファイルが大きい方のセクター・ディスクで作成され、小さい方のセクター・ディスクに移動されました。

処置: ログ・ファイルを大きい方のセクター・ディスクに戻してください。

ORA-01383: スレッドstringは、stringブロック・サイズ・ログ・ファイルstringstringセクター・ネイティブモード・ディスクでのオープンに失敗しました

原因: ログ・ファイルが、小さい方のセクター・ディスクから、大きい方のセクター・ネイティブモード・ディスクにコピーされました。

処置: ログ・ファイルを小さい方のセクター・ディスクに戻してください。

ORA-01384: stringより前のREDO互換性stringがサポートされていないため、ファイルstringを追加できません。

原因: LogMinerでサポートされている最小のREDO互換性よりも前の互換性を持つログ・ファイルが追加されました。

処置: LogMinerでサポートされているREDO互換性設定で生成されたログファイルを指定してください。

ORA-01397: ファイル名が長すぎるため、切捨てなしで縮小できません

原因: 制御ファイルのファイル名サイズの最大値を自動的に512から256に変換しようとしました。これにより、ファイル名が切り捨てられ、ファイル名間の一意性が失われる可能性があります。

処置: 制御ファイルが作成されたシステム内のファイル名を、現在のシステムでのファイル名の最大長に合わせて短くしてください。

ORA-01400: (string)にはNULLは挿入できません。

原因: 前に示されたオブジェクトにNULLを挿入しようとしました。

処置: これらのオブジェクトにNULL値は使用できません。予約可能列にはNULL値を使用できません。

ORA-01401: 列に挿入した値が大きすぎます。

原因: 挿入された値は、指定された列に対して大きすぎます。

処置: 列に保持できる値より大きな値を挿入しないでください。

ORA-01402: ビューのWITH CHECK OPTION WHERE句でエラーが発生しました。

原因: CHECK OPTIONを使用して作成されたビューでINSERTまたはUPDATE文が試行されました。この結果、ビューのWHERE句を満たさない行が作成されます。

処置: ディクショナリ表VIEWSでビューのWHERE句を調べてください。現在のビューにCHECK OPTIONがない場合、そのFROM句は、CHECK OPTIONを使用して定義された2つ目のビューを参照する必要があります。また、2つ目のビューのWHERE句は、すべてのINSERT文またはUPDATE文によって満たされる必要があります。行を挿入するには、ビューを介してではなく、基礎となる表に直接挿入する必要がある場合があります。

ORA-01403: データが見つかりません。

原因: オブジェクトのデータが見つかりません。

処置: オブジェクトのデータがありません。フェッチの終了が原因の可能性があります。

ORA-01404: ALTER COLUMNによる索引が大きすぎます

原因: 列の長さを増やすと、前のCREATE INDEX文で指定された列を合せた長さが索引の最大長(255)を超えます。索引の合計長は、すべての索引付き列の幅と索引付き列の数の合計として計算されます。日付フィールドは長さ7として計算され、文字フィールドは定義された幅で計算され、数値フィールドは長さ22です。

処置: 列を変更する唯一の方法は、影響を受ける索引を削除することです。索引を再作成すると索引の最大幅を超える場合、これを行うことはできません。

ORA-01405: フェッチされた列がNULL値を返しました。

原因: 問合せで、選択した列の1つにNULL値を含む行が返されましたが、定義コール(定義変数)によって列に関連付けられたプログラム変数にインジケータ変数が含まれていませんでした。プログラム内の定義変数バッファは変更されませんでした。

処置: 問題を解決するには、次のいずれかを実行します。- インジケータ変数をすべての定義変数に関連付けて、NULL値が存在することを記録してください。この方法では、NULL値が返された場合、プログラムで特定の処理を実行できます。- NVL関数を使用して、取得したNULLを別の値(ゼロや空白など)に変換します。これは最も単純な解決策です。- 問合せを修正して、NULL値を含む可能性のある列を含めないようにしてください。

ORA-01406: フェッチされた列の値は切り捨てられました

原因: フェッチされた列の値が切り捨てられました。

処置: 適切なデータ型を使用して切捨てを回避してください。

ORA-01407: (string)をNULLには更新できません。

原因: 表の列"USER"."TABLE"."COLUMN"をNULL値に更新しようとしました。たとえば、connect scott/tiger update table a (a1 number not null); insert into a values (null);と入力すると、OracleはORA-01407「("SCOTT"."A"."A1")をNULLには更新できません。」を返し、これは、列"SCOTT"."A"."A1"をNULLに更新できないことを意味します。

処置: NULL以外の値で操作を再試行してください。

ORA-01408: 列リストはすでに索引付けされています

原因: CREATE INDEX文で、すでに索引付けされている列が指定されました。1つの列に索引を作成できるのは1回のみです。列が連結索引の一部として使用された場合、つまり索引が複数の列で構成されている場合は、列に追加の索引を作成できます。

処置: 列の再索引付けは必要ないため、試行しないでください。連結キーを作成するには、CREATE INDEX文で1つ以上の追加列を指定します。

ORA-01409: NOSORTオプションは使用できません。行が昇順になっていません

原因: 行が昇順ではないにもかかわらず、NOSORTオプションで索引を作成しました。一意ではない索引では、ROWIDが索引キーの一部とみなされます。したがって、たとえばNOSORT索引を作成する場合に、表の中の2つの行が同じ索引キーを持ち昇順に格納されていても、それらが2つのエクステントにわたって分割されており、2番目のエクステントの最初のブロックのデータ・ブロック・アドレスが1番目のエクステントの最後のブロックのデータ・ブロック・アドレスより小さいときは、NOSORT索引を作成できません。

処置: NOSORTオプションを使用せずに索引を作成するか、または表が1つのエクステントの中に格納されるようにしてください。

ORA-01410: ROWIDが無効です。

原因: 指定したROWIDの形式が無効であるか、ROWIDの1つ以上のコンポーネントが存在しませんでした。

処置: 次の訂正処理を実行できます: 1.正しい形式を使用するROWIDの作成について、DBMS_ROWIDパッケージを参照してください。2.ROWIDのコンポーネントが存在していることを確認します。

ORA-01411: 列の長さをインジケータに格納することができません。

原因: 64KBより大きいサイズの列をフェッチしようとし、指定された2バイトのインジケータに列の長さを格納できませんでした。

処置: 長い列をフェッチするために、新しいバインド型を使用してください。

ORA-01412: このデータ型で長さ0は使用できません。

原因: データ型97の長さが0(ゼロ)です。

処置: 正しい長さを指定してください。

ORA-01413: 無効な値です

原因: ユーザーによってパック10進数としてバインドされているユーザー・バッファに、無効な値が含まれていました。

処置: 有効な値を使用して再試行してください。

ORA-01414: 配列をバインドするには、配列長が無効です。

原因: 現行の配列長ポインタ、または最大配列長0(ゼロ)のいずれも指定せずに、配列をバインドしようとしました。

処置: 有効な長さを指定してください。

ORA-01415: 問合せに含まれるDistinct指定の集計関数が多すぎます。

原因: 問合せに255を超えるDistinct指定の集計関数が含まれています。

処置: Distinct指定の集計関数の数を減らしてください。

ORA-01416: 2つの表を相互に外部結合することはできません。

原因: 結合操作の2つの表で相互に対して外部結合が指定されました。結合条件の一方の表で外部結合を指定した場合、他方の表でそれを指定することはできません。

処置: 一方の表から外部結合の指定(+)を削除してから、操作を再試行してください。

ORA-01417: 表が少なくとも1つの他の表に外部結合されている可能性があります。

原因: a.b (+) = b.b and a.c (+) = c.cは許可されていません。

処置: 必要な操作であるかどうかを確認し、まず、ビュー内でbとcを結合してください。

ORA-01418: 指定した索引は存在しません。

原因: ALTER INDEX、DROP INDEXまたはVALIDATE INDEX文で、存在しない索引の名前が指定されました。変更、削除または検証できるのは既存の索引のみです。データ・ディクショナリを問い合せることにより、既存の索引をリストできます。

処置: ALTER INDEX、DROP INDEXまたはVALIDATE INDEX文で既存の索引の名前を指定してください。

ORA-01419: datdts: 書式コードが無効です。

原因: 正しくない書式を使用しようとしました。

処置: 書式を調べ、必要に応じて修正してから、操作を再試行してください。

ORA-01420: datstd: 書式コードが無効です。

原因: 無効な書式を使用しようとしました。

処置: 書式を調べ、必要に応じて修正してから、操作を再試行してください。

ORA-01421: datrnd/dattrn: 精度指定子が無効です。

原因: 無効な精度指定子を使用しようとしました。

処置: 精度指定子を調べ、必要に応じて修正してから、操作を再試行してください。

ORA-01422: 完全フェッチが要求よりも多くの行stringを戻しました

原因: 原因は次のいずれかです。 1完全フェッチ・モードでSELECT文が実行され、要求された行よりも多くの行が返されました。2.PL/SQLのSELECT INTO文で複数の行が返されました。3.PL/SQLのDML RETURNING INTO文で複数の行が返されました。

処置: 番号が付けられた原因に対応する処置を選択してください。1.返される行数に対応するように要求される行数を増やすか、フェッチ・コールで完全フェッチ・モードを省略します。2.PL/SQLでは、FORループを使用して行を処理します。3.PL/SQLで、BULK COLLECTを使用して値を表に返します。*パラメータ: 1) requested_rows: 要求された行数。

ORA-01423: 完全フェッチで余分な行をチェック中にエラーが発生しました

原因: 完全フェッチの実行中にエラーが発生しました。このメッセージに続いて、より詳細な説明メッセージが表示されます。

処置: 次に表示されるエラーを参照して、適切な処置を行ってください。

ORA-01424: エスケープ文字に続く文字がないか、または無効です。

原因: LIKEパターンにエスケープ文字に続く文字が指定されていないか、エスケープ文字%および_のいずれかではありません。

処置: エスケープ文字を削除するか、または正しく指定してください。

ORA-01425: エスケープ文字は長さ1の文字列である必要があります

原因: LIKEに指定されたエスケープ文字が長さ1の文字列ではありません。

処置: 長さ1の文字列に変更してください。

ORA-01426: 数値オーバーフローが発生しました

原因: オーバフロー/アンダーフローが発生しました。

処置: オペランドを減らしてください。

ORA-01427: 単一行副問合せにより2つ以上の行が戻されます

原因: 副問合せによって複数の行が返されたため、外部問合せでキーワードANY、ALL、INまたはNOT INのいずれかを使用して、比較する値を指定する必要があります。

処置: ANY、ALL、INまたはNOT INを使用して、比較する値を指定するか、1行のみが取得されるように問合せを書き換えてください。

ORA-01428: 引数stringが範囲外です。

原因: 算術関数の引数に無効な値が指定されました。例: SELECT SQRT(-1) "Square Root" FROM DUAL

処置: Oracleのドキュメントを確認してください。有効な引数を見つけてリクエストを修正し、操作を再試行してください。

ORA-01429: 索引構成表: オーバーフロー列を格納するデータ・セグメントがありません

原因: オーバフロー・セグメントが定義されていません。

処置: オーバフロー・セグメントを追加してください。

ORA-01430: 追加する列がすでに表に存在しています。

原因: ALTER TABLE ADD文で、すでに表にある列の名前が指定されました。列名はすべて、表内で一意である必要があります。

処置: 新しい列に一意の名前を指定してから、文を再実行してください。

ORA-01431: GRANTコマンドで内部エラーが発生しました。

原因: GRANT文を実行しようとしてしているときに内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-01432: 削除するパブリック・シノニムが存在しません。

原因: DROP PUBLIC SYNONYMで指定されたシノニムが有効なパブリック・シノニムではありませんでした。プライベート・シノニムである可能性があります。

処置: シノニム名を修正するか、シノニムがパブリックでない場合はDROP SYNONYMを使用してください。

ORA-01433: 作成するシノニムがすでに定義されています。

原因: CREATE SYNONYM文で、既存のシノニム、表、ビューまたはクラスタと同じシノニム名が指定されました。シノニムは、シノニムを作成するユーザーが使用できる他のシノニム、表、ビューまたはクラスタと同じ名前を持つことはできません。

処置: シノニムに一意の名前を指定してから、文を再実行してください。

ORA-01434: 削除するプライベート・シノニムが存在しません。

原因: DROP SYNONYM文で、存在しないシノニムが指定されました。データ・ディクショナリを問い合せることにより、既存のシノニム名をリストできます。

処置: DROP SYNONYM文で既存のシノニムの名前を指定してください。

ORA-01435: ユーザーが存在しません。

原因: このメッセージは、存在しないユーザーへの参照が原因で発生します。たとえば、SELECT、GRANTまたはREVOKE文で、存在しないユーザー名が指定された場合に発生します。GRANT CONNECT文でのみ新しいユーザー名を指定できます。他のすべてのGRANTおよびREVOKE文では、既存のユーザー名を指定する必要があります。SELECT文で指定する場合は、ユーザー名がすでに存在している必要があります。

処置: SELECT、GRANTまたはREVOKE文で既存のユーザー名のみを指定するか、データベース管理者に新しいユーザー名の定義を依頼してください。

ORA-01436: ユーザー・データでCONNECT BYのループが発生しました。

原因: CONNECT BY句で指定された条件により、問合せでループが発生し、次に選択されるレコードがそれ自体の子孫となっています。このようになると、問合せが無限に続く可能性があります。

処置: CONNECT BY句を確認し、循環参照を削除してください。

ORA-01437: 結合はCONNECT BYと一緒に指定できません。

原因: CONNECT BY句とともに結合操作が指定されました。ツリー構造の問合せのSELECT文でCONNECT BY句が使用されている場合、問合せで参照できる表は1つのみです。

処置: SQL文からCONNECT BY句または結合操作を削除してください。

ORA-01438: 値stringが、指定された精度string (列string)より大きくなっています。

原因: レコードを挿入または更新するときに、列に定義された精度を超える数値が入力されました。たとえば、NUMBER(3,2)と定義される列の場合、精度または最大有効桁数は3です。スケールまたは小数点から最下位有効数字までの桁数は2です。この場合、精度で最大3桁が許可され、そのうちの2桁が小数点の右側にある必要があるため、値が123.89の場合、エラーが発生します。値が3.89の場合、エラーは発生しません。

処置: 数値列に対して定義された精度に準拠する値を入力してください。ALTER TABLEコマンドでMODIFYオプションを使用すると、精度を再定義することもできます。*パラメータ: 1) value: 挿入または更新される数値。2) precision_scale: 値が挿入または更新される列に指定した精度とスケール。3) column: 値が挿入または更新される列の名前。

ORA-01439: データ型を変更するには、修正する列を空にする必要があります

原因: ALTER TABLE MODIFY文で、データを含む列のデータ型を変更しようとしました。データ型を変更する列には、NULL値のみが含まれている必要があります。

処置: データ型を変更するには、まず列内のすべての値をNULLに設定します。

ORA-01440: 精度またはスケールを下げるには、修正する列を空にする必要があります

原因: ALTER TABLE MODIFY文で、データを含む数値列のスケールまたは精度を下げようとしました。これらの値のいずれかを下げるには、列にNULL値のみが含まれている必要があります。精度を上げずにスケールを上げようとした場合も、このメッセージが発生します。

処置: 数値の精度またはスケールを下げる前に、列内のすべての値をNULLに設定してください。スケールを上げる場合は、スケールに従って精度を上げるか、列内のすべての値を最初にNULLに設定してください。

ORA-01441: 大きすぎる値があるため、列の長さを減らせません。

原因: ALTER TABLE MODIFY文で、データを含む文字フィールドのサイズを小さくしようとしました。最大サイズを小さくする列には、NULL値のみが含まれている必要があります。

処置: 最大サイズを小さくする前に、列内のすべての値をNULLに設定してください。

ORA-01442: NOT NULLに変更しようとした列はすでにNOT NULLです。

原因: ALTER TABLE MODIFY文で、列指定をNOT NULLからNOT NULLに不必要に変更しようとしました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-01443: 内部エラー。参照結果のビュー列のデータ型が無効です

原因: ビューの参照中に内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-01444: 内部エラー。内部データ型が無効な外部データ型をマップしました

原因: これは、通常は出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-01445: たとえば、キー保存表のない結合ビューからROWIDを選択できません

原因: SELECT文で、結合操作から導出されたビューからROWIDを選択しようとしました。ビューで選択された行は基礎となる物理レコードに対応していないため、ROWIDを返すことができません。

処置: ビュー選択句からROWIDを削除し、文を再実行してください。

ORA-01446: たとえば、DISTINCT、GROUP BYなどを含むビューからは、ROWIDを選択できません

原因: SELECT文で、関数または式から導出された列を含むビューからROWIDを選択しようとしました。ビューで選択された行は基礎となる物理レコードに対応していないため、ROWIDを返すことができません。

処置: ビュー選択句からROWIDを削除し、文を再実行してください。

ORA-01447: クラスタ列にALTER TABLE文は使用できません。

原因: ALTER TABLE MODIFY文で、表のクラスタ化に使用される列が指定されました。クラスタ列を変更することはできません。

処置: 列を変更するには、まず、クラスタ化されていない形式で表を再作成します。同時に、列のサイズを大きくすることができます。

ORA-01448: 任意の型に変更する前に索引を削除する必要があります

原因: ALTER TABLE MODIFY文で索引付き文字列をLONG列に変更しようとしました。データ型がLONGの列に索引を付けることはできないため、変更前に索引を削除する必要があります。

処置: 列を参照しているすべての索引を削除してから、そのデータ型をLONGに変更してください。

ORA-01449: 列はNULL値を含んでいます。NOT NULLに変更できません。

原因: 列にNULL値が存在していたときに、ALTER TABLE MODIFY文で列定義をNOT NULLに変更しようとしました。

処置: ALTER TABLE MODIFY文を試行する前に、列内のすべてのNULL値をNULL以外の値に設定してください。NOT NULLに変更する列にはNULL値を含めないでください。

ORA-01450: キーが最大長(string)を超えました

原因: CREATE INDEX文で指定されたすべての列を合せた長さが、索引の最大長を超えました。索引の最大長は、オペレーティング・システムによって異なります。索引の合計長は、すべての索引付き列の幅と索引付き列の数の合計として計算されます。日付フィールドの長さは7で、文字フィールドにはそれぞれ長さが定義されており、数値フィールドの長さは22です。数値の長さ = (精度/2) + 1です。負の場合は+1を加えてください。

処置: 索引の合計長がオペレーティング・システムの索引の最大長を超えないように、索引付けする列を選択してください。オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルも参照してください。

ORA-01451: NULLに変更しようとした列はNULLに変更できません

原因: その列がすでにNULL値を受け入れるようになっているか、NOT NULL制約が主キーまたはCHECK制約の一部です。

処置: 主キーまたはCHECK制約によってNOT NULL制約が強制使用されている場合は、NOT NULL制約を削除してください。

ORA-01452: CREATE UNIQUE INDEXは実行できません。重複するキーがあります

原因: CREATE UNIQUE INDEX文で、重複する値を現在含んでいる列が1つ以上指定されました。UNIQUE INDEXを作成するには、索引付けする列のすべての値が行ごとに一意である必要があります。

処置: エントリが一意である必要がない場合は、CREATE INDEX文からキーワードUNIQUEを削除し、文を再実行してください。主キーのように、エントリが一意である必要がある場合は、UNIQUE索引を作成する前に重複する値を削除してください。

ORA-01453: SET TRANSACTIONはトランザクションの最初の文である必要があります

原因: 説明不要です

処置: トランザクションをコミットまたはロールバックしてから、再実行してください。

ORA-01454: 列を数値データ型に変換できません。

原因: 数値以外の値を数値に変換できませんでした。

処置: 値をチェックして、数字、符号、小数点および文字Eまたはeのみが含まれていることを確認してから、操作を再試行してください。

ORA-01455: 列の変換により整数データ型がオーバーフローしました。

原因: 指定された式の変換された形式が、指定されたデータ型に対して大きすぎました。

処置: より大きいデータ型を定義するか、データを修正してください。

ORA-01456: READ ONLYトランザクション内では挿入、削除、更新ができません

原因: 非DDLの挿入、削除、更新をしようとしたか、または更新操作を選択しようとしました。

処置: トランザクションをコミットまたはロールバックしてから、再実行してください。

ORA-01457: 列の変換により10進数データ型がオーバーフローしました。

原因: 指定された式の変換された形式が、指定された型に対して大きすぎました。この問題は、COBOLプログラムでCOMP-3をpicture句で使用するときにも発生します。これは、Pro*COBOLプリコンパイラおよびCOBOLでは受け入れられますが、このエラーが生成されます。

処置: より大きいデータ型を定義するか、データを修正してください。

ORA-01458: 可変長文字列の長さが無効です。

原因: バッファ長が最小要件より短い可変長文字列をバインドまたは定義しようとしました。

処置: バッファ・サイズを大きくするか、別のタイプを使用してください。

ORA-01459: バインド・バッファの可変長文字列の長さが無効です

原因: バッファ長が必要最小値より短いか、バインド時の長さより長くなっています。

処置: バッファが、指定されたサイズの文字列を保持するのに十分な大きさであることを確認してください。

ORA-01460: 実装されていないか合理的でない変換が要求されました

原因: 要求された書式変換はサポートされていませんでした。

処置: 要求された変換をSQL文から削除してください。TO_CHAR、TO_DATEおよびTO_NUMBER関数の構文をチェックして、サポートされている変換を確認してください。

ORA-01461: バインド位置stringの値がVARCHAR2の最大長を超えています。

原因: データベースに許容されたVARCHAR2の最大長を超えるバインド値を使用しようとしました。

処置: - MAX_STRING_SIZEデータベース・パラメータがSTANDARDに設定されている場合は、EXTENDEDに変更することを検討してください。- すでにEXTENDEDに設定されている場合は、列のデータ型をCLOBに変更することを検討してください。*パラメータ: 1) variable_position: 最大長VARCHAR2を超える値を持つバインド変数の位置。

ORA-01462: 4000バイトより長い文字列を挿入できません

原因: Oracleでサポートされている最も長いリテラルは4000文字で構成されています。

処置: リテラル内の文字数を4000文字以下に減らすか、VARCHAR2またはLONGデータ型を使用して4000文字を超える文字列を挿入してください。

ORA-01463: 現行の制約では、列のデータ型を変更できません。

原因: CHARからVARCHAR、またはVARCHARからCHARへのデータ型変更のみを許可する参照制約あるいはCHECK制約を持つ列のデータ型を変更しようとしました。

処置: 制約を削除するか、または制約に違反するような操作は行わないでください。

ORA-01464: 表またはビューの循環的な付与が検出されました(上位のユーザーに権限を与えようとしました)。

原因: GRANT文のTO句のユーザーは、この表に対する権限をすでにGRANTされています。

処置: 表に対する権限を、その表に対する権限を元々GRANTされているユーザーにGRANTしないでください。問題がある文は不要である可能性があります。

ORA-01465: 16進数の指定が無効です。

原因: SELECT FOR UPDATEに続くUPDATE文で、ROWIDの一部に無効な文字が含まれていました。ROWIDは、所定の適切なROWID書式で表し、引用符で囲む必要があります。

処置: SELECT FOR UPDATEで返されたとおりにROWIDを入力してください。

ORA-01466: データを読み込めません - 表定義が変更されました

原因: 表または索引の変更後に問合せが解析され、古いスナップショットによって実行されました。

処置: トランザクションをコミットまたはロールバックしてから、再実行してください。

ORA-01467: ソート・キーが長すぎます。

原因: DISTINCT、GROUP BY、ORDER BYまたはSET操作では、Oracleでサポートされているものより長いソート・キーが必要です。SELECT文で指定された列が多すぎるか、グループ関数が多すぎます。

処置: 操作に関与する列またはグループ関数の数を減らしてください。

ORA-01468: 1つの述語に対して外部結合表は1つのみ参照できます

原因: WHERE句の述語に、"(+)"を持つ異なる表の2つの列がありました。

処置: 各述語の外部結合表が最大1つになるようにWHERE句を変更してください。

ORA-01469: PRIORの後に指定できるのは列名のみです

原因: "PRIOR something"を指定しようとしました。このsomethingは列名ではありません。

処置: PRIORキーワードの後に指定できるのは列名のみです。正しい列名を指定しなおしてください。

ORA-01470: Inリストの反復では、混合演算子はサポートされていません。

原因: Inリストに異なる型の定数が指定されていました。

処置: Inリストに同じ型の定数を使用してください。

ORA-01471: オブジェクトと同じ名前のシノニムは作成できません。

原因: 参照先のオブジェクトと同じ名前のプライベート・シノニムを作成しようとしました。このエラーは通常、ユーザーが自分のオブジェクトのいずれかと同じ名前のプライベート・シノニムを作成しようとしたときに発生します。

処置: 別のシノニム名を選択するか、別のユーザー名でシノニムを作成してください。

ORA-01472: CONNECT BYはDISTINCT、GROUP BYなどを含むビューには使用できません

原因: 出力行と基礎となる表の行の間に対応関係がないビューでCONNECT BYを使用できませんでした。

処置: ビューからDISTINCTまたはGROUP BYを削除するか、CONNECT BY句をビューに移動してください。

ORA-01473: CONNECT BY句では副問合せを指定できません。

原因: CONNECT BY句内に副問合せを指定しようとしました。

処置: 副問合せを削除するか、WHERE句に移動してください。

ORA-01474: CONNECT BYなしでSTART WITHやPRIORは指定できません。

原因: START WITHおよびPRIORは、CONNECT BYと組み合せたときにのみ意味を持ちます。

処置: SQL文の構文を確認し、必要に応じてCONNECT BY句を追加してください。

ORA-01475: バインド変数のデータ型を変更するには、カーソルを再解析する必要があります

原因: 文を実行した後に、元のバインドのものとは異なるデータ型でバインド変数を再バインドしようとしました。

処置: 異なるデータ型で再バインドする前に、カーソルを再解析してください。

ORA-01476: 除数がゼロです

原因: 式がゼロで除算しようとしました。

処置: 式を修正してから、操作を再試行してください。

ORA-01477: ユーザー・データ領域記述子が大きすぎます。

原因: これは、通常は出力されない内部エラー・メッセージです。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-01478: LONG列はバインド配列に使用できません。

原因: 最大サイズが2001バイト以上のバインド変数を使用して、バインド配列を実行しています。

処置: このようなバインド変数は、バインド配列に入れることができません。かわりに、通常のバインド操作を使用してください。

ORA-01479: バッファ内の最後の文字がNULLではありません。

原因: タイプ97のバインド変数が、NULLを最後に含んでいません。

処置: 最後の文字をNULLにしてください。

ORA-01480: 末尾のNULL文字がSQLT_STRタイプのバインド・データから欠落しています

原因: タイプSQLT_STR (NULLで終了する文字列)のバインド変数のバッファに、終了のNULL文字が含まれていません。

処置: 文字列の末尾にNULL文字を追加してください。

ORA-01481: 数値書式モデルが無効です

原因: TO_CHARを使用して数値を文字列に変換しようとしたか、TO_NUMBERを使用して文字列を数値に変換しようとしましたが、使用した数値書式モデルのパラメータが無効です。

処置: マニュアルを参照してください。

ORA-01482: 指定された文字セットはサポートされていません。

原因: CONVERT関数などの処理の実行に使用される文字セットが、サポートされていない文字セットです。

処置: サポートされている文字セットを使用してください。

ORA-01483: DATEまたはNUMBERバインド変数の長さが無効です。

原因: DATE型またはNUMBER型のバインド変数の長さが最大長を超えています。

処置: マニュアルを参照して、有効な最大長を確認してください。

ORA-01484: 配列はPL/SQL文にバインドすることができます。

原因: PL/SQL文以外に配列をバインドしようとしました。

処置: PL/SQL文にのみ配列をバインドするように注意して、問題のコードを修正してください。

ORA-01485: コンパイル・バインド長が実行バインド長と異なります。

原因: DTYVCS型のバッファ(前方が2バイト長のVARCHAR)をバインドし、実行時に最初の2バイトの長さが最大バッファ長(バインド呼出しで指定)よりも長いためです。配列内の要素の数と配列内の要素の現在の数は、配列の最大サイズよりも大きくすることはできません。

処置: 配列にバッファ長の2バイトを加えた長さを含むことができるように、バッファ・サイズを十分に大きくしてください。

ORA-01486: 配列要素のサイズが大きすぎます。

原因: そのデータ型には大きすぎるデータ値(たとえば、NUMBER)、または4001バイト以上のデータ値(たとえば、VARCHARまたはLONG)をバインドしようとしました。

処置: 許容される長さになるように、データ値を変換するか、切り捨てる方法を見つけてください。

ORA-01487: 指定のバッファに対してパック10進数が大きすぎます。

原因: 10進数からOracleの数値への変換に対して不可能な要求が行われました。

処置: この変換は実行できません。

ORA-01488: 入力データ中のニブルまたはバイトが無効です。

原因: 10進数からOracleの数値への変換に対して不可能なリクエストが行われました。

処置: この変換は実行できません。

ORA-01489: 文字列を連結した結果、長さが最大長を超えました

原因: 文字列を連結した結果、長さが最大サイズを超えました。

処置: 結果が最大サイズより小さいことを確認してください。

ORA-01490: ANALYZEコマンドが無効です。

原因: 指定された構文が不正です。

処置: コマンドを再試行してください。

ORA-01491: CASCADEオプションが無効です。

原因: CASCADEオプションは、表またはクラスタに対してのみ有効です。

処置: CASCADEを指定しないでください。

ORA-01492: LISTオプションが無効です。

原因: LISTオプションは、表またはクラスタに対してのみ有効です。

処置: LISTを指定しないでください。

ORA-01493: 指定されたSAMPLEサイズが無効です。

原因: 指定されたSAMPLEサイズが範囲外です。

処置: 適切な範囲内の値を指定してください。

ORA-01494: 指定されたSIZEが無効です。

原因: 指定されたヒストグラムのSIZE値が範囲外でした。

処置: 適切な範囲内の値を指定してください。

ORA-01495: 連鎖行の表が見つかりません。

原因: 指定した連鎖行の表は存在しないか、ユーザーに表にアクセスするための適切な権限がありません。

処置: 存在する連鎖行の表、アクセスする権限を持つユーザー、またはその両方を指定します。文を再試行してください。

ORA-01496: 指定した連鎖行の表形式が正しくありません

原因: 指定した表に、適切なフィールド定義がありません。

処置: 正しい表を指定してください。

ORA-01497: ANALYZE CLUSTERのオプションが無効です。

原因: FOR COLUMNS column-list句は、ANALYZE CLUSTERでは使用できません。

処置: 有効な構文を使用して、再試行してください。

ORA-01498: ブロック検査エラーです - トレース・ファイルを調べてください

原因: ANALYZEコマンドを使用してブロックを検査しているときにエラーが発生しました。

処置: トレース・ファイルで問題に関する詳細なメッセージを確認してください。これらのエラーを修正してください。トレース・ファイルの名前はオペレーティング・システム固有です(ORAxxxx.TRCなど)。これは、初期化パラメータUSER_DUMP_DESTで指定されたディレクトリにあります。USER_DUMP_DESTが設定されていない場合、トレース・ファイルは作成されません。オブジェクトの再作成が必要になる場合があります。オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルも参照してください。

ORA-01499: 表または索引の相互参照エラーです - トレース・ファイルを調べてください

原因: ANALYZEコマンドを使用して索引または表を検証しているときにエラーが発生しました。1つ以上のエントリが適切な相互参照を指していませんでした。

処置: トレース・ファイルで問題に関する詳細なメッセージを確認してください。これらのエラーを修正してください。トレース・ファイルの名前はオペレーティング・システム固有です(ORAxxxx.TRCなど)。これは、USER_DUMP_DEST初期化パラメータで指定されたディレクトリにあります。USER_DUMP_DESTが設定されていない場合、トレース・ファイルは作成されません。オブジェクトの再作成が必要になる場合があります。オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルも参照してください。