124 ORA-57000からORA-59850

ORA-57000: TimesTen IMDBエラー: string

原因: TimesTen操作中にエラーが発生しました。

処置: 診断のためTimesTenエラー・ドキュメントでエラー・コードを検索してください。

ORA-57001: TimesTenフェッチ中に無効な数値が見つかりました

原因: TimesTenフェッチ中に無効な番号が見つかりました。

処置: TimesTenに有効な数値を指定してください。

ORA-57005: TimesTen Grid一時トランザクションの失敗: string

原因: TimesTen Grid要素に一時的に到達できなかったため、トランザクションが失敗しました。

処置: トランザクションをロールバックし直ちに再試行してください。

ORA-57006: TimesTen Gridトランザクションの失敗: string

原因: TimesTen Grid要素に一時的に到達できなかったため、トランザクションが失敗しました。

処置: トランザクションをロールバックし、要素がリカバリされるのを待って、トランザクションを再試行します。要素のリカバリには管理者の処置が必要な場合があります。

ORA-57007: TimesTen Grid一時文の失敗: string

原因: TimesTen Grid要素に一時的に到達できなかったため、文が失敗しました。

処置: 直ちに現在の文を再試行してください。

ORA-57008: TimesTen Grid文の失敗: string

原因: TimesTen Grid要素は一時的に使用できません。

処置: 要素がリカバリされるのを待って、現在の文を再試行します。要素のリカバリには管理者の処置が必要な場合があります。

ORA-58001: string

原因: Oracle Exadataストレージ・サーバーで操作にエラーが発生しました。

処置: これは、補助エラー・メッセージです。他の報告されたエラーを参照し、必要なアクションに進んでください。*パラメータ: 1)メッセージ: Oracle Exascaleファイル・レイヤーからのメッセージ。

ORA-58002: string

原因: Oracle Exadataストレージ・サーバーで操作にエラーが発生しました。

処置: これは、補助エラー・メッセージです。他の報告されたエラーを参照し、必要なアクションを続行してください。*パラメータ: 1) message: Exascaleストレージ・プール・レイヤーからのメッセージ。

ORA-58003: string

原因: Oracle Exadataストレージ・サーバーで操作にエラーが発生しました。

処置: これは、補助エラー・メッセージです。他の報告されたエラーを参照し、必要なアクションを続行してください。*パラメータ: 1) message: 下位レベルの機能であるOracle Exadataストレージからのメッセージ。

ORA-58004: ファイル'string'の論理ブロック・サイズを取得できません。場所=string

原因: 指名のファイルの論理ブロック・サイズを取得しようとしたときに問題が発生しました。

処置: その他の報告されたエラーを調べて、必要とされる最適な処置を実施してください。

ORA-58005: ファイル'string'を作成できません

原因: 指名のファイルを作成しようとしたときに問題が発生しました。

処置: その他の報告されたエラーを調べて、必要とされる最適な処置を実施してください。

ORA-58006: ファイル'string'を開けません

原因: 指名のファイルを開こうとしたときに問題が発生しました。

処置: その他の報告されたエラーを調べて、必要とされる最適な処置を実施してください。

ORA-58007: ファイル'string'のサイズを変更できません

原因: 名前を付けられたファイルのサイズ変更で問題が発生しました。

処置: 他の報告されたエラーを参照し、必要なアクションを続行してください。*パラメータ: 1) file_name: サイズ変更できないファイルの名前。

ORA-58008: ファイル'string'のサイズを変更できません

原因: 指名のファイルのサイズを変更しようとしたときに問題が発生しました。

処置: ヘッダー・ブロックの書込み中に問題が発生しました。その他の報告されたエラーを調べて、必要な処置を実施してください。

ORA-58009: ファイル'string'を共有できません

原因: 指名のファイルを共有しようとしたときに問題が発生しました。

処置: 共有するためにファイルを開いているときに問題が発生しました。その他の報告されたエラーを調べて、必要な処置を実施してください。

ORA-58010: ファイル'string'の属性を取得できません

原因: 指名のファイルの属性を取得しようとしているときに問題が発生しました。

処置: その他の報告されたエラーを調べて、必要な処置を実施してください。

ORA-58011: ファイル'string'の作成をコミットできません

原因: 指名されファイルの作成をコミットしようとしているときに問題が発生しました。

処置: その他の報告されたエラーを調べて、必要な処置を実施してください。

ORA-58012: ファイル'string'を削除できません

原因: 指名のファイルを削除しようとしているときに問題が発生しました。

処置: その他の報告されたエラーを調べて、必要な処置を実施してください。

ORA-58013: ファイル'string'をクローズできません

原因: 指名のファイルをクローズしようとしているときに問題が発生しました。

処置: その他の報告されたエラーを調べて、必要な処置を実施してください。

ORA-58015: EDSBプロセスが予期せず終了しました。

原因: Exascale Data Service Background (EDSB)プロセスは、内部エラーまたはプロセスを終了するために実行された外部アクションによって予期せず終了しました。

処置: インスタンスを再起動してください。

ORA-58016: EGSBプロセスが予期せず終了しました。

原因: Exascale Global Service Background (EGSB)プロセスは、内部エラーまたはプロセスを終了するために実行された外部アクションによって予期せず終了しました。

処置: インスタンスを再起動してください。

ORA-58017: ファイル名'string'のボールト名に、予期しない文字'string'が含まれています。

原因: ボールト名に予期しない文字を含むファイル名が指定されました。ボールト名は、最大30文字までの英字、数字または_、.、-および#文字で構成する必要があります。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 予期しない文字を含むファイル名。2) unexpected_character: ボールト名の予期しない文字。

ORA-58018: ファイル名'string'に、空のボールト名が含まれています

原因: 指定されたファイル名には、ボールト名が含まれていませんでした。ボールト名は、最初の"@"文字と、後に続く1つ以上の英字、数字または_、.、-、#の文字で構成されている必要があります。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: ボールト名が欠落しているファイルの名前。

ORA-58019: ファイル名'string'に、30文字を超える長さのボールト名が含まれています: 'string'

原因: 指定されたファイル名には、30文字よりも長いボールト名が含まれていました。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 長いボールト名を含むファイル名。2) vault_name: 30文字を超えるボールト名。

ORA-58020: ファイル名'string'のテンプレート名に、予期しない文字'string'が含まれています

原因: テンプレート名に予期しない文字を含むファイル名が指定されました。テンプレート名は、最大30文字までの英字、数字または_、.、-および#文字で構成する必要があります。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 予期された文字を含むファイルの名前。2) unexpected_character: テンプレート名の予期しない文字。

ORA-58021: ファイル名'string'に、空のテンプレート名が含まれています

原因: 指定されたファイル名には、テンプレート名が含まれていませんでした。テンプレート名を開きカッコ(文字で指定した場合は、1つ以上の英字、数字または_、.、-、#の文字が続く必要があります。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 空のテンプレート名を含むファイルの名前。

ORA-58022: ファイル名'string'がテンプレート名を開始していますが、そのテンプレート名を終了していません。

原因: 開きカッコ(文字でテンプレートを開始するファイル名が指定されましたが、対応する閉じカッコ)文字が見つかりませんでした。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 終了していないテンプレート名が含まれたファイル名。

ORA-58023: ファイル名'string'が必要な文字'string'を持つテンプレート名の後に続いていません

原因: 予期しない文字を含むテンプレート指定に従ってファイル名が指定されました。閉じカッコ)が出現したら、その直後にファイル名を終了するか、スラッシュ文字/で始まるファイル名を続ける必要があります。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 予期しない文字を含むファイルの名前。2) unexpected_character: スラッシュ文字/ではなかった予期しない文字。

ORA-58024: ファイル名'string'に予期しない文字が含まれています - 'string'。

原因: 予期しない文字を含むファイル名が指定されました。使用可能な文字は、英数字またはアンダースコア(_)、ピリオド(.)、ハイフン(-)および番号記号(#)文字です。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 予期しない文字を含むファイルの名前。2) unexpected_character: テンプレート名の予期しない文字。

ORA-58025: ファイル名'string'に、30文字を超える長さのテンプレート名が含まれています: 'string'。

原因: 指定されたファイル名には、30文字よりも長いテンプレート名が含まれていました。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: テンプレート名が30文字を超えているファイルの名前。2) template_name: 30文字を超えるテンプレート名。

ORA-58026: ファイル名'string' (ボールト名'string'を含む)は、デフォルトの'string'と一致しません

原因: 指定されたファイル名には、提示されたデフォルトのボールト名と一致しないボールト名が含まれていました。

処置: ファイル名の指定を修正してください。*パラメータ: 1) file_name: 予期しないボールト名を含むファイル名。2) vault_name: ファイル名で予期しないボールトの名前。3) default_name: 予期されるボールト名。

ORA-58027: Exascaleの使用中は、ASMディスク・グループ(path='string')にアクセスできません。

原因: データベース・インスタンスでExascaleストレージが使用されているときに、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループにアクセスしました。

処置: Exascaleストレージへのパス指定を修正して、再試行してください。

ORA-58028: Exascaleの使用中は、ASMディスク・グループにアクセスできません。

原因: データベース・インスタンスでExascaleストレージが使用されているときに、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループにアクセスしました。

処置: Exascaleストレージへのパス指定を修正して、再試行してください。

ORA-58029: ASMディスク・グループの使用中は、Exascale (path='string')にアクセスできません。

原因: データベース・インスタンスでOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループが使用されているときに、Oracle Exascaleにアクセスしました。

処置: Oracle ASMストレージへのパス指定を修正して、再試行してください。

ORA-58030: ASMディスク・グループの使用中は、Exascaleにアクセスできません。

原因: データベース・インスタンスでOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループが使用されているときに、Oracle Exascaleにアクセスしました。

処置: Oracle ASMストレージへのパス指定を修正して、再試行してください。

ORA-58031: string

原因: Oracle Exadataストレージ・サーバーで操作にエラーが発生しました。

処置: これは、補助エラー・メッセージです。他の報告されたエラーを参照し、必要なアクションを続行してください。*パラメータ: 1) message: エラー・スタックに含まれる他のエラーの元(IPアドレスなど)を示すメッセージ。

ORA-58032: I/Oを実行できなかったため、プロセスが終了しました

原因: これ以上I/Oを実行できなかったため、プロセスが終了されました。

処置: データベースに再接続してください。プロセスが終了したことによってインスタンスが終了した場合は、そのインスタンスを再起動してください。

ORA-59000: 一部のリバランス・フェーズが実行されませんでした

原因: グループに対する以前のリバランスが、すべてのフェーズで実行されていませんでした。

処置: 詳細は、GV$ASM_OPERATIONを参照してください。ALTER DISKGROUP REBALANCEコマンドを使用して、すべてのリバランス・フェーズを実行します。

ORA-59001: ディスク'string'はディスク'string'より先にオンラインにする必要があります。

原因: 別のオフライン・ディスクに存在するデータの古いコピーが含まれているディスクをオンラインにしようとしました。

処置: 正しい順序でディスクをオンラインにしてください。FORCEオプションを使用してこのチェックを無効にすることができます。

ORA-59002: ディスクの再検証が失敗しました(ASMディスク・グループ'string'、インスタンスstring、原因: ORA-string)。

原因: ディスクの再検証の失敗には、さまざまな理由がある可能性があります。検出時のORA-15020のシグナリングもその1つである可能性があります。詳細については、アラート・ログを参照してください。

処置: 再試行を発行する前に、動作しているディスクがクラスタ内のすべてのノードに表示されていることを確認してください。

ORA-59003: データベースは分割の準備が完了していません。

原因: 準備されていないか前回完了しなかったデータベースで、分割が発行されました。

処置: 分割を発行する前にデータベースを準備するか、既存のミラー・コピーを削除してからミラー分割操作を再試行してください。

ORA-59004: グループstringのリバランスが実行されていません。

原因: 実行されていないリバランスのプロパティを変更しようとしました。

処置: 別のリバランスをスケジュールするには、MODIFYキーワードを指定しないでALTER DISKGROUP REBALANCEコマンドを発行します。

ORA-59005: このプラットフォームではOracle ASM IOServerの機能はサポートされていません。

原因: このプラットフォームでは、ASM IOServer機能はサポートされていません。

処置: Oracle ASM IOServer機能をサポートしているプラットフォームのリストをドキュメントで参照し、それらのプラットフォームのいずれかに移行することを検討してください。

ORA-59006: 古いデータベース・インスタンスからの接続リクエストが拒否されました。

原因: データベース・インスタンスが、古いIOServerクラスタからフェールオーバーしようとしました。

処置: データベース・インスタンスを再起動して、新しい接続を開始します。

ORA-59007: クライアントから使用可能なネットワークが見つかりません

原因: データベース・インスタンスが、構成されたASMネットワークを使用していませんでした。

処置: データベース・インスタンス内のASMネットワーク構成を確認してください。

ORA-59008: すべての構成済ASMネットワークを使用できません。

原因: 構成済のすべてのASMネットワークにエラーが発生しました。ASM IOServerを続行できませんでした。

処置: 構成済ASMネットワークのインタフェースのステータスを確認します。インタフェースが動作可能になった後で、ASM IOServerインスタンスを再起動します。

ORA-59009: ASM IOServerインスタンスはクライアントを受け入れる準備ができていません。

原因: ASM IOServerインスタンスに、クライアントを受け入れる準備ができていませんでした。

処置: ASM IOServerインスタンスがクライアントを受け入れるようにするには、'alter system enable client access'を実行します。

ORA-59010: クライアントstringが接続されているASM IOServerインスタンスは停止できません。

原因: 1つ以上の接続されたクライアントを持つASM IOServerインスタンスにSHUTDOWNコマンドが発行されました。

処置: このASM IOServerインスタンスを使用しているすべてのクライアントを停止し、SHUTDOWNコマンドを再試行してください。または、SHUTDOWN ABORTコマンドを使用して、すべてのクライアントから強制的に切断することもできます。

ORA-59011: オフラインのディスクが多すぎるため、グループstringの操作に失敗しました

原因: ディスク・グループ内にオフラインのディスクが多すぎます。

処置: ディスクがオンラインであることを確認し、操作を再試行してください。

ORA-59012: ディスク%0!sが無効な物理セクター・サイズ(%1!s)を使用しています。

原因: ディスクで、標準ではないか現在サポートされていない物理セクター・サイズ値が使用されています。

処置: ディスクをASMディスク・グループのために使用することはできません。

ORA-59013: ディスク%0!sが無効な論理セクター・サイズ(%1!s)を使用しています。

原因: ディスクで、標準ではないか現在サポートされていない論理セクター・サイズ値が使用されています。

処置: ディスクをASMディスク・グループのために使用することはできません。

ORA-59014: ファイル%0!s(ディスク・グループ%1!s)は分割の準備ができていませんでした

原因: 指定されたファイルは分割の準備ができませんでした。

処置: この失敗の理由は、付随するエラー・メッセージを調べてください。

ORA-59015: Oracle ASMスクラブが無効化されています。

原因: Oracle ASMスクラブを実行しようとしましたが、無効になっていました。

処置: Oracle ASMスクラブを有効にします。

ORA-59016: 記号が無効なため、ディスク・グループstringにマウントできません

原因: 名前に無効な文字が含まれているディスク・グループに対して、マウント操作が試行されました。バージョン12.2.0.2.0以降では、ディスク・グループ名には英数字とアンダースコアのみを使用する必要があります。

処置: renamedgツールを使用して、ディスクグループ名を有効な名前に変更します。その後、ディスク・グループを制限モードでマウントし、ASM SQLコマンド'ALTER DISKGROUP name RENAME DISKS ALL'を使用することで、ディスクの名前を変更します。

ORA-59017: Oracle ASMスクラブにより、前の操作が停止されています。

原因: 前の操作が停止している場合、システムでは、新しいスクラブ操作は受け入れられません。

処置: 前のOracle ASMスクラブ操作が完全に停止するまで待ってから、新しい操作を開始します。

ORA-59018: Oracle ASMスクラブには、少なくとも1MBの割当て単位サイズが必要です。

原因: 割当て単位が1MB未満だったため、操作が実行されませんでした。

処置: 割当て単位が1MB以上のディス・クグループに対して操作を実行してください。

ORA-59019: SCRBプロセスを開始できません

原因: ASM Scrubbing Master (SCRB)プロセスが起動中に失敗しました。

処置: アラート・ログを確認して、プロセスの起動に失敗した理由を調べてください。

ORA-59020: ミラー・コピー'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s')の削除がすでに進行中です。

原因: ミラー・コピー削除は、指定されたファイル・グループに対してすでに発行されています。

処置: 前のミラー・コピー削除が完了するまで待ちます。Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)アラート・ログを確認するか、V$ASM_FILEGROUPビューを使用して対応するファイル・グループが削除されていることを確認してください。

ORA-59021: 子ファイル'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s')の削除は許可されていません。

原因: 子ファイルを削除しようとしたため、操作に失敗しました。

処置: 子ファイルは、DROP MIRROR COPY操作の一部としてのみ削除できます。

ORA-59022: 準備が完了していないため、ミラー・コピー'%0!s'(ディスク・グループ'%1!s')の削除が失敗しました

原因: ミラー・コピーの準備が完了していません

処置: ミラー・コピーの準備が完了するまで待ちます。ASMアラート・ログを確認するか、またはV$ASM_FILEGROUPビューを使用してファイル・グループの分割ステータスを確認してください。

ORA-59023: コマンドには、'%0!s'が'%1!s'に設定されている必要があります

原因: ディスク・グループで、必要なバックグラウンド操作がまだ実行されており、それによって属性nameが値valueに設定されていませんが、これはコマンドの前提条件です。

処置: ディスク・グループ内のすべてのディスクがオンラインであることを確認し、属性が適切な値に設定されるまで待ちます。ディスク・グループ内のいずれかのディスクがオフラインの場合、属性が適切な値に設定されないことがあります。これには時間がかかる場合があります。

ORA-59024: ミラー・コピー'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s'内)の削除が失敗しました

原因: ミラー・コピーの削除は、ミラー・コピーの分割がすでに完了していたために失敗しました。

処置: ミラー・コピーの削除は、データベースが分割される前にのみ実行できます。この句は、すでに分割されているデータベースを削除する場合には使用できません。

ORA-59025: データベース'%0!s'のミラー・コピーの作成に失敗しました

原因: 操作しようとしたとき、またはASMインスタンスとの通信時にエラーが発生したときに、データベースの別のミラー・コピーが存在していました。

処置: PREPARED状態のミラー・コピーが存在する場合は、既存のミラー・コピーを使用して別のデータベースを作成するか、既存のミラー・コピーを削除します。ミラー・コピーがFAILED状態で存在する場合、ミラー・コピーを削除します。その後で、操作を再試行してください。

ORA-59026: ファイル・グループはミラー・コピーの準備が完了しているため、ファイル・グループ'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s')の削除が失敗しました。

原因: ミラー・コピーの準備が完了しているファイル・グループを削除しようとしました。これは許可されていません。

処置: 準備が完了しているすべてのミラー・コピーを削除して、ファイル・グループの削除操作を再試行してください。

ORA-59027: ミラー・コピーがある場合、ファイル・グループの冗長性は変更できません。

原因: データベースのミラー・コピーが存在していたか、ディスク・グループで必要な分割バックグラウンド操作がまだ実行されているため、ファイル・グループの冗長性を変更できなくなっていました。

処置: V$ASM_FILEGROUP_PROPERTY動的ビューのDBCLONE_STATUS列を問い合せて、分割ステータスを確認してください。別のデータベースでまだ既存のミラー・コピーを使用している場合は、そのデータベースまたは既存のミラー・コピーを削除すると、ディスク・グループのリバランスがトリガーされます。このアクションの完了後に、操作を再試行してください。

ORA-59028: データベース'%0!s'での最後のミラー分割操作後に、リバランスが完了しませんでした

原因: 最後のミラー分割操作後のリバランスがまだ実行中かスケジュールされていません。

処置: リバランスがすでに実行されている場合はそれを完了させ、そうでない場合は新しく発行します。

ORA-59029: %0!sのすべてのASMディスクは、すでにオンライン中であるか、オンラインになっています。

原因: すでにオンラインであったかオンラインにしようとしていたディスクを、オンラインにしようとしました。

処置: ONLINE文を変更して障害グループまたはディスク・グループ内のディスクを除外する前に、ディスクのステータスを確認してください。

ORA-59030: データ・グループ'%0!s'(ファイル・グループ'%1!s'を含む)に含まれるオフライン・ディスクが多すぎます

原因: ファイルを含むディスク・グループのオンライン・ディスクの数が不足しているため、ミラー分割操作に失敗しました。これにより、ターゲット・データベース内の一部のファイルを開けなくなる可能性があります。管理者がエラーを修正できるように、操作は早期に失敗しました。

処置: ディスク・グループで、必要な数のディスクがオンラインになっていることを確認してから、コマンドを再試行してください。

ORA-59031: ミラー・コピー'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s'内)での他のミラー分割操作と同時に操作を実行できません

原因: 競合する別のミラー分割操作がすでに実行されていました。

処置: 競合するミラー分割操作が完了した後、再試行してください。

ORA-59032: 最後のミラー分割または冗長性変更操作後に、リバランスが完了しませんでした

原因: 最後のミラー分割操作または冗長性変更の後のリバランス操作が、まだ実行中かスケジュールされていません。

処置: リバランスがすでに実行されている場合はそれを完了させ、そうでない場合はリバランス操作を発行します。

ORA-59033: Oracle ASMインスタンスはSPFILE '%0!s'を開くことができなかったため、起動できませんでした

原因: ASMサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を開くことができなかったため、Oracle ASMインスタンスの起動に失敗しました。示されたディスク・グループでSPFILEが構成されました。ディスク・グループ内の1つ以上のディスクにアクセスできませんでした。これは、リモート・ノードまたはノードが非アクティブであることが原因になっている可能性があります。

処置: 'olsnodes'コマンドを発行して、クラスタ内のノードのリストを取得します。以前は非アクティブだったクラスタ内のすべてのリモート・ノードを起動します。このノードで'crsctl start cluster'コマンドを発行し、Oracle ASMインスタンスがアクティブであることを確認します。

ORA-59035: I/O中にHARDCHECKエラーが発生しました

原因: I/O操作中にASMリバランス(ARB)プロセスでHardware Assisted Resilient Data (HARD)チェック・エラーが発生しました。オフライン・ディスクのため、Oracle ASMはHARDチェックを自動的に無効にできません。

処置: アラート・ログで対応するORA-59051エラーを見つけて、HARDチェック・エラーがあるファイル番号を確認してください。それらのファイルが使用されていないか、破棄されているかどうかを評価します。使用されていないか、破棄されている場合は、それらを削除してください。ディスク・グループ内のすべてのディスクをオンラインにし、Oracle ASMでHARDチェックを自動的に無効にできるようにし、ARBプロセスが中断されないようにしてください。

ORA-59036: オフライン・ディスクでは、パリティ冗長性からデータを再構築できません。

原因: パリティ冗長性からデータを再構築しようとしましたが、ディスク・グループの一部のディスクがオフラインであったため、失敗しました。

処置: ディスク・グループのすべてのディスクをオンラインにして、パリティ冗長性からデータを再構築します。

ORA-59037: ミラー・コピー'%0!s' (ディスク・グループ'%1!s'内)の削除が失敗しました。

原因: 存在しないミラー・コピーを削除しようとしました。

処置: 動的パフォーマンス・ビューV$ASM_DBCLONE_INFOで有効なミラーのリストを確認してください。指定したミラー・コピーが存在していることを確認し、操作を再試行してください。

ORA-59038: 見つかったミラー・コピーが多すぎます

原因: すでに最大数のミラー・コピーを持つデータベースのミラー・コピーを作成しようとしました。

処置: 既存のミラー・コピーを削除または分割し、操作を再試行してください。

ORA-59039: Oracle ASMスクラブはすでに実行中です。

原因: 別のスクラブ操作がまだ実行されているときに、ASMスクラブ操作を発行しようとしました。

処置: 現在実行中の操作の終了を待って、再試行してください。または、ALTER DISKGROUP DG SCRUB STOPを使用して実行中の操作を停止してください。

ORA-59040: ASMファイル・プロパティが変更されました。

原因: ASMスクラブ操作を発行しようとしましたが、プロパティを1つ変更したファイルがありました。

処置: ASMスクラブ操作が自動的に再試行するのを待ってください。

ORA-59041: データベース'%0!s'には複数のディスク・グループにデータ・ファイルがあります

原因: データ・ファイルが複数のディスク・グループにあるデータベースでミラー分割操作が発行されました。

処置: すべてのデータ・ファイルを単一のディスク・グループに移動するか、他のディスク・グループのデータ・ファイルを削除することで、すべてのデータ・ファイルが同じディスク・グループ上にあるようにしてください。その後で、操作を再試行してください。

ORA-59042: '%0!s'からのデータベースの作成(ミラー・コピー'%1!s'を使用、ディスク・グループ'%2!s'内)が失敗しました

原因: 存在しないミラー・コピーからデータベースを作成しようとしました。

処置: データベースに接続し、有効なミラーのリストについてV$ASM_DBCLONE_INFOを確認してください。指定したミラー・コピーが作成されていることを確認してから、操作を再試行してください。

ORA-59044: グループ'%0!s'の単一パリティ冗長性ファイルを再配置できませんでした。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、バランス調整または冗長性のリストアのために単一パリティ冗長性ファイルを再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59045: グループ'%0!s'の二重パリティ冗長性ファイルを再配置できませんでした。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、バランス調整または冗長性のリストアのために二重パリティ冗長性ファイルを再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59046: グループ'%0!s'でパリティ冗長性ファイルの割当てまたは再配置に失敗しました。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、パリティ冗長性ファイルを割り当てようとしたか再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59047: グループ'%0!s'でミラー・ファイルの割当てまたは再配置に失敗しました。

原因: 削除状態または強制状態のディスクがあるときに、ミラー・ファイルを割り当てようとしたか再配置しようとしました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、操作を再試行してください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおして、操作を再試行してください。

ORA-59048: ディスク・グループ'%0!s'で冗長性をリストアするための障害グループが不十分です。

原因: リバランス中に冗長性をリストアしようとしましたが、削除状態または強制状態のディスクがあるために、一部のユーザー・データで失敗しました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおしてください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおしてください。

ORA-59049: OCRバックアップ・ファイルstringのコピーに失敗しました。

原因: Oracle Cluster Registry (OCR)のバックアップ・ファイルをコピーするために指定した方法が失敗しました。指定したコピー方法は、ディスク・グループからファイル・システムにコピーする場合にのみサポートされます。

処置: ocrconfig -copyコマンドを使用して、ファイル・システムからディスク・グループ、ディスク・グループからファイル・システム、またはディスク・グループからディスク・グループにコピーしてください。

ORA-59050: ASMディスクの削除がグループ'%0!s'のリバランス中に失敗しました。

原因: DROPPINGまたはFORCING状態の一部のASMディスクまたはすべてのASMディスクが、リバランス中にディスク・グループから削除されませんでした。

処置: この問題に対処するためにリバランスが再開されています。そのため、ただちに必要な処置はありません。失敗の理由の詳細は、付随するアラート・ログを参照してください。リバランスでこのエラーが表示され続ける場合は、構成されているASMネットワーク・インタフェースのステータスを確認します。DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおして、リバランス操作を再試行してください。

ORA-59051: ディスク・グループ'%3!s'のファイル'+%0!s.%1!s.%2!s'でHARDチェック・エラーが発生しました

原因: I/O操作中に、Oracle ASMリバランス(ARB)プロセスでHardware Assisted Resilient Data (HARD)チェック・エラーが発生しました。

処置: このエラーは、HARDチェック・エラーが発生したファイルを示しています。アラート・ログを確認し、これらのファイルが使用されていないか、破棄されているかどうかを評価します。使用されていないか、破棄されている場合は、それらを削除してください。それ以外の場合は、Oracle ASMのスクラブを使用してそれらを修復してください。

ORA-59052: 最大指定メモリー・スロットがすべて使用されているため、メモリー割当てに失敗しました。

原因: 指定されたメモリー・スロットがすべて使用されていたため、メモリーの割当てが拒否されました。

処置: メモリーのサイズを増やしても、このエラーは避けられません。特定の操作では、指定されたメモリー・スロットの数が固定されています。エラーがOracle Automatic Storage (Oracle ASM)インスタンスで発生した場合は、ディスク操作とディスク・グループ操作の数を減らしてください。それ以外に、エラーがOracle Databaseインスタンスで発生した場合は、RMAN操作の数を減らしてください。操作を再試行してください。

ORA-59053: %0!sに対する同期I/O操作に失敗しました。ファイル・ブロック%1!s、ファイル番号%2!s、位置割当て単位%3!s、ディスク%4!s、ディスク・グループ%5!s

原因: ディスクで起動された同期I/O操作が失敗しました。

処置: すべてのディスクが操作可能であることを確認してください。

ORA-59054: パスワード・ファイルのブロック・サイズstringを、予想サイズstringからASMのサイズstringに変更することはサポートされていません。

原因: Oracle ASMディスク・グループにパスワード・ファイルを作成しようとしましたが、同じ名前でブロック・サイズが異なる既存のファイルが見つかりました。

処置: 正しい論理ブロック・サイズを指定して、既存のファイルを再利用してください。または、既存のファイルを削除して再試行してください。

ORA-59055: エントリ番号%0!sの属性ディレクトリの読取りに失敗しました

原因: 属性ディレクトリの読取り中にエラーが発生しました。

処置: アラート・ログでエラーが発生していないか確認してください。

ORA-59056: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスの数が不足しています。'%0!s'が必要です

原因: Oracle ASMスクラブを実行しようとしましたが、実行中のOracle ASMインスタンスが少なすぎるため、拒否されました。

処置: Oracle ASMインスタンスをさらに起動し、'alter diskgroup dg scrub'コマンドを再試行するか、'alter diskgroup dg scrub stop'を実行して停止し、現在の操作を終了します。

ORA-59057: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)スクラブが一時停止されます。

原因: Oracle ASMスクラブを実行しようとしましたが、一時停止状態であったため拒否されました。

処置: 'alter diskgroup dg scrub'コマンドを実行してスクラブを再開するか、'alter diskgroup dg scrub stop'を実行してスクラブを停止し、現在の操作を終了してください。

ORA-59058: I/O操作中に、初期化されていないか、破棄されたファイル'string'が検出されました。

原因: 初期化されていないか、破棄されたファイルのエクステント・セットのため、I/O操作中にOracle ASMリバランス(ARB)プロセスでHardware Assisted Resilient Data (HARD)チェック・エラーが発生しました。

処置: レポートされたファイルを確認してください。使用されなくなっている場合は、ファイルを削除してください。初期化されていないまたは初期化中である場合は、ファイルが完全に初期化されるまで待機してください。それ以外の場合は、DBVerifyを使用してファイルの整合性をチェックします。

ORA-59059: TOバージョンとFROMバージョンの両方が必要です。

原因: コマンドにTOバージョンまたはFROMバージョン、あるいはその両方がありませんでした。

処置: TOバージョンとFROMバージョンの両方を指定してください。

ORA-59060: TOバージョンまたはFROMバージョンは必要ありません。

原因: コマンドにTOバージョンまたはFROMバージョン、あるいはその両方が指定されました。

処置: コマンドからTOバージョンとFROMバージョンの両方を削除してください。

ORA-59061: ディスク・グループのマウント操作が終了する前に'%0!s'から'%1!s'へのローリング移行が開始しました。

原因: マウント操作を終了する前にローリング移行が開始されたため、ディスク・グループをマウントしようとしましたが失敗しました。

処置: ディスク・グループのマウント操作を再試行してください

ORA-59062: ディスク・グループ"%0!s"のサイト数が不十分であることが、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)により検出されました。

原因: Oracle ASMは、操作の続行に必要なディスク・グループに属する十分な数のサイトを検出できませんでした。

処置: 次を実行してください: - ディスク・グループ属性でサイトが指定されていることを確認します。- サイト内のディスク・グループが存在していて、機能していることを確認します。- ORACLEバイナリの所有者に、ディスクに対する読取り/書込み権限があることを確認します。- ASM_DISKSTRING初期化パラメータが正しく設定されていることを確認します。- V$ASM_DISK動的ビューを問い合せて、Oracle ASMがOracle ASMインスタンス内の適切なディスクを検出できることを確認します。

ORA-59063: XMLファイルstringのコピーが失敗しました。

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク・グループにコピーするように指定したXMLファイルが正しく検証されませんでした。

処置: XMLファイルの健全性を検証してから操作を再試行するか、別のXMLファイルを使用してください。

ORA-59064: Oracle ASMディスク%0!s (ディスク・グループ%1!s)はオフライン中です。

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスクがオフラインにするようマークされていたか、オフラインにされている途中であったため、アクセスできませんでした。

処置: ディスクを削除するか、オンラインにした後、操作を再試行してください。

ORA-59065: Oracle ASMディスクはまだオンライン中です。

原因: ブロックのすべての冗長コピーが使用不可であったか、またはオンラインにされている途中のOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク上にあったため、書込みリクエストが失敗しました。

処置: ディスクが完全にオンラインになるまで待ってください。操作を再試行してください。

ORA-59066: 複数のディスク・パス(%0!s)が、同じディスク・ヘッダー内容のディスクを検出しています。

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ディスク検出文字列には、同じディスク・ヘッダーのディスクに対して複数のパスが構成されていました。Oracle ASMは、これらが同じディスク・ヘッダー内容の別のディスクであるか、パスが異なる同じディスクであるかを識別できませんでした。Oracle ASMディスク検出文字列の構成が正しくない可能性があります。

処置: ディスク検出文字列からディスクへの有効なパスを1つ残してすべて削除し、ディスク操作を再試行してください。

ORA-59067: ラベル名が無効です

原因: Oracle ASMラベル名が無効であるか、最大長を超えました。

処置: ワイルドカードの処理後に、有効なSQL識別子であるラベル名を23バイト以内で指定してください。

ORA-59068: ディスク・グループ'%0!s'の冗長性をリストアするには障害グループが不足しています。

原因: リバランス中に冗長性をリストアしようとしましたが、削除状態または強制状態のディスクがあるために、一部のOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)メタデータで失敗しました。

処置: DROPPING状態またはFORCING状態のディスクをすべて追加しなおしてください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおしてください。

ORA-59069: Oracle ASMファイル操作が失敗しました。

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ファイルの操作に失敗しました。

処置: その他のエラーについては、アラート・ログを参照してください。

ORA-59071: データベース%0!sは、すでにデータベース%1!sによって開かれているファイルを開けません。

原因: このファイルは、一度に1つのデータベースでのみ開くことができます。

処置: 接続されているデータベース・インスタンスのdb_unique_nameおよびdb_nameパラメータを確認してください。もう一方のデータベースを停止して操作を再試行するか、別のファイルを開くように指定してください。

ORA-59072: asm_preferred_read_failure_groupsパラメータに、無効なディスク・グループ名または障害グループ名'%0!s'が指定されました

原因: ディスク・グループ名または障害グループ名が文字で始まっておらず、文字、数字およびアンダースコアが含まれていません。

処置: ディスク・グループ名および障害グループ名が文字で始まり、文字、数字およびアンダースコアのみが含まれていることを確認してください。

ORA-59073: asm_preferred_read_failure_groupsパラメータの値'%0!s'が無効です

原因: 単一の値に、カンマで区切られた複数の文字列値ではなく空白が含まれています。

処置: 複数の値を指定する場合は、文字列値ごとに引用符で囲んでください。たとえば、's1','s2','s3'のようにして、's1 s2 s3'のようにはしないでください。

ORA-59074: asm_preferred_read_failure_groupsパラメータの優先読取り障害グループ名'%0!s'が無効です

原因: ASM_PREFERRED_READ_FAILURE_GROUPSパラメータに指定した値が無効です。

処置: 優先読取り障害グループは、ディスクグループ名.障害グループ名の形式で指定してください。

ORA-59075: Oracle Exadataクラスタ・メンバーシップを持つOracle ADVMボリュームは作成できません。

原因: Oracle Exadataボリューム・クラスタ・メンバーシップがアクティブなときに、Oracle ASM Dynamic Volume Manager (Oracle ADVM)ボリュームを作成しようとしました。ある時点でアクティブにできるのは、Oracle ADVMクラスタ・メンバーシップまたはOracle Exadataボリューム・クラスタ・メンバーシップのみです。

処置: Oracle ADVMボリュームが正常に作成できるようにするために、'srvctl stop acfsapps'を使用してOracle Exadataクラスタ・メンバーシップを停止してください。

ORA-59076: ディスク・グループ'%0!s'で冗長性をリストアできませんでした。

原因: リバランス中に冗長性をリストアしようとしましたが、失敗しました。

処置: 詳細は、削除プロセスのトレース・ファイルを確認してください。グループでリバランスを再実行します。問題が解決しない場合は、DROPPING状態またはFORCING状態のすべてのディスクを追加しなおしてください。これがOracle Applianceの場合は、すべての欠落ディスクも追加しなおしてください。

ORA-59077: メタデータ・サービスに接続できません

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスのメタデータ・サービスが使用できないため、ファイルの作成または検索に失敗しました。

処置:詳細は、Oracle ASMインスタンスのアラート・ログおよびOracle ASMインスタンスのARB9プロセス・トレース・ファイルを確認してください。プラットフォームがメタデータ・サービスをサポートしていることを確認してください。プラットフォームでメタデータ・サービスがサポートされている場合は、Oracle ASMインスタンスがアクティブであり、メタデータ・サービス構成が有効であることを確認してください。

ORA-59078: ディスク・グループ'%0!s'のオフラインの定数ディスクが原因で、Oracle ASMメタデータをリストアする障害グループが不足しています

原因: リバランス中にOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)メタデータの冗長性をリストアしようとしましたが、定足数ディスクを削除または強制しているために失敗しました。

処置: 1.DROPPING状態またはFORCING状態のすべての定足数ディスクを追加しなおしてください。2.すべての定足数ディスクがOFFLINEの場合はオンラインにします。

ORA-59101: クラスタは同種ではありません

原因: ALTER SYSTEM ENABLE RAC TWO_STAGE ROLLING UPDATES ALLの完了時または起動中に、クラスタ内の一部のインスタンスに他のノードとは異なるRAC 2ステージ・ローリング更新のセットが検出されました。RAC 2ステージローリング更新が有効な場合は、すべてのクラスタ・ノードに同じRAC 2ステージローリング更新のセットが必要です。そうしないと、予期しない動作が発生する可能性があります。これは、ローカルのspfileまたはpfileが使用中で、クラスタ全体で同じになっていない場合にも発生する可能性があります。

処置: クラスタ内のすべてのノードでRAC 2ステージ・ローリング更新セットが同じになるようにしてください。すべてのノードで'ORACLE_HOME/bin/rrputil -l'コマンドを実行し、すべてのノードでRAC 2ステージ・ローリング更新セットが同じであることを確認してください。必要に応じて、V$RAC_TWO_STAGE_ROLLING_UPDATESを問い合せて、ノードで有効になっている更新と有効にできる更新を確認します。ENABLED='Y'の更新は有効であり、ENABLED='N'の更新はOracleバイナリで有効にできます。クラスタ内のすべてのノードで、V$RAC_TWO_STAGE_ROLLING_UPDATESのBUG_NUMBERとENABLED列に同じ値の同じ行セットが必要です。ローカルのspfileまたはpfileの使用が原因でエラーが発生した場合は、クラスタ全体で内容が同じであることを確認してください。

ORA-59102: 操作には、サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)が使用されている必要があります

原因: サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)が使用されていませんでした。ENABLE RAC TWO_STAGE ROLLING UPDATES ALLには、SPFILEが必要です。

処置: データベースのサーバー・パラメータ・ファイルを作成し、そのサーバー・パラメータ・ファイルを使用するためにデータベースのすべてのインスタンスを再起動してから、コマンドを再試行してください。

ORA-59103: string RAC 2ステージ・ローリング更新が有効になっているがOracleバイナリに存在しないか、string RAC 2ステージ・ローリング更新がOracleバイナリに存在しているが有効になっていません。

原因: このエラーは、RAC 2ステージ・ローリング更新がロールバックされているときに、別のRAC 2ステージ・ローリング更新がクラスタを再起動せずに同じセッションで適用されている場合に発生する可能性があります。このエラーの別の原因は、まったく関連性のないノードがクラスタに参加しようとしたものの、このクラスタで有効になっているRAC 2ステージ・ローリング更新と互換性がないことです。

処置: 有効化され、Oracleバイナリに存在し、ロールバック中であるRAC 2ステージ・ローリング更新があるかどうかと、RAC 2ステージ・ローリング更新がOracleバイナリに存在するが有効化されていないかどうかを確認してください。ある場合は、Oracleバイナリに存在するが有効でないRAC 2ステージ・ローリング更新をロールバックしてから、クラスタを再起動してください。クラスタの再起動後にロールバックが完了したら、新しいRAC 2ステージ・ローリング更新を適用できます。まったく関連性のないノードがクラスタに参加しようとしている場合は、そのノードがこのクラスタで起動された理由を確認してください。

ORA-59104: RAC 2ステージ・ローリング更新が一貫性のない状態です

原因: RAC 2ステージ・ローリング更新が一貫性のある状態になっていません。これは、ALTER SYSTEM ENABLE RAC TWO_STAGE ROLLING UPDATES ALLの最終実行がなんらかの理由で失敗し、その失敗に対処しなかった場合に発生する可能性があります。

処置: 排他モードでデータベースをマウントして、インスタンスを起動してください。インスタンスの起動後に、ALTER SYSTEM ENABLE RAC TWO_STAGE ROLLING UPDATES ALLを実行して、正常に処理されることを確認します。

ORA-59105: キーワードABORTが入ります

原因: ALTER SYSTEM ROLLBACK TWO_STAGE ROLLING UPDATES文の実行後、使用できるキーワードはABORTのみです。

処置: RAC 2ステージ・ローリング更新をロールバックする必要がなく、ALTER SYSTEM ROLLBACK TWO_STAGE ROLLING UPDATES文をすでに処理している場合は、ALTER SYSTEM ROLLBACK TWO_STAGE ROLLING UPDATES ABORT文を処理してロールバックを停止してください。"

ORA-59106: RAC 2ステージ・ローリング更新の準備に失敗しました

原因: RAC 2ステージ・ローリング更新を有効化するための準備中に内部エラーが発生しました。

処置: ALTER SYSTEM ENABLE RAC TWO_STAGE ROLLING UPDATES ALLコマンドを再試行してください。エラーが続く場合は、Oracleサポートに連絡してください。

ORA-59107: クラスタ内の一部のインスタンスはRAC 2ステージ・ローリング更新を有効化する準備ができていません

原因: ALTER SYSTEM ENABLE RAC TWO_STAGE ROLLING UPDATES ALLコマンドの進行中に、新しいインスタンスがクラスタに参加していた可能性があります。このエラーのもう1つの理由として考えられるのは、一時的なネットワークの停止です。

処置: ALTER SYSTEM ENABLE RAC TWO_STAGE ROLLING UPDATES ALLコマンドを再試行してください。

ORA-59109: 環境内のRAC 2ステージ・ローリング・ワンオフの数stringが許容される最大数stringより大きいために、RAC 2ステージ・ローリング更新の有効化が失敗しました。

原因: 環境内のワンオフRAC 2ステージ・ローリング更新の合計数が、許容される最大数を超えていました。

処置: 該当するワンオフが含まれているリリース更新を適用してください。

ORA-59110: 環境内のRAC 2ステージ・ローリング更新の数stringが許容される最大数stringより大きいために、RAC 2ステージ・ローリング更新の有効化が失敗しました。

原因: 環境内のRAC 2ステージ・ローリング更新の合計数が、許容される最大数を超えていました。

処置: Oracleサポートに連絡してください。

ORA-59111: インスタンスID stringは現在のインスタンスと異なる2ステージ・ローリング更新のセットを持っているか、有効化の進行中にクラスタに参加しました

原因: 2ステージ・ローリング更新のセットは、このクラスタの一部であったインスタンスのものと異なっていました。このエラーの別の理由として、エラーに示されたインスタンスIDが有効化の進行中にクラスタに参加した可能性があります。これは、ローカルのspfileまたはpfileが使用中で、クラスタ全体で同じになっていない場合にも発生する可能性があります。

処置: クラスタ内のすべてのノードでRAC 2ステージ・ローリング更新セットが同じになるようにしてください。すべてのノードで'ORACLE_HOME/bin/rrputil -l'コマンドを実行し、すべてのノードでRAC 2ステージ・ローリング更新セットが同じであることを確認してください。必要に応じて、V$RAC_TWO_STAGE_ROLLING_UPDATESを問い合せて、ノードで有効になっている更新と有効にできる更新を確認します。ENABLED='Y'の更新は有効であり、ENABLED='N'の更新はOracleバイナリで有効にできます。クラスタ内のすべてのノードで、V$RAC_TWO_STAGE_ROLLING_UPDATESのBUG_NUMBERとENABLED列に同じ値の同じ行セットが必要です。新しいインスタンスが有効化の進行中にクラスタに参加したことがエラーの原因の場合は、enableコマンドを再試行してください。ローカルのspfileまたはpfileの使用が原因でエラーが発生した場合は、クラスタ全体で内容が同じであることを確認してください。エラーの詳細は、アラート・ログを確認してください。

ORA-59112: 現在のインスタンスはpfileで開始されていて、string 2ステージ・ローリング更新がバイナリでロールバックされました

原因: 現在のインスタンスはpfileで起動されていて、一部の2ステージ・ローリング更新が開始前にバイナリでロールバックされていました。これは、pfileの使用中には許可されません。

処置: 2ステージ更新がロールバックされた場合は、それらをバイナリで再適用してください。2ステージ更新のロールバックが必要な場合は、共有spfileを使用してインスタンスを起動してください。

ORA-59113: 共有spfileは使用されていません

原因: Oracle RACデータベースが共有SPFILEを使用していないため、コマンドは拒否されました。

処置: クラスタ内のすべてのインスタンスが、共有場所から単一の共有SPFILEを使用していることを確認してください。

ORA-59114: インスタンスは排他モードではありません

原因: このコマンドは、インスタンスが排他モードで起動した場合にのみ実行できます。

処置: cluster_databaseパラメータをfalseに設定し、すべてのインスタンスを停止し、起動排他を使用して1つのインスタンスのみを起動してから再試行してください。

ORA-59115: 2ステージ更新を最後のレベルにリストアできませんでした

原因: 2ステージ更新がすでに過去に最後のレベルにリストアされたか、2ステージ更新のバイナリ・ロールバックが過去に実行されました。もう1つの可能性として、2ステージ更新が有効になっていないため、最後のレベルに戻ることができません。

処置: すでに最後の2ステージ更新レベルです。これ以上の処置は必要ありません。

ORA-59300: サイト名がないか、または無効です

原因: コマンドで、有効なサイト名が指定されませんでした。

処置: 有効なサイト名を指定してください。

ORA-59301: SITEトークンの使用方法が正しくありません

原因: サイト名が、SQL文で一部のディスクには指定され、他のディスクには指定されませんでした。

処置: SQL文で、すべてのディスクにサイト名を指定するかまったく指定せずに、操作を再試行してください。

ORA-59302: 属性stringstring以上である必要があります。

原因: 属性を、サポートされている最小値より低いバージョンに設定しようとしました。

処置: 属性を、サポートされている最小バージョン以上に設定します。または、サポート対象となる最小バージョンを下げて、もう一度お試しください。

ORA-59303: マウントされているディスク・グループの属性string (string)は、string以上にする必要があります。

原因: サポートされている最小値より互換性が低いディスク・グループをマウントしようとしました。

処置: 制限モードでマウントすることでディスク・グループの互換性を上げるか、サポートされている最小の互換性を下げて、再試行してください。

ORA-59304: ASMで外部およびグローバル・ユーザーはサポートされていません

原因: ASMでサポートされていないユーザー・タイプが指定されました。

処置: Oracle ASMのドキュメントで、ASMで外部およびグローバル・ユーザーがサポートされていないことを確認してください。

ORA-59305: マウントされているディスク・グループはこのソフトウェア・バージョンと互換性がありません。

原因: 互換性のないソフトウェア・バージョンを使用してディスク・グループをマウントしようとしました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-59306: パラメータ'string'が無効です。

原因: パラメータの値が無効です。

処置: 有効なパラメータ値を指定します。

ORA-59307: ディスク・グループ冗長性は「外部」ではありません。

原因: 冗長性タイプが外部ではないディスク・グループ内のディスク障害グループの名前を変更しようとしました。

処置: 冗長性タイプが外部であるディスク・グループを指定します。

ORA-59308: ディスク'string'は、ディスク・グループ'string'にCluster Synchronization Servicesの投票ファイルが含まれるため、サイトに割り当てることができません。

原因: ディスク・グループにクラスタ同期サービス(CSS)投票ファイルが含まれているため、サイトをディスクに割り当てることができませんでした。

処置: コマンド'crsctl replace votedisk'を使用してCSS投票ファイルを別のディスク・グループに移動し、操作を再試行します。

ORA-59309: 障害グループ名'string'は、既存のASMディスクですでに使用されています。

原因: 指定した障害グループ名がすでにこのディスク・グループで使用されています。

処置: 別の障害グループ名を指定してください。

ORA-59311: Oracle Automatic Storage Management (ASM)インスタンス'string'に接続できません。

原因: インスタンスに接続できなかったため、指定されたOracle Automatic Storage Management (ASM)インスタンスへの再配置に失敗しました。

処置: 指定したOracle ASMインスタンスSIDが有効であること、Oracle ASMインスタンスが稼働中であること、およびネットワーク構成が有効であることを確認してください。

ORA-59312: ディスク'string'はOracle Exadataディスクであるため、サイトに割り当てることはできません。

原因: Oracle Exadataディスクにサイトを割り当てようとしましたが、Oracle Exadataでの操作が許可されていないため失敗しました。

処置: 次のコマンドを実行して、セル・サイト情報を更新してください: cellcli -e alter cell siteName

ORA-59313: ブロックのすべてのミラーが失われています。複数のストレージでの失敗が原因である可能性があります。

原因: ストレージ・サブ・システムに複数の障害がありました。ブロックのすべての冗長コピーが失われ、Oracleによって、ブロック・データを冗長コピーからリカバリできなかったことを示すために、失われたブロックのブロック・ロケーションに16進値BADFDA7Aが書き込まれました。

処置: システム・ログとストレージ・ログをチェックして、ブロックが失われる原因となった障害を特定します。

ORA-59314: この操作ではサポートされていないファイル・タイプです

原因: この操作では、指定されたタイプのファイルはサポートされていません。

処置: サポートされているタイプのファイルで操作を再試行してください。

ORA-59315: ファイル'%0!s'(タイプ'%1!s')では、パリティはサポートされていません。

原因: 指定されたファイル・タイプでは、パリティ・ファイルの作成はサポートされていません。

処置: サポートされているファイル・タイプでパリティ・ファイルの作成を再試行してください。

ORA-59316: ASMソフトウェアにディスク・グループstringとの互換性がありません。原因: パッチstringがありません

原因: ASMソフトウェアにディスク・グループとの互換性がありませんでした。

処置: 不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59317: クライアント%0!sのソフトウェアにディスク・グループ%1!sとの互換性がありません。原因: パッチ%2!sがありません

原因: クライアント・ソフトウェアにディスク・グループとの互換性がありませんでした。

処置: 対応するクライアント・ソフトウェアに、不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59318: ASMソフトウェアにディスク・グループstring (COMPATIBLE.ASM string)との互換性がありません

原因: ASMソフトウェアで、COMPATIBLE.ASMの属性値がサポートされていません。

処置: アラート・ログを確認して、不足しているパッチを特定し、そのパッチを適用して、操作を再試行してください。または、COMPATIBLE.ASMをこのソフトウェアでサポートされているバージョンにしてください。

ORA-59319: データベース・ソフトウェアにディスク・グループstring (COMPATIBLE.RDBMS string)との互換性がありません

原因: COMPATIBLE.RDBMSに指定された値に、1つ以上のクライアントとの互換性がありませんでした。

処置: ASMアラート・ログで、クライアントおよび不足しているパッチに関する情報を確認し、対応するデータベース・ソフトウェアにそのパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59320: クライアント%0!sのソフトウェアにディスク・グループ%1!s、パッチ%2!sとの互換性がありません

原因: クライアント・ソフトウェアに、指定されたパッチとの互換性がありませんでした。

処置: 対応するクライアント・ソフトウェアに、不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59321: ASMソフトウェアにディスク・グループstring (パッチstring)との互換性がありません

原因: ASMソフトウェアで、指定されたパッチの有効化がサポートされていません。

処置: 不足しているパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59322: データベース・ソフトウェアにディスク・グループstring (パッチstring)との互換性がありません

原因: 指定されたパッチに、1つ以上のクライアントとの互換性がありません。

処置: ASMアラート・ログで、クライアントおよび不足しているパッチに関する情報を確認し、対応するデータベース・ソフトウェアにそのパッチを適用し、操作を再試行してください。

ORA-59323: 複数のインスタンスを実行中は、排他インスタンス・モードを変更できません

原因: 実行中のASMインスタンスが少なくとももう1つありました。

処置: コマンドの実行時に、ASMインスタンスが1つのみであることを確認してください。

ORA-59324: ローリング移行またはローリング・パッチの外部では、排他インスタンス・モードを変更できません

原因: ASMクラスタがローリング移行中またはローリング・パッチ適用中ではありませんでした。

処置: ASMクラスタが、ローリング移行中またはローリング・パッチ適用中である必要があります。

ORA-59325: 排他モードでは、複数のASMインスタンスを開始できません

原因: 実行中のASMインスタンスが少なくとももう1つあり、ASMクラスタが排他モードになっていました。

処置: 別のASMインスタンスの起動を試みるときには、ASMクラスタが排他モードでないことを確認してください。

ORA-59326: stringによりローリング・モードの終了が阻止されました。

原因: 1つ以上のインスタンスによってローリング・モードの終了がブロックされています。

処置: 操作を終了するか、レポートされた操作が完了するまで待ってから、クラスタをローリング・モードから除外してください。

ORA-59327: 現在のディスク・グループ冗長性では、これ以上障害グループを削除することは許可されていません。

原因: 少なくとも1つの障害グループを削除しようとしましたが、その結果、障害グループの数が推奨される数より少なくなりました。

処置: 最小の必要数を下回る障害グループを削除しようとする場合は、FORCEオプションを使用してください。詳細は、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスのトレース・ファイルを確認してください。

ORA-59328: ディスク・グループ冗長性により、これ以上障害グループをオフラインにすることは許可されていません。

原因: クォーラム・コンセンサスを維持するために必要な最小数よりも少なくなる数の障害グループをオフラインにしようとしました。

処置: 障害グループをオフラインにする前に、オフラインの障害グループをオンラインに切り替えるか、追加の障害グループ(クォーラムまたは通常)を追加して、オンラインの障害グループの数を増やしてください。

ORA-59329: パリティには障害グループが少なくとも%0!s必要ですが、%1!sしか見つかりませんでした

原因: ファイル・グループの冗長性指定をパリティ保護スキームに設定しようとしましたが、障害グループが不十分なため、失敗しました。

処置: ディスク・グループに十分な障害グループを追加してから、ファイル・グループの冗長性を再設定してください。

ORA-59330: ディスク・ゾーンは、仮想的に割り当てられた割当てメタデータを使用するディスク・グループには非推奨です。

原因: 仮想的に割り当てられた割当てメタデータを使用するディスク・グループでは、ディスク・ゾーンはサポートされなくなりました。

処置: ディスク・ゾーンに関連するファイル属性を使用してファイルを作成または変更しないでください。

ORA-59331: グループnumberのリバランス中に再配置が低速化またはハングしています

原因: I/Oデバイスが低速化していたか、応答していませんでした。

処置: この問題に対処するためにリバランスが再開されています。そのため、ただちに必要な処置はありません。このエラーがリバランス・プロセスで継続的に報告される場合は、ストレージ・デバイスの状態を確認してください。

ORA-59332: ディスク・グループがほぼ一杯の場合、ディスク・グループに追加できるディスクの数は、%0!s個のディスクに制限されます。

原因: ディスク・グループには、一度に追加されるディスク数を格納するために必要なメタデータの十分な領域がありませんでした。

処置: 最初のADD DISKまたはADD FAILGROUPコマンドで追加するディスクの数を減らしてください。最初のADD DISKまたはADD FAILGROUPコマンドが正常に実行された後、取得した新しい領域を使用してディスク・グループに領域を追加すると、ディスクを追加できます。

ORA-59333: EXTENT句とBLOCK句は単一のファイル内で相互に排他的です

原因: EXTENT句とBLOCK句がスクラブ対象の同じファイルに混在していました。

処置: すべてのスクラブ・ファイル句が同じタイプになるようにしてください(すべてEXTENTかすべてBLOCK)。スクラブ・コマンドで同一ファイル内にEXTENT句とBLOCK句が混在しないようにしてください。

ORA-59334: 最大EXTENTまたはBLOCK範囲を超えています

原因: EXTENTまたはBLOCK範囲の数(10)を超えました。

処置: スクラブ・コマンドで使用するEXTENTまたはBLOCK範囲の数を10以下にしてください。10を超える範囲をスクラブする場合は、ファイル全体をスクラブすることを検討するか、複数のスクラブ・コマンドを発行してください。

ORA-59335: COUNTに指定されている値にはゼロを指定できません

原因: COUNT句にゼロの値が指定されました。

処置: COUNTにゼロより大きい値を指定してください。

ORA-59336: Oracle ASMディスク・グループ%0!sのXMLファイル・タイプは、現在の互換性%1!sでは更新できません。この互換性は、Oracle Database 21c (21.0)以上の必要があります。

原因: Oracle Database 21c (21.0)より前のcompatible.asm値で、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ファイル・タイプを更新しようとしました。

処置: compatible.asm属性をOracle Database 21c (21.0)以上の値にアップグレードして、操作を再試行してください。

ORA-59337: Oracle ASMディスク・グループ%0!sのXMLファイル・タイプは、すでにOSFILEからXMLFILEに更新されています。

原因: Oracle ASMディスク・グループ内のXMLファイルがすでに更新されているときに、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)のXMLファイルをオペレーティング・システム・ファイル・タイプからXMLファイル・タイプに更新しようとしました。

処置: 処置は必要ありません

ORA-59338: 'string'は、ファイルの無効な別名です。

原因: 指定された別名が、ファイルの作成時にASMインスタンスによってシステム別名として使用されています。

処置: 異なる別名を指定してファイルを作成してください。

ORA-59339: ディスク・グループがほぼ一杯です。ディスク・グループの空き領域が増えるまで、ディスクのサイズ変更は%0!sバイトに制限されます。

原因: ディスク・グループには、一度に追加される割当て単位数を格納するために必要なメタデータの十分な領域がありません。

処置: まず、ディスクを指定の値にサイズ変更してください。次に、取得した新しい領域で、ディスク・グループで元のサイズ変更コマンドを実行するための領域が確保されたら、このコマンドを再試行してください。

ORA-59500: ACCESS_CONTROL.ENABLED属性がTRUEに設定されたディスク・グループが少なくとも1つない場合は、メンバー・クラスタ'string'を作成できません

原因: ACCESS_CONTROL.ENABLED属性がTRUEに設定されているマウント済ディスク・グループが存在しないときに、メンバー・クラスタを構成しようとしました。

処置: 既存のマウント済ディスク・グループでACCESS_CONTROL.ENABLED属性をTRUEに設定し、すでにACCESS_CONTROL.ENABLED属性がTRUEに設定されているディスク・グループをマウントするか、またはACCESS_CONTROL.ENABLED属性をTRUEに設定してディスク・グループを作成します。操作を再試行してください。

ORA-59501: データベースをIOServerインスタンスに登録できませんでした

原因: データベース・インスタンスを、有効なIOServerインスタンスに登録できませんでした。

処置: アラート・ログを調べて、障害の根本的な原因を特定し、推奨される是正措置を取ってください。

ORA-59502: stringへのRELOCATE CLIENTはすでに進行中です。

原因: 別のRELOCATE CLIENTコマンドがすでに進行中です。

処置: 進行中のRELOCATE CLIENTコマンドが完了した後、コマンドを再試行してください。クライアントのアラート・ログで進行状況とステータスを確認してください。

ORA-59503: クライアント'string'は再接続できません。

原因: Oracle Flex Automatic Storage Management (ASM)モードのクライアントが、Flex ASMモードをサポートしていないOracle ASMインスタンスに再接続しようとしました。

処置: Oracle ASMインスタンスに構成されたリモート・モードが、クライアント・インスタンスのリモート・モードと一致することを確認してください。Oracle ASMクラスタでOracle Flex ASMを有効化する必要があります。ASMCMD SHOWCLUSTERコマンドを使用して、Oracle Flex ASMのステータスを確認してください。

ORA-59504: サイト'string'から発行された、ディスク'string' (サイト'string'に構成)をOFFLINEするリクエストを拒否しています

原因: ディスクをオフラインにするリクエストは、ディスクが構成されたサイトとは異なるサイトから発行されたため、ASMインスタンスによって拒否されました。

処置: ディスクが構成されているサイトからリクエストを再試行してください。

ORA-59505: OFFLINEリクエストが拒否されたためインスタンス'string'がサイト'string'でシャットダウン中です

原因: ディスクのOFFLINEリクエストを送信したサイトからストレージにアクセスできなかったため、インスタンスが終了しました。

処置: コマンド'crsctl query cluster sites <site_name>'を実行して、指定したサイトのステータスを取得してください。指定されたサイトがQUARANTINED状態の場合は、ストレージのアクセシビリティの問題に対処します。コマンド'crsctl modify cluster site <site_name> -s rejuvenate'を実行して、ストレージ・アクセスがリストアされた後に、ステータスをONLINEに設定してください。

ORA-59506: SQL*Netの読取りタイムアウトのため、データベース・プロセスは中断されました

原因: Oracle ASMインスタンスに接続されたクライアント・インスタンス上のプロセスで、SQL*Netの読込みに時間がかかりすぎました。考えられる原因として、Oracle ASMインスタンスが実行されていたノードの障害や通信チャネルの中断などがあります。フェンス監視(FENC)プロセスまたはASMバックグラウンド(ASMB)プロセスによって中断が検出され、コールが中断されました。

処置: 通常は、使用可能な別のOracle ASMインスタンスにクライアント・インスタンスがフェイルオーバーするため、処置は必要ありません。問題が繰り返し発生する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-59507: パラメータ'%0!s'が、データベースとASMインスタンス'%1!s'の間で一致していません

原因: パラメータの値が、データベース・インスタンス内と、それが接続されているASMインスタンス内とで異なります。

処置: 両方のインスタンスでパラメータを同じ値に設定します。

ORA-59508: 指定されたGUID 'string'が無効です

原因: 指定されたグローバル一意識別子(GUID)が構文上無効であるため、操作が拒否されました。

処置: ハイフン(-)文字または16進リテラル接頭辞(0x)を使用しない32進数(0-f)のテキスト文字列としてグローバル一意識別子(GUID)を指定して、コマンドを再試行してください。詳細は、コマンドのインライン・ヘルプまたは製品のドキュメントを参照してください。

ORA-59509: メンバー・クラスタ'%0!s'の作成に失敗しました。原因: 指定されたGUID '%1!s'はすでに構成されています

原因: 示されたグローバル一意識別子(GUID)を持つ示されたメンバー・クラスタをで追加しようとしましたが、そのGUIDを持つメンバー・クラスタがすでに定義されているため、拒否されました。

処置: コマンド'asmcmd lscc'を実行して、既存のメンバー・クラスタとクラスタGUIDを一覧表示します。まだ構成されていないクラスタGUIDを指定して元のコマンドを再試行します。

ORA-59510: メンバー・クラスタ'string'を変更できません

原因: メンバー・クラスタを変更しようとして失敗しました。

処置: Oracle ASMインスタンスのアラート・ログおよびトレース・ファイルで失敗理由の詳細を確認してください。また、付随するエラー・メッセージを確認してください。

ORA-59511: メンバー・クラスタ'%0!s'は、ディスク・アクセス・モード'%1!s'ですでに構成されています

原因: メンバー・クラスタを変更しようとしましたが、指定されたディスク・アクセス・モードですでに構成されているため、失敗しました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-59512: 指定されたOracle IOServerインスタンス'%0!s'が存在しません。

原因: 指定されたOracle IOServerインスタンスが存在しなかったか終了しています。

処置: 'srvctl status ioserver'コマンドを発行して、アクティブなOracle IOServerインスタンスをリストします。有効なOracle IOServerインスタンス名を指定し、コマンドを再試行してください。

ORA-59513: Oracle Automatic Storage Management (ASM)インスタンスstringにクライアントを再配置するリクエストは拒否されました。

原因: クライアントまたはクライアント接続のあるASMインスタンスがFlexモードで実行されていなかったため、クライアントの再配置のリクエストが拒否されました。

処置: 両方のインスタンスの構成を確認してください。

ORA-59514: コマンドが、ストレージ・サーバーでサポートされていません。

原因: ストレージ・サーバーでサポートされていないコマンドを実行しようとしました。

処置: メンバー・クラスタでコマンドを再実行します。

ORA-59515: 再配置のコマンドにサービス名がありませんでした。

原因: 再配置用のコマンドが、サービス名なしの無効な形式で指定されました。

処置: 有効なOracleサービス名およびインスタンス名を指定し、コマンドALTER SYSTEM RELOCATE CLIENT TO <service_name/target_id>を再試行してください。

ORA-59516: IOSインスタンスに接続できませんでした。

原因: 必要なIOSインスタンスを見つけることができなかったため、インスタンスは指定された操作を実行できませんでした。

処置: データベース・インスタンスを起動する前に、必要なIOSインスタンスを起動してください。

ORA-59517: コマンドがACCでサポートされていません。

原因: ACC (ASMクライアント・クラスタ)でサポートされていないコマンドを実行しようとしました。

処置: 処置は必要ありません。

ORA-59518: クライアント・インスタンス%0!sは、このOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスにすでに接続されています。

原因: Oracle ASMバックグラウンド(ASMB)プロセスからこのASMインスタンスへの接続がすでに存在し、まだアクティブでした。

処置: 問題が繰り返されないかぎり、処置は必要ありません。このOracle ASMインスタンスに接続しようとしているASMBプロセス間で、接続情報がまだ共有されていない可能性があります。接続情報は自動的に共有されます。問題が解決しない場合は、Oracle Supportにお問い合せください。

ORA-59519: 資格情報の最後のセットは削除できません。

原因: 資格情報の最後のセットを削除しようとしました。

処置: 新しい資格証明を追加してから、操作を再試行してください。

ORA-59521: 既存のクライアント・インスタンス%0!sは、このOracle ASMインスタンスに接続されています。

原因: 同じクライアント・インスタンスからこのOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスへの接続が、別のバージョンですでに存在していました。

処置: 同じインスタンス、データベースおよびクラスタ名を持つ他のクライアント・インスタンスがクラスタに存在しないことを確認してください。

ORA-59522: 制御ファイル%0!s(ディスク・グループ%1!s)を開けません

原因: 制御ファイルがクラスタ内の別のクライアントによってすでにオープンされていて、どちらのインスタンスでもCLUSTER_DATABASEパラメータがFALSEに設定されていたか、古いクライアント・リソースがクリーン・アップされていました。

処置: 制御ファイルが2つのインスタンス間で共有されていないことを確認するか、Oracle Real Application Clustersの場合は、すべてのインスタンスでCLUSTER_DATABASEをTRUEに設定してください。構成がチェックされ、必要に応じて修正されたら、操作を再試行してください。

ORA-59523: インスタンス名'%0!s'が長すぎます。

原因: 指定したインスタンス名は30文字を超えています。

処置: INSTANCE_NAMEパラメータの長さが最大30文字になるようにしてください。

ORA-59600: ファイル%0!sのミラー・コピーが多すぎます。%1!sが必要、%2!sが許可されています

原因: 変更がリクエストされたときに、指定されたファイルにミラー・コピーが多すぎました。

処置: 問題を解決するために、次のいずれかを試してください: - コピーのターゲット数を減らしてコマンドを再試行します。- ミラー分割を準備する場合は、現在のファイルのコピー数を減らして、コマンドを再試行します。- ファイルの現在のコピー合計数と、コマンドでリクエストしたコピーの追加数が許容されるミラー・コピー数を超えない場合は、リバランス操作のBALANCEフェーズが完了するまで待機します。最後に、コマンドを再試行してください。許可されるミラー・コピーの数については、エラー・メッセージを参照してください。

ORA-59601: ボリュームに関連付けられている場合、ファイル・グループの冗長性は変更できません。

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ボリュームに関連付けられていたファイル・グループの冗長性を変更しようとしました。Oracle ASMディスク・グループのcompatible.advm属性が18.0よりも低く、ファイル・グループに少なくとも1つのファイルが含まれていました。

処置: Oracle ASMディスク・グループのcompatible.advm属性を18.0以上の値に更新して、操作を再試行してください。

ORA-59602: Oracle ASM内部ファイルのファイル・グループへの移動は許可されていません

原因: ディスク・グループを管理するためにOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)で使用されるメタデータ・ファイルに対して、ALTER DISKGROUP MOVE FILE TO FILEGROUP文を発行しようとしました。

処置: Oracle ASM内部ファイルのファイル・グループへの移動は、許可されていないため実行しないでください。

ORA-59603: この操作では、ディスク・グループstring内のすべてのディスクをオンラインにする必要があります。

原因: 一部のディスクがオフラインのときに、ファイル・グループの冗長性を変更しようとしました。

処置: オフラインのディスクを削除して、リバランス操作が完了するまで待機するか、オフラインのディスクをオンラインにして、オンライン操作が完了するまで待機してください。その後で、操作を再試行してください。

ORA-59604: ディスク・グループ'string'のリバランス中にオフライン・ディスクがありました

原因: リバランスが、オフライン・ディスクの存在下で実行されました。

処置: オフライン・ディスクをオンラインにします。

ORA-59605: ファイル'string'が使用できません。ファイル・グループ'string'には、オフラインのディスクが多すぎます。

原因: 指定されたファイル・グループを使用できなくなったため、ファイルの識別操作が失敗しました。

処置: V$ASM_DISK_STATを参照して、オフラインのディスクを見つけてオンラインにするか、オフラインのディスクを削除してから、コマンドを再試行してください。

ORA-59606: ボリュームに関連付けられているファイル・グループのファイル・タイプごとの冗長性は変更できません。

原因: Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ボリュームに関連付けられたファイル・グループ内の1つ以上のファイル・タイプの冗長性を変更しようとしました。

処置: 単なる個々のファイル・タイプの冗長性ではなく、ファイル・グループ全体の冗長性を変更してください。

ORA-59607: COMPATIBLE.CLIENTプロパティは、変更のためにFORCEオプションが必要です

原因: FORCEオプションなしでファイル・グループのCOMPATIBLE.CLIENTプロパティを変更しようとしました。

処置: COMPATIBLE.CLIENTプロパティはどのような状況でもダウングレードできないことに注意してください。このプロパティを手動で変更する場合には注意が必要です。それでも変更が必要な場合は、FORCEオプションを使用してこのチェックをオーバーライドしてから、操作を再試行してください。

ORA-59608: ファイル・グループ・プロパティ'string'には、FORCEオプションを使用できません

原因: FORCEオプションを使用できないプロパティでFORCEオプションを使用しようとしました。

処置: FORCEオプションを削除して、もう一度やり直してください。

ORA-59609: ミラー・コピーが準備されたファイルを移動できません

原因: 準備されたミラー・コピーがあるファイルを移動しようとしました。

処置: 既存のミラー・コピーを使用して別のデータベースを作成するか、既存のミラー・コピーを削除しリバランス操作が完了するまで待ちます。操作を再試行してください。

ORA-59610: データベースのバージョン%0!sは、ファイル・グループ'%1!s'と互換性がありません。

原因: Oracle DatabaseインスタンスのCOMPATIBLEパラメータが、ファイル・グループのCOMPATIBLE.CLIENTプロパティの値より小さい値でした。

処置: クライアント・インスタンスのCOMPATIBLEパラメータをCOMPATIBLE.CLIENTバージョン以上のバージョンに更新してください。

ORA-59611: PARITYには、ASMディスク・グループに対する%0!s以上のCOMPATIBLE.RDBMSパラメータが必要です

原因: PARITYの冗長性設定を使用してファイル(グループ)を作成、オープンまたは変更しようとしましたが、ASMディスク・グループのCOMPATIBLE.RDBMSパラメータがPARITY保護をサポートしていないバージョンに設定されていました。

処置: PARITY保護をサポートする必要最小なバージョンと一致するようにCOMPATIBLE.RDBMSパラメータを変更するか(データベース・バージョンが同等かそれ以上の場合)、文にPARITY以外の冗長性設定を指定してください。

ORA-59612: ファイル・グループ'%0!s'はテンプレート・ファイル・グループではありません

原因: FROM TEMPLATE句で指定されたファイル・グループがTEMPLATEクライアント・タイプではありませんでした。

処置: FROM TEMPLATE句でTEMPLATEファイル・グループを指定して、新しく作成されたファイル・グループがそのプロパティをTEMPLATEファイル・グループから継承できるようにしてください。

ORA-59613: ファイル・グループにリバランス完了が必要です

原因: ファイル・グループの冗長性を変更しようとしました。ディスク・グループの現在の状態のため、ASMは操作を実行できませんでした。

処置: リバランスを実行して完了させてください。再均衡化が完了した後、操作を再試行してください。

ORA-59614: プラガブル・データベース'%0!s'のOracle ASMファイル・グループは削除されませんでした。

原因: エラーが検出されたか、ファイル・グループに他のファイルが含まれていたため、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)は削除されたプラガブル・データベースに関連付けられたファイル・グループを削除しませんでした。

処置: Oracle ASMアラート・ログで、ファイル・グループの削除中に発生したエラーがないか確認してください。根本的な問題を修正し、ALTER DISKGROUP DROP FILEGROUPコマンドを使用してOracle ASMインスタンスからファイル・グループを削除してください。あるいは、V$ASM_FILEGROUP_FILEを問い合せて、ファイル・グループに残っているファイル(ある場合)を確認してください。ALTER DISKGROUP MOVE FILEコマンドを使用してOracle ASMインスタンスからファイルを削除するか、別のファイル・グループに移動してください。

ORA-59615: Oracle ASMファイル・グループ'%0!s'のOracle ADVMボリューム・ファイルは、CASCADEオプションを指定したDROP FILEGROUPコマンドを使用して削除できません

原因: ファイルが含まれているOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)ファイル・グループをカスケード削除しようとしました。ボリュームに関連付けられたファイル・グループは、カスケード削除しないでください。

処置: ボリュームを削除して、ボリューム・ファイルを削除してください。ファイルがボリュームの一部ではなく、このファイル・グループに移動された場合は、ファイル・グループを削除する前にファイルを削除します。

ORA-59700: 障害グループstringはサイトstringにすでに属しています

原因: 指定した障害グループを複数のサイトに追加しようとしました。

処置: ディスクの指定時に正しい障害グループ名とサイト名を指定して、操作を再試行してください。

ORA-59701: 指定されたデータ・サイトstringの数が正しくありません。最大許容数: string.

原因: 無効な数のサイトで、拡張冗長性ディスク・グループを作成しようとしました。

処置: ディスク・グループ内の有効な数のサイトを指定して操作を再試行してください。

ORA-59702: 指定された定数サイトstringの数が正しくありません。最大許容数: string.

原因: 無効な数のサイトで、拡張冗長性ディスク・グループを作成しようとしました。

処置: ディスク・グループ内の有効な数のサイトを指定して操作を再試行してください。

ORA-59703: ディスク'string'に矛盾したサイト情報があります

原因: ディスク・ヘッダーに格納されているサイト情報がディスク・グループ情報と一致しませんでした。

処置: ディスク・グループからディスクを削除するか、ディスク・ヘッダーに格納されているサイトと一致するサイト名を指定します。

ORA-59704: コマンドには、少なくともstring個のデータ・サイトとstring個の定数サイトが必要ですが、string個のデータ・サイトとstring個の定数サイトが検出されました

原因: 拡張冗長性ディスク・グループの作成時に指定され検出されたサイトの数が不十分です。

処置: コマンドでデータ・サイトと定数サイトが必要な数だけ指定されていること、および指定されたすべてのディスクがASMによって検出されていることを確認します。V$ASM_DISK固定ビューの問合せで、ASMによって検出されたディスクが表示されます。

ORA-59705: サイトの削除はできません。

原因: サイトを削除しようとしました。

処置: 'ALTER DISKGROUP dg OFFLINE DISK disk'コマンドを使用して、指定されたサイトのディスクをオフラインに設定します。

ORA-59706: 指定した割当て単位サイズ'string'が拡張されたディスク・グループに必要な最小値より小さいです。

原因: 拡張ディスクグループに、割当て単位サイズが4M以上必要でした。

処置: 割当て単位サイズを4M以上に変更して、再試行してください。

ORA-59707: サイト"string"はディスク・グループ"string"に存在しません。

原因: 指定された名前が、ディスク・グループ内のディスクのサイトと一致しませんでした。これは通常、サイト名が正しく指定されていないことを示します。

処置: サイト名を確認してください。

ORA-59708: クラスタ・サイト操作はエラーstringで失敗しました。\nstring

原因: これは内部エラーです。

処置: 付随するエラー・メッセージを確認してください。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-59709: ディスクstring用のサイトが識別されませんでした

原因: ディスクがどのサイトにも属していませんでした。

処置: SQLコマンドでサイト情報を指定します。ASMアプライアンスの場合、cellcliコマンドを使用してディスクのサイト情報を記録することもできます。非アプライアンスの場合は、asmcmdを使用できます。

ORA-59710: サイト情報がディスク・グループstringとディスクstringで一致しません

原因: 指定したディスクのサイト情報属性が、ディスク・グループ内の既存のディスクと一致しませんでした。

処置: 新しいディスクに、既存のディスクと同様の正しいサイト情報が指定されていることを確認してください。ディスク・グループ内のすべてのディスクには、サイト情報がないか、正しく指定されたサイト情報が必要です。

ORA-59711: GUID 'string'で指定されたサイトが存在しません。

原因: 指定されたグローバル一意識別子を使用するサイトが構成されていないため、サイトの取得に失敗しました。

処置: 'crsctl add cluster site site -guid guid'コマンドを使用して、指示されたサイトを追加します。元のコマンドを再試行します。再試行がうまくいかない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-59712: サイト名'string'で指定されたサイトが存在しません。

原因: 示されたサイト名を使用する構成済サイトがなかったため、サイトの取得に失敗しました。

処置: 'crsctl add cluster site site'コマンドを使用して、指示されたサイトを追加します。元のコマンドを再試行します。再試行がうまくいかない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-59713: サイト名'string'はディスク・グループ'string'に存在しません。

原因: 新しいサイト名のディスクをディスク・グループに追加しようとしましたが、これは許可されていません。

処置: サイト名をディスク・グループ内の既存のサイト名に変更し、再試行します。

ORA-59714: 指定されたサイト名'string'が無効です

原因: 無効なサイト名が指定されました。

処置: 1文字以上で15文字以内のサイト名を指定してください。クラスタ名は英数字である必要があり、数字で始めることはできず、ハイフン(-)文字を含めることはできます。ただし、ハイフン(-)文字で終わることはできません。

ORA-59715: ディスク・グループ'string'のサイト情報がありません

原因: サイト情報が、ディスク・グループのすべてのディスクに存在しませんでした。

処置: 'asmcmd rename'コマンドまたはSQLPLUSを使用してディスクのサイトを指定し、操作を再試行します。

ORA-59716: 定数サイトのすべてのディスクの削除は許可されていません

原因: 指定されたディスクが削除されたことで、定数サイトが失われました。定数サイト内のディスクのサブセットのみが指定されている場合は、V$ASM_DISKビューで他のディスクの状態を確認します。

処置: 定数サイト内に少なくとも1つのディスクを保持するようにコマンドを変更し、操作を再試行します。

ORA-59717: ディスク・グループ'string'に使用できないサイトがあるため、リバランスを完了できませんでした

原因: 少なくとも1つのサイトで、それぞれのディスクが削除状態または強制状態になっていました。

処置: 削除されているディスクの削除を取り消すか、サイトにディスクを追加します。

ORA-59718: 1つ以上のディスクが、外部サイトのGUID 'string'で識別されています。

原因: 示されたサイトGUIDが、構成済サイトのいずれにも関連付けられていませんでした。

処置: コマンド'crsctl query cluster site -all'を実行して、既存のサイトをリストします。 'crsctl modify cluster site site -addguid guid'を使用して、示されたサイトGUIDをサイトに関連付け、操作を再試行します。

ORA-59719: ディスク・グループ'string'はマウントされていますが、GUIDは外部サイトのものです

原因: 外部サイトのGUIDを持つディスク・グループをマウントしようとしました。

処置: これは警告メッセージです。詳細は、付随するエラー・メッセージを調べてください。

ORA-59720: ディスク・グループstringのデータ・サイトのフェイル・グループ数が異なります。

原因: 各データ・サイトに異なる数のフェイル・グループがあるディスク・グループを作成しようとしました。

処置: データ・サイトのフェイル・グループ数が同じであることを確認し、再試行してください。

ORA-59800: ディスク'string'のアクティブな使用とそのラベル・クリアを一緒に行うことはできません

原因: LABEL CLEARコマンドで、使用中のディスクが指定されました。

処置: このディスクを使用しているディスク・グループをディスマウントし、LABEL CLEARコマンドを再試行してください。Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスでV$ASM_CLIENT固定ビューを問い合せるか、ASMCMD LSOFを使用してアクティブ・クライアントをリストしてください。*パラメータ: 1) disk_name: ラベル消去操作用に指定したディスクのパス名。

ORA-59801: Oracle ASMFDは、システムで構成されていません。

原因: Oracle ASMフィルタ・ドライバ(Oracle ASMFD)コマンドが、Oracle ASMFDライブラリが存在していないか、カーネル・ドライバがロードされていない状態で実行されていました。

処置: コマンドASMCMD AFD_STATEを使用して、Oracle ASMFDのステータスを確認してください。

ORA-59850: ディスク・グループ'string'内のすべてのディスクをオンラインにする必要があります

原因: ディスク・グループ内の1つ以上のディスクがオフラインでした。

処置: オフラインのディスクをオンラインにしてください。