135 PRCE-01000からPRCE-01033

PRCE-01000: エクスポート・ファイル・システム・リソース{0}の作成に失敗しました

原因: 指定したエクスポート・パスのエクスポート・ファイル・システム・リソースを作成できませんでした。考えられる原因: 1) CRSスタックが使用不可でした。2) ASMインスタンスが実行されていませんでした。3) ユーザーが管理者アクセス権限のあるアカウント(root、Administratorなど)で実行していませんでした。4) ユーザーが使用するリソースをリクエストしたエクスポート・パスを識別できませんでした。

処置: 1) CRSスタックが使用可能であることを確認してください(crsctl check crs) 2) ASMが実行中であることを確認してください(srvctl status asm) 3) ユーザーが管理者アクセス権限のあるアカウントで実行していることを確認してください。4) リソース作成コマンドに指定されたエクスポート・パスが存在することを確認してください。

PRCE-01001: エクスポート・ファイル・システム・リソース{0}はすでに存在します

原因: 指定したパスのエクスポート・ファイル・システム・リソースを作成しようとしましたが、すでに存在していました。

処置: 別のエクスポート・パスを指定するか、前のリソースを削除してから再試行してください。

PRCE-01002: エクスポート・ファイル・システム・リソース{0}を追加できません

原因: 指定したエクスポート・パスのエクスポート・ファイル・システム・リソースを追加できませんでした。考えられる原因: 1) CRSスタックが使用不可でした。2) ASMインスタンスが実行されていませんでした。3) ユーザーが管理者アクセス権限のあるアカウント(root、Administratorなど)で実行していませんでした。4) ユーザーが使用するリソースをリクエストしたエクスポート・パスを識別できませんでした。

処置: 1) CRSスタックが使用可能であることを確認してください('crsctl check crs')。2) ASMが実行中であることを確認してください('srvctl status asm')。3) ユーザーが管理者アクセス権限のあるアカウントで実行していることを確認してください。4) リソース作成コマンドに指定されたエクスポート・パスが存在することを確認してください。

PRCE-01003: エクスポート・ファイル・システム・リソース{0}のエクスポート・パスを取得できません

原因: 指定されたエクスポート・ファイル・システム・リソースのエクスポート・パスを取得できませんでした。考えられる原因: 1) CRSスタックが使用不可でした。2) ユーザーが管理者アクセス権限のあるアカウントで実行していませんでした。(root、Administratorなど)

処置: 1) CRSスタックが使用可能であることを確認してください。('crsctl check crs') 2) ユーザーが管理者アクセス権限のあるアカウントで実行していることを確認してください。

PRCE-01004: エクスポート・ファイル・システム・リソース{0}のエクスポート・ファイル・システム構成の削除に失敗しました

原因: 指定されたディスク・グループおよびボリュームのエクスポート・ファイル・システム構成を削除できません。

処置: 1) CRSスタックが使用可能であることを確認してください。('crsctl check crs') 2) ユーザーが管理者アクセス権限のあるアカウントで実行していることを確認してください。

PRCE-01005: ACFSファイル・システム・リソースがエクスポート・パス{0}に存在しません

原因: 指定したエクスポート・パスのACFSファイル・システム・リソースが、Oracle Clusterwareに登録されていませんでした。

処置: コマンドsrvctl add filesystemを使用して、ACFSファイル・システム・リソースを作成してください。

PRCE-01006: HA VIPリソースがOracle Clusterware内に存在しません

原因: Oracle Clusterwareに登録されているHA VIPリソースがありません。

処置: コマンド'srvctl add havip'を使用して、HA VIPリソースを作成してください。

PRCE-01007: エクスポート・ファイル・システム{1}のエクスポート・パスを{0}に更新できませんでした

原因: エクスポート・ファイル・システムのエクスポート・パスを更新しようとして失敗しました。

処置: 付随するエラー・メッセージで詳細を調べてください。

PRCE-01008: エクスポート・ファイル・システム{1}のエクスポート・オプションを{0}に更新できませんでした

原因: エクスポート・ファイル・システムのエクスポート・オプションを更新しようとして失敗しました。

処置: 付随するエラー・メッセージで詳細を調べてください。

PRCE-01009: エクスポート・ファイル・システム{1}のエクスポート・クライアントを{0}に更新できませんでした

原因: エクスポート・ファイル・システムのエクスポート・クライアントを更新しようとして失敗しました。

処置: 付随するエラー・メッセージで詳細を調べてください。

PRCE-01010: エクスポート・ファイル・システム{0}のエクスポート・オプションの取得に失敗しました

原因: エクスポート・ファイル・システムのエクスポート・オプションを取得しようとして失敗しました。

処置: 付随するエラー・メッセージで詳細を調べてください。

PRCE-01011: エクスポート・ファイル・システム{0}のエクスポート・クライアントの取得に失敗しました

原因: エクスポート・ファイル・システムのエクスポート・クライアントを取得しようとして失敗しました。

処置: 付随するエラー・メッセージで詳細を調べてください。

PRCE-01012: エクスポート・ファイル・システム・リソースがOracle Clusterware内に存在しません

原因: Oracle Clusterwareに登録されているエクスポート・ファイル・システム・リソースはありません。

処置: コマンド'srvctl add exportfs'を使用して、エクスポート・ファイル・システム・リソースを作成してください。

PRCE-01013: エクスポート・パス"{0}"が絶対パスではありません

原因: エクスポート・パス値が絶対パスではありませんでした。

処置: '-path'引数に絶対パスを指定してください。

PRCE-01014: HAVIP {0}のエクスポート・ファイル・システム・リソースの取得に失敗しました

原因: 指定したHAVIPのエクスポート・ファイル・システム・リソースを取得しようとして失敗しました。

処置: 付随するエラー・メッセージで詳細を調べてください。

PRCE-01015: エクスポート・ファイル・システム・リソースがOracle ClusterwareのHAVIP {0}に存在しません

原因: Oracle Clusterwareに登録されている指定したHAVIPのエクスポート・ファイル・システム・リソースがありません。

処置: コマンド'srvctl add exportfs'を使用して、指定したHAVIPを使用したエクスポート・ファイル・システム・リソースを作成してください。

PRCE-01016: エクスポート・ファイル・システム{1}のエクスポート・クライアントなしで、パス"{0}"がすでに構成されています

原因: エクスポート・クライアントが指定されていないエクスポート・ファイル・システムのパスがすでに構成されています。

処置: 新しいクライアントを追加する場合、エクスポート・ファイル・システムを変更してから、新しいクライアントを追加してください。

PRCE-01017: エクスポート・ファイル・システム{2}のエクスポート・クライアント"{1}"を指定したパス"{0}"がすでに構成されています

原因: エクスポート・クライアントが指定されたエクスポート・ファイル・システムのパスがすでに構成されています。

処置: 新しいクライアントを追加する場合、エクスポート・ファイル・システムを変更してから、新しいクライアントを追加してください。

PRCE-01018: HAVIP説明の文字の最大長({0})を超えています: {1}

原因: ユーザーが、HAVIP説明で許可されている最大長を超える文字を入力しました。

処置: 最大限度以下の文字数で値を指定してください。

PRCE-01019: HAVIPアドレス{0}がネットワーク・リソース{2}のサブネット{1}にありません

原因: 高可用性仮想IP (HAVIP)のサブネットが、ネットワーク・リソースのサブネットと一致しませんでした。

処置: サブネットが一致するVIPアドレスとネットワークの組合せで、SRVCTLコマンドを再試行してください。

PRCE-01020: VIPアドレスにnullは使用できません

原因: このAPIの仮想インターネット・プロトコル(VIP)アドレス・パラメータとしてnull値が指定されました。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

PRCE-01021: ネットワークにnullは使用できません

原因: このAPIにnull値がネットワーク・パラメータとして指定されました。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

PRCE-01022: 説明にnullは使用できません

原因: このAPIに説明パラメータとしてnull値が指定されました。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

PRCE-01023: エクスポート・パス"{0}"は単一ノードのACFSファイル・システム・リソースにできません

原因: 指定されたパスが単一ノードのACFSファイル・システム・リソースであるため、エクスポート・ファイル・システムを追加しようとして失敗しました。

処置: クラスタ全体のACFSファイル・システム・リソースのパスを指定してください。

PRCE-01024: 指定されたアドレスまたはVIP名"{0}"のHA VIPリソースがOracle Clusterware内に存在しません

原因: Oracle Clusterwareに、指定されたアドレスまたはVIP名のHA VIPリソースが見つかりませんでした。

処置: コマンド'srvctl config havip'を使用して、登録済のHA VIPのリストを取得してください。

PRCE-01025: 指定したVIP名"{0}"は、ネットワーク"{1}" IPv4およびIPv6サブネットと一致するIPv4およびIPv6アドレスに解決されません

原因: 指定したVIP名が、ネットワーク・リソースのIPv4およびIPv6サブネットと一致するIPv4およびIPv6アドレスの両方に解決されませんでした。

処置: 指定されたVIP名が、ネットワーク・リソースのサブネットと一致するIPv4アドレスとIPv6アドレスの両方に解決されることを確認してください。nslookup vipname'を使用して、VIP名の解決後のアドレスを表示します。コマンド'srvctl config network'を使用して、ネットワーク・リソースのサブネットを表示します。

PRCE-01026: エクスポートFSリソースなしでHAVIPリソースを起動できません。

原因: Oracle Clusterwareに登録されたエクスポートFSがないため、指定されたHAVIPリソースを起動できませんでした。

処置: 'srvctl add exportfs'コマンドを使用してエクスポートFSを追加してください。

PRCE-01027: エクスポート・ファイル・システム{0}の検証に失敗しました。エクスポート・パス"{1}"は、同じエクスポート・クライアントおよびホーム・ノードのHAVIP {3}を使用するエクスポート・ファイル・システム{2}にすでに構成されています。

原因: 別のエクスポート・ファイル・システムは、同じエクスポート・クライアント、パスおよびHAVIPホーム・ノードですでに構成されています。

処置: エクスポート・ファイル・システムまたはHAVIPのホーム・ノードを変更してください。

PRCE-01028: パス"{0}"の正規パスを取得しようとして失敗しました。

原因: 通常、パス名からの「.」や「..」などの冗長な名前の削除、(UNIXプラットフォーム上の)シンボリックリンクの解決、ドライブ文字の(Microsoft Windowsプラットフォーム上の)標準文字への変換が関連しているため、指定されたパスの正規パスを取得しようとして失敗しました。

処置: 付随するエラー・メッセージで詳細を調べてください。

PRCE-01029: エクスポート・パス"{0}"は、エクスポートされたファイル・システム{1}のサブディレクトリを指定しています。

原因: 指定されたパス名を使用してファイル・システムをエクスポートしようとしましたが、パス名のターゲットがすでにエクスポートされているファイル・システムのサブディレクトリであったため、拒否されました。

処置: エクスポートされたパスのサブディレクトリではないエクスポート・パスを指定するか、すでに構成されているエクスポート・ファイル・システムを使用してください。

PRCE-01030: エクスポート・パス"{0}"は、エクスポートされたファイル・システム{1}の親ディレクトリを指定しています。

原因: 指定されたパス名を使用してファイル・システムをエクスポートしようとしましたが、パス名のターゲットがすでにエクスポートされているファイル・システムの親ディレクトリであったため、拒否されました。

処置: エクスポートされたパスの親ディレクトリではないエクスポート・パスを指定するか、すでに構成されているエクスポート・ファイル・システムを変更してください。

PRCE-01031: 実行中にNetwork Attached Storage (NAS)リソースの変更に失敗しました

原因: 指定したNetwork Attached Storage (NAS)の構成を変更しようとしましたが、そのリソースが実行されているため、失敗しました。

処置: 指定されたNetwork Attached Storage (NAS)リソースを停止し、操作を再試行してください。

PRCE-01032: ID {0}のHA VIPはすでに存在します

原因: 指定されたIDにリソースが構成されたため、HA VIPを追加しようとして失敗しました。

処置: 別のIDを指定して操作を再試行してください。

PRCE-01033: トランスポートVIPリソースがOracle Clusterware内に存在しません。

原因: トランスポートVIPリソースがOracle Clusterwareに登録されていないため、トランスポートVIPを必要とするコマンドを実行しようとして拒否されました。

処置: 'advmutil'コマンドを使用してトランスポートVIPリソースを作成してから、操作を再試行してください。